ブリの映画どんななんでしょうね。
漫画にはさほどはまらず、アニメも含め、本命が狛村で次点がマユリで強いて言えば顔に数字のある奴のルックスは好きだけど、結局卯の花隊長は二次創作世界に四番隊という救いの神を作ったパイオニアとして尊敬していますくらいの関心なんですが(よくわかりません)結局、狛村隊長、二言くらいしか話さないらしいんで、世の中の世知辛さを年末に味わいたくもないなあ、と思い自重することにします。何でそんなに人気ないかね。本編での出番の少なさだろうか。人狼の世間的評価はそれほどまでに低いか。
しかし、ローソンではぬいぐるみを売り出すという暴挙が。
わけわかりませんよ、誰が買うのこのぬいぐるみ。
値段も3500円とお高め。いよいよ誰が買うの。
ただし、できはそれなりっぽいのがよけに腹立たしい。
こういうのは、コミケとかアニメイトで売ってくれりゃいいのに。買わないけど。
泡坂「二つもゲームが積んでありますが、1月発売の『蟲師』がやはり気になります。アニメきれいだったし、買おうかなあ」
澤田「内容も硬派というか、蟲を集める、っていうポケモンみたいな感じらしい」
池波「ただ、そうなると、ギンコを落としたいとか、そんな楽しみ方はなさそうだけどな」
「別にそんな楽しみ方をする気はさらさらありませんが、すみません嘘です。まあ、それはそれとして、どうしようかなあと思ってるんですよね」
「DSならプレイ時間もそれほど短くないだろうし購入してみてもいいんじゃないか?」
「ただ、キャラクターものにありがちな地雷臭もしないわけじゃないんですよ。特にアニメが良かっただけに、評価辛くなりそうですし」
「お前地雷って、二月に発売される、どっかのホストクラブよりも、よっぽどまともじゃねえの?」
「それとこれとは別問題ですよ。あれはいいんです、そういうもんだとこっちがわかって買うんですから。ただ、そうじゃないスタンスで売り出されるゲームが、そうだった場合のショックの方が大きいじゃないですか」
「じゃあ、世間の評判を待ってからにすればいいじゃないか。しばらくすれば、泡坂の好きな攻略本とか出るだろう。泡坂攻略本とか、設定資料集とか好きだし」
「確かに嫌いじゃないですが、なんとなく、澤田さんに言われるとイラっとくるというか………」
「なんだそれ!」
「万が一発売日に買うとなると、『蟲師』、『ラストエスコート』『奈落の城』『遙か4』って、年明け早々、随分出費がかさむなあ」
「それも問題なんですよね。ホストは前作が面白かっただけに、恩返しのつもりでちゃんと予約購入したいですし、まあ遙か4も基本なので抑えておきたいし。大体、この四つのラインナップの中で、攻略いらないでとりあえずクリアできそうなのって、遙か以外にありえませんし」
「奈落の城の難易度もわからないしな」
「前作とシステムがそう変わっていないのであればいいんですけどね。いえ、変わって欲しいシステムは山ほどありましたが………。うーんどうしようかなあ。とりあえず、乙女二作は買います。中古でもそれほど値崩れしないし」
「お前、遙か3も全部手元にねえもんな」
「私が持っているのって、なんでしょうね? 遙かの1と2はありますよ。好きだから。あと売り損ねちゃったネオアンジェリークもあったかなあ」
「案外残してないんだな」
「思い出した。アルバレアはありますよ。アルバレアは。あれは捨てない。面白いから」
「澤田、お前『奈落の城』買えよ」
「そうしたらお前、『蟲師』買え」
「いいですよ別に自分で買いますから。萌えは誰よりも先に味わいたいのが人情ってもんじゃないですか」
「なんだその人情」
「じゃ、とりあえず年明け気になるのは、その四本ってことか」
「あと一つ、買うわけじゃないんですけど、気になるのはあります」
「なんだ?」
「これ」
「………………………」
「………………………」
「なんだこれ」
「そんなの知りませんよ。むしろ私が知りたいくらいですよ。まあデザインが学園ヘヴンの人なんで、BLなんだろうなってことくらいは想像つきますが」
「それ、想像じゃなくて偏見だろ。それ言ったら小島スプロダクションどうなんだよ。こいつら全員ダンボールに潜むのか」
