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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『鴉東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』

ネタバレしてますので、閲覧にはご注意ください。









クリアしました。攻略本を完全に頼りにして、総プレイ時間およそ40時間ほどでした。

そうですね、終わってみれば、主人公に謝らなきゃいけない奴が、私がわかる範囲だけでも三人はいると思うんですが、そいつらの所業はどうしてくれるんでしょうねえ? 厳密に言えばもっといるぞお?

もう、大人たちの呆れた態度に、感情入力のコマンドすら不要の勢いでしたよ。
大体がな、死ぬのがわかっていて身代わりにした時点で、それはもう殺人なわけだよ。「死ぬかもしれない」じゃなくて「死ぬ」結果に追いやった時点で、それはもうしちゃいけないことなわけだ。
それをしておいてだよ、明確な謝罪一切なしに、ぬけぬけと家族だ、なんだと主張してくる奴は、脳みそが沸いているとしか思えません。
こんなうすら寒い家族など、いらんわ! 今すぐこの家から出て行きたい! と本気で思いました。
許せる許せないの問題じゃないですよ。というか許せないですよ。
一番許せないのが、そんなことしておいて、それでもコミュニケーションとりたがってるあの姿ですよ。
まだ、だましている最中は「こいつを逃がしちゃいけない」的な感覚で、いい関係を築きたいのはわかりますよ。でも、わかってしまった以上、主人公といい関係を築こうとすること自体がナンセンスだし、築きたいのであれば、一番先にしなきゃいけないことは、謝罪! 土下座して許してくれと頼んで、それでも許されないのがお前の行い! 違うか!?
これ、最初から最後まで敵で、別に許されなくても元々お前と仲良くする気さらさらないし、なら、全く構わないんですが、そうでないだけに、あいつはもう脳を叩き割ってやればいいと思うんだ。
しかもだ、それを甘受して、親を甘やかしているあの子も子だ! 自分が知らなかったことは罪でもなんでもないけど、知ってしまったのなら、お前は一緒になって頭を下げる立場じゃないのか!?

大体、主人公の上司もおかしいですよね。滞在先をあの寺に選んでおきながら、「秘められた事実を知ったのはつい最近」とかそんなわけねえだろうが!
あの血統が続いている以上、それは真っ先に知っていて当然のことであって、イレギュラーなことが起こったのなら尚更、「なんでそうなったのか」調べるのがお前の仕事だろう!? それを怠った挙句、全部丸投げって、どんだけ役に立たねえんだよ!!

あと、最初から最後まで呪言花札がなんなのかよくわかりませんでした。
何で途中で執行者変えちゃいけないの? 主人公が死ねば、次が選べるってわけがわからないぞ? 何で「変更に際して死が必要」なのか意味不明です。
だから、最後の彼が何を主張したいのか全くわかりませんでした。
魔人のカオス君よりもわけがわからないラスボスなんて、久しぶりだわー。カオス君はまだ、完璧に操り人形だったので、あれはあれでよかったのですが。
実際、大団円のEDじゃなくて、封印EDとか、消滅ED見てれば終わりとしては十分だと思います。封印EDは結構感動しましたよ。負の連鎖が。

頑張ってクリスマスフラグをヒロインと義王(ミギーと二択)以外全員成功させましたが、その見返りがなかったので、疲れただけでした。
最終章は、全員会話を一度見たあと、カレーレシピを見るダンジョンでゲームオーバーになったので、やり直した後は誰とも会話しないでクリアしました。

てきめんにキャラ萌えできなかったので、二週目は遊ばないと思います。
雉明は可愛かったけど、何でこいつにそこまで懐かれたのか序章を見てもよくわからんし。まだ、白ポジションで「貴方と過ごした日々が私を変えた」なら理解もできたんだけど。
大人組のわけのわからなさとか、頼りにならなさとか、人として終わってるだろうさとかは、もう論外としても、主人公死にます事件の最中も後も、誰一人主人公を心配するわけでもなく、勝手気ままに明後日の未来を見ている同級生たちにも、感情移入できませんでした。
なんつうか、本当に今回の主人公は、誰に愛されるわけでもなく不遇だな…。

こう、話には関わってこなくても、戦闘で使うことによって沸く愛着っていうのは、絶対にあると思うんですが、今回戦闘時における仲間ってアイテムくらいの価値しかないし、しかもダンジョンで遭遇しないと敵と戦えない以上、一緒にいるから妄想が捏造できる、っていう仕組みにもなってないわけです。
だから、物語中でとことん愛せる要因をぶち込むのは、あってると思うんですが、でも、誰も、主人公を理解しようって言う気がないっつーか…。




