何度見ても、「.5」という題名が笑えるんですが、いたし方ありません。
携帯機ではなかった、追加ストーリーなのでボリュームもさほどありません。というか、あそこまで育てた歴戦の勇者たちが、精神コマンドを含め全て白紙になって出てくる時点で悲しくて仕方がありません。俺の苦労と愛が!
特別新キャラも萌えませんし、エクサランスの子供達が主役みたいなものなので、流せるところは流します。
どうやら、秘密裏に新しいやばそうな機体を開発している面々がいる様子。このあたり、ドラマCDの内容ですね。
パイロットの命を犠牲にしかねない代物ですが、それを狙ってDC残党が攻めてきたときに、居合わせた伊豆基地連中。そう、イルムです。
「それよりあの連中………大事なお宝でノイエDCと戦う気か?」
「なかなかの物だな、あの新型。あれが量産されたら、軍需産業のシェアも大きく動くだろう。リンやイスルギにとっちゃ、インスペクターやシャドウミラー以上の脅威かもな」
結果、暴走を起こして謎の機体は自爆させられてしまいます。
「いや、機体はそれほどの損傷を受けちゃいなかった。………自爆したのかもしれんな」
この発言の前に、「新型のパイロット! 応答しろ、何が起こっている!?」と問いかけていたくせに、冷静な切り替えし。ますます際立つおとなっぷりです。
自爆した機体を捨てて、輸送していた連中は去ってしまいます。
「ふん………そうまでして守りたい秘密が、あの機体にあったってわけか」
その後、その機体が軍のトライアルに回されるものだとわかります。
「戦闘能力に関しちゃ、なかなかのもんだ。戦争で勝つことだけに主眼を置くのなら、採用されるかもしれんが………。俺はあんなのに乗りたかないねえ」
ちょ、たまに見せるべらんめえ口調もやめろ………!(萌え)
本当に軍部が関わる話題、しかも機体に関する話になると、イルムが輝きすぎで参ります。何でお前ただの軍人なのにそんなに世慣れて………。
今のところ、パイロットの育成やらなにやらも全くできず、今まで使っていたユニットたちは全員スポット参戦なので、さびしくて仕方がありません。自分で育てた他人から見ると愛着も何もない奴にそそぐ愛こそスパロボの醍醐味だというのに。
結局試作機は「バルトール」と名づけられ、正式なお披露目があるのですが、きな臭さ炸裂です。ロールアウトしてきた会社の社長さんは陰謀で殺されちゃうし。
「俺もバルトールに興味はあるよ。別の意味だけどな」
そんな中、不信感を隠そうともしないイルム。隠す意味もないんでしょうが。
「問題点というより、秘密がある」
かっけえなあ、もう、いちいち。
結局きな臭さは大当たりし、各地でバルトール隊が民間人や軍人の拉致に入ります。クスハたちもさらわれたりして大荒れです。
結局、生体コアとして人間がパーツとして必要な機体なんだそうで。
「無作為に人間を拉致し、使えるデータを選別するつもりなのか?」
「それじゃ、効率が悪い。人間の拉致そのものが目的ならば、軍基地より民間施設を襲ったほうがいいのはわかりますが………。そもそも民間人のデータを集めて何をしようってんですかね」
効率! 効率ときたか!
人間の生死に関わることをさらっと流すイルム。普段なら周りの連中が過剰反応しそうなものですが、この舞台であまりに正論だからか、言うべき人が言うべきことを言っただけだからか、誰も反論しません。さすがイルム。
結局、宇宙のヘルゲートに仲間達はとらわれていることがわかります。連邦軍は、ヒリュウとハガネが12時間以内に助けられなければ、核を使うと宣言。
「敵の本拠地が判明しているんだったら、多少の犠牲を払ってでも早めに潰す。エアロゲイターやインスペクターとの戦いから学んだ教訓だな」
「だからといって、仲間を見捨てるわけにはいきません!」
「猶予があるだけマシさ。それに、上がその気なら、とっくに核やH-MAPWを使ってるよ」
………甘く見てたぜ2.5。
イルムが! イルムの軍人ポジションがこんなに引き立つなんて!
OVAとかCDドラマってこんなに出番あったっけ? というかいたっけ?
「ヘルゲート………いや、スカルヘッド自体が相当胡散臭い経緯で作られたみたいだし………政府の偉いさんの中に、あれの今後の利用価値を見出した奴がいてもおかしくはないな」
「最悪の場合、作戦中止命令が出るかもしれない、と?」
「上とユルゲン博士の間で、交渉が成り立つんならな」
「じゃあ、仲間達はどうなるんですか?」
「死亡していると判断されたらそれまでだろうな」
「それまでって………」
「ヘルゲートへ核が撃たれて、終わり」
どどどどどどれだけ冷酷冷徹なんですかイルム!
この手の発言を、さらっと口に出しすぎだお前! 状況見えすぎだ!
結局作戦は実行されるわけですが、核はタイムオーバーで撃たれる予定も変わりません。
「やれやれその保険は生きたままか。毎度のこととは言え、もう少し余裕のある勝負をしたいところだけどな」
全くだよ。と思いつつ、最終面は結局、何十ターンも使ってこつこつ削らなきゃならない、爽快感もまるでないいつものラスボスでした。
くっ、こうなると、新キャラのフォルカくらいしか萌える要素なかったじゃないか! 敵だけど!(CV松本氏)
でもラスボスはイルムでとどめさしたし、結局隠しユニットに乗れたヴィレッタが撃墜数トップだったのは本望。こういう楽しみ方をせずして何のためのスパロボか!
