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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~』感想その1

移植作品なのでネタバレには配慮しておりません。




現在、第三章まで。
一、二章はインターミッションみたいなものなので、実質フリーウェイに歩き回れる(笑)のはここからが本番、ってところでしょうか。
とにかく、マップ画面で一ミリ移動するだけで、ドカドカドカッ! と日数が減るので戦々恐々です。岩とか林につっかかって何百日単位で一年が過ぎた時には思わず悲鳴。
寿命がそれぞれのユニットに存在していて、若い頃、青年期、もう駄目期という三段階にわかれているため、ブラッド・井原・ボアル軍ではもう駄目期(老年期)に入ると速攻二軍落ちという鉄の掟が存在しております。
戦闘システムがほぼ自動で、こちらは見ているだけ。
最初の編成ですべてが決まってしまうゲームなので、慣れるまで多少時間がかかるかもしれません。未だによくわかってないというせいもありますが…。自由度がありそうに見えて、HPが低い奴を背後にいるユニットがそれぞれの特徴に合わせて守る、っていうのが基本編成なので、実際ユニットの配置そのものはあまり代わり映えしないような気がするんですが。
致し方ないです。HP低い奴は本当に低くて、普通に一撃当たると死ぬし、かといって回復役は必須だし、回復がいらないユニットばかりをそろえたとしても、来年はもう死ぬとか、そんななので、必然的にローテーションと編成に頭を悩ませる時間が八割、というデキになっております。この辺、確かに人を選びそうではありますが、戦闘ユニットが固定じゃない分、それぞれのユニットに思い入れができるエピソードが「ない」(仲間は基本的に酒場に勝手に集まってきます)ので、私は逆に楽しめている感じです。

一、二章で一緒だった初期の山賊団メンバーは、固定グラフィックがあって物語にも多少絡んできますが、あくまで多少ですし、彼らにも当然寿命が存在するのでいついなくなってもいい心構えだけはしておこうかと。多分、もういなくなる…。

突然現れるわりには常にそばにいる不死身のブラッド団長に、厳しいことを言ってくるストーカー女性は、偉そうを通り越してあまりに唐突なので、こう、銀行のATMの一方的な会話を思い出してしまいました。
「通帳をおとりください」「カードをおとりください」「現金をおとりください」みたいな(笑)これが敬語じゃない、っていうだけの話です。

物語としては、女の人が世界が滅ぶから頑張れ、と言って来ているだけの段階なので今のところ不明。
ブラッド団長の、三百何歳という年齢表記だけが謎ですが、特別説明もなく。
しかし、このゴーレム山賊団、村に住んでいて昼行灯と呼ばれていて特別役にも立っていなかった集団らしいのですが、何故山賊団なのかこれが一番不明です。山賊…の定義ってなんだっけか…。(意味・山の中を本拠地にして通行人を襲う盗賊)

キャラクターとしてはフリーが地味に強いのでひいき。ユニットグラフィックも、ひょろっと背が高くて萌えます。それになんてったって弓兵ですから!(鼻息)
ウォルラスとの師弟関係いいんですが、どうやって僧侶と弓兵が手合わせしているのかは謎。
あと、ガレフとリリーの甘酸っぱさには悶絶。そりゃあ、最初はちょっと陰のある二枚目団長にクラっとくるかもしれないけれど、結局いつもそばにいて気を遣ってくれる優しい同僚が本星にならあな!(ムードのカケラもない)
ガレフ「川の水は冷たい。手が荒れるから軟膏をぬっておけ」
リリー「大丈夫よ。慣れてるから」
ガレフ「軟膏を塗っておけ」
の会話で悶絶しました。親切なんだけど男らしい(若干上から目線)というシチュエーションは萌えますねえ!
結果的に、二人は結ばれる(子供の名前はコレか)んですが、その前の、リリーがブラッドを吹っ切る台詞が凄い。

「ブラッド…私、歳を取ったわ」

あばばばばばばばばばばばば!

お、重ッ! 重い!
実際その時点でリリーは29歳とかなので、歳? と私から見るといいたくもなるのですが、女の人がこういう事を口に出したらそれはもう、最終宣告ですよね。

そして、老兵は去り若者が生まれる、と。
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