公式サイト
一回飛んでしまいましたが、木曜時代劇感想です。
初めは、地味かな、とか、青年時代の、変な馴れ合いがよくわからなかったのですが、誰も彼もが必然的に大人になり、しがらみに囚われるようになってから、次第に面白くなってきました。
この作品、主人公の桑山又左衛門の妻、満江が語り部となっているのですが、満江は物語のドロドロした部分に、全く関わっていないのが面白い。
あくまで彼女は、妻として、女としての目線で物事を見ているので、夫の政変や、出世に何の関心もなく、やきもきしているのが、桑山又左衛門と比例していて、めりはりがあります。
勿論、見ている側としては、主軸である桑山又左衛門がどのようにして出世していくのか。当然その過程で起こる出来事は、どれだけのものか、ということを期待して見ているのですが、それはあくまで見ている側であって、実際、見ている側と同じ立場の人間は満江であるという位置づけが面白いのです。
第三話で、友人であった宮坂一蔵が妻の類の不義相手を殺し、脱藩しようとしたところを、同じく友人である、野瀬市之丞が斬る、という事件が起こってから、四話ではしばしのときが流れます。
同じく友人の一人であった、杉山忠兵衛は出世し、それに引き立てられるように進んでいく又左衛門ですが、友人の背に引きずられるようにして、というスタンスが気に食わない、というのが、青年時代から引きずる、彼のがつがつしていない感が現れています。
心が狭いとか、プライドが高いとかではなく、この辺は、幼い頃過ごした時間も含めて、譲れない矜持なのでしょう。
そして、剣の使い手である野瀬市之丞を利用し、杉山の警護として推薦し、自分もあわよくば、という又左衛門は、結局それもできずに、野瀬に頭を下げます。
「俺は、お前を利用しようとした。すまない。お前は俺の子が死んだことに、これほどまで気を配ってくれたのに」
変わってしまったそれぞれの立場。
変わることのない、それぞれの性質。
ここで、興味深いのは、二人は別に怒鳴りあうことも、お互いを責め合うことも、また、許しあうこともしないというところです。
「そんなこと気にするな」と野瀬は言わないし、又左衛門も「すまなかった」以上のことは言わない。
野瀬に出世を進めたりしないし、世渡りについて説教するわけでもない。
互いに違ってしまった自分を思いながら、野瀬は、又左衛門からの告白を、ただただ困った顔で、辛そうな顔で受け止めるのです。
それが、「そんなこと知っているさ」と言いたいのか、「そんなこと言ってなんになる」と言いたいのかはわかりませんが、このあたりの、男二人が往来で立ち尽くしている場面は、非常にぐっときました。
そして、背後から出世街道からはずれ、細々と生きている庄六が現れ、野瀬が又左衛門に渡した金で、死んでしまった又左衛門の長男のために飲もう、と男たちは三人並んで、それぞれ泣き笑いしながら、歩き出す。
非常にいいシーンでした。
変わってしまったもの、換わらないもの、少しだけ変わってそれでも残っているものなどが、大人として切なかったです。
そして第五話。
私は全く知らなかったのですが、土地の開墾というものは、莫大な時間と知識を費やして行うものなのですね。
荒れ果てた土地を開くには、ただ山を切り崩し、田畑を作ればいいのかと思っていたのですが、全く違いました。
きちんと山々を歩き、測量し、水路をどうやって確保するか、地盤はどうなのか、とありとあらゆることを想定し、それを図面に起こして吟味する。
本当に、あの時代における最先端の科学技術です。
頭がちょんまげの連中がやっているとは思いませんでした。
時代をなめてたな。でも、間宮林蔵や伊能忠敬がいる国だものな、ここは。
その測量した絵図も、美術品としても見られるくらいの、非常に精巧なものでした。ああいう、美術品として作られたわけではないが、技術の粋が集まっている作品、というものとても魅力的です。
