うーん電話やネットの引越しがこんなに面倒だとは思わなんだ。
てっきり、電気、ガス、水道みたいに連絡すりゃ良いのかと思い込んでいたのですが、甘かった。
私は固定電話から、携帯電話まで全部dionなのですが、結局それも、一回NTTに連絡して工事して(それは一応dionがやってくれる。工事費もタダ)そんで新しいモデムが来て、やっとこ開通。早くて7月頭くらいになっちゃうんだそうです。
「なにー!?」
と思いつつ公式サイトを見てみると、ああ、確かに開通まで三週間かかるとか書いてある………。
その間、完全にネット落ちになります。なんだあ、もっと早くに連絡しときゃよかったよ。
で、その工事もどこだかの基盤を開けるから、立会いが必要だとか、その、基盤を開ける鍵があるだとかないだとか。
なんだかわけがわかりません。
30分ばかり延々オペレーターのお姉さんと話すはめになりました。
別に難癖つけたわけじゃないんですが、「よろしいでしょうか?」と聞かれたところで「よろしいも何も、そうなるしかできないのであれば、選択の余地ないんじゃ」と思わず返事をしてしまう始末。
元の電話番号を使いたいのであれば、一回dionを解約して、NTTに入りなおして、それで電話番号を確保して、またdionに入りなおせとか、とんでもないことを言い出したので、それは冗談だろう、と一蹴。
実際会話の途中で「ならもういいです。どうせNTT通すのであれば、dion解約して自分でNTTやったほうがマシ」という返事もしたんですが、冷静に考えると、NTTでADSL通したところで、プロバイダ新しく決めなきゃならいんだから、同じなんですよね。
まあ、そういうことで親電話は今後使えなくなります。使ってないけどね。
親電話の番号が変わるよりも、メールアドレスが変わるほうが痛いので。
少なくとも継続してdionと契約すれば、メールアドレスはそのままで済むので、そちらを優先しました。
問題はネットですよ。私、引越し以降、早くて二週間、完全に陸の孤島になります。
いや、別に正直どうでもいいったらどうでもいいんですが、甘かったなあ。以前は実家から、代行会社通してそのままだったので、別に何も考えなくて良かったんですが。
NTTを実際見ても、三ヶ月前から予約してます、との文字もあり、やはりこれは私の認識不足だった、ということなのでしょうな。
うーん、一つ勉強になりました。こんなに電話の引越しが面倒だとは思わなかったです。
と、いうわけで、6月15日から一切こちらとの連絡手段がなくなりますので、ご注意ください。
繋がれば、早いうちに復帰のお知らせを致しますが、まあ別にただの個人サイトであって商売やってるわけじゃないからな。
サイト上の連絡先は、フリーメールですから、その気になれば確認できますが(ネットカフェとか、実家に行くとかね)その気にならないと思いますので。
こちらとの連絡は、私が復帰するまで諦めてください。
てっきり、電気、ガス、水道みたいに連絡すりゃ良いのかと思い込んでいたのですが、甘かった。
私は固定電話から、携帯電話まで全部dionなのですが、結局それも、一回NTTに連絡して工事して(それは一応dionがやってくれる。工事費もタダ)そんで新しいモデムが来て、やっとこ開通。早くて7月頭くらいになっちゃうんだそうです。
「なにー!?」
と思いつつ公式サイトを見てみると、ああ、確かに開通まで三週間かかるとか書いてある………。
その間、完全にネット落ちになります。なんだあ、もっと早くに連絡しときゃよかったよ。
で、その工事もどこだかの基盤を開けるから、立会いが必要だとか、その、基盤を開ける鍵があるだとかないだとか。
なんだかわけがわかりません。
30分ばかり延々オペレーターのお姉さんと話すはめになりました。
別に難癖つけたわけじゃないんですが、「よろしいでしょうか?」と聞かれたところで「よろしいも何も、そうなるしかできないのであれば、選択の余地ないんじゃ」と思わず返事をしてしまう始末。
元の電話番号を使いたいのであれば、一回dionを解約して、NTTに入りなおして、それで電話番号を確保して、またdionに入りなおせとか、とんでもないことを言い出したので、それは冗談だろう、と一蹴。
実際会話の途中で「ならもういいです。どうせNTT通すのであれば、dion解約して自分でNTTやったほうがマシ」という返事もしたんですが、冷静に考えると、NTTでADSL通したところで、プロバイダ新しく決めなきゃならいんだから、同じなんですよね。
