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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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キッチン用品が駄目だったのか、と思い、いつもの本を密林で頼んでみたところ、佐 川 だ っ た ………。
絶望が世界を支配した!!
疲れたので寝ます。
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『ミッション:インポッシブル2』
「これは、“不可能な指令”だよ? 困難などは物の数に入らない」
と、アンソニー・ホプキンスが序盤で言った時は、凄くワクワクしたものですが、ふたを開けてみればごく普通の映画でした。
やたらにアクションシーンを売りにしたいのか、ワイヤーとかスローモーションとかが、バンバン出てくるんですが、正直それが一番かったるかったです。
もう、いきなりカーチェイスならぬ、バイクチェイスが始まる後半三十分、全部いらん。
何でラスボスがバイクで追っかけてくるんだよ。イーサン・ホーク(トム・クルーズ演じる主人公)の嘘カラテみたいのなんなんだよ。タイムリミットがある戦闘なのに、どれだけだらだらやってんだよ。
愛する女の命にリミットがある、って盛り上げているはずなのに、カウントダウンすら画面で出てこないって、それどんな演出下手なんだよ! と、まあこんな感じでした。
ここに行き着くまでのスパイ活動とか、敵のボスをはめる様とか、そういうのはわりと楽しめたんですが。
でも、トム・クルーズって二枚目だよね。これには疑う余地もないというか。演技も酷評されるほどかなあ、といつも思います。逆にあまりに二枚目だと、周囲が厳しくなるのかなあ。

実はこの映画、リチャード・ロクスバーグリベンジで借りた映画で、「よしよし。今回は顔がわかる。あのボスの人だ。うん、この顔は、ムーランルージュの変態貴族と面立ちが似ているから間違いない」と思っていたんですが、違った。
え!? ええええ!? えええええええ!?
私がリチャード・ロクスバーグだと思っていたのは、ダグレイ・スコットで、そのボスの側近みたいなのが、リチャード・ロクスバーグだった………。
ええええええ!? あの顔の部品全部丸っこいあの人が!?
三本も意識してみたのに、このていたらく。
私は本当に、ムーランルージュを見たのでしょうか。そして、そこに変態貴族はいたのでしょうか。
その記憶が一番怪しいような気がしてきました(良かった………。感想書く前にキャスト調べて………)。
あ、でも役としては、リチャード・ロクスバーグがやった役は、最後気の毒でしたが美味しい役どころでしたよ。(それどんなフォロー?)
この作品、ブルーレイレンタルで見た最初の作品だったのですが、正直うちのテレビではDVDとの画像の差が全くわかりませんでした。
あーもっと大きいテレビならわかるのかもしれませんが。
でもまあ、作品がちらつきがない程度に見られればいい、って人間にとって、画像のきれいさの新化なんて、正直どうでもいいったらいいですね。


『ラブ・ファクトリー』
私も初め見たときは、これって、『ラブ・アクチュアリー』となんか関連性あるの? と思ったものですが、まったく関係ないと判明しました。
これは、はっきりとリチャード・ロクスバーグがわかりました。他に金髪はいなかったしね!(一体何のために見たんだ)
内容としては明るいタッチで話は進みますし、基本ハッピーエンドの物語なんですが、内包している問題は、養子だったり離婚だったり堕胎だったり長年連れ添った夫婦間のどうにもならない関係だったりと、根底に流れるものは、結構重たい感じです。
それを、それはそれこれはこれで、あまり深く掘り下げずに、それでも君に一目ぼれはするし、お腹の子供は一緒に育てるし、イタリア男は最後まで股関節脱臼とか、あえて、ご都合主義も、重いテーマも、鼻にかけずに流した物語、という感じがしました。
色々な女性が出てきますが、基本、どうしようもないのはとにかく男側なので、
「私は可愛くないかもしれない。愛するのが難しいのかもしれない。だけど、私は今の私が一番好きなの。だから、貴方も、貴方の子供もいらない」
と、言っちゃえる女の強さが際立つ作品でした。

ヒロインの女性が、すんごく可愛い人で、きれいじゃないんだけど、この顔に一目惚れするロクスバーグの気持ちがわかるなあ。ファニーフェイスとまではいかないですが、女性が納得する一目惚れの基準って、自分が見上げることもできない美人か、美人じゃないんだけど可愛い、という二択しかないと思うんですが、ジャスティン・ワデルはあきらかに後者でした。
きれいじゃないというのではなく、この役に関しては、ファニーフェイスを強調しているというか。

