『鴉東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』
ネタバレしてますので、閲覧にはご注意ください。
クリアしました。攻略本を完全に頼りにして、総プレイ時間およそ40時間ほどでした。
そうですね、終わってみれば、主人公に謝らなきゃいけない奴が、私がわかる範囲だけでも三人はいると思うんですが、そいつらの所業はどうしてくれるんでしょうねえ? 厳密に言えばもっといるぞお?
もう、大人たちの呆れた態度に、感情入力のコマンドすら不要の勢いでしたよ。
大体がな、死ぬのがわかっていて身代わりにした時点で、それはもう殺人なわけだよ。「死ぬかもしれない」じゃなくて「死ぬ」結果に追いやった時点で、それはもうしちゃいけないことなわけだ。
それをしておいてだよ、明確な謝罪一切なしに、ぬけぬけと家族だ、なんだと主張してくる奴は、脳みそが沸いているとしか思えません。
こんなうすら寒い家族など、いらんわ! 今すぐこの家から出て行きたい! と本気で思いました。
許せる許せないの問題じゃないですよ。というか許せないですよ。
一番許せないのが、そんなことしておいて、それでもコミュニケーションとりたがってるあの姿ですよ。
まだ、だましている最中は「こいつを逃がしちゃいけない」的な感覚で、いい関係を築きたいのはわかりますよ。でも、わかってしまった以上、主人公といい関係を築こうとすること自体がナンセンスだし、築きたいのであれば、一番先にしなきゃいけないことは、謝罪! 土下座して許してくれと頼んで、それでも許されないのがお前の行い! 違うか!?
これ、最初から最後まで敵で、別に許されなくても元々お前と仲良くする気さらさらないし、なら、全く構わないんですが、そうでないだけに、あいつはもう脳を叩き割ってやればいいと思うんだ。
しかもだ、それを甘受して、親を甘やかしているあの子も子だ! 自分が知らなかったことは罪でもなんでもないけど、知ってしまったのなら、お前は一緒になって頭を下げる立場じゃないのか!?
大体、主人公の上司もおかしいですよね。滞在先をあの寺に選んでおきながら、「秘められた事実を知ったのはつい最近」とかそんなわけねえだろうが!
あの血統が続いている以上、それは真っ先に知っていて当然のことであって、イレギュラーなことが起こったのなら尚更、「なんでそうなったのか」調べるのがお前の仕事だろう!? それを怠った挙句、全部丸投げって、どんだけ役に立たねえんだよ!!
あと、最初から最後まで呪言花札がなんなのかよくわかりませんでした。
何で途中で執行者変えちゃいけないの? 主人公が死ねば、次が選べるってわけがわからないぞ? 何で「変更に際して死が必要」なのか意味不明です。
だから、最後の彼が何を主張したいのか全くわかりませんでした。
魔人のカオス君よりもわけがわからないラスボスなんて、久しぶりだわー。カオス君はまだ、完璧に操り人形だったので、あれはあれでよかったのですが。
実際、大団円のEDじゃなくて、封印EDとか、消滅ED見てれば終わりとしては十分だと思います。封印EDは結構感動しましたよ。負の連鎖が。
頑張ってクリスマスフラグをヒロインと義王(ミギーと二択)以外全員成功させましたが、その見返りがなかったので、疲れただけでした。
最終章は、全員会話を一度見たあと、カレーレシピを見るダンジョンでゲームオーバーになったので、やり直した後は誰とも会話しないでクリアしました。
てきめんにキャラ萌えできなかったので、二週目は遊ばないと思います。
雉明は可愛かったけど、何でこいつにそこまで懐かれたのか序章を見てもよくわからんし。まだ、白ポジションで「貴方と過ごした日々が私を変えた」なら理解もできたんだけど。
大人組のわけのわからなさとか、頼りにならなさとか、人として終わってるだろうさとかは、もう論外としても、主人公死にます事件の最中も後も、誰一人主人公を心配するわけでもなく、勝手気ままに明後日の未来を見ている同級生たちにも、感情移入できませんでした。
なんつうか、本当に今回の主人公は、誰に愛されるわけでもなく不遇だな…。
こう、話には関わってこなくても、戦闘で使うことによって沸く愛着っていうのは、絶対にあると思うんですが、今回戦闘時における仲間ってアイテムくらいの価値しかないし、しかもダンジョンで遭遇しないと敵と戦えない以上、一緒にいるから妄想が捏造できる、っていう仕組みにもなってないわけです。
だから、物語中でとことん愛せる要因をぶち込むのは、あってると思うんですが、でも、誰も、主人公を理解しようって言う気がないっつーか…。
細かなシステム的なことも、インターミッションにも関わらず、装備品やアイテム整理ができないとか、要するに出来る機能が限られているとか、意味不明なものも多くありました。装備品とか、アイテム整理をインターミッションでやらないで何処でやるのか、っつー話ですよ。
路上なのに自室に置いてある品物で調合はできるくせに、携帯品はダンジョン入る間際じゃないとできないとか、なんなの?