まあ、そういうことで親電話は今後使えなくなります。使ってないけどね。
親電話の番号が変わるよりも、メールアドレスが変わるほうが痛いので。
少なくとも継続してdionと契約すれば、メールアドレスはそのままで済むので、そちらを優先しました。
問題はネットですよ。私、引越し以降、早くて二週間、完全に陸の孤島になります。
いや、別に正直どうでもいいったらどうでもいいんですが、甘かったなあ。以前は実家から、代行会社通してそのままだったので、別に何も考えなくて良かったんですが。
NTTを実際見ても、三ヶ月前から予約してます、との文字もあり、やはりこれは私の認識不足だった、ということなのでしょうな。
うーん、一つ勉強になりました。こんなに電話の引越しが面倒だとは思わなかったです。
と、いうわけで、6月15日から一切こちらとの連絡手段がなくなりますので、ご注意ください。
繋がれば、早いうちに復帰のお知らせを致しますが、まあ別にただの個人サイトであって商売やってるわけじゃないからな。
サイト上の連絡先は、フリーメールですから、その気になれば確認できますが(ネットカフェとか、実家に行くとかね)その気にならないと思いますので。
こちらとの連絡は、私が復帰するまで諦めてください。
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・ローソンの無料引き換えくじ引きで、ソルマックを当ててしまった井原です。
これって、酒飲む人のためのものなんじゃ………。なんだか悔しい。飲むけど。
・引越しに際して、色々な物件の情報を見ていると、歯止めがきかなくなってしまいます。図面を見るのは楽しいし、外観を見るのも楽しい。
そして、買うわけじゃないんですが、中古マンションの物件も見てしまう始末。
以前、どうせこのまま間違いなく独身だから、早いところマンションでも購入したほうがいいのだろうか、と思ったこともあったんですが、父に一蹴されました。
「三十歳でマンションを購入して、建物が残りの余生もつと思っているのか? 否! 二十年持てばいい方で、かつその頃には管理費も上がり、中古になれば共益費も上がり、リフォームで金がかかりと、稼げなくなってくればくるほど、マンションに支払う金は多くなってくるのだ! おまけに日々のローン以外にも、管理費や補償費が加わってくることも忘れるな! 歳を取れば己にかけている保険の額も上がり、固定資産税を払い、医療費を払って、と、一番安らげる年齢になっても安らげずに過ごしたいのか!」
と、ラオウ様のように上から言われたので、今のところ自重しております。
だけど、いつかはどうにかしなきゃいけないわけだし。
実家は基本弟が継げばいい(継ぐというか)と思っているので、そうなると弟が結婚でもすれば私の居場所はないわけだし、結婚しなくたって、弟のものになったら、私が住む場所ではないわけであって。
………と、そんなことを思いつつ、荷造りにどれだけ時間がかかるのかわからないので(以前は実家からだったので、今より遥かに物がなかった)既に私の周りにはダンボールと、生活必需品しかありません。
「あ、ちょっとすみません」みたいな感じでこの部屋の主がダンボールを避けて歩いている様は、結構情けないです。
先日、鍵をもらって大家に会いにいったのですが(一階に大家が住んでいる)凄く、典型的なおばさんでびっくりしました。チャイムを鳴らして出てくる場所が、まず窓。
顔だけ出して「どなたー?」と言うおばさんに、「こ、今度引っ越してくる井原です」と挙動不審気味に庭を乗り越えて窓に近づく私、という感じでした。
話し方から、話の内容まで、こう、本当におばさんで、大体引越しの挨拶なのに「私、もう90歳になるからねえ!」と嬉しそうに言うのはどういうことだ。
いえ、実際90歳には見えないはつらつとした方でしたが………。おまけに職場バレをしているので(契約の際に職場記載の欄がある)
「ああ、ほにゃらら病院に勤めてるんだってね! 看護師さん!?」
と、超嬉しそうに言われる始末。いえ、私は看護師ではありませんが………面倒なので説明しませんでした。
「困ったことがあればなんでも言ってね! 具合が悪かったりしたら遠慮なく来ていいから! そうだ、あがんなさいよ!」
上がるかー!!