また、政変で人が死ぬ、ということが当たり前のように行われているのも、時代を感じます。
ただの権力争いで、あっさり人が死にますし、測量に関しても、ただ山々を歩いているだけで、敵方の人間の襲撃のために用心棒として野瀬を雇う始末。
開墾が本当に命をかけて行われているのだな、と、驚きました。
勿論、終わった後についてくる権力から殺傷事件は生まれてくるのであって、実際の田畑に関わってくるわけではないのですが。
その開墾に関しても、家に金を出してもらうわけではなく、商人に、五十年先、百年先の利益を見込んで金を出させる、というのがまた凄い。
そして、それを受けてしまう商人も凄い。
目の前の利益も勿論のこと、末代まで続く利益のために、金子を用意するという心意気や、かくのごとし。この時代の金儲けは、本当に気骨のある人間でないと勤まりませんね。
そして、五十年後、百年後を見据えて行う大事業を立案し、実行に移すという、開墾にかけた又左衛門もすさまじい。
ただ彼は、民百姓のためだけにやっているのではなく、己の意地と、義父の意地と、そのほか諸々のために立ち向かったのですが、命をかけていることには変わりなく、その姿には迫力を感じます。
最も、それは前述した通り、妻の満江には全く関係のないことだ、というのも面白い。
五話では自分の才能を認めた、義父が死にます。
田畑に賭け、民百姓のために働いているのだと、言って憚らない義父は、死の床で、「今更、代官になる夢を見た」と笑います。
「風の果て、なお足るを知らず、と笑っていました」
ただ風の中、走ってきた。
後ろを振り向かず、ただ懸命に。
そして義父は、自らの名前を又左衛門に継ぐように、と言い残してこの世を去ります。
これは、ただ名前を変えるという作業ではなく、自分が出来なかったこと、自分と同じ道を進むものとして、又左衛門を義父が改めて認めたということに他なりません。
ただ、家名を継ぐよりも、何倍も価値のあるものを、又左衛門が受け取った瞬間、泣いたよ。
次回は、いよいよ権力争いに深入りしすぎた、かつての友杉山を、又左衛門が追い落とす話になりそうで、今から非常に楽しみです。
過ぎたるは及ばざるが如し。
既に友ではなく、味方ですらなく、肩を並べることすらできなくなった、二人の道筋はいかに。
一回飛んでしまいましたが、木曜時代劇感想です。
初めは、地味かな、とか、青年時代の、変な馴れ合いがよくわからなかったのですが、誰も彼もが必然的に大人になり、しがらみに囚われるようになってから、次第に面白くなってきました。
この作品、主人公の桑山又左衛門の妻、満江が語り部となっているのですが、満江は物語のドロドロした部分に、全く関わっていないのが面白い。
あくまで彼女は、妻として、女としての目線で物事を見ているので、夫の政変や、出世に何の関心もなく、やきもきしているのが、桑山又左衛門と比例していて、めりはりがあります。
勿論、見ている側としては、主軸である桑山又左衛門がどのようにして出世していくのか。当然その過程で起こる出来事は、どれだけのものか、ということを期待して見ているのですが、それはあくまで見ている側であって、実際、見ている側と同じ立場の人間は満江であるという位置づけが面白いのです。
第三話で、友人であった宮坂一蔵が妻の類の不義相手を殺し、脱藩しようとしたところを、同じく友人である、野瀬市之丞が斬る、という事件が起こってから、四話ではしばしのときが流れます。
同じく友人の一人であった、杉山忠兵衛は出世し、それに引き立てられるように進んでいく又左衛門ですが、友人の背に引きずられるようにして、というスタンスが気に食わない、というのが、青年時代から引きずる、彼のがつがつしていない感が現れています。
心が狭いとか、プライドが高いとかではなく、この辺は、幼い頃過ごした時間も含めて、譲れない矜持なのでしょう。
そして、剣の使い手である野瀬市之丞を利用し、杉山の警護として推薦し、自分もあわよくば、という又左衛門は、結局それもできずに、野瀬に頭を下げます。
