声優さんたちが歌ったほうが、ランクが高かった電王オメデトー。
いいですね、こういう偏ったあからさまな感じ(笑)
ちなみに私も、イマジンたちがライブしているOPを始めて見たときは倒れました。カッケエ!
みどりのマキバオー話 その2
全部読みました。この漫画も結構あからさまにジャンプ引き伸ばし作戦の弊害を受け、カスケード引退後の話は全部おまけみたいなものなのですが、個人的にはアマゾンが二着に入るいえ、ワクチンが優勝する菊花賞も大好きです。
この漫画、確かに主人公であるマキバオーと、カスケードは天才肌の馬であり、必殺技なんていうのを持っているのも、この二頭だけなんですが、面白いのは、かといってそれがイコール勝利ではない、ということでしょうか。
いいところまでは入るんだけど、結局マキバオーはダービーまでのレースで、カスケードと競り合って優勝したりはしていませんし。
どれだけ速い馬でも、馬群に沈んでしまえば、その馬たちを押しのけてトップに立つことは事実上できないし、相手のペースに巻き込まれ、無駄に体力を消耗すれば、それこそ最後の直線で一気にスパートする体力がない。
マキバオーとカスケードは確かに天才かもしれませんが、天才ではない、普通の速い馬たちにも、もしかしたら勝つのではないかという可能性を持たせるのが上手い。
しかも、もしかしたらではなく、純粋に、今回のレースは誰が勝ってもおかしくないと思わせる見せ方が、主役以外の馬たち全てに注がれていて、それが非常に嬉しいんですね。
事実、菊花賞は一位アマゴワクチン、二位サトミアマゾンで、ワンツーを飾っていますし。
マキバオーは負けているわけですし、他のレースではマキバオーやカスケードに、他の馬も当然負けている。
天賦の才能のあるこの二頭に、純粋な速さという点では適わない。
けれど、他の馬も自分の勝利を諦めない姿に、涙するわけですよ。
そして、その結果、実を結ぶ、ワクチンの優勝。アマゾンの二位。
これは嬉しいですよ。特別その二頭のファンじゃなくても、「よくやった」と誉めたくなる。
マキバオーは、勝って評価を上げるのではなく、むしろ、負けてその上で次のレースに挑む姿で評価を上げるので、勝利そのものは、「魅力」という点だけにしぼれは、不必要なんですな。
勝つ姿には勿論カタルシスがある。
だけど、勝とうと必死になっている姿にはもっとそれがありそれは、全ての馬に共通するものなのです。
ゆえに、勝利に対して貪欲で、まい進する馬たちの姿は、例外なくカッコイイものであり、全ての馬を応援したくなるのです。
カスケードという、圧倒的な存在が抜けた後の菊花賞は、そんな、奴がいなければ勝てたかもしれないではなく、奴がいても勝とうとした奴らの努力が、ついに実を結ぶレースであり、非常に燃えました。良かったなワクチン! おめでとうアマゾン!(感涙)
競馬のワールドカップになっちゃうと、ベアの暴走含めて、非常に迷走してしまうので、あまりお勧めはできないのですが、それはそれとして、個性のある馬の集団の会話が非常に可愛い。
おばかで純粋なマキバオー。
喧嘩っ早くて熱血漢なニトロニクス。
皆をなだめる紅一点のアンカルジア。
育ちのいい負けず嫌いアマゴワクチン。
年長者の風格漂うトゥーカッター。
こんな個性あふれる可愛い連中が一緒にいるんですよ。もう、駄目だこのメンバー。
聖地の守護聖くらいですよ、こいつらにタメはれる集団は。
ベアナックルというおばかな馬の奇行を知って、ニトロやアンカルジアや、マキバオーが「いてもいなくてもいいや」という反応を示す中、
「ベアは………そんなに嫌われてるのか………」
と、困った顔で聞くトゥーカッターとか、超可愛い。
それに答えて、
「………どうも、東の連中には特に………」
と同じように、がっくりと答えるアマゴワクチンも超可愛い。
本当にアマゴワクチンは負けず嫌いで、いざレースになると言葉遣いも乱暴になるのに、普段の時は凄く言葉遣いが優しいというか、本当にお坊ちゃんという感じで可愛くて仕方がありません。大体皆をいさめる役目だったりしますし。
トゥーカッターはあまり物語の中での絡みはないんですが(年長者なので、出ているレースが違う)いぶし銀というか、だからこそ負けない、というスタンスがこれまたカッコよくて。
レースのメンバーに選ばれなかったマキバオーが、ワクチンとトゥーカッターの体調で嘘をつくときも、
「そういえばワクチンが昨日お腹痛いって言ってたのね!」
「お………おい、そんなこと言ってねえぞ!」
「じゃ、じゃあトゥーカッターは最近カイ食いが悪いから、スタミナが心配されるのよね!」
「ちゃんと食っとるがな!」
とか、困って汗かくシーンとか、あまりの可愛さに抱きしめたくなった。
今年は、ジャイアントロボといい、みどりのマキバオーといい、野郎どもに関しては非常に当たりでした(同じ土俵なんですか?)
結局のところ、なんでこれをリアルタイムで語れなかったかという、私のサイトに良くありがちな、世間一般ではブームが過ぎたものにはまるクセのみが問題になったような一年だった気がします。
仕方がないじゃないか。年経てなお奴等の魅力は色あせることない。
いいですね、こういう偏ったあからさまな感じ(笑)
ちなみに私も、イマジンたちがライブしているOPを始めて見たときは倒れました。カッケエ!