仕事があるんで、と逃げ倒しました。まあ大家さんいわく、「階上のことはあまり気にしてないからねえ」くらいのノリだそうなので、別段生活を監視されることはないでしょうが………疲れた。
何を挨拶に持っていこうか悩んだんですが(タオルってのももうねえ。いらないだろうし)物件を見た時に出会った大家さん(ご主人)がわりと年配だったことを考えて、せんべいにしたんですが、まあまあ正解だったな。危うく、おしゃれなバスセットとか持っていくところだった………。
変な大家さんじゃなくて、朗らかでいい人そうだったので、これからの生活に見通しが立ちました(笑)。
でもなあ、大家(というか持ち主)が90ってことは、万が一があったらこのアパート出て行かなきゃいけないんじゃないだろうか………(シビアな現実)。
遺産相続が滞りなく進むことを願います。
・『逆転検事』のダミアン大使がいい男過ぎる件について。
た、確かにババルカッコイイ! まさかスレッドがあるなんて………(偶然見つけた。普段は全く見ませんので、こちらではスルーでお願いします)。
愛あふれるコメントに涙。
い、言われてみれば確かにチートスペックだよダミアン! 有能で、世慣れていて、でもおちゃめで、人に頭を下げられる人間で、かつ、超イケメン。(重要)
逆転シリーズ一の二枚目、って誇張じゃないよ! 純粋な二枚目って確かに今までのシリーズでいなかったし!
なんだか、ダミアン大使のためだけにやり直したくなってきました。
そうなると、逆転検事は五話のためだけにあると認識してもよさそうですね。矢張とダミアンがいるなんて、両手に花。ババルは桃源郷ですか。
これって、酒飲む人のためのものなんじゃ………。なんだか悔しい。飲むけど。
・引越しに際して、色々な物件の情報を見ていると、歯止めがきかなくなってしまいます。図面を見るのは楽しいし、外観を見るのも楽しい。
そして、買うわけじゃないんですが、中古マンションの物件も見てしまう始末。
以前、どうせこのまま間違いなく独身だから、早いところマンションでも購入したほうがいいのだろうか、と思ったこともあったんですが、父に一蹴されました。
「三十歳でマンションを購入して、建物が残りの余生もつと思っているのか? 否! 二十年持てばいい方で、かつその頃には管理費も上がり、中古になれば共益費も上がり、リフォームで金がかかりと、稼げなくなってくればくるほど、マンションに支払う金は多くなってくるのだ! おまけに日々のローン以外にも、管理費や補償費が加わってくることも忘れるな! 歳を取れば己にかけている保険の額も上がり、固定資産税を払い、医療費を払って、と、一番安らげる年齢になっても安らげずに過ごしたいのか!」
と、ラオウ様のように上から言われたので、今のところ自重しております。
だけど、いつかはどうにかしなきゃいけないわけだし。
実家は基本弟が継げばいい(継ぐというか)と思っているので、そうなると弟が結婚でもすれば私の居場所はないわけだし、結婚しなくたって、弟のものになったら、私が住む場所ではないわけであって。
………と、そんなことを思いつつ、荷造りにどれだけ時間がかかるのかわからないので(以前は実家からだったので、今より遥かに物がなかった)既に私の周りにはダンボールと、生活必需品しかありません。
「あ、ちょっとすみません」みたいな感じでこの部屋の主がダンボールを避けて歩いている様は、結構情けないです。
先日、鍵をもらって大家に会いにいったのですが(一階に大家が住んでいる)凄く、典型的なおばさんでびっくりしました。チャイムを鳴らして出てくる場所が、まず窓。
顔だけ出して「どなたー?」と言うおばさんに、「こ、今度引っ越してくる井原です」と挙動不審気味に庭を乗り越えて窓に近づく私、という感じでした。
話し方から、話の内容まで、こう、本当におばさんで、大体引越しの挨拶なのに「私、もう90歳になるからねえ!」と嬉しそうに言うのはどういうことだ。
いえ、実際90歳には見えないはつらつとした方でしたが………。おまけに職場バレをしているので(契約の際に職場記載の欄がある)
「ああ、ほにゃらら病院に勤めてるんだってね! 看護師さん!?」
と、超嬉しそうに言われる始末。いえ、私は看護師ではありませんが………面倒なので説明しませんでした。
「困ったことがあればなんでも言ってね! 具合が悪かったりしたら遠慮なく来ていいから! そうだ、あがんなさいよ!」
上がるかー!!