「俺は、お前を利用しようとした。すまない。お前は俺の子が死んだことに、これほどまで気を配ってくれたのに」
変わってしまったそれぞれの立場。
変わることのない、それぞれの性質。
ここで、興味深いのは、二人は別に怒鳴りあうことも、お互いを責め合うことも、また、許しあうこともしないというところです。
「そんなこと気にするな」と野瀬は言わないし、又左衛門も「すまなかった」以上のことは言わない。
野瀬に出世を進めたりしないし、世渡りについて説教するわけでもない。
互いに違ってしまった自分を思いながら、野瀬は、又左衛門からの告白を、ただただ困った顔で、辛そうな顔で受け止めるのです。
それが、「そんなこと知っているさ」と言いたいのか、「そんなこと言ってなんになる」と言いたいのかはわかりませんが、このあたりの、男二人が往来で立ち尽くしている場面は、非常にぐっときました。
そして、背後から出世街道からはずれ、細々と生きている庄六が現れ、野瀬が又左衛門に渡した金で、死んでしまった又左衛門の長男のために飲もう、と男たちは三人並んで、それぞれ泣き笑いしながら、歩き出す。
非常にいいシーンでした。
変わってしまったもの、換わらないもの、少しだけ変わってそれでも残っているものなどが、大人として切なかったです。
そして第五話。
私は全く知らなかったのですが、土地の開墾というものは、莫大な時間と知識を費やして行うものなのですね。
荒れ果てた土地を開くには、ただ山を切り崩し、田畑を作ればいいのかと思っていたのですが、全く違いました。
きちんと山々を歩き、測量し、水路をどうやって確保するか、地盤はどうなのか、とありとあらゆることを想定し、それを図面に起こして吟味する。
本当に、あの時代における最先端の科学技術です。
頭がちょんまげの連中がやっているとは思いませんでした。
時代をなめてたな。でも、間宮林蔵や伊能忠敬がいる国だものな、ここは。
その測量した絵図も、美術品としても見られるくらいの、非常に精巧なものでした。ああいう、美術品として作られたわけではないが、技術の粋が集まっている作品、というものとても魅力的です。
また、政変で人が死ぬ、ということが当たり前のように行われているのも、時代を感じます。
ただの権力争いで、あっさり人が死にますし、測量に関しても、ただ山々を歩いているだけで、敵方の人間の襲撃のために用心棒として野瀬を雇う始末。
開墾が本当に命をかけて行われているのだな、と、驚きました。
勿論、終わった後についてくる権力から殺傷事件は生まれてくるのであって、実際の田畑に関わってくるわけではないのですが。
その開墾に関しても、家に金を出してもらうわけではなく、商人に、五十年先、百年先の利益を見込んで金を出させる、というのがまた凄い。
そして、それを受けてしまう商人も凄い。
目の前の利益も勿論のこと、末代まで続く利益のために、金子を用意するという心意気や、かくのごとし。この時代の金儲けは、本当に気骨のある人間でないと勤まりませんね。
そして、五十年後、百年後を見据えて行う大事業を立案し、実行に移すという、開墾にかけた又左衛門もすさまじい。
ただ彼は、民百姓のためだけにやっているのではなく、己の意地と、義父の意地と、そのほか諸々のために立ち向かったのですが、命をかけていることには変わりなく、その姿には迫力を感じます。
最も、それは前述した通り、妻の満江には全く関係のないことだ、というのも面白い。
五話では自分の才能を認めた、義父が死にます。
田畑に賭け、民百姓のために働いているのだと、言って憚らない義父は、死の床で、「今更、代官になる夢を見た」と笑います。
「風の果て、なお足るを知らず、と笑っていました」
ただ風の中、走ってきた。
後ろを振り向かず、ただ懸命に。
そして義父は、自らの名前を又左衛門に継ぐように、と言い残してこの世を去ります。