長きに渡りお付き合いいただきありがとうございました。
弟からセーブデータをもらったので、外伝が届き次第スタートします。
携帯機ではなかった、追加ストーリーなのでボリュームもさほどありません。というか、あそこまで育てた歴戦の勇者たちが、精神コマンドを含め全て白紙になって出てくる時点で悲しくて仕方がありません。俺の苦労と愛が!
特別新キャラも萌えませんし、エクサランスの子供達が主役みたいなものなので、流せるところは流します。
どうやら、秘密裏に新しいやばそうな機体を開発している面々がいる様子。このあたり、ドラマCDの内容ですね。
パイロットの命を犠牲にしかねない代物ですが、それを狙ってDC残党が攻めてきたときに、居合わせた伊豆基地連中。そう、イルムです。
「それよりあの連中………大事なお宝でノイエDCと戦う気か?」
「なかなかの物だな、あの新型。あれが量産されたら、軍需産業のシェアも大きく動くだろう。リンやイスルギにとっちゃ、インスペクターやシャドウミラー以上の脅威かもな」
結果、暴走を起こして謎の機体は自爆させられてしまいます。
「いや、機体はそれほどの損傷を受けちゃいなかった。………自爆したのかもしれんな」
この発言の前に、「新型のパイロット! 応答しろ、何が起こっている!?」と問いかけていたくせに、冷静な切り替えし。ますます際立つおとなっぷりです。
自爆した機体を捨てて、輸送していた連中は去ってしまいます。
「ふん………そうまでして守りたい秘密が、あの機体にあったってわけか」
その後、その機体が軍のトライアルに回されるものだとわかります。
「戦闘能力に関しちゃ、なかなかのもんだ。戦争で勝つことだけに主眼を置くのなら、採用されるかもしれんが………。俺はあんなのに乗りたかないねえ」
ちょ、たまに見せるべらんめえ口調もやめろ………!(萌え)
本当に軍部が関わる話題、しかも機体に関する話になると、イルムが輝きすぎで参ります。何でお前ただの軍人なのにそんなに世慣れて………。
今のところ、パイロットの育成やらなにやらも全くできず、今まで使っていたユニットたちは全員スポット参戦なので、さびしくて仕方がありません。自分で育てた他人から見ると愛着も何もない奴にそそぐ愛こそスパロボの醍醐味だというのに。
結局試作機は「バルトール」と名づけられ、正式なお披露目があるのですが、きな臭さ炸裂です。ロールアウトしてきた会社の社長さんは陰謀で殺されちゃうし。
「俺もバルトールに興味はあるよ。別の意味だけどな」
そんな中、不信感を隠そうともしないイルム。隠す意味もないんでしょうが。
「問題点というより、秘密がある」
かっけえなあ、もう、いちいち。
結局きな臭さは大当たりし、各地でバルトール隊が民間人や軍人の拉致に入ります。クスハたちもさらわれたりして大荒れです。
結局、生体コアとして人間がパーツとして必要な機体なんだそうで。
「無作為に人間を拉致し、使えるデータを選別するつもりなのか?」
「それじゃ、効率が悪い。人間の拉致そのものが目的ならば、軍基地より民間施設を襲ったほうがいいのはわかりますが………。そもそも民間人のデータを集めて何をしようってんですかね」
効率! 効率ときたか!
人間の生死に関わることをさらっと流すイルム。普段なら周りの連中が過剰反応しそうなものですが、この舞台であまりに正論だからか、言うべき人が言うべきことを言っただけだからか、誰も反論しません。さすがイルム。
結局、宇宙のヘルゲートに仲間達はとらわれていることがわかります。連邦軍は、ヒリュウとハガネが12時間以内に助けられなければ、核を使うと宣言。
「敵の本拠地が判明しているんだったら、多少の犠牲を払ってでも早めに潰す。エアロゲイターやインスペクターとの戦いから学んだ教訓だな」
「だからといって、仲間を見捨てるわけにはいきません!」
「猶予があるだけマシさ。それに、上がその気なら、とっくに核やH-MAPWを使ってるよ」
………甘く見てたぜ2.5。
イルムが! イルムの軍人ポジションがこんなに引き立つなんて!
OVAとかCDドラマってこんなに出番あったっけ? というかいたっけ?
「ヘルゲート………いや、スカルヘッド自体が相当胡散臭い経緯で作られたみたいだし………政府の偉いさんの中に、あれの今後の利用価値を見出した奴がいてもおかしくはないな」
「最悪の場合、作戦中止命令が出るかもしれない、と?」
「上とユルゲン博士の間で、交渉が成り立つんならな」
「じゃあ、仲間達はどうなるんですか?」
「死亡していると判断されたらそれまでだろうな」
「それまでって………」
「ヘルゲートへ核が撃たれて、終わり」
どどどどどどれだけ冷酷冷徹なんですかイルム!
この手の発言を、さらっと口に出しすぎだお前! 状況見えすぎだ!
結局作戦は実行されるわけですが、核はタイムオーバーで撃たれる予定も変わりません。
「やれやれその保険は生きたままか。毎度のこととは言え、もう少し余裕のある勝負をしたいところだけどな」
全くだよ。と思いつつ、最終面は結局、何十ターンも使ってこつこつ削らなきゃならない、爽快感もまるでないいつものラスボスでした。
くっ、こうなると、新キャラのフォルカくらいしか萌える要素なかったじゃないか! 敵だけど!(CV松本氏)
でもラスボスはイルムでとどめさしたし、結局隠しユニットに乗れたヴィレッタが撃墜数トップだったのは本望。こういう楽しみ方をせずして何のためのスパロボか!
長きに渡りお付き合いいただきありがとうございました。
弟からセーブデータをもらったので、外伝が届き次第スタートします。
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