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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『ミッション:インポッシブル2』
「これは、“不可能な指令”だよ? 困難などは物の数に入らない」
と、アンソニー・ホプキンスが序盤で言った時は、凄くワクワクしたものですが、ふたを開けてみればごく普通の映画でした。
やたらにアクションシーンを売りにしたいのか、ワイヤーとかスローモーションとかが、バンバン出てくるんですが、正直それが一番かったるかったです。
もう、いきなりカーチェイスならぬ、バイクチェイスが始まる後半三十分、全部いらん。
何でラスボスがバイクで追っかけてくるんだよ。イーサン・ホーク(トム・クルーズ演じる主人公)の嘘カラテみたいのなんなんだよ。タイムリミットがある戦闘なのに、どれだけだらだらやってんだよ。
愛する女の命にリミットがある、って盛り上げているはずなのに、カウントダウンすら画面で出てこないって、それどんな演出下手なんだよ! と、まあこんな感じでした。
ここに行き着くまでのスパイ活動とか、敵のボスをはめる様とか、そういうのはわりと楽しめたんですが。
でも、トム・クルーズって二枚目だよね。これには疑う余地もないというか。演技も酷評されるほどかなあ、といつも思います。逆にあまりに二枚目だと、周囲が厳しくなるのかなあ。

実はこの映画、リチャード・ロクスバーグリベンジで借りた映画で、「よしよし。今回は顔がわかる。あのボスの人だ。うん、この顔は、ムーランルージュの変態貴族と面立ちが似ているから間違いない」と思っていたんですが、違った。
え!? ええええ!? えええええええ!?
私がリチャード・ロクスバーグだと思っていたのは、ダグレイ・スコットで、そのボスの側近みたいなのが、リチャード・ロクスバーグだった………。
ええええええ!? あの顔の部品全部丸っこいあの人が!?
三本も意識してみたのに、このていたらく。
私は本当に、ムーランルージュを見たのでしょうか。そして、そこに変態貴族はいたのでしょうか。
その記憶が一番怪しいような気がしてきました(良かった………。感想書く前にキャスト調べて………)。
あ、でも役としては、リチャード・ロクスバーグがやった役は、最後気の毒でしたが美味しい役どころでしたよ。(それどんなフォロー?)
この作品、ブルーレイレンタルで見た最初の作品だったのですが、正直うちのテレビではDVDとの画像の差が全くわかりませんでした。
あーもっと大きいテレビならわかるのかもしれませんが。
でもまあ、作品がちらつきがない程度に見られればいい、って人間にとって、画像のきれいさの新化なんて、正直どうでもいいったらいいですね。


『ラブ・ファクトリー』
私も初め見たときは、これって、『ラブ・アクチュアリー』となんか関連性あるの? と思ったものですが、まったく関係ないと判明しました。
これは、はっきりとリチャード・ロクスバーグがわかりました。他に金髪はいなかったしね!(一体何のために見たんだ)
内容としては明るいタッチで話は進みますし、基本ハッピーエンドの物語なんですが、内包している問題は、養子だったり離婚だったり堕胎だったり長年連れ添った夫婦間のどうにもならない関係だったりと、根底に流れるものは、結構重たい感じです。
それを、それはそれこれはこれで、あまり深く掘り下げずに、それでも君に一目ぼれはするし、お腹の子供は一緒に育てるし、イタリア男は最後まで股関節脱臼とか、あえて、ご都合主義も、重いテーマも、鼻にかけずに流した物語、という感じがしました。
色々な女性が出てきますが、基本、どうしようもないのはとにかく男側なので、
「私は可愛くないかもしれない。愛するのが難しいのかもしれない。だけど、私は今の私が一番好きなの。だから、貴方も、貴方の子供もいらない」
と、言っちゃえる女の強さが際立つ作品でした。

ヒロインの女性が、すんごく可愛い人で、きれいじゃないんだけど、この顔に一目惚れするロクスバーグの気持ちがわかるなあ。ファニーフェイスとまではいかないですが、女性が納得する一目惚れの基準って、自分が見上げることもできない美人か、美人じゃないんだけど可愛い、という二択しかないと思うんですが、ジャスティン・ワデルはあきらかに後者でした。
きれいじゃないというのではなく、この役に関しては、ファニーフェイスを強調しているというか。

リチャード・ロクスバーグも非常にいい役で、情けなく、優しく、それでも決めるところは決める金髪を、見事に演じられておりました。
確かに、変態貴族はかっこよかったし、MI2の小悪党も良かったのですが、実際こういう一見して情けない容貌を実はしているのだなあ、と改めて魅力が発見できたようで、嬉しかったです。
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