細かなシステム的なことも、インターミッションにも関わらず、装備品やアイテム整理ができないとか、要するに出来る機能が限られているとか、意味不明なものも多くありました。装備品とか、アイテム整理をインターミッションでやらないで何処でやるのか、っつー話ですよ。
路上なのに自室に置いてある品物で調合はできるくせに、携帯品はダンジョン入る間際じゃないとできないとか、なんなの?
ダンジョンのマップがワンボタンで見られないとか、携帯の文字が見にくい(あれだけ秀逸(神がかっていたタイミングと内容)だった『九龍』の携帯と違い、今回はうっとうしいだけだった)とか、クエストも意味不明だったり、実際クエストの情報閲覧がとても見づらい(達成したものはせめて色が変わるとかさー)、戦闘時Rボタンでコマンドが行き過ぎても、Lボタンで戻れない(選択時に、延々右回りしかできないというか。通り過ぎちゃうと、またぐるっと回らなきゃいけないというか)とか、札で武器を強化してもダンジョンから出るとリセットされちゃうとか。

MAP上で一つの場所にいったら、そこから出るのに、5、6回ボタンを押さなきゃならないとか。しかも×ボタンだけでキャンセルきかず、絶対に○ボタンを押さなきゃ画面が止まるとか。

大きな不具合とかじゃないんですが、RPGやるからには普通じゃねえの? 的なシステム周りも個人的には気になりました。
クエストなんて、あれほど難解な文章(私は攻略見ちゃいましたけどね。考える気もないので)なのに、情報閲覧までどれだけコマンド重ねなきゃならんのよ、というか。

戦闘に関しては、射撃武器でぶっ放していりゃ倒せます。
で、敵と距離を置いて、萩の札で吹き飛ばせ。それで全部片付くから。
パラメーターアップも、体育と移動力さえあれば他に何も要らないです。仲間のスキルなんて、本当に数えるくらいしか使わなかったよ。

個人的には、仲間との絆とかそういうのを楽しむ人にはあまりお勧めできないし、カッコイイ大人たちが見たい人にもお勧めできないので、純粋にダンジョンやマップの雰囲気を楽しむ方が遊ぶ分にはいいのではないかと。コレクション的要素は実際あまりないような気がしますが、エクストラダンジョンもありますし、仲間との関係とか無視すれば、それなりに楽しいと思います。私も一番一生懸命になったのは、クエストクリアだったよ…。

最後に、物凄く個人的な好みになりますが、キャラデザが…どうしても…受け付けなかった…。
九龍のときは、本当にカッコイイと思ったのになあ! 上手さでいったら、魔人なんかよりも上手に決まっているんですが、ともかく全員太って見えるのは何故なんでしょうか。正直そういう意味で辛かったです。ファミ通から出たパーフェクトガイドは、主人公が凄くハーレムで、あのデザインが一番良かったですね。
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先日夜勤で、早番が出勤して来てくれたので、水分補給に休憩室に向かいました。
厳密に指定された休憩時間ではないので、お茶だけ飲んで現場に戻らなきゃならないのですが、その前に何の気なしに携帯を開いてみたところ、着信三件。
私は第三者、家族含めて携帯電話のやり取りが年に数回あるかないかの人間ですので、そんな携帯に着信記録が残っている時点で、不吉な予感炸裂なわけですよ。
で、着信とメールを見たところ、母親が救急車で病院に運ばれたので連絡くれという父親からの電話でした。
私の勤め先は病院ですから、他の人たちに断って、電話したわけですよ。ところが、父が出ない。
仕方がないので弟に連絡したところ、
「あ~~~~~~~」
物凄い寝ぼけた声で応答が。
「あ、ごめん。寝てた?」
「………寝てた………」
実はこの時点で、あ、大したことじゃないんだなっていうのはわかった(大した事だったら弟が自宅で寝ているわけがない)んで、もう一度改めて父に電話すると、今度は出ました。
要約すると、
「母親が発作で倒れて、今病院で点滴うってもらってて、もうすぐ終わるから帰る」
ってことでした。
父「で、救急車で来ちゃったから、足がないんだけど、どうやって帰ればいいと思う?」
「タクシーで帰ればいいんじゃない」