「何にせよ、濃い内容なんだろうなあ、とは思いますけどね。あ、ちなみに私は買いません。多分どんな内容であろうとも」
漫画にはさほどはまらず、アニメも含め、本命が狛村で次点がマユリで強いて言えば顔に数字のある奴のルックスは好きだけど、結局卯の花隊長は二次創作世界に四番隊という救いの神を作ったパイオニアとして尊敬していますくらいの関心なんですが(よくわかりません)結局、狛村隊長、二言くらいしか話さないらしいんで、世の中の世知辛さを年末に味わいたくもないなあ、と思い自重することにします。何でそんなに人気ないかね。本編での出番の少なさだろうか。人狼の世間的評価はそれほどまでに低いか。
しかし、ローソンではぬいぐるみを売り出すという暴挙が。
わけわかりませんよ、誰が買うのこのぬいぐるみ。
値段も3500円とお高め。いよいよ誰が買うの。
ただし、できはそれなりっぽいのがよけに腹立たしい。
こういうのは、コミケとかアニメイトで売ってくれりゃいいのに。買わないけど。
泡坂「二つもゲームが積んでありますが、1月発売の『蟲師』がやはり気になります。アニメきれいだったし、買おうかなあ」
澤田「内容も硬派というか、蟲を集める、っていうポケモンみたいな感じらしい」
池波「ただ、そうなると、ギンコを落としたいとか、そんな楽しみ方はなさそうだけどな」
「別にそんな楽しみ方をする気はさらさらありませんが、すみません嘘です。まあ、それはそれとして、どうしようかなあと思ってるんですよね」
「DSならプレイ時間もそれほど短くないだろうし購入してみてもいいんじゃないか?」
「ただ、キャラクターものにありがちな地雷臭もしないわけじゃないんですよ。特にアニメが良かっただけに、評価辛くなりそうですし」
「お前地雷って、二月に発売される、どっかのホストクラブよりも、よっぽどまともじゃねえの?」
「それとこれとは別問題ですよ。あれはいいんです、そういうもんだとこっちがわかって買うんですから。ただ、そうじゃないスタンスで売り出されるゲームが、そうだった場合のショックの方が大きいじゃないですか」
「じゃあ、世間の評判を待ってからにすればいいじゃないか。しばらくすれば、泡坂の好きな攻略本とか出るだろう。泡坂攻略本とか、設定資料集とか好きだし」
「確かに嫌いじゃないですが、なんとなく、澤田さんに言われるとイラっとくるというか………」
「なんだそれ!」
「万が一発売日に買うとなると、『蟲師』、『ラストエスコート』『奈落の城』『遙か4』って、年明け早々、随分出費がかさむなあ」
「それも問題なんですよね。ホストは前作が面白かっただけに、恩返しのつもりでちゃんと予約購入したいですし、まあ遙か4も基本なので抑えておきたいし。大体、この四つのラインナップの中で、攻略いらないでとりあえずクリアできそうなのって、遙か以外にありえませんし」
「奈落の城の難易度もわからないしな」
「前作とシステムがそう変わっていないのであればいいんですけどね。いえ、変わって欲しいシステムは山ほどありましたが………。うーんどうしようかなあ。とりあえず、乙女二作は買います。中古でもそれほど値崩れしないし」
「お前、遙か3も全部手元にねえもんな」
「私が持っているのって、なんでしょうね? 遙かの1と2はありますよ。好きだから。あと売り損ねちゃったネオアンジェリークもあったかなあ」
「案外残してないんだな」
「思い出した。アルバレアはありますよ。アルバレアは。あれは捨てない。面白いから」
「澤田、お前『奈落の城』買えよ」
「そうしたらお前、『蟲師』買え」
「いいですよ別に自分で買いますから。萌えは誰よりも先に味わいたいのが人情ってもんじゃないですか」
「なんだその人情」
「じゃ、とりあえず年明け気になるのは、その四本ってことか」
「あと一つ、買うわけじゃないんですけど、気になるのはあります」
「なんだ?」
「これ」
「………………………」
「………………………」
「なんだこれ」
「そんなの知りませんよ。むしろ私が知りたいくらいですよ。まあデザインが学園ヘヴンの人なんで、BLなんだろうなってことくらいは想像つきますが」
