『フィリップ! きみを愛してる』公式サイト
愛情をエネルギーにしたバイタリティに脱帽。
これ、一応男性同士の恋愛とかそういう要素もあるのかもしれませんが、基本的には、ジム・キャリー演じる主人公が、ひたすら恋人であるユアン・マクレガーのために詐欺を働いていく、という純粋な恋愛映画でした。
個人的には、せっかく頭も良くて真っ当に働いてりゃいくらでも、二人で幸せな生活が築けたであろうに、何で犯罪に走っちゃうかなあ…と価値観の上では 価値観の上では全く理解できないのですが、それでも、ひたすら恋人のために懸命に努力する主人公に、自然に肩入れしてしまいそうでした。
基本的にはコメディ路線の映画なので、どうやって収監されている刑務所から脱走するか、の脱走劇がキモになるわけですが、これまた「…素直に服役して二人で公明正大に暮らし始めればいいんじゃね?」と思わずにはいられないのですが、その上で「 恋人と一分一秒たりとも離れていたくない」から、弁護士を偽って刑務所から早期出所させるとか、もうお前の愛が行き過ぎていて怖い。
恋人はずっと主人公が嘘をついていた、ついている、ということを知らないままなので、知ってしまってから二人の関係は破綻します。
「君は僕に信じてくれというけれど、全てが嘘だった君の一体何を信じればいい? 君自身が自分の事を何一つわかっていないのに」
結局その後、主人公はエイズであることが判明して、民間の医療施設に移送されます。
「結局、僕たちはおかしな愛のとりこなんだね。君を許せないけれど、僕は君を愛してる。ずっと、そばにいるよ」
そう、恋人の声を電話口から聞きながら、主人公は目を閉じるのでした。
………と、どの後にもまた続きがあるのですが、個人的には「俺の涙を返せ!」と絶叫しそうになりました。まあ、所詮人間は自分の行動力に根付く部分なんて、そうそう変わるもんじゃねえよな…。
ジム・キャリーは胡散臭さ炸裂の主人公を熱演。ただまあ、この人はどう見てもゲイの人には見えませんが…。知らない間にずいぶんオッサンになったなあ、という印象。どうしてもただよう知的さがあるので、逆に胡散臭い詐欺師役はぴったりったらそうなんですけどね。
そして、何といっても恋人役のユアン・マクレガーですよ! なんじゃこの可愛い物体! 勿論ユアンもええ歳なので、そこに薔薇色な世界が広がるわけではないのですが、よくもまあこんな可愛いしぐさ勉強してきたよな、と私ですらむしろユアンを幸せにしたいと思ってしまう始末でした。
別にしぐさが女性的だから可愛いのではなく、構ってあげたい、幸せにしてあげたい、大切にしたい、っていうオーラが満ち溢れすぎていてもうだめ。
刑務所の中で音楽をかけて「一緒に踊ろうよ。踊りたいんだ」とかおねだりされたらもう、こちらも正気ではいられません。
柵越しに走って、「愛してる! スティーブン! 君を愛してる!」なんて絶叫されたらもう、そりゃあ幸せにしてやらんとな、と鼻息も荒くなりますよね。
………だからって犯罪活動にあっさり手を染める主人公はどうかと思いますが…。
ゲイ生活には金がかかる、ってよく言い訳するんですが、そういう問題じゃない。
個人的には、最初から最後までひたすら可愛いユアン・マクレガーを堪能する映画だと思います。オチとかそういうのはまあ別にいいかな、というか。
愛情をエネルギーにしたバイタリティに脱帽。
これ、一応男性同士の恋愛とかそういう要素もあるのかもしれませんが、基本的には、ジム・キャリー演じる主人公が、ひたすら恋人であるユアン・マクレガーのために詐欺を働いていく、という純粋な恋愛映画でした。
個人的には、せっかく頭も良くて真っ当に働いてりゃいくらでも、二人で幸せな生活が築けたであろうに、何で犯罪に走っちゃうかなあ…と価値観の上では 価値観の上では全く理解できないのですが、それでも、ひたすら恋人のために懸命に努力する主人公に、自然に肩入れしてしまいそうでした。
基本的にはコメディ路線の映画なので、どうやって収監されている刑務所から脱走するか、の脱走劇がキモになるわけですが、これまた「…素直に服役して二人で公明正大に暮らし始めればいいんじゃね?」と思わずにはいられないのですが、その上で「 恋人と一分一秒たりとも離れていたくない」から、弁護士を偽って刑務所から早期出所させるとか、もうお前の愛が行き過ぎていて怖い。
恋人はずっと主人公が嘘をついていた、ついている、ということを知らないままなので、知ってしまってから二人の関係は破綻します。
「君は僕に信じてくれというけれど、全てが嘘だった君の一体何を信じればいい? 君自身が自分の事を何一つわかっていないのに」
結局その後、主人公はエイズであることが判明して、民間の医療施設に移送されます。
「結局、僕たちはおかしな愛のとりこなんだね。君を許せないけれど、僕は君を愛してる。ずっと、そばにいるよ」
そう、恋人の声を電話口から聞きながら、主人公は目を閉じるのでした。
………と、どの後にもまた続きがあるのですが、個人的には「俺の涙を返せ!」と絶叫しそうになりました。まあ、所詮人間は自分の行動力に根付く部分なんて、そうそう変わるもんじゃねえよな…。
ジム・キャリーは胡散臭さ炸裂の主人公を熱演。ただまあ、この人はどう見てもゲイの人には見えませんが…。知らない間にずいぶんオッサンになったなあ、という印象。どうしてもただよう知的さがあるので、逆に胡散臭い詐欺師役はぴったりったらそうなんですけどね。
そして、何といっても恋人役のユアン・マクレガーですよ! なんじゃこの可愛い物体! 勿論ユアンもええ歳なので、そこに薔薇色な世界が広がるわけではないのですが、よくもまあこんな可愛いしぐさ勉強してきたよな、と私ですらむしろユアンを幸せにしたいと思ってしまう始末でした。
別にしぐさが女性的だから可愛いのではなく、構ってあげたい、幸せにしてあげたい、大切にしたい、っていうオーラが満ち溢れすぎていてもうだめ。
刑務所の中で音楽をかけて「一緒に踊ろうよ。踊りたいんだ」とかおねだりされたらもう、こちらも正気ではいられません。
柵越しに走って、「愛してる! スティーブン! 君を愛してる!」なんて絶叫されたらもう、そりゃあ幸せにしてやらんとな、と鼻息も荒くなりますよね。
………だからって犯罪活動にあっさり手を染める主人公はどうかと思いますが…。
ゲイ生活には金がかかる、ってよく言い訳するんですが、そういう問題じゃない。
個人的には、最初から最後までひたすら可愛いユアン・マクレガーを堪能する映画だと思います。オチとかそういうのはまあ別にいいかな、というか。
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