仕事があるんで、と逃げ倒しました。まあ大家さんいわく、「階上のことはあまり気にしてないからねえ」くらいのノリだそうなので、別段生活を監視されることはないでしょうが………疲れた。
何を挨拶に持っていこうか悩んだんですが(タオルってのももうねえ。いらないだろうし)物件を見た時に出会った大家さん(ご主人)がわりと年配だったことを考えて、せんべいにしたんですが、まあまあ正解だったな。危うく、おしゃれなバスセットとか持っていくところだった………。
変な大家さんじゃなくて、朗らかでいい人そうだったので、これからの生活に見通しが立ちました(笑)。
でもなあ、大家(というか持ち主)が90ってことは、万が一があったらこのアパート出て行かなきゃいけないんじゃないだろうか………(シビアな現実)。
遺産相続が滞りなく進むことを願います。
・『逆転検事』のダミアン大使がいい男過ぎる件について。
た、確かにババルカッコイイ! まさかスレッドがあるなんて………(偶然見つけた。普段は全く見ませんので、こちらではスルーでお願いします)。
愛あふれるコメントに涙。
い、言われてみれば確かにチートスペックだよダミアン! 有能で、世慣れていて、でもおちゃめで、人に頭を下げられる人間で、かつ、超イケメン。(重要)
逆転シリーズ一の二枚目、って誇張じゃないよ! 純粋な二枚目って確かに今までのシリーズでいなかったし!
なんだか、ダミアン大使のためだけにやり直したくなってきました。
そうなると、逆転検事は五話のためだけにあると認識してもよさそうですね。矢張とダミアンがいるなんて、両手に花。ババルは桃源郷ですか。
『バイオハザード3』
主人公アリスが、大友漫画みたいな超能力者になっていて凄く驚きました。
カッコイイアクションって、やっぱり目に見えない能力よりも、肉体派ボディを駆使して画面を縦横無尽に駆け回る方が、見栄えがするので、確かに便利かもしれませんが、超能力の「凄さ」を、映えるようにアピールするのって難しいと思うのです。
またこれが、X-MENクラスの外見から何から何まで異星人になってしまえば別なのでしょうが、アリスの場合は華奢(きゃしゃ………?)で細い女性が、似合わない巨大な銃をぶっ放し、ゾンビどもを駆逐する様に見ごたえを感じていたので、ある意味、神のようになってしまったアリスは、逆に人としてのアクションのかっこよさから外れてしまうというか。
三作目になって、いよいよ全く怖くもなんともないただのアクション映画になってしまいました。うーん個人的には2くらいのサスペンスアクションくらいのさじ加減のほうが好みです。
悪趣味かもしれませんが、「かつては人間だった」ゾンビが、「殺されていく」様と、「カラスの化物」を超能力で退ける、では、圧倒的に前者のほうが生臭いわけです。
アリスがそのどちらも「殺す」ことにためらいなどなくても、ゾンビっていうのは=人間なしには生まれないわけですから。
今回、あまりアリスとゾンビの直接対決もなかったので、そういった点でちょっと肩透かしでした。
自分が殺されるかもしれない、というわけのわからない世界で絶望と戦うのではなく、世界は既に絶望に支配された状態になってしまった今となっては、なんだろう、その絶望が当たり前になってしまって、1と2作目で恐怖と感じられていた部分さえも薄くなってしまうんですよね。
ゾンビに傷つけられるとゾンビになる。ゾンビは血肉を求めて襲ってくる。それはもうこっちは知っているわけであって。
それにしても、これで完結と聞いたのですがむしろ、謎はこれからだくらいに、続編バリバリだったのは何故なのでしょうか。いや、1や2の比じゃなかったですよ。ありえないくらいに。
キャラクターとしては、マッドサイエンティストのアイザックス博士がダントツでかっこよかったですが、クリーチャーになっちゃいけない………!