これ、私の気持ち的には、「タクシーで帰りゃいいだろうが!」くらいのテンションだったのですが、職場で夜勤明けだったこともあって、何とか気持ちを抑えて電話を切りました。


うちの父親は、一を十にして騒ぐ上に、全く危機管理能力に乏しい人間だということが、改めてよくわかりました。
大体、留守電に入っていたのって朝の五時台なわけです。
私が携帯をたまたま見たのは、朝の七時過ぎ。
その二時間の間で、だ、何で「大したことがなかったから大丈夫」とか一報を入れておくことができないのだ親父ー!
これが初めてで気が動転していて、というのならともかく、母親が倒れるのは今に始まった話ではないのです。
だから、言い方は悪いですが、母親は自分の体調について自覚しているので、母親だけならこんな騒動にもならなかったのでしょうが、これが父が絡んでくると話が大きくなる。
別に連絡するなって言っているわけではないのですが、私の勤め先上、携帯電話は持ち歩けないわけです。そうなると、気づくのって下手したら勤務終了後だったりするので、それこそ本当に大きな事件だったら、携帯に電話することそのものがまず間違っているわけですよ。職場に直接連絡してもらわないと、意味がない。

挙句の果てに心配させて、職場の人たちに断って電話をさせてもらって(仕事中ですからね)、「もう帰る」ってお前…お前なあ!!

実際夜勤が終わって帰宅したら、父はテレビの前で横になってるし、母も自室で横になってるしで、するべきことは何もない感じでした。

「お昼どうする? 夕飯どうする? 買い物行く?」
「適当に食べるからいいよ。弟は仕事だから夕飯いらないし」
「でも昼は食べるよな。何がいいかな」
「何でも好きなもの勝手に食べるんじゃない?」
と、まだ盛り上がっている父に、私が心底疲れた反応を見せてその日は終わりました。まだ、「飯作れ」と言い出す人間ではないところは、評価してもいいと思うんですが(父親は買い物とか、店で売っているお惣菜とかが大好きです)、実際そんなこと言ってきたら殴ってる。


母は次の日にはもう起き上がって(というかその日の夜にはある程度動けるようになってた)普段どおり過ごしていたんですが、父親にバナナを三本も食べさせられてうんざりしている始末でした。

「…十八の頃から付き合ってるのに、未だに私がバナナ好きじゃないってわからないのかしら…」
「わかるわけないじゃん。以前だって具合が悪くて寝込んでるのに、ウナギ買ってきたり、消化にいいからうどんって言って、カレーうどん買ってくるような人間だよ?」
「…昨日も中華丼の具だけを買ってきて、食べるって聞くからさすがにそれは断ったんだけど…」

そう言いながら、母は私が買ってきたフルーツヨーグルトを、
「あー倒れてから初めて美味しいもの食べたわー」
と言いながら口に運んでました。親父、お前は具合の悪い母親に何を食わせたかったんだよ。

ちなみに、私にもバナナを勧めてきたのですが、さすがにキレて、
「そう言って私がバナナ食べると思ってんの?」
と、鬼のような形相で答えてしまいました。(私は果物全般が嫌いです)
これが、母親に大して、体を案じて言ってくれているならともかく、明らかにウケ狙いで私に対して言っているので、堪忍袋の緒が切れました。ぶっちぎりで。

悪い人じゃないんですが、頼りにはなりませんな。
職場の人は「気が動転してたんだよ」とか言ってくれましたが、確かに私がそういう時に人よりも感情が平坦になる(多分元来の気質に職業病が加わった)のも認めますが、それにしたって、もう60とかになる人間がこれじゃあ、先が思いやられます。母親が逆に騒がれて具合が悪いのに気を遣わなきゃならないって、それどんな拷問だよ。
しかも、事が大きければ大きいほどどうしようもないので、強くあらねばと決意を新たにせざるをえませんでした。

ちなみに弟は「昨日のアレで、姉ちゃんが機嫌悪くなるだろうなあと思ったら、やっぱり悪くなったね…」と見方によっては私よりもクールな反応で対応してくれました。
結局レコーダーは死んだり死に掛けたりを繰り返しております。
時間おけば動いたり。かと思えば連続で再生できたり…。
もう、こうやってだましだまし使うしかないのでしょうか。
実際新しいの買ったほうが、精神のためにはよさそうです。


『鴉東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』

それなりにネタバレしてますので、要注意で。




最終話が近づくほど、主要人物に感情移入できません。困る。
鬼丸っていう自称盗賊の奴なんか、序盤で出てきてこいつだけでどこまで引っ張るのかと思いましたよ。
お前がバカなのは勝手だけど、こっちを巻き込むなよ、っつーか。
何でお前の迷惑千万な行いに付き合って、「やるな」「お前もな」みたいな戦いに、自分の命はあとわずかっていうのを知らされた状態でやらなきゃなんないのか理解に苦しみます。全く必然性のない戦いが多すぎる。
てめえの命が危ないっていうのに、何で子供のけんかなんか付き合わなきゃいけないんだよ! ふざけんなよ!