これは、ただ名前を変えるという作業ではなく、自分が出来なかったこと、自分と同じ道を進むものとして、又左衛門を義父が改めて認めたということに他なりません。
ただ、家名を継ぐよりも、何倍も価値のあるものを、又左衛門が受け取った瞬間、泣いたよ。
次回は、いよいよ権力争いに深入りしすぎた、かつての友杉山を、又左衛門が追い落とす話になりそうで、今から非常に楽しみです。
過ぎたるは及ばざるが如し。
既に友ではなく、味方ですらなく、肩を並べることすらできなくなった、二人の道筋はいかに。
PR
「創作」にサガフロンティア・時の君SS「極地」をアップしました。
こういうものはほら、ノリだから。
SSというよりは、捏造を頭につけろ、という感じです。
元々私は、恋愛要素を入れた作品を作るのが得意じゃない(興味がない)(お、おい)ので、恋愛未満とか、片思いとか、半永久的に一方通行とか、その手の作品の方が書いていて楽しいです。
私のSSだとアレですが、実際のゲームの時の君も、結構なアレでしたよ。
相手に関しては特にゲーム中のキャラクターとして設定していません。そうなると、ドリームSSになるのか、って感じですが、私基本的にドリームSSは読まないし書きませんし。
夢小説って、某かの二次創作になりますが、結局は、自分の作った相手になるキャラクターを見せたい作品だと思っているので、その点では明らかに違います。
私はやっぱり、既存のキャラクターに惚れてナンボだから。
別に夢小説でも、面白ければいいんですが、初めに求めるものは、某かのキャラクターのSSを読みたい、書きたいという欲求から始まるので、その点では自分の求めるものとは、ちょっとベクトルが違ってきますしね。
求めるもの以外で、読み手、書き手自身を魅せる、という意味で非常にハードルの高いジャンルだと思っています。
こういうものはほら、ノリだから。
SSというよりは、捏造を頭につけろ、という感じです。
元々私は、恋愛要素を入れた作品を作るのが得意じゃない(興味がない)(お、おい)ので、恋愛未満とか、片思いとか、半永久的に一方通行とか、その手の作品の方が書いていて楽しいです。
私のSSだとアレですが、実際のゲームの時の君も、結構なアレでしたよ。
相手に関しては特にゲーム中のキャラクターとして設定していません。そうなると、ドリームSSになるのか、って感じですが、私基本的にドリームSSは読まないし書きませんし。
夢小説って、某かの二次創作になりますが、結局は、自分の作った相手になるキャラクターを見せたい作品だと思っているので、その点では明らかに違います。
私はやっぱり、既存のキャラクターに惚れてナンボだから。
別に夢小説でも、面白ければいいんですが、初めに求めるものは、某かのキャラクターのSSを読みたい、書きたいという欲求から始まるので、その点では自分の求めるものとは、ちょっとベクトルが違ってきますしね。
求めるもの以外で、読み手、書き手自身を魅せる、という意味で非常にハードルの高いジャンルだと思っています。
さて、引き続きニコニコ動画ですが、死に物狂いで集めているのが、『スパロボOGS』です。
ソフトはちゃんと予約して、発売日に入手しているのですが、なにぶんあの長い物語をやる時間がない。ゆえに、弟のクリアデータ待ちという卑怯なプレイヤーなのですが、見たいものは見たい。
何が見たいって、そりゃ貴方、イルムガルト・カザハラの動画ですよ!
だがしかし、ニコニコで「イルム」とか「イルムガルト」とかで検索してもろくに引っかからないので、乗っているであろう機体で検索して見つけたり、「OGS」などの単語で引っ掛けて、まさに手当たり次第。
実際見つけても、「イルム」とか名前を叫んでいることは殆どなく、何故か皆様コメントで、「おいたん」の文字が乱れうち。
そんな高いハードルを飛び越えた先に、CV:堀内賢雄のイルムガルトがカッコイイ必殺技を叫びながら、カッコイイ動画でいるわけですよ!!