リチャード・ロクスバーグも非常にいい役で、情けなく、優しく、それでも決めるところは決める金髪を、見事に演じられておりました。
確かに、変態貴族はかっこよかったし、MI2の小悪党も良かったのですが、実際こういう一見して情けない容貌を実はしているのだなあ、と改めて魅力が発見できたようで、嬉しかったです。
密林の分割配送も困りものですが、最近、うちに届けてくれる配送業者が、ペリカンから佐川に変わってしまった様なのです。
困る!
ペリカンの兄さんは下請けですが、非常にきさくな方で、荷物も置いていってくれる間柄(改めて言うまでもないですが、本当はやっちゃいけないのを、こちらの自己責任においてやってもらっているのです)だったので、不在だろうがお構いなしに利用できたのですが、佐川はそうもいきません。
別に不在票を置いていってくれればいいのですが、なんだかこの佐川のおっさん、いちいち登録してある電話番号に連絡してくるのです。
「午前中に届けたんだけどいない。午後のいつならいるんだ」
みたいな。いないもんはいないんじゃ! この電話を受け取っている場所は職場だ!
夜勤入りで受け取ったりする場合、大体同じ時間指定にしておいたのが仇になったらしく、「何時から何時ならいるんじゃ」みたいな発言をされたこともあり、あまりいい印象がありません。向こうは親切(というか手間を省きたいんだろうけど)で言ってくれているのかもしれませんが、こちらとしたら、そんな配送業者とのやり取りこそ面倒くさいわけで。
メール便はまだほっておけるんですが(早く届けてもらいたいわけではないので、メール便が遅れたところで不満はない。あまり、折り曲げられて入れられるのもどうかと思うが)宅急便だとそうもいかず。
密林も、配送業者の欄にペリカンがなくなっているので、非常に恐怖を覚えております。 ちょっとメールで聞いてみたところ、JPは郵政公社とペリカンが一緒になったところだから、そこも前と一緒で使ってるとの返事が。
あ、そうか。
でもそうなると、何で立て続けに佐川………? 頼んだ品物がキッチン用品だったからか………?

理由はよくわからないんですが、ともかく、カムバックペリカン。


「遅くなってすまなかった」
「いいんだよ」
グリーンだよ!
と、そんなツッコミをしなければやってられないような作品でした。
何でこうも、この作品に出てくる女どもは、そろいもそろって言葉遣いが気持ち悪いかなあ!
なまじ、ペルソナ4をやって、その世界観の中のリアルな日常会話を見た後だったので、この世界観での変質者たちの会話が、不気味で仕方がありませんでした。
この作品の何が駄目って、思わせぶりな台詞とか、意味不明の用語とか、そんなことじゃなく、壊滅的に普通の会話のキャッチボールができないところだと思うんだ。
と、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンコンプリート』を見た感想でした。
職場の同僚が貸してくれまして………。笑顔で、
「ペルソナ4をクリアしたら、次は幻想水滸伝ティアクライスを貸すよ!」
と言われてしまい、凄いプレッシャー。

まあそれはそれとして、もう映像がどうのとかそんなん別に評価の対象にならないし。
映像がきれいなのはわかった。技術の粋を集めているのもわかった。で、結局この作品の中でそのきれいさと、粋は、どういった部分で面白さに昇華されているのかってのが、ごく当たり前に問題であって。
きれいな映像を見られて良かった、というのと、この作品を見られて良かった、というのは意味合いが大きく違うわけで。

今振り返ると、FF7って別に作品そのものとしては(特に音楽とか)それほどつまらなくはなかったのに、結局その中で、一番抜粋する必要がない部分がクローズアップされすぎてこんなんなっちゃったという印象を強く受けました。
作品としての売り方は、美形万歳、キャラクター万歳、だったのだろうけど(実際別に売り方としちゃ、いいドル箱だったのだろうけど)、そこは実はゲームで終わっていて良かった部分であって、というか。

まあ、そのへんは全部感想の蛇足であって、とにかく、PS媒体になってからのFFに出てくる女はとにかく気持ち悪いという前半が大筋です。
これ、結構前から言われているみたいなんですが、プロデューサーの女の趣味ってことなんですかねえ………。
あ、後いい加減に、エアリスとザックスは使い勝手のいい召還獣扱いはやめたほうがいいと思いました。あの二人に頼らないで一度でもいいから自力で問題解決してみろよ。大丈夫の前に!