「それ、想像じゃなくて偏見だろ。それ言ったら小島スプロダクションどうなんだよ。こいつら全員ダンボールに潜むのか」
「何にせよ、濃い内容なんだろうなあ、とは思いますけどね。あ、ちなみに私は買いません。多分どんな内容であろうとも」
『シド』にオリジナル三人組小説、「クリスマス?」更新です。
ご感想、ご意見などいただければ幸いです。
奴等は、恵まれていると思います(現実との悲しい相違)。
先日職場の看護師さんに、
「井原ちゃん、関ジャニ∞の村上に似てるよね」
と言われました。
検索してみましたが、理解できません。
あまり賛同されたことはないですが、一時期自分では岸谷五朗に似ていると思っていました。
どちらにせよ女性らしい可愛さとは無縁です。
真夜中Wikipediaで実在の競争馬の欄を見て涙する私(怖いよ)。
みどりのマキバオーを調べていると、実在の競争馬の名前が出てきてそこから飛んだりすると、色々なエピソードがあって泣ける。
予後不良とか涙で前が見えない。
気性の荒い馬だけど特定の相手とは仲が良くていつも一緒にいたとか、ものすげえロマン。まさにネオロマ。ウマロマ。
マキバオーの話題ばかりで皆様のニーズにお答えしているとは言いがたいですが、きっとまだまだ続きます(塀の中の懲りない人)。
いや、マキバオーの話を始めてから、ただでさえ過疎地であるコメントが、藪にもなれない感じに衰退しているので、皆様の好みが如実にわかって悲しいのですが、自分の好きなものを好きなように吼えたいのが人情ってものじゃないですか。素敵ですよマキバオーたち。お勧めですよ。アマゾン愛してる。(怖い自己主張)
ご感想、ご意見などいただければ幸いです。
奴等は、恵まれていると思います(現実との悲しい相違)。
先日職場の看護師さんに、
「井原ちゃん、関ジャニ∞の村上に似てるよね」
と言われました。
検索してみましたが、理解できません。
あまり賛同されたことはないですが、一時期自分では岸谷五朗に似ていると思っていました。
どちらにせよ女性らしい可愛さとは無縁です。
真夜中Wikipediaで実在の競争馬の欄を見て涙する私(怖いよ)。
みどりのマキバオーを調べていると、実在の競争馬の名前が出てきてそこから飛んだりすると、色々なエピソードがあって泣ける。
予後不良とか涙で前が見えない。
気性の荒い馬だけど特定の相手とは仲が良くていつも一緒にいたとか、ものすげえロマン。まさにネオロマ。ウマロマ。
マキバオーの話題ばかりで皆様のニーズにお答えしているとは言いがたいですが、きっとまだまだ続きます(塀の中の懲りない人)。
いや、マキバオーの話を始めてから、ただでさえ過疎地であるコメントが、藪にもなれない感じに衰退しているので、皆様の好みが如実にわかって悲しいのですが、自分の好きなものを好きなように吼えたいのが人情ってものじゃないですか。素敵ですよマキバオーたち。お勧めですよ。アマゾン愛してる。(怖い自己主張)
声優さんたちが歌ったほうが、ランクが高かった電王オメデトー。
いいですね、こういう偏ったあからさまな感じ(笑)
ちなみに私も、イマジンたちがライブしているOPを始めて見たときは倒れました。カッケエ!
みどりのマキバオー話 その2
全部読みました。この漫画も結構あからさまにジャンプ引き伸ばし作戦の弊害を受け、カスケード引退後の話は全部おまけみたいなものなのですが、個人的にはアマゾンが二着に入るいえ、ワクチンが優勝する菊花賞も大好きです。
この漫画、確かに主人公であるマキバオーと、カスケードは天才肌の馬であり、必殺技なんていうのを持っているのも、この二頭だけなんですが、面白いのは、かといってそれがイコール勝利ではない、ということでしょうか。
いいところまでは入るんだけど、結局マキバオーはダービーまでのレースで、カスケードと競り合って優勝したりはしていませんし。
どれだけ速い馬でも、馬群に沈んでしまえば、その馬たちを押しのけてトップに立つことは事実上できないし、相手のペースに巻き込まれ、無駄に体力を消耗すれば、それこそ最後の直線で一気にスパートする体力がない。