物語終盤で、主人公の命を利用して花札を封印する(今回はそれが仕事です)という話になるんですが、これ、結果として死ぬかもしれないって言う匂わせ方ならいいんですけど、無個性しゃべれない主人公であるのなら、その事実を衝撃として感じるためには、絶対的に周囲のリアクションが必要なわけですよ。だって自分で「そんな!」とか「俺は犠牲になるぜ!」とか、そういうの発露できないわけですから。
でもその周囲のリアクションが徹底的に弱い。
その事実がわかって一番最初にやることって、結局今までと同じ花札の封印で、厨二病みたいな大人を止めに行く羽目になるんですが、そんなことしている場合じゃない(気持ち的に)のに、周囲はそっちに気分ノリノリだし。だから、その花札を封印すれば主人公の死が近づくって状態で、どうしてお前らそんなに「そんときできることをしよう」とか言えちゃうんだよ。

で、次の日に仮にも他のキャラクターのクリスマスフラグをへし折るポジション(つまりはヒロイン)にいる女が、「いろいろなことがわかったからこそ落ち着いていられる。今楽しめることを楽しもう」とか、平気で言っちゃう脳みそどうにかなりませんか。
それ、自分で自分のこと言うならいいですよ。だけど、死ぬのは主人公でお前じゃねえ!
無実の罪で無理やり収監されて、挙句の果てに死刑にされるのを待つ人間の前で「残り少ない人生楽しめ」って言ってるようなもんですよ。ありえないこいつのリアクション。
それならまだ「貴方の冤罪を暴いてみせる」(助かる方法を必死で探す)とか、そういうリアクションをするほうがまだマシじゃないですか。

これ、「花札全部封印したら主人公死亡」っていうの、逆に主人公しか知らないとか、むしろその方が良かったのでは。
自分が死ぬと知りつつ、周囲を大切にしたい(残された時間を大切にしたい)っていうのなら、まだ主人公の行動が主になるので、街中に誰に対して愛を振りまいていてもおかしくないので。周りがどれだけアホでも、その日常すら愛しいっていう気分になれますしね。

何のために主人公以外にも、主人公の寿命(使命)が知らされたかっていうと、それぞれの主人公に対するリアクションを見るためだけなわけじゃないですか。それなのに、肝心の事実について楽観的なリアクションしかしないって、それどんな拷問。

何の解決策も見出せない状態で「でも助けるから」とかいけしゃあしゃあと…。そんな中、手作り弁当を渡されて「渡せてよかった」と微笑むヒロインに、どういうリアクションしろっつーのだ。

これ、クラスメート(仲間)が主人公に抱いている感情が、なんかこう友人じゃないんでしょうね。
くだらないことも一緒になって騒いできた仲間っていうよりは、完全無欠の人間はこんなことでくじけないよね? という無言の念押しをされているようで、一向に心の距離が埋まりません。じゃなかったら、「あたしたちがなんとかするんだから落ち込まないよね?」という何の解決にもなっていないプレッシャーを浴び続けているというか。

そりゃあ、雉明(主人公大好きで純粋に身を案じてくれる不思議少年。基本的に謎は全部語らないが思いのたけは全部ぶつける派)が輝いて見えるわけだよ。
相棒ポジションにも最終的には、こっちの問題は何も片付いていないのに、お前の過去のトラウマ解消できてヨカッタネオチでした。
こういうオチはだな、ネオロマだけにしておいてくれと…!