『ペルソナ4』公式


■5月1・2日
雪子も無事に救出し、心はすでにGWへ。
今のところ雨が降る気配もないし、一回の高校生が事件の調査と言ってもたかが知れているから、心置きなくクラスメートの悩み相談に励んだ。しかし、悪魔の像も天使の像も似たようなもんだな。
そして夜、叔父から電話が。案の定、連休は休めなくなったそうだ。
………いや、話の流れからしてそうなるに決まってたのはわかってる………。わかってるが、だが、しかし、菜々子が可哀相だろう!
と、強く言えない俺(中身は社会人)は一言「残念だ」とだけ言って電話を切った。

■5月3日
千枝が遊びに誘いに来てくれた。菜々子も一緒にどうかと言う。見直した。(今までどう思ってたんだ)
かねてからの約束どおりジュネスへ。
「こんな店じゃ、菜々子ちゃん可哀相だろ」
という陽介の優しさが悲しい。
「ジュネス、大好き!」
「な、菜々子ちゃん………!」
俺はエンジェル二人に囲まれた花園を見た………。
その後、花村が菜々子の母親(事故で亡くなったらしい)について触れてしまうと、
「大丈夫だよ。お父さんいるし。………お兄ちゃんもいるし」
菜々子の頬染めがーッッ!!
そして、菜々子のコミュニティ発動。
その名は、正義。
か、可愛いは正義って真実だったのか………! と恐れおののきながら、俺は菜々子とたこ焼きを半分こにして食べたのだった………。
しかし、陽介は本当に誰彼なく優しくて、いい奴だな。

■5月4日
二日続けてみんなで外出。電話をかけてきてくれたのは陽介だが、ちゃんと「菜々子ちゃんも連れて来いよ」と、その一言が言える陽介は本当に男前だと思う。
連れてこられたのは一条と長瀬。
長瀬に可愛いと誉められ、照れて俺の後ろに隠れる菜々子。
初めて会ったときは、叔父の後ろに隠れられてしまったものだが………俺もとうとうここまで来たか!(至福)
そして、やっぱり長瀬は相変わらず馬鹿だった。菜々子にフォローされる高校生って、お前それどうなんだ。

■5月5日
キツネになつかれた。
しかしこのゲーム幼女から獣まで、幅広すぎだろう。
見た目は傷だらけのキツネだが、くるくる回ったり、後ろ足だけで立ったり、尻尾を振ったりと、やたらに仕草が可愛すぎる。
帰宅後、叔父がジュネスでお土産を買ってきてくれた。菜々子への罪滅ぼしみたいなものなのだろうが、凄いセンスに、この叔父は一体何個引き出しを持っているのだろと本気で思った。
武恵一も真っ青の数だな………。

■5月6日
千枝の特訓に付き合わされた後に帰宅すると、珍しく叔父が家にいた。
なんか話でも、というわりには、必死に話題を探す叔父。
俺は納得した。この親(叔父)にしてこの子(菜々子)あり、だな。
DNAの神秘とやらを垣間見た気がした。
ただ内容としては、叔父は俺を少なからず疑っているようだった。そりゃそうだろう。俺がこの町に来てから事件はおき、友人は巻き込まれ、怪しいことこの上ない。
そんな様子を見て、「お兄ちゃん、わるいことしてないよ。いじめてるの?」と菜々子が割って入ってきてくれた。
「い、いじめてなんかないぞ。ちょっと話をしてただけだ」
大慌ての叔父。
実際、叔父の言い分のほうが正しいし、お互いに何も悪いことはしていない………いや、俺はしてるか………なので、純粋に気をつけようとは思う。
叔父や、菜々子に心配をかけるのは本意ではないしな。

■5月7日
千枝と一緒に勉強。
ペルソナ合体も結局、意味がわからないまま、やったりやらなかったりをしている。大体レベルが上がっていないと、作ったペルソナが将来役に立つ何かを持っているのかすらわからんし。

■5月8日
千枝と川原で特訓。のはずが、ほぼ菜々子とのトライアングルデートだった。
「クラスにも虫きらいなこいるよ、だいじょうぶ!」
と、千枝まで励ます菜々子。これは、本当に将来ちゃんとしたお婿さんを見つけてやらないと………!(それはお前の役目じゃない)