ダンジョンのマップがワンボタンで見られないとか、携帯の文字が見にくい(あれだけ秀逸(神がかっていたタイミングと内容)だった『九龍』の携帯と違い、今回はうっとうしいだけだった)とか、クエストも意味不明だったり、実際クエストの情報閲覧がとても見づらい(達成したものはせめて色が変わるとかさー)、戦闘時Rボタンでコマンドが行き過ぎても、Lボタンで戻れない(選択時に、延々右回りしかできないというか。通り過ぎちゃうと、またぐるっと回らなきゃいけないというか)とか、札で武器を強化してもダンジョンから出るとリセットされちゃうとか。
MAP上で一つの場所にいったら、そこから出るのに、5、6回ボタンを押さなきゃならないとか。しかも×ボタンだけでキャンセルきかず、絶対に○ボタンを押さなきゃ画面が止まるとか。
大きな不具合とかじゃないんですが、RPGやるからには普通じゃねえの? 的なシステム周りも個人的には気になりました。
クエストなんて、あれほど難解な文章(私は攻略見ちゃいましたけどね。考える気もないので)なのに、情報閲覧までどれだけコマンド重ねなきゃならんのよ、というか。
戦闘に関しては、射撃武器でぶっ放していりゃ倒せます。
で、敵と距離を置いて、萩の札で吹き飛ばせ。それで全部片付くから。
パラメーターアップも、体育と移動力さえあれば他に何も要らないです。仲間のスキルなんて、本当に数えるくらいしか使わなかったよ。
個人的には、仲間との絆とかそういうのを楽しむ人にはあまりお勧めできないし、カッコイイ大人たちが見たい人にもお勧めできないので、純粋にダンジョンやマップの雰囲気を楽しむ方が遊ぶ分にはいいのではないかと。コレクション的要素は実際あまりないような気がしますが、エクストラダンジョンもありますし、仲間との関係とか無視すれば、それなりに楽しいと思います。私も一番一生懸命になったのは、クエストクリアだったよ…。
最後に、物凄く個人的な好みになりますが、キャラデザが…どうしても…受け付けなかった…。
九龍のときは、本当にカッコイイと思ったのになあ! 上手さでいったら、魔人なんかよりも上手に決まっているんですが、ともかく全員太って見えるのは何故なんでしょうか。正直そういう意味で辛かったです。ファミ通から出たパーフェクトガイドは、主人公が凄くハーレムで、あのデザインが一番良かったですね。
ネタバレしてますので、閲覧にはご注意ください。
クリアしました。攻略本を完全に頼りにして、総プレイ時間およそ40時間ほどでした。
そうですね、終わってみれば、主人公に謝らなきゃいけない奴が、私がわかる範囲だけでも三人はいると思うんですが、そいつらの所業はどうしてくれるんでしょうねえ? 厳密に言えばもっといるぞお?
もう、大人たちの呆れた態度に、感情入力のコマンドすら不要の勢いでしたよ。
大体がな、死ぬのがわかっていて身代わりにした時点で、それはもう殺人なわけだよ。「死ぬかもしれない」じゃなくて「死ぬ」結果に追いやった時点で、それはもうしちゃいけないことなわけだ。
それをしておいてだよ、明確な謝罪一切なしに、ぬけぬけと家族だ、なんだと主張してくる奴は、脳みそが沸いているとしか思えません。
こんなうすら寒い家族など、いらんわ! 今すぐこの家から出て行きたい! と本気で思いました。
許せる許せないの問題じゃないですよ。というか許せないですよ。
一番許せないのが、そんなことしておいて、それでもコミュニケーションとりたがってるあの姿ですよ。
まだ、だましている最中は「こいつを逃がしちゃいけない」的な感覚で、いい関係を築きたいのはわかりますよ。でも、わかってしまった以上、主人公といい関係を築こうとすること自体がナンセンスだし、築きたいのであれば、一番先にしなきゃいけないことは、謝罪! 土下座して許してくれと頼んで、それでも許されないのがお前の行い! 違うか!?
これ、最初から最後まで敵で、別に許されなくても元々お前と仲良くする気さらさらないし、なら、全く構わないんですが、そうでないだけに、あいつはもう脳を叩き割ってやればいいと思うんだ。
しかもだ、それを甘受して、親を甘やかしているあの子も子だ! 自分が知らなかったことは罪でもなんでもないけど、知ってしまったのなら、お前は一緒になって頭を下げる立場じゃないのか!?
大体、主人公の上司もおかしいですよね。滞在先をあの寺に選んでおきながら、「秘められた事実を知ったのはつい最近」とかそんなわけねえだろうが!
あの血統が続いている以上、それは真っ先に知っていて当然のことであって、イレギュラーなことが起こったのなら尚更、「なんでそうなったのか」調べるのがお前の仕事だろう!? それを怠った挙句、全部丸投げって、どんだけ役に立たねえんだよ!!