キャラクターとしては、スパロボオリジナルキャラクターの中で、人気があるほうだとは思っていなかったのですが、動画に寄せられるコメントを見るに、おいたん大人気。
なんだよ! もっと皆素直になれよ! みんな、第四次からのたたき上げ登場人物大好きなんだろ!? 乳揺れよりもな!(スパロボではキャラクターのカットインで、女性キャラクターが押しなべて乳を揺らします。お前ら全員ノーブラで戦ってるのか)
実際演技も上手いですし、変におちゃらけたキャラクター(性格はおちゃらけているかもしれないが、設定としてはたたき上げの軍人)ではないので、必殺技一つとっても安定感があります。
音楽もいいですし、「模範」とか「カッコイイ」とか言われていると、我が事の様に嬉しいファン心理。
いっとくけど、私はニコニコ動画のマイリスト、イルム専用あるからね!
ずらっと、「スパロボOG」の名前で、29個!(探しに探した)
ならば何故、リスト名を「イルムガルト」にしないのか。
それはあれです、乙女心です。わかってやってください。
実際、下記にも記しましたが、これをPCにDLしたからといって、別に毎日眺めるわけでもないですし、それだけで満足してしまうのですが、やめない。
何故ならそれが、キャラクターに捧げる愛ってものじゃないですか、どうですか皆さん(聞かれても)。
実際顔としては、OGSよりも、GBAの頃の方が目元が色っぽくて好きだったなー………(素直に愛せない)。
ソフトはちゃんと予約して、発売日に入手しているのですが、なにぶんあの長い物語をやる時間がない。ゆえに、弟のクリアデータ待ちという卑怯なプレイヤーなのですが、見たいものは見たい。
何が見たいって、そりゃ貴方、イルムガルト・カザハラの動画ですよ!
だがしかし、ニコニコで「イルム」とか「イルムガルト」とかで検索してもろくに引っかからないので、乗っているであろう機体で検索して見つけたり、「OGS」などの単語で引っ掛けて、まさに手当たり次第。
実際見つけても、「イルム」とか名前を叫んでいることは殆どなく、何故か皆様コメントで、「おいたん」の文字が乱れうち。
そんな高いハードルを飛び越えた先に、CV:堀内賢雄のイルムガルトがカッコイイ必殺技を叫びながら、カッコイイ動画でいるわけですよ!!
キャラクターとしては、スパロボオリジナルキャラクターの中で、人気があるほうだとは思っていなかったのですが、動画に寄せられるコメントを見るに、おいたん大人気。
なんだよ! もっと皆素直になれよ! みんな、第四次からのたたき上げ登場人物大好きなんだろ!? 乳揺れよりもな!(スパロボではキャラクターのカットインで、女性キャラクターが押しなべて乳を揺らします。お前ら全員ノーブラで戦ってるのか)
実際演技も上手いですし、変におちゃらけたキャラクター(性格はおちゃらけているかもしれないが、設定としてはたたき上げの軍人)ではないので、必殺技一つとっても安定感があります。
音楽もいいですし、「模範」とか「カッコイイ」とか言われていると、我が事の様に嬉しいファン心理。
いっとくけど、私はニコニコ動画のマイリスト、イルム専用あるからね!