■5月9日
いよいよ中間テスト開始。
結果としてはまあまあだと思う。以前授業で習った内容もあったし。
ちなみに天の声は、試験終了後一切答え合わせをしない派だった。したって終わってるものは意味がない。次に受けるときはどうせ全部覚えていないんだから意味がない派、とも言う。

■5月14日
一週間ほど何事もなく過ぎた。
いよいよ雨の夜。新しくテレビに映ったのは男性らしい。
その後の対策会議で、やたらに雪子が笑っていたが、俺はあいつと笑いの感性が違うとしか言えない。

■5月16日。
テレビに映ったのは、巽完二であることがわかる。暴走族をやっている老舗の染物屋の息子、だそうだ。振り向けばブルジョワって奴だな。
染物屋に行ってみると、いかにも怪しげな少年とすれ違うが、ともかく問題は巽のことだ。
店においてあったのは、第一の被害者であるアナウンサーがオーダーメイドで注文したものらしく、接点が見つかる。
しかし、全部が仮説なわけで、事件の解決には一向に結びつかない。頭を抱える俺たちの前で少年が巽を誘っていた。
それにはまあ、ほどほどに驚いたが、まんざらでもなさそうな巽にはもっと驚いた。
嫌だ! 俺は健全な堂島家の一員なんだ!

■5月17日
苦虫を百匹ほど噛み潰した表情で校門前で見張り。巽と、あの少年が待ち合わせをしているからだ。うう、見たくもない。
「や、オ、オレも今、来たところだから………」
た、巽が気持ち悪いぞ!
しかも、陽介と千枝が巽を尾行し、俺と雪子が染物屋を見張る羽目になってしまった。雪子は影との戦い後、ふっきれてからの感性が俺とまるで合わないので正直、何の話をしたらいいのやら。
ともかく、アドレスを交換して相手に頬を染められたりして、俺が微妙な空気を味わっている時、陽介たちは巽にホモ疑惑をかけて追い掛け回されていた。そりゃお前ら、巽じゃなくたって追いかけるだろう、それ………。

その後合流し、俺たちに二人して手を合わせる様が、あまりに可愛かったので許すことにした。
それにしても、乾は何か思い当たるところはありそうなんだが、ろくに会話にならないのが辛い。

そしてその夜、マヨナカテレビ。
「皆様、こんぱんは。ハッテン、ボクの町! のお時間どえす」
た、た、た、たー!?
「お、お、おい! おいおいおい!」
その後、すぐに電話をかけてきた陽介の反応も全く同じだった………。
今日は早く休むことにしよう………。色々な意味で疲れた。凄く。

■5月18日
巽の情報を集めつつ、バスケに勤しむ。
一条は孤児院から後を継ぐために引き取られたとか、色々重い話を聞く。給料分は働かなきゃ、という一条に、「………そういう言い方はねーだろ」と本気で心配かつ、悲しそうな長瀬。
お前も、天然だけどいい奴だな。
夜は、菜々子と会話。
一人っ子だと答えると、自分と一緒だと嬉しそうな菜々子。
「お父さんがね、まえに言ってたの。うちにはもうかぞくは増えないって。でも、お兄ちゃんができたね!」
可愛いなあ、菜々子!(とっくに自分を偽るのをやめた)

■5月19日
完二のダンジョンがきついのなんの。雪子姫から連続だと涙が出る。何度か全滅したぞ。普通の雑魚で………。
正直、イージーでこれだ。他のプレイヤーの方はいい腕してる。
うちの天の声にも、その実力を分けてあげて欲しい。
敵とのエンカウントも、実際逃げ切れるわけもないので、戦闘する羽目になるんだよな。
魔術師系に出会うと、ほぼ死を覚悟しなければならないのが、本当にキツい。
SPがなくて。これはあれだな。多少金を払ってもキツネにSPを回復してもらって、そして役に立つペルソナを作って、を繰り返したほうがよさそうだ。持っていくアイテムは体力回復よりも、カエレールだな。
ただ、このキツネ、ボリやがる………!
可愛いのは仕草だけか。

そしてここでやっと、ペルソナ育成の法則を知る。
いやーこれって、AとBを組み合わせるとC、みたいなそれぞれ固有のモノ同士を組み合わせるのかと思ってたんですが、全然違うんですね。問題はレベルかあ。なるほどねえ。
つまり、属性とレベルが問題なのであって、その固体そのものはどうでもいいわけだ。固体の初期レベルは重要だけど。
でもあれだな。結局その固体が自分に必要なスキルを持っているのか、成長した後持つのかはわからんわけだし、行き当たりばったり感はいくら続けても付きまとうってことなのかな?

