一緒に、バットマンの『THE DARHK KNIGHT』が入っていたのですが、ディスクデザインのあまりの乙女っぷりにやられました。奴はたそがれていた………。
あれ? なんかこんなエロゲーアニメのDVD表紙見たことあるような、ないような………。
さて、『インクレディブル・ハルク』ですが、中々面白かったです。
前半はちょっと進みが遅くて、アクションシーンが延々流されるので、かったるい感じなのですが、後半のアクションシーンは中だるみせずに、化け物同士のつかみ合い(殴り合いではない)になって、非常に臨場感がありました。
最初から最後まで、緑色の巨大な化け物になってしまう主人公の、人間時の姿と、ハルクの外見がどう考えても一致しないので、それだけは違和感がありましたが………。
いっそ、人間が人間ではないモノになってくれれば、まだマシだったのでしょうが、人間が緑色になって大きくなるという変身の仕方なので、どうしても別人な顔だけが気になって気になって。
しかも、普通に見ても、変身後のルックスのほうがカッコいいと思うんだ………。
いえ、カッコイイというわけではないのですが(どこかのオバチャンみたいな顔をしている)ただ、私はこういう、いわゆる醜いと称される化け物顔が大好きなので、どうしても変身後の顔に肩入れしてしまうのです。
ほら、『美女と野獣』でも、元に戻った後の王子様の顔にがっかり! みたいなニュアンスというか。ずっと野獣でいてくれりゃ良かったのに! みたいな。
普通の細い冴えない顔した(エドワード・ノートンに失礼だろ)青年よりも、肉体化け物で、顔もどちらかといえば愛嬌がある顔をしている化け物と、きれいな女性が寄り添っている図って、超萌えませんか。私は萌えます。
こんな化け物を彼女は愛している(いえ元々恋人同士なんですが)っていうのもいいし、こんな外見になっても彼女への愛は変わらないっていうスタンスもいい。
外見の美しさ=内面の美しさではないところが、こう御伽噺っぽくてグっとくるのです。現実はそう甘くないからな。
まあ、私は化け物外見でも普通にカッコイイと思える人間なので、どっちが好みたら、圧倒的にハルク顔のほうなんですが。
物語としても、明確な敵が出てくるわけではなく、実験を志願し化け物になってしまう主人公と、それを追いかける軍部。
彼を救おうとするかつての恋人と、彼の化け物じみた力に魅せられた軍人という、小さな世界で行われる争いが主軸なので、感情移入しやすいです。別にこれによって世界が救われたりするわけではないので。
特に、ハルクがダサイ分、相手役として出てくる軍人のクリーチャーじみた化け物外見が際立ちます。
ハルクの力にただ魅せられるのではなく、現役の軍人としてはもう体力も力も及ばなくなってきた軍人が、自ら率先して化け物になってまでも、力を追い求める様は非常にリアルでした。
主人公は、戦いたくないし化け物になりたくないので、元に戻れる方法を必死で模索するのですが、軍人はむしろ嬉々として化物になろうとするその対比が見事。
ゆえに最終決戦も、主人公と戦うことだけを望む軍人を、やっつけるのではなく、止める主人公との戦いになるので、殴り合いにはならないわけです。
殴る=やっつける、というわかりやすい演出ではなく、組み伏せたり、つかんだり、ねじ伏せたり、という押さえつけようとする戦いの表現が、凄くカッコよかったです。
軍人役の人も、最初見たとき「小柄であまり軍人ぽくないなあ」と思ったのですが、多分わざとそういう人をキャスティングしているのでしょうね。化物になったときの対比のために。それはハルクも一緒なのですが。
一応、ハルクには表情があるので(人間外見ですから)「もーやりたくないよこんなことー」みたいな、うんざりした表情をしてくるヒーローっていうのも、中々ないと思います。そんなお茶目な表情が萌える。
アメコミが原作だけあって、細かく笑えるツボが抑えてあり、またしてもカラーテ文化万歳みたいな、おかしなアジア表現みたいなところもありますが、わりとさらっと流せます。嫌味に笑う部分が多くないのも高評価。
そしてラスト。
計画が失敗した軍部の将軍が、酒びたりになっている場所に現れるのがなんと、アイアンマンこと、ロバート・ダウニー・ジュニアではありませんか。
あーそういえばリンクしているとかなんとかー。
アイアンマンの続編が、イコールこの続編なのか、ハルクはハルクでまたあるのかは知りませんが、アイアンマンも映画としては非常に面白かったですし、続きが楽しみです。
ノリノリのロバート・ダウニー・ジュニアと、ちっともノリきれないエドワード・ノートンの組み合わせは、考えるだけでわくわくします(苦笑)。