ずらっと、「スパロボOG」の名前で、29個!(探しに探した)
ならば何故、リスト名を「イルムガルト」にしないのか。
それはあれです、乙女心です。わかってやってください。
実際、下記にも記しましたが、これをPCにDLしたからといって、別に毎日眺めるわけでもないですし、それだけで満足してしまうのですが、やめない。
何故ならそれが、キャラクターに捧げる愛ってものじゃないですか、どうですか皆さん(聞かれても)。
実際顔としては、OGSよりも、GBAの頃の方が目元が色っぽくて好きだったなー………(素直に愛せない)。
絶賛ニコニコ動画中です。
こういったものは一過性であって、死に物狂いで自分のPCにDLしたところで、それを見返すわけじゃないというのはわかっているのですが、こういう自分の中のブームに乗らずして、何を楽しもうか。
基本的に、自分が過去にプレイしたゲームの動画や、音楽を聴いているのですが、本当にノスタルジーと混ざって魔物ですね。
あっ、手が勝手に密林のボタンを。
今月だけで、3枚もゲームサントラを購入してしまう始末。
いいんだ、保存したら売ればいいんだから!(この辺りの発言に微妙な愛のなさを感じます)
実際、普通のCDならともかくとして、ゲームやアニメのサントラって、中のブックレットが全く面白くないので、製品そのものを取っておいても意味がないんですよね。それこそ音楽だけ目当てであれば、抜いてしまえばもう外側は用なしというか。
外側も含めて、CDを取っておきたい、と思えるくらいのデザインや、内容の充実が欲しいな、とこの手のサントラを購入するといつも思います。
実際購入したのはこちら。リンク先は密林です。
「SaGa Frontier Original Soundtrack」
「クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・ヴァージョン [Box set] 」
「スーパーロボット大戦外伝 魔装機神」
上二つはともかくとして、最後はお前どれだけマニアックなのかというツッコミが入りそうなんですが、私、「魔装機神」大好きなんです(主張)。
多分、オタクとして楽しんだ一番初めのカセットなので、これはもう外せない。誰かウィンキーソフト説得して、PS3でもいいから移植でも何でもしてください。PSPでもいい。もうさすがにSFCは動かない。
今でも、スパロボOGシリーズなどで、魔装機のスポット参戦はありますが、私は登場人物、音楽、映像含めて「魔装機神」という内容全てが好きなので、このクオリティを今に残してもらいたい。
前半は「魔装機神」です。
知らないよ、そんなもの、という今の若いお嬢さんたちに一言セールスポイントをお伝えするとすれば、主役の声は、緑川と井上和彦氏です。
どうです、やってみたくなったでしょう(あざとい)。
上二つのソフトは言うまでもなく。
特に「クロノトリガー」は屈指の名作です。これを遊ぶことのできた私は幸運であった………。
多分私、今でもロボで泣ける。
「サガフロ」は非常に人を選ぶソフトなので、万人にお勧めするのはなかなか難しいのですが、これも音楽は最高でした。
特に、CMに使われた「#4」という曲は、一度は耳にしたことがあるんじゃないかと。これだけ凄いのに、「#4」という曲名はどうにかならんか(だがそれがいい)。
上記作品は植松氏と光田氏作曲ですが、光田氏(クロノクロス、ゼノギアスなど)もいいですね。
すぎやま氏も勿論ですが、大御所には大御所たる所以があるものです。
「クロノクロス」もなあ、音楽はよかったんだけど、話の内容が我が脳髄では理解できなかったのと、あの濃い絵柄でドン引きしてしまったので、あまりいい印象がありません。それさえなければな。
こういったものは一過性であって、死に物狂いで自分のPCにDLしたところで、それを見返すわけじゃないというのはわかっているのですが、こういう自分の中のブームに乗らずして、何を楽しもうか。
基本的に、自分が過去にプレイしたゲームの動画や、音楽を聴いているのですが、本当にノスタルジーと混ざって魔物ですね。