結局、役に立つのは状態変化系らしい、ということはわかった。
完二の葛藤は、男のくせに、男だからと女にとやかく言われるのが嫌だってことらしいんだが………それと男が好きって何故つながるんだ。
実際は、人と付き合うのを拒否していた、臆病な自分との対面ということらしかったが、それにしても、完二のペルソナタケミカヅチはカッコイイなデザインが。俺の桃太郎も負けてないと思うが。

帰宅し、三人で食卓。またしても俺を心配しつつ、仕事人の顔が出てしまう叔父に、悲しそうな菜々子。
大慌てで食事を終わらせた俺と叔父だった。

■5月20日
一週間くらいサウナにこもっていたような気がする………。それくらい疲れた。実際、何のクエストをそれまでに受けていたのかすら、記憶が怪しい。

■5月21日
キツネの願いを叶え、自宅に戻ると珍しく叔父がいた。
「そんなに暇なのか」という前置き付きで叔父と会話をする。本当に可愛い人だな。40歳代というのが嘘に思える。
学校のことや他愛もないことを話し、「歳の離れた兄と弟ってとこだな」と笑う叔父に、俺は必死で「そうは見えない」と答えた。
天の声は「パラメーターアップなど無視して、お兄ちゃんって呼べよ!」と絶叫していたが、何のために攻略本があると思ってるんだ!

■5月22日
欲の友という凄いテーマソングが流れる通販を利用してみる。
雪子の悩みを聞いたところ、何でも旅館は継がずに高校を出たらこの街から出て行きたいんだそうだ。それには資格が必要だから、というのは最もなのだが、「インテリアコーディネーターとか。なんだかカッコイイでしょ」と言ってしまう雪子の自立心が非常に怪しく思える。結局世間知らずのお嬢様なんだな。
帰宅すると、連続で叔父会話発生。
そんなに俺と話がしたいのか!? 叔父がついにデレたか!? と思ったのだが、冷静に考えると俺が話したい(パラメーターを上げたから)から叔父が話しかけているのだものな………。(照れ)
ここでも結局事情聴取になってしまう。ジュネスの家電売り場にいることすらわかっているようで、そうなると、テレビに甥が消えるなどというおかしな風景を叔父は見る羽目になるのだろうか。それは避けたい。
一瞬険悪に成りそうなムードに、菜々子が入ってくる。
「お兄ちゃんばっかり、ずるい」
「お前とは、いつも話してるだろ」
「いつもって、いつ………?」
菜々子が切なすぎる!
だが、結局「遅いから早く寝なさい。今度話すから」と言い訳にもならないいつもの言い訳が出て、菜々子は自室に戻っていった。
………確かに、他が一癖も二癖もあるのに、この親子だけ何もないわけがない、と思ってはいたが、どうやら、やはり、ありそうだ。
「………血が繋がっていれば、家族か?」
これは、多分、俺のことを言っているのではなく………。

■5月23日
堂島家が凄くドロドロしてきた。
お互いに、いい人たちなんだけど、どうしてもすれ違うんだな………。
たまに早く帰ってくる叔父のために、菜々子と一緒にあくあんを買いに行ったのだが、叔父が先に帰宅しており、夜半の外出を叱られてしまった。
俺の行動が軽率だったのはともかく、せめて菜々子の理由くらい聞いてあげて欲しかったのだが………。
どちらにせよ、この二人のすれ違いは会話が足りない、というだけではなさそうだ。(ぐったり)

■5月24日
実は今のところ一番コミュニティが高いのは、吹奏楽部の松永だ。
いや、可愛い後輩なものでつい………。
急遽トロンボーンのパートを任され、いっぱいいっぱいの松永。家にあったからこんな大きなトロンボーンをやる羽目になって、というのが、凄くリアルな理由だ。