マキバオーとカスケードは確かに天才かもしれませんが、天才ではない、普通の速い馬たちにも、もしかしたら勝つのではないかという可能性を持たせるのが上手い。
しかも、もしかしたらではなく、純粋に、今回のレースは誰が勝ってもおかしくないと思わせる見せ方が、主役以外の馬たち全てに注がれていて、それが非常に嬉しいんですね。
事実、菊花賞は一位アマゴワクチン、二位サトミアマゾンで、ワンツーを飾っていますし。
マキバオーは負けているわけですし、他のレースではマキバオーやカスケードに、他の馬も当然負けている。
天賦の才能のあるこの二頭に、純粋な速さという点では適わない。
けれど、他の馬も自分の勝利を諦めない姿に、涙するわけですよ。
そして、その結果、実を結ぶ、ワクチンの優勝。アマゾンの二位。
これは嬉しいですよ。特別その二頭のファンじゃなくても、「よくやった」と誉めたくなる。
マキバオーは、勝って評価を上げるのではなく、むしろ、負けてその上で次のレースに挑む姿で評価を上げるので、勝利そのものは、「魅力」という点だけにしぼれは、不必要なんですな。
勝つ姿には勿論カタルシスがある。
だけど、勝とうと必死になっている姿にはもっとそれがありそれは、全ての馬に共通するものなのです。
ゆえに、勝利に対して貪欲で、まい進する馬たちの姿は、例外なくカッコイイものであり、全ての馬を応援したくなるのです。
カスケードという、圧倒的な存在が抜けた後の菊花賞は、そんな、奴がいなければ勝てたかもしれないではなく、奴がいても勝とうとした奴らの努力が、ついに実を結ぶレースであり、非常に燃えました。良かったなワクチン! おめでとうアマゾン!(感涙)
競馬のワールドカップになっちゃうと、ベアの暴走含めて、非常に迷走してしまうので、あまりお勧めはできないのですが、それはそれとして、個性のある馬の集団の会話が非常に可愛い。
おばかで純粋なマキバオー。
喧嘩っ早くて熱血漢なニトロニクス。
皆をなだめる紅一点のアンカルジア。
育ちのいい負けず嫌いアマゴワクチン。
年長者の風格漂うトゥーカッター。
こんな個性あふれる可愛い連中が一緒にいるんですよ。もう、駄目だこのメンバー。
聖地の守護聖くらいですよ、こいつらにタメはれる集団は。
ベアナックルというおばかな馬の奇行を知って、ニトロやアンカルジアや、マキバオーが「いてもいなくてもいいや」という反応を示す中、
「ベアは………そんなに嫌われてるのか………」
と、困った顔で聞くトゥーカッターとか、超可愛い。
それに答えて、
「………どうも、東の連中には特に………」
と同じように、がっくりと答えるアマゴワクチンも超可愛い。
本当にアマゴワクチンは負けず嫌いで、いざレースになると言葉遣いも乱暴になるのに、普段の時は凄く言葉遣いが優しいというか、本当にお坊ちゃんという感じで可愛くて仕方がありません。大体皆をいさめる役目だったりしますし。
トゥーカッターはあまり物語の中での絡みはないんですが(年長者なので、出ているレースが違う)いぶし銀というか、だからこそ負けない、というスタンスがこれまたカッコよくて。
レースのメンバーに選ばれなかったマキバオーが、ワクチンとトゥーカッターの体調で嘘をつくときも、
「そういえばワクチンが昨日お腹痛いって言ってたのね!」
「お………おい、そんなこと言ってねえぞ!」
「じゃ、じゃあトゥーカッターは最近カイ食いが悪いから、スタミナが心配されるのよね!」
「ちゃんと食っとるがな!」
とか、困って汗かくシーンとか、あまりの可愛さに抱きしめたくなった。
今年は、ジャイアントロボといい、みどりのマキバオーといい、野郎どもに関しては非常に当たりでした(同じ土俵なんですか?)
結局のところ、なんでこれをリアルタイムで語れなかったかという、私のサイトに良くありがちな、世間一般ではブームが過ぎたものにはまるクセのみが問題になったような一年だった気がします。
仕方がないじゃないか。年経てなお奴等の魅力は色あせることない。
いいですね、こういう偏ったあからさまな感じ(笑)
ちなみに私も、イマジンたちがライブしているOPを始めて見たときは倒れました。カッケエ!