みどりのマキバオー話 その2
全部読みました。この漫画も結構あからさまにジャンプ引き伸ばし作戦の弊害を受け、カスケード引退後の話は全部おまけみたいなものなのですが、個人的にはアマゾンが二着に入るいえ、ワクチンが優勝する菊花賞も大好きです。
この漫画、確かに主人公であるマキバオーと、カスケードは天才肌の馬であり、必殺技なんていうのを持っているのも、この二頭だけなんですが、面白いのは、かといってそれがイコール勝利ではない、ということでしょうか。
いいところまでは入るんだけど、結局マキバオーはダービーまでのレースで、カスケードと競り合って優勝したりはしていませんし。
どれだけ速い馬でも、馬群に沈んでしまえば、その馬たちを押しのけてトップに立つことは事実上できないし、相手のペースに巻き込まれ、無駄に体力を消耗すれば、それこそ最後の直線で一気にスパートする体力がない。
マキバオーとカスケードは確かに天才かもしれませんが、天才ではない、普通の速い馬たちにも、もしかしたら勝つのではないかという可能性を持たせるのが上手い。
しかも、もしかしたらではなく、純粋に、今回のレースは誰が勝ってもおかしくないと思わせる見せ方が、主役以外の馬たち全てに注がれていて、それが非常に嬉しいんですね。
事実、菊花賞は一位アマゴワクチン、二位サトミアマゾンで、ワンツーを飾っていますし。
マキバオーは負けているわけですし、他のレースではマキバオーやカスケードに、他の馬も当然負けている。
天賦の才能のあるこの二頭に、純粋な速さという点では適わない。
けれど、他の馬も自分の勝利を諦めない姿に、涙するわけですよ。
そして、その結果、実を結ぶ、ワクチンの優勝。アマゾンの二位。
これは嬉しいですよ。特別その二頭のファンじゃなくても、「よくやった」と誉めたくなる。
マキバオーは、勝って評価を上げるのではなく、むしろ、負けてその上で次のレースに挑む姿で評価を上げるので、勝利そのものは、「魅力」という点だけにしぼれは、不必要なんですな。
勝つ姿には勿論カタルシスがある。
だけど、勝とうと必死になっている姿にはもっとそれがありそれは、全ての馬に共通するものなのです。
ゆえに、勝利に対して貪欲で、まい進する馬たちの姿は、例外なくカッコイイものであり、全ての馬を応援したくなるのです。
カスケードという、圧倒的な存在が抜けた後の菊花賞は、そんな、奴がいなければ勝てたかもしれないではなく、奴がいても勝とうとした奴らの努力が、ついに実を結ぶレースであり、非常に燃えました。良かったなワクチン! おめでとうアマゾン!(感涙)
競馬のワールドカップになっちゃうと、ベアの暴走含めて、非常に迷走してしまうので、あまりお勧めはできないのですが、それはそれとして、個性のある馬の集団の会話が非常に可愛い。
おばかで純粋なマキバオー。
喧嘩っ早くて熱血漢なニトロニクス。
皆をなだめる紅一点のアンカルジア。
育ちのいい負けず嫌いアマゴワクチン。
年長者の風格漂うトゥーカッター。
こんな個性あふれる可愛い連中が一緒にいるんですよ。もう、駄目だこのメンバー。
聖地の守護聖くらいですよ、こいつらにタメはれる集団は。
ベアナックルというおばかな馬の奇行を知って、ニトロやアンカルジアや、マキバオーが「いてもいなくてもいいや」という反応を示す中、
「ベアは………そんなに嫌われてるのか………」
と、困った顔で聞くトゥーカッターとか、超可愛い。
それに答えて、
「………どうも、東の連中には特に………」
と同じように、がっくりと答えるアマゴワクチンも超可愛い。
本当にアマゴワクチンは負けず嫌いで、いざレースになると言葉遣いも乱暴になるのに、普段の時は凄く言葉遣いが優しいというか、本当にお坊ちゃんという感じで可愛くて仕方がありません。大体皆をいさめる役目だったりしますし。
トゥーカッターはあまり物語の中での絡みはないんですが(年長者なので、出ているレースが違う)いぶし銀というか、だからこそ負けない、というスタンスがこれまたカッコよくて。
レースのメンバーに選ばれなかったマキバオーが、ワクチンとトゥーカッターの体調で嘘をつくときも、
「そういえばワクチンが昨日お腹痛いって言ってたのね!」
「お………おい、そんなこと言ってねえぞ!」
「じゃ、じゃあトゥーカッターは最近カイ食いが悪いから、スタミナが心配されるのよね!」
「ちゃんと食っとるがな!」
とか、困って汗かくシーンとか、あまりの可愛さに抱きしめたくなった。
今年は、ジャイアントロボといい、みどりのマキバオーといい、野郎どもに関しては非常に当たりでした(同じ土俵なんですか?)
結局のところ、なんでこれをリアルタイムで語れなかったかという、私のサイトに良くありがちな、世間一般ではブームが過ぎたものにはまるクセのみが問題になったような一年だった気がします。
仕方がないじゃないか。年経てなお奴等の魅力は色あせることない。
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