白衣でいっちゃってる姿のまま、むしろゾンビに食われて欲しかったよ………。
『闇黒街の顔役』
毎回ツタヤから送られてくるDVDには、「何故私はこの作品を予約リストに入れてしまったのだろう」と思えるものも結構あります。
この作品もそうでした。何でギャング映画を借りようと思ったんだろう………。しかも、作られたの1932年とかですよ。白黒も白黒。DVDなのになんだこの画像、と思いながら鑑賞しました。
セミドキュメンタリーという雰囲気の映画で、勿論フィクションなんですが、ギャングとかマフィアとか、実際にあった事件を元に作っているらしく、まあこれが人が死ぬ。しかも、ナイフで刺されてとか、首を絞められてとか、そんな、「意味のある殺し方」ではなく、ただ撃たれて死ぬ。
ギャングは銃を持っている。暴力で相手を黙らせる。黙らない相手は射殺する。ギャングの力=銃であり、マシンガンであり、リボルバーである、という、至極真っ当なアメリカのギャング映画なのです。
相手は別に意味があって死ぬわけではないし、こちらも別に意味があるから殺すわけではない。
ただ、銃をぶっ放すということが、このギャング映画の記号なのでしょう。その記号を出し惜しみするなど、ナンセンス、ということです。
画面上から血は一切流れませんが(相手を殴るシーンもあるが、ほぼポーズである、殴る迫力はほぼない)「バババババ」という派手なマシンガンの音に、「ガーン」というコルトの音が響けば、そこはもう、ギャングたちの抗争の真っ只中。
そんな世界で、やはりギャングである主人公のトニーが、ギャングの方法を用いてのし上がっていく、という、ある種それだけの映画なのです。
ただ、そのそれだけというのは、イコールたまらん様式美であるのは間違いありません。
男たちは、常に三つ揃いのスーツを着込み、帽子を目深に被り、汗一つ流さない。
殺し損ねた相手の存在を新聞で読めば、すぐさま取って返し、入院している病室で銃をぶっ放す。
常にタバコか葉巻をくゆらせ、相手の警察官のバッジでマッチをする。
酒を飲み、劇を鑑賞し、そして金髪の美女をはべらせる。
これが様式美でなくてなんなのだ! というくらい、想像できるギャングの姿がここにあります。
個人的に、感情移入は一切できませんが、傍で眺める分にはこれ以上魅力的な世界はないのではないかと。
主人公のギャングが、とにかく、殺人に対して一切何の感情も抱いていない、というところが凄く良かったです。
いちいち人を殺すことに意味はないし、それによって自分の精神が疲弊していったりしない。彼にとって暴力は手段であり、それ以上ではない。殺さないですむなら殺さないが、殺したほうが楽だし、そういうものだという主義ですらない考えのもと、ギャングとして普通に生きている主人公が、凄くスタイリッシュなのです。
元々、古きよき時代のアメリカンとか、ギャングとかマフィアは、映像として見ている分には、凄く好きなので、ハードボイルドな映画としても非常にお勧め。
むやみやたらなお涙頂戴シーンも一切ありませんし、気分がトーンダウンすることもないので、言い方はおかしいですが、気楽に見られます。
そして、この時代の美女はもう、問答無用で美女ですな!
人によっては可愛いとか、見ようによってはきれいなんじゃない? とかそんなレベルではなく、美しいから愛人なのであり、美しいからこそ強い男のそばにいる権利があり、対等に口を聞ける存在だからこそ特別なのであるという、誰が見ても納得せざるを得ない美しさがそこにあります。
真っ赤な口紅に、付けまつげに、アーチを描く眉。
いやーこの時代の女優さんはやっぱり映像として凄く見ごたえがありますね。出てくるだけで映える、っていうのは、やはりその美を誇るべきですよ。
この映画、最後やりたい放題やってきた主人公が、偏愛する(これがもうどうも家族愛通り越して近親相姦スレスレ、というか、多分精神面では互いに完全に同一存在的なエロスがある)妹と、今までずっと一緒だった、相棒がデキてしまったことに逆上し、射殺し、そこから足が着いて警察に囲まれ、命乞いをしながら無名の警察官に殺される、という、悪党の末路としては完璧な死に様を迎えます。
もう、余韻もなくただひたすらおびえて、共に立てこもった妹に(「兄さんと一緒だから、怖くなんてないわ!」と、自分の夫を殺した兄に対して笑顔で言うんだぜ………。もうこれが恋愛でなくてなんなの)先に死なれて「お前が死んだら誰が俺を助けてくれるんだ」とか、図体のデカイ男が泣き叫ぶ様は、もう、見事でした。
役者陣も魅力的で、主人公トニー演じるポール・ムニはあまりのエロさに倒れそうになりました。
ポマードでべっちょり撫で付けた髪に、最初はだっさい下っ端の印象だったのが、あれよあれよというまに、金時計に三つ揃いなんて似合うようになっちゃってからは、もう………! 燕尾が似合うギャングってどういうことだ………!