■5月25日
実はこのあたりで、海老原あいという気の強い女生徒をナンパしているこの俺が!
こいつは、一条のバスケ部のやる気のないマネージャーだろう。関心もわかん。
………が、コミュニティ制覇のために、心を鬼にして声をかけている。
「じゃ、午後の授業サボんなよ」
………? サボるな? サボっちゃいけない、と何故声をかけてわざわざ言われなければ………?
そこで俺は、彼女の言葉遣いと俺のギャップを感じた。
ああボんなよ、ね。
んなよ、じゃなく………。
俺の勇気はこんなことのために鍛えたんじゃないはずだ………!
彼女と付き合うのは無理だと思う。

■5月26日
………と思ったのに、放課後海老原に連れられてサボることになった俺。
文字通り引きずられて、荷物持ちをさせられて、俺は一体何をやっているのだろう。だが、現実にこういう女といると楽しい、と思う男の気持ちもわからないでもない。こう、なんていうか、重くならない雰囲気があるというか………俺は別に堂島家の話をしているんじゃなくてだな!
俺のことを店員に指摘されて、イラっときている様を見るに、俺はいつの間にお前の彼氏ポジションにと思わずにはいられない。

■5月27日
散々ジュネスに振り回される陽介。正直、老舗旅館の女将より、チェーン店の息子のほうが億倍大変に見える。
それでも、やることはやらないとな、と笑う陽介は本当に偉い。
結果、「一番初めに駄目なとこ見られたのがお前でよかった」と微笑まれ、うすぼんやりと微妙な空気になったのは秘密だ。

■5月28日
千枝とのコミュニティは、千枝との修行なのだろうか。特訓しかやっていない気がする。
ただし、今回に限り凄く甘酸っぱかった。
中学時代の同級生らしい男が現れ、ひとしきり雪子のことばかり話して帰っていった。どうやら、千枝はこの男のことが好きだったんだろうな………。
思わず近づくと、「く、組み手!? 組み手だよね!?」と、顔を赤くして狼狽された。
………………………本当にこのゲームは、男も女も可愛いな………。

■5月29日
千枝が長瀬に漢と認められていた。
長瀬………お前はもうずっとそのままでいてくれ………。

■5月30日
現在、義理の息子と仲良くなれない母親とか、友達ができない少年やらを相手にしているので、心が重い。

■5月31日
マーガレットに食われかけた。
き、絆ですか!? いきなり運命ですか!?
ともかく女帝コミュの主、マーガレットは、シルフとウコバクで作ったイッポンダタラの筋肉にうっとりしていた。
もう、このストーカー連中どうにかならんのか。怖い。

恐怖を引きずりながらバスケ部へ出ると、一条が来ていなかった。何事かと思ったら、どうやら今まで散々反対されていたバスケでもなんでも好きにやればいい、と家の人に言われたらしい。
………大人って奴は………!(やり場のない拳)
一条は、同じ学年でもちょっと悩みが成熟されすぎて、俺には答えようがない。
黙って空を見上げる一条を見ながら、俺も金髪美女に食われそうになっている場合じゃないと決意を新たにした。

6月へ続く。
「ぐ………!」
男は割れ鐘が頭の中で鳴り響く音を聞いた。
思い切り両手で自分の頭をつかんで締め付ける。
ぐいぐいと、爪が食い込むほどに力をこめても、音は鳴り止まない。
猛烈な頭痛に目の前の景色がかすむ。真っ白に斜がかかったようになり、じわじわと、奥から何か流れ出てくるような気がする。
だが、こんなところで立ち止まっているわけにはいかなかった。
あいつが、待っているのだ。
俺の助けを。じっと待っている。
俺が必ず行くから、とそう約束したから。
泣かないで待ってろ、と、俺が言ったから。
動けば動くほど、意志を持てば持つほど、自分を苛むこの頭痛。
自らにかせられた封印を、痛みと共に自覚しながら、それでも男は歯を食いしばって立ち上がる。
「………待ってろ………!」
喉から搾り出されたようなかすれた声すら、自らの脳天に響いたが、一度立ち上がった男はもう、振り返ることはなかった。


………みたいな、痛みから立ち上がる描写みたいなのよくありますが、現実的に無理だよね。(コラァ!)
もう、頭が痛い時って、何もできないし、何やっても駄目ですよ!
女を助けに行くのも、男を助けに行くのも無理無理。それはネオロマの世界だけですよ!
………とまあ、そんなわけなので、沈んできます。
最近まあまあ調子が良かったので悔しい。(コンスタントに頭痛はあるが、時間を空けずに頭痛薬をかっ込むレベルは久しぶり)
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