みどりのマキバオー話 その2
全部読みました。この漫画も結構あからさまにジャンプ引き伸ばし作戦の弊害を受け、カスケード引退後の話は全部おまけみたいなものなのですが、個人的にはアマゾンが二着に入るいえ、ワクチンが優勝する菊花賞も大好きです。
この漫画、確かに主人公であるマキバオーと、カスケードは天才肌の馬であり、必殺技なんていうのを持っているのも、この二頭だけなんですが、面白いのは、かといってそれがイコール勝利ではない、ということでしょうか。
いいところまでは入るんだけど、結局マキバオーはダービーまでのレースで、カスケードと競り合って優勝したりはしていませんし。
どれだけ速い馬でも、馬群に沈んでしまえば、その馬たちを押しのけてトップに立つことは事実上できないし、相手のペースに巻き込まれ、無駄に体力を消耗すれば、それこそ最後の直線で一気にスパートする体力がない。
マキバオーとカスケードは確かに天才かもしれませんが、天才ではない、普通の速い馬たちにも、もしかしたら勝つのではないかという可能性を持たせるのが上手い。
しかも、もしかしたらではなく、純粋に、今回のレースは誰が勝ってもおかしくないと思わせる見せ方が、主役以外の馬たち全てに注がれていて、それが非常に嬉しいんですね。
事実、菊花賞は一位アマゴワクチン、二位サトミアマゾンで、ワンツーを飾っていますし。
マキバオーは負けているわけですし、他のレースではマキバオーやカスケードに、他の馬も当然負けている。
天賦の才能のあるこの二頭に、純粋な速さという点では適わない。
けれど、他の馬も自分の勝利を諦めない姿に、涙するわけですよ。
そして、その結果、実を結ぶ、ワクチンの優勝。アマゾンの二位。
これは嬉しいですよ。特別その二頭のファンじゃなくても、「よくやった」と誉めたくなる。
マキバオーは、勝って評価を上げるのではなく、むしろ、負けてその上で次のレースに挑む姿で評価を上げるので、勝利そのものは、「魅力」という点だけにしぼれは、不必要なんですな。
勝つ姿には勿論カタルシスがある。
だけど、勝とうと必死になっている姿にはもっとそれがありそれは、全ての馬に共通するものなのです。
ゆえに、勝利に対して貪欲で、まい進する馬たちの姿は、例外なくカッコイイものであり、全ての馬を応援したくなるのです。
カスケードという、圧倒的な存在が抜けた後の菊花賞は、そんな、奴がいなければ勝てたかもしれないではなく、奴がいても勝とうとした奴らの努力が、ついに実を結ぶレースであり、非常に燃えました。良かったなワクチン! おめでとうアマゾン!(感涙)
競馬のワールドカップになっちゃうと、ベアの暴走含めて、非常に迷走してしまうので、あまりお勧めはできないのですが、それはそれとして、個性のある馬の集団の会話が非常に可愛い。
おばかで純粋なマキバオー。
喧嘩っ早くて熱血漢なニトロニクス。
皆をなだめる紅一点のアンカルジア。
育ちのいい負けず嫌いアマゴワクチン。
年長者の風格漂うトゥーカッター。
こんな個性あふれる可愛い連中が一緒にいるんですよ。もう、駄目だこのメンバー。
聖地の守護聖くらいですよ、こいつらにタメはれる集団は。
ベアナックルというおばかな馬の奇行を知って、ニトロやアンカルジアや、マキバオーが「いてもいなくてもいいや」という反応を示す中、
「ベアは………そんなに嫌われてるのか………」
と、困った顔で聞くトゥーカッターとか、超可愛い。
それに答えて、
「………どうも、東の連中には特に………」
と同じように、がっくりと答えるアマゴワクチンも超可愛い。
本当にアマゴワクチンは負けず嫌いで、いざレースになると言葉遣いも乱暴になるのに、普段の時は凄く言葉遣いが優しいというか、本当にお坊ちゃんという感じで可愛くて仕方がありません。大体皆をいさめる役目だったりしますし。
トゥーカッターはあまり物語の中での絡みはないんですが(年長者なので、出ているレースが違う)いぶし銀というか、だからこそ負けない、というスタンスがこれまたカッコよくて。
レースのメンバーに選ばれなかったマキバオーが、ワクチンとトゥーカッターの体調で嘘をつくときも、
「そういえばワクチンが昨日お腹痛いって言ってたのね!」
「お………おい、そんなこと言ってねえぞ!」
「じゃ、じゃあトゥーカッターは最近カイ食いが悪いから、スタミナが心配されるのよね!」
「ちゃんと食っとるがな!」
とか、困って汗かくシーンとか、あまりの可愛さに抱きしめたくなった。
今年は、ジャイアントロボといい、みどりのマキバオーといい、野郎どもに関しては非常に当たりでした(同じ土俵なんですか?)
結局のところ、なんでこれをリアルタイムで語れなかったかという、私のサイトに良くありがちな、世間一般ではブームが過ぎたものにはまるクセのみが問題になったような一年だった気がします。
仕方がないじゃないか。年経てなお奴等の魅力は色あせることない。