そして、トニーに殺される相棒のリナルド役の、ジョージ・ラフトも悶絶。無口で殆ど表情も変えないんですが、別になんだろう人付き合いがヘタとかそんなこともなく、無類の女好き。トニーがリナルドを探す時、片っ端から女のところに電話をしていることからもそれはうかがえます。
女の頬をつねりながら「ベイビィ」なんて平然と言えるムッツリに脱帽。
このリナルドのくせが、コインを片手で投げ上げ、キャッチするという動作を繰り返すというもので、その無言のアクションに痺れました。こりゃ、真似するわな!
ギャング映画の大元となった作品として、お勧めです。
主人公アリスが、大友漫画みたいな超能力者になっていて凄く驚きました。
カッコイイアクションって、やっぱり目に見えない能力よりも、肉体派ボディを駆使して画面を縦横無尽に駆け回る方が、見栄えがするので、確かに便利かもしれませんが、超能力の「凄さ」を、映えるようにアピールするのって難しいと思うのです。
またこれが、X-MENクラスの外見から何から何まで異星人になってしまえば別なのでしょうが、アリスの場合は華奢(きゃしゃ………?)で細い女性が、似合わない巨大な銃をぶっ放し、ゾンビどもを駆逐する様に見ごたえを感じていたので、ある意味、神のようになってしまったアリスは、逆に人としてのアクションのかっこよさから外れてしまうというか。
三作目になって、いよいよ全く怖くもなんともないただのアクション映画になってしまいました。うーん個人的には2くらいのサスペンスアクションくらいのさじ加減のほうが好みです。
悪趣味かもしれませんが、「かつては人間だった」ゾンビが、「殺されていく」様と、「カラスの化物」を超能力で退ける、では、圧倒的に前者のほうが生臭いわけです。
アリスがそのどちらも「殺す」ことにためらいなどなくても、ゾンビっていうのは=人間なしには生まれないわけですから。
今回、あまりアリスとゾンビの直接対決もなかったので、そういった点でちょっと肩透かしでした。
自分が殺されるかもしれない、というわけのわからない世界で絶望と戦うのではなく、世界は既に絶望に支配された状態になってしまった今となっては、なんだろう、その絶望が当たり前になってしまって、1と2作目で恐怖と感じられていた部分さえも薄くなってしまうんですよね。
ゾンビに傷つけられるとゾンビになる。ゾンビは血肉を求めて襲ってくる。それはもうこっちは知っているわけであって。
それにしても、これで完結と聞いたのですがむしろ、謎はこれからだくらいに、続編バリバリだったのは何故なのでしょうか。いや、1や2の比じゃなかったですよ。ありえないくらいに。
キャラクターとしては、マッドサイエンティストのアイザックス博士がダントツでかっこよかったですが、クリーチャーになっちゃいけない………!