あっ、手が勝手に密林のボタンを。
今月だけで、3枚もゲームサントラを購入してしまう始末。
いいんだ、保存したら売ればいいんだから!(この辺りの発言に微妙な愛のなさを感じます)
実際、普通のCDならともかくとして、ゲームやアニメのサントラって、中のブックレットが全く面白くないので、製品そのものを取っておいても意味がないんですよね。それこそ音楽だけ目当てであれば、抜いてしまえばもう外側は用なしというか。
外側も含めて、CDを取っておきたい、と思えるくらいのデザインや、内容の充実が欲しいな、とこの手のサントラを購入するといつも思います。
実際購入したのはこちら。リンク先は密林です。
「SaGa Frontier Original Soundtrack」
「クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・ヴァージョン [Box set] 」
「スーパーロボット大戦外伝 魔装機神」
上二つはともかくとして、最後はお前どれだけマニアックなのかというツッコミが入りそうなんですが、私、「魔装機神」大好きなんです(主張)。
多分、オタクとして楽しんだ一番初めのカセットなので、これはもう外せない。誰かウィンキーソフト説得して、PS3でもいいから移植でも何でもしてください。PSPでもいい。もうさすがにSFCは動かない。
今でも、スパロボOGシリーズなどで、魔装機のスポット参戦はありますが、私は登場人物、音楽、映像含めて「魔装機神」という内容全てが好きなので、このクオリティを今に残してもらいたい。
前半は「魔装機神」です。
知らないよ、そんなもの、という今の若いお嬢さんたちに一言セールスポイントをお伝えするとすれば、主役の声は、緑川と井上和彦氏です。
どうです、やってみたくなったでしょう(あざとい)。
上二つのソフトは言うまでもなく。
特に「クロノトリガー」は屈指の名作です。これを遊ぶことのできた私は幸運であった………。
多分私、今でもロボで泣ける。
「サガフロ」は非常に人を選ぶソフトなので、万人にお勧めするのはなかなか難しいのですが、これも音楽は最高でした。
特に、CMに使われた「#4」という曲は、一度は耳にしたことがあるんじゃないかと。これだけ凄いのに、「#4」という曲名はどうにかならんか(だがそれがいい)。
上記作品は植松氏と光田氏作曲ですが、光田氏(クロノクロス、ゼノギアスなど)もいいですね。
すぎやま氏も勿論ですが、大御所には大御所たる所以があるものです。
「クロノクロス」もなあ、音楽はよかったんだけど、話の内容が我が脳髄では理解できなかったのと、あの濃い絵柄でドン引きしてしまったので、あまりいい印象がありません。それさえなければな。
以下、ニコニコ先ネタバレがあります。要注意。
最近ニコニコに遅ればせながらはまってます。
大体、作業用BGMとか書いてあっても、懐かしさとコメントの妙に画面に釘付けになってしまうので、作業にならないのですが。
元々音楽は単品であまり聞かないタイプなので、そうなると、画面と音楽という組み合わせは非常に麻薬。
ゲームのサントラも、いいなあと思って買ってみれば、それだけでは魅力不足だったりすることもよくありますし。
この場合、その音楽に不都合があるというよりは、ゲーム音楽なのだから、例え静止画面でもゲームと共にあるからこそ映える音楽であって欲しい、という願望もありますし、単品でも鑑賞に耐えうる作品であって欲しいという思いもありますし、難しいものですね。
でもやっぱり、ゲームが好きでゲームから入った立場としては、その音楽を聴くとゲームの一場面を思い出す、という流れは正しいような気がします。
先日、『ゼノサーガ』で黒髪黒髪短髪短髪騒ぎましたが(迷惑)、音楽ではなくプレイ映像も中々楽しいですね。
やったことがないものよりも、一度やって思い出す、もう一度自分ではプレイしないけど、あったあった、という感覚が楽しい。
で、同じように感想を書いてくれる人が嬉しい。