個人的には、鬼丸盗賊団から分離した(というかこっちの仲間になった)後の、ミギー(眼鏡のツンデレ貧乏性少年)は面白くて好きです。
勝手にミギーがビンタをライバル視していて、でもビンタが一枚上手っていうのがいい。

今のところ、これから九話のダンジョンにもぐろうかなというところなんですが、街中をフラグ立てた人間を追い掛け回す狩人プレイは凄く疲れました…。いや、もう正直そこまでして見たい奴もいなかったんだけどね…。
攻略本を見ながらやったので、みのりん(今回のヒロイン)以外は全員フラグが立ったっぽいんですが、なんだろう…大人同士の繋がりが凄くうっとうしいっつうか。別に野郎三人が喫茶店に集まって思い出話(多分本編では語られない)されてもねえ。

これこそ、主人公が青春真っ只中の高校生である必要性がないんですよね。九龍はあくまでなんちゃって高校生であって、任務のために身分を偽って高校に入学するところから始まるのでいいんですが、これ、本当に高校生がドタバタに巻き込まれるにしたって、大人がしゃしゃり出てくる率多すぎやしませんか。
絶対的に敵で、完全に死ぬ(魔人みたいにね)ならともかくとして、大人の作った組織に属して、大人と戦って、大人の事情で振り回されて、ってそれ結局自分ら青春どうにも謳歌できてないじゃん、みたいな。
大体八話なんて、完璧大人の尻拭いに奔走しているだけですからね。しかも、自分の死亡フラグぶち立ててる状態でだよ!
こう、若さゆえの勝手気ままさがないというか。逆に本当に高校生なんだから、厨二病と呼ばれない年齢として、さわやかに非現実と関わって欲しかったというか。
そういう、甘っちょろい高校生の物語だからこそ、大人ってのは、直接介入せずに、導くものであったりして欲しかったなあ。

本来なら、鍵さん(神社の狐)とかがその役割を担っているのかもしれないけど、あの人、実際身になることなんも言ってくれないし、大体正直な話、初めから人じゃない時点で、もうなんだろう、私が想像するジュブナイルの世界観と違和感を感じてしまうのよね。
人が人ならざる力を持つ。人なのに人ではないものになってしまう。だから、人である少年少女たちがそれを正す、みたいな、あくまで根源は人。だからこそ悲しく、嬉しい。
でも、神様が実際に出てきてしまい、かつ、精霊的なものが人型を取ってしまう(人をのっとるのではなく)と、もうそこは一気にジュブナイルじゃなくてファンタジー…というか。

あくまで、「超常現象などない」ところから始まるのがジュブナイルで、はなっから「超常現象ありき」で始まってしまうと、こう主人公が日常に戻ってこられた喜びみたいなのが半減してしまうような気がしました。
まあこの主人公にとってはそれが日常、なんだろうけども。
滅多にないのですが、たまに爆発すると凄いレベルになる物欲。
『魔装機神』だって積んでるし、『ときめもGS3』だって予約しているし、『紋章の謎』だって七月に出るのに、結局『ゴーストトリック』と『DSLL』を購入してしまいましたよ…。来るならきてみろ! 苦しむのは未来(厳密に言えば七月)の俺だぜ!(カッコイイことを言ったつもり)



DSは結局密林で購入しました。ソフトならともかくとして、本体はそれほど値崩れしないし、だったら一番楽な方法でやっちまえ! とばかりに…。



色は青にしました。イルムの髪の色! グルンガストの機体の色! ハッ! そういえばトレカでグルンガストのカード結局当たらなかった…!(もう財布のライフはゼロです)

しかし、予約したのが発売日の前日だったせいか、届くのが週明けっぽい(それどころか当分届かなさそうだ。苦笑)ので、それまでになんとか『鴉東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』をクリアしたい…! 今現在八話なので、もうちょっとだと思うんですが、最近気がつけば頭痛薬飲んでる身分として、夜になると速攻眠くなってしまうため、進む速度が遅くて…。

レポートは書く予定ないんですが、それもなあ。
九龍みたいに誰か一人でもキャラ萌えできていれば…というか、一番行動を共にしなきゃいけないクラスメートズが、誰か一人でも、もうちょっとこう、好みの奴がいたならば…!
ゲストキャラだけではレポート書けませんし、今回は本来ならば喜ぶべきことであるADVパートのの長さが、レポートの筆をへし折りました。
しかも、魔人のように強制的にルートが進み、人物が個性を放つのではなく、何処に誰と話すのかは任意(MAP上で好きなところへ行ける)となると、結局そのルートに直接的に関わるものは「散りばめられない」(読んだ、読まないで齟齬が出てきてしまうと困る)ために、どうしても無関係な話題が多くなって、感情移入が難しくなるんですよね。
だからこそ、重い内容だけでなく無属性の萌えが見られるっていったらそうなんですけど、その無属性な個性がちょっと弱いんだなあ…。