白衣でいっちゃってる姿のまま、むしろゾンビに食われて欲しかったよ………。
『闇黒街の顔役』
毎回ツタヤから送られてくるDVDには、「何故私はこの作品を予約リストに入れてしまったのだろう」と思えるものも結構あります。
この作品もそうでした。何でギャング映画を借りようと思ったんだろう………。しかも、作られたの1932年とかですよ。白黒も白黒。DVDなのになんだこの画像、と思いながら鑑賞しました。
セミドキュメンタリーという雰囲気の映画で、勿論フィクションなんですが、ギャングとかマフィアとか、実際にあった事件を元に作っているらしく、まあこれが人が死ぬ。しかも、ナイフで刺されてとか、首を絞められてとか、そんな、「意味のある殺し方」ではなく、ただ撃たれて死ぬ。
ギャングは銃を持っている。暴力で相手を黙らせる。黙らない相手は射殺する。ギャングの力=銃であり、マシンガンであり、リボルバーである、という、至極真っ当なアメリカのギャング映画なのです。
相手は別に意味があって死ぬわけではないし、こちらも別に意味があるから殺すわけではない。
ただ、銃をぶっ放すということが、このギャング映画の記号なのでしょう。その記号を出し惜しみするなど、ナンセンス、ということです。
画面上から血は一切流れませんが(相手を殴るシーンもあるが、ほぼポーズである、殴る迫力はほぼない)「バババババ」という派手なマシンガンの音に、「ガーン」というコルトの音が響けば、そこはもう、ギャングたちの抗争の真っ只中。
そんな世界で、やはりギャングである主人公のトニーが、ギャングの方法を用いてのし上がっていく、という、ある種それだけの映画なのです。
ただ、そのそれだけというのは、イコールたまらん様式美であるのは間違いありません。
男たちは、常に三つ揃いのスーツを着込み、帽子を目深に被り、汗一つ流さない。
殺し損ねた相手の存在を新聞で読めば、すぐさま取って返し、入院している病室で銃をぶっ放す。
常にタバコか葉巻をくゆらせ、相手の警察官のバッジでマッチをする。
酒を飲み、劇を鑑賞し、そして金髪の美女をはべらせる。
これが様式美でなくてなんなのだ! というくらい、想像できるギャングの姿がここにあります。
個人的に、感情移入は一切できませんが、傍で眺める分にはこれ以上魅力的な世界はないのではないかと。
主人公のギャングが、とにかく、殺人に対して一切何の感情も抱いていない、というところが凄く良かったです。
いちいち人を殺すことに意味はないし、それによって自分の精神が疲弊していったりしない。彼にとって暴力は手段であり、それ以上ではない。殺さないですむなら殺さないが、殺したほうが楽だし、そういうものだという主義ですらない考えのもと、ギャングとして普通に生きている主人公が、凄くスタイリッシュなのです。
元々、古きよき時代のアメリカンとか、ギャングとかマフィアは、映像として見ている分には、凄く好きなので、ハードボイルドな映画としても非常にお勧め。
むやみやたらなお涙頂戴シーンも一切ありませんし、気分がトーンダウンすることもないので、言い方はおかしいですが、気楽に見られます。
そして、この時代の美女はもう、問答無用で美女ですな!
人によっては可愛いとか、見ようによってはきれいなんじゃない? とかそんなレベルではなく、美しいから愛人なのであり、美しいからこそ強い男のそばにいる権利があり、対等に口を聞ける存在だからこそ特別なのであるという、誰が見ても納得せざるを得ない美しさがそこにあります。
真っ赤な口紅に、付けまつげに、アーチを描く眉。
いやーこの時代の女優さんはやっぱり映像として凄く見ごたえがありますね。出てくるだけで映える、っていうのは、やはりその美を誇るべきですよ。
この映画、最後やりたい放題やってきた主人公が、偏愛する(これがもうどうも家族愛通り越して近親相姦スレスレ、というか、多分精神面では互いに完全に同一存在的なエロスがある)妹と、今までずっと一緒だった、相棒がデキてしまったことに逆上し、射殺し、そこから足が着いて警察に囲まれ、命乞いをしながら無名の警察官に殺される、という、悪党の末路としては完璧な死に様を迎えます。
もう、余韻もなくただひたすらおびえて、共に立てこもった妹に(「兄さんと一緒だから、怖くなんてないわ!」と、自分の夫を殺した兄に対して笑顔で言うんだぜ………。もうこれが恋愛でなくてなんなの)先に死なれて「お前が死んだら誰が俺を助けてくれるんだ」とか、図体のデカイ男が泣き叫ぶ様は、もう、見事でした。
役者陣も魅力的で、主人公トニー演じるポール・ムニはあまりのエロさに倒れそうになりました。
ポマードでべっちょり撫で付けた髪に、最初はだっさい下っ端の印象だったのが、あれよあれよというまに、金時計に三つ揃いなんて似合うようになっちゃってからは、もう………! 燕尾が似合うギャングってどういうことだ………!
そして、トニーに殺される相棒のリナルド役の、ジョージ・ラフトも悶絶。無口で殆ど表情も変えないんですが、別になんだろう人付き合いがヘタとかそんなこともなく、無類の女好き。トニーがリナルドを探す時、片っ端から女のところに電話をしていることからもそれはうかがえます。
女の頬をつねりながら「ベイビィ