個人的にお勧めなのが『スナッチャー』。
小島秀夫作品の、正統派ADVです。本当に面白いのでPSで見つけたら是非プレイを………と言いたいところなのですが、操作性が悪かったり、一部の映像にモザイクがかかっていたりと、色々難ありなのも事実。
だからって、サターン版をやるわけにもいかんしなあ。
以下、お勧めパート。
音楽の、静と動の使い方が際立って上手い。
シーンと張り詰めた空気の中、突如現れる異音に、「ギエエエエ」となることは必至。
可愛いサポートロボット・メタルがあらゆる科学捜査、犯罪捜査をピコパコとやってくれるのが、検死などという言葉が一般的じゃなかった時代に、凄く新鮮で面白かったです。
画像や、専門的な言葉を、ゲームとしてこちらの知識に蓄えることができる、っていうのが凄く盛り上がったんですよね。
故塩沢氏が輝く場面。ランダム超カッケー。
こんなにカッコイイ野郎どもが、次はじゃんけんで大もめしていると思うと、本当に男は馬鹿で可愛いと思ってしまいます。
そしてこのゲームで一番盛り上がったといっても過言ではないシーン。
怖いわ、グロいわ、盛り上がるわ、衝撃の事実が明らかになるわで、これ本当に暗闇の中一人でプレイしていたら、泣いてたな。
『スナッチャー』と『ポリスノーツ』は、小島作品として燦然と輝くADVなので、本当に機会があれば是非。
この時代の2Dは本当に、色使いがとっぴ(笑)でよかったなあ。
最近ニコニコに遅ればせながらはまってます。
大体、作業用BGMとか書いてあっても、懐かしさとコメントの妙に画面に釘付けになってしまうので、作業にならないのですが。
元々音楽は単品であまり聞かないタイプなので、そうなると、画面と音楽という組み合わせは非常に麻薬。
ゲームのサントラも、いいなあと思って買ってみれば、それだけでは魅力不足だったりすることもよくありますし。
この場合、その音楽に不都合があるというよりは、ゲーム音楽なのだから、例え静止画面でもゲームと共にあるからこそ映える音楽であって欲しい、という願望もありますし、単品でも鑑賞に耐えうる作品であって欲しいという思いもありますし、難しいものですね。
でもやっぱり、ゲームが好きでゲームから入った立場としては、その音楽を聴くとゲームの一場面を思い出す、という流れは正しいような気がします。
先日、『ゼノサーガ』で黒髪黒髪短髪短髪騒ぎましたが(迷惑)、音楽ではなくプレイ映像も中々楽しいですね。
やったことがないものよりも、一度やって思い出す、もう一度自分ではプレイしないけど、あったあった、という感覚が楽しい。
で、同じように感想を書いてくれる人が嬉しい。
個人的にお勧めなのが『スナッチャー』。
小島秀夫作品の、正統派ADVです。本当に面白いのでPSで見つけたら是非プレイを………と言いたいところなのですが、操作性が悪かったり、一部の映像にモザイクがかかっていたりと、色々難ありなのも事実。
だからって、サターン版をやるわけにもいかんしなあ。
以下、お勧めパート。
音楽の、静と動の使い方が際立って上手い。
シーンと張り詰めた空気の中、突如現れる異音に、「ギエエエエ」となることは必至。
可愛いサポートロボット・メタルがあらゆる科学捜査、犯罪捜査をピコパコとやってくれるのが、検死などという言葉が一般的じゃなかった時代に、凄く新鮮で面白かったです。
画像や、専門的な言葉を、ゲームとしてこちらの知識に蓄えることができる、っていうのが凄く盛り上がったんですよね。
故塩沢氏が輝く場面。ランダム超カッケー。
こんなにカッコイイ野郎どもが、次はじゃんけんで大もめしていると思うと、本当に男は馬鹿で可愛いと思ってしまいます。
そしてこのゲームで一番盛り上がったといっても過言ではないシーン。
怖いわ、グロいわ、盛り上がるわ、衝撃の事実が明らかになるわで、これ本当に暗闇の中一人でプレイしていたら、泣いてたな。
『スナッチャー』と『ポリスノーツ』は、小島作品として燦然と輝くADVなので、本当に機会があれば是非。
この時代の2Dは本当に、色使いがとっぴ(笑)でよかったなあ。