あと、最初から最後まで呪言花札がなんなのかよくわかりませんでした。
何で途中で執行者変えちゃいけないの? 主人公が死ねば、次が選べるってわけがわからないぞ? 何で「変更に際して死が必要」なのか意味不明です。
だから、最後の彼が何を主張したいのか全くわかりませんでした。
魔人のカオス君よりもわけがわからないラスボスなんて、久しぶりだわー。カオス君はまだ、完璧に操り人形だったので、あれはあれでよかったのですが。
実際、大団円のEDじゃなくて、封印EDとか、消滅ED見てれば終わりとしては十分だと思います。封印EDは結構感動しましたよ。負の連鎖が。
頑張ってクリスマスフラグをヒロインと義王(ミギーと二択)以外全員成功させましたが、その見返りがなかったので、疲れただけでした。
最終章は、全員会話を一度見たあと、カレーレシピを見るダンジョンでゲームオーバーになったので、やり直した後は誰とも会話しないでクリアしました。
てきめんにキャラ萌えできなかったので、二週目は遊ばないと思います。
雉明は可愛かったけど、何でこいつにそこまで懐かれたのか序章を見てもよくわからんし。まだ、白ポジションで「貴方と過ごした日々が私を変えた」なら理解もできたんだけど。
大人組のわけのわからなさとか、頼りにならなさとか、人として終わってるだろうさとかは、もう論外としても、主人公死にます事件の最中も後も、誰一人主人公を心配するわけでもなく、勝手気ままに明後日の未来を見ている同級生たちにも、感情移入できませんでした。
なんつうか、本当に今回の主人公は、誰に愛されるわけでもなく不遇だな…。
こう、話には関わってこなくても、戦闘で使うことによって沸く愛着っていうのは、絶対にあると思うんですが、今回戦闘時における仲間ってアイテムくらいの価値しかないし、しかもダンジョンで遭遇しないと敵と戦えない以上、一緒にいるから妄想が捏造できる、っていう仕組みにもなってないわけです。
だから、物語中でとことん愛せる要因をぶち込むのは、あってると思うんですが、でも、誰も、主人公を理解しようって言う気がないっつーか…。
細かなシステム的なことも、インターミッションにも関わらず、装備品やアイテム整理ができないとか、要するに出来る機能が限られているとか、意味不明なものも多くありました。装備品とか、アイテム整理をインターミッションでやらないで何処でやるのか、っつー話ですよ。
路上なのに自室に置いてある品物で調合はできるくせに、携帯品はダンジョン入る間際じゃないとできないとか、なんなの?
ダンジョンのマップがワンボタンで見られないとか、携帯の文字が見にくい(あれだけ秀逸(神がかっていたタイミングと内容)だった『九龍』の携帯と違い、今回はうっとうしいだけだった)とか、クエストも意味不明だったり、実際クエストの情報閲覧がとても見づらい(達成したものはせめて色が変わるとかさー)、戦闘時Rボタンでコマンドが行き過ぎても、Lボタンで戻れない(選択時に、延々右回りしかできないというか。通り過ぎちゃうと、またぐるっと回らなきゃいけないというか)とか、札で武器を強化してもダンジョンから出るとリセットされちゃうとか。
MAP上で一つの場所にいったら、そこから出るのに、5、6回ボタンを押さなきゃならないとか。しかも×ボタンだけでキャンセルきかず、絶対に○ボタンを押さなきゃ画面が止まるとか。
大きな不具合とかじゃないんですが、RPGやるからには普通じゃねえの? 的なシステム周りも個人的には気になりました。
クエストなんて、あれほど難解な文章(私は攻略見ちゃいましたけどね。考える気もないので)なのに、情報閲覧までどれだけコマンド重ねなきゃならんのよ、というか。
戦闘に関しては、射撃武器でぶっ放していりゃ倒せます。
で、敵と距離を置いて、萩の札で吹き飛ばせ。それで全部片付くから。
パラメーターアップも、体育と移動力さえあれば他に何も要らないです。仲間のスキルなんて、本当に数えるくらいしか使わなかったよ。
個人的には、仲間との絆とかそういうのを楽しむ人にはあまりお勧めできないし、カッコイイ大人たちが見たい人にもお勧めできないので、純粋にダンジョンやマップの雰囲気を楽しむ方が遊ぶ分にはいいのではないかと。コレクション的要素は実際あまりないような気がしますが、エクストラダンジョンもありますし、仲間との関係とか無視すれば、それなりに楽しいと思います。私も一番一生懸命になったのは、クエストクリアだったよ…。
最後に、物凄く個人的な好みになりますが、キャラデザが…どうしても…受け付けなかった…。
九龍のときは、本当にカッコイイと思ったのになあ! 上手さでいったら、魔人なんかよりも上手に決まっているんですが、ともかく全員太って見えるのは何故なんでしょうか。正直そういう意味で辛かったです。ファミ通から出たパーフェクトガイドは、主人公が凄くハーレムで、あのデザインが一番良かったですね。
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