さて、ここで自室のDVDレコーダーを起動させたところ、ディスクを全く読み込まなくなってました。
お………お前………!!
前々からお前のこと好きじゃなかったけど、貴様ーッッ!!
買ってまだ二年くらいしか経ってないのに! 経ってないのにこの体たらく!!
クリーナーも読み込まないので、どうにもしようがありません。本当に急でした。それまでちゃんと映画のDVD動いてたんだから。
何のDVDを入れても読み込まないので、仕方がないから修理に出そうと思います。
もう…勘弁してくれよ…。一体何が気に入らなかったってんだ! ふざけんな!
これ、七万円くらいしたので、いくらなんでも修理したほうが安いでしょうし。
ただ、今まで取っておいたデータが吹き飛ぶかもしれないのが痛いところ…。だってダビングしようにも読み込んでくれなきゃどうしようもないじゃんかよ!
やっぱり、出会いからして最悪だっただけに、パナソニック製品とは相性が悪いようです。

俺、やっぱりお前じゃなく乾(NEC)君選んでいればよかった…(いましたっけ?)
ワールドカップが始まって変わったこと。
父の発泡酒がビールになった。(しかも瓶ビール)



さて、私が今の部署にいられるのもあと二週間となりました。
実はあの後、二転三転しまして、結局既にもめて実際に異動すれば血を見ることが予想できた部署ではない、別のところで働くことになりました。まあ、そこは今まで殆ど関わりがなかったので、実際行ってみなければどういう場所かはわからないのですが。

別に感慨深くなるほど今の部署に愛着もないのですが、やはりお世話になった方には挨拶をしておこうと声をかけました(夜勤がある職場だと、下手すりゃ一ヶ月くらいすれ違いになることもザラにある)。

「異動することになりまして、お世話になりました」
「えっ!? 何で!?」
「さあ。こっちが知りたいですけど」
「ええ!? いつから!?」
「七月からです」
「他に行く人いるの?」
「いますよ。全部で三人ここから出て行きます」
「ええ!? だから何で!?」
「さあ…師長にたてついた面子っぽいですけどね」
「ええ!? たてついたの!?」
「そうですねえ。今でも普通についてますけど、まあお世話になりました」

驚いて引き止めてもらえるうちが華、でしょうか。
さすがに同じ部署に五年もいると、人間関係ができすぎちゃったりとか、なあなあで仕事をしてしまうこともあるでしょうから、ちょうど良かったといえばそうかもしれません。
まだどうなるかわかりませんが、まあ宝くじが当たって音信不通になる予定だから、いいや仕事のことはどうでも!(毎年言ってる)


私と違う部署の男が、人事異動を言い渡されたのですが、「結婚の準備があるからできない」とか、とんでもない言い訳をぬかし、実際まぬがれたという話を聞いて、その男もその理由を通す上も大概だ、とそれが一番ぐったりきました。
なんかもう…気持ち悪いんだよこの男ォォォ!!


『東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』もやっと攻略本の封を切って六話まで進めました。
三話くらいまでレポート書いていたんですけど、途中から飽きたので、レポート含めて感想書くかどうか怪しいです。
今のところキャラ萌えまでは程遠いし、細かなシステム面で凄くイライラすることが多いし、根本的に諸般の事情があろうが、ここまでインスパイアするなら続編で出しゃいいのにという感想のまま、最後を迎えてしまいそうな気もします。
出せない理由も勿論わかりますが、だったら普通に新作出せばよかったのにねえ。システムを継承してるといっても、システム凄くやりづらいので、継承してまで云々したくないですし、世界観継承ならそれはもうただの劣化版になってしまいますから。
ちょっと色々勿体無いソフトという印象が強いです。

キャラに関しては、普通に鈴萌え。
「きりっ!」と居住まい正してみるとか、「空気だったですか…」とショックを受けてみたりとか、何かあると主人公の後ろに隠れたりだとか、普通に幼女萌えできて嬉しいです。他のクラスメートにだけ関して言えば、すべて影が薄いとしか言いようが…。壇とかもう何の印象も残ってない…。

後は、単品では正義の味方が思っていたよりもずっとまともでカッコイイのと、忍者とビンタはカップリングで萌えるとか、普通にいちるが着いてきてくれりゃ良かったのにとか、その程度ですね。
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