あれ? なんかこんなエロゲーアニメのDVD表紙見たことあるような、ないような………。
さて、『インクレディブル・ハルク』ですが、中々面白かったです。
前半はちょっと進みが遅くて、アクションシーンが延々流されるので、かったるい感じなのですが、後半のアクションシーンは中だるみせずに、化け物同士のつかみ合い(殴り合いではない)になって、非常に臨場感がありました。
最初から最後まで、緑色の巨大な化け物になってしまう主人公の、人間時の姿と、ハルクの外見がどう考えても一致しないので、それだけは違和感がありましたが………。
いっそ、人間が人間ではないモノになってくれれば、まだマシだったのでしょうが、人間が緑色になって大きくなるという変身の仕方なので、どうしても別人な顔だけが気になって気になって。
しかも、普通に見ても、変身後のルックスのほうがカッコいいと思うんだ………。
いえ、カッコイイというわけではないのですが(どこかのオバチャンみたいな顔をしている)ただ、私はこういう、いわゆる醜いと称される化け物顔が大好きなので、どうしても変身後の顔に肩入れしてしまうのです。
ほら、『美女と野獣』でも、元に戻った後の王子様の顔にがっかり! みたいなニュアンスというか。ずっと野獣でいてくれりゃ良かったのに! みたいな。
普通の細い冴えない顔した(エドワード・ノートンに失礼だろ)青年よりも、肉体化け物で、顔もどちらかといえば愛嬌がある顔をしている化け物と、きれいな女性が寄り添っている図って、超萌えませんか。私は萌えます。
こんな化け物を彼女は愛している(いえ元々恋人同士なんですが)っていうのもいいし、こんな外見になっても彼女への愛は変わらないっていうスタンスもいい。
外見の美しさ=内面の美しさではないところが、こう御伽噺っぽくてグっとくるのです。現実はそう甘くないからな。
まあ、私は化け物外見でも普通にカッコイイと思える人間なので、どっちが好みたら、圧倒的にハルク顔のほうなんですが。
物語としても、明確な敵が出てくるわけではなく、実験を志願し化け物になってしまう主人公と、それを追いかける軍部。
彼を救おうとするかつての恋人と、彼の化け物じみた力に魅せられた軍人という、小さな世界で行われる争いが主軸なので、感情移入しやすいです。別にこれによって世界が救われたりするわけではないので。
特に、ハルクがダサイ分、相手役として出てくる軍人のクリーチャーじみた化け物外見が際立ちます。
ハルクの力にただ魅せられるのではなく、現役の軍人としてはもう体力も力も及ばなくなってきた軍人が、自ら率先して化け物になってまでも、力を追い求める様は非常にリアルでした。
主人公は、戦いたくないし化け物になりたくないので、元に戻れる方法を必死で模索するのですが、軍人はむしろ嬉々として化物になろうとするその対比が見事。
ゆえに最終決戦も、主人公と戦うことだけを望む軍人を、やっつけるのではなく、止める主人公との戦いになるので、殴り合いにはならないわけです。
殴る=やっつける、というわかりやすい演出ではなく、組み伏せたり、つかんだり、ねじ伏せたり、という押さえつけようとする戦いの表現が、凄くカッコよかったです。
軍人役の人も、最初見たとき「小柄であまり軍人ぽくないなあ」と思ったのですが、多分わざとそういう人をキャスティングしているのでしょうね。化物になったときの対比のために。それはハルクも一緒なのですが。
一応、ハルクには表情があるので(人間外見ですから)「もーやりたくないよこんなことー」みたいな、うんざりした表情をしてくるヒーローっていうのも、中々ないと思います。そんなお茶目な表情が萌える。
アメコミが原作だけあって、細かく笑えるツボが抑えてあり、またしてもカラーテ文化万歳みたいな、おかしなアジア表現みたいなところもありますが、わりとさらっと流せます。嫌味に笑う部分が多くないのも高評価。
そしてラスト。
計画が失敗した軍部の将軍が、酒びたりになっている場所に現れるのがなんと、アイアンマンこと、ロバート・ダウニー・ジュニアではありませんか。
あーそういえばリンクしているとかなんとかー。
アイアンマンの続編が、イコールこの続編なのか、ハルクはハルクでまたあるのかは知りませんが、アイアンマンも映画としては非常に面白かったですし、続きが楽しみです。
ノリノリのロバート・ダウニー・ジュニアと、ちっともノリきれないエドワード・ノートンの組み合わせは、考えるだけでわくわくします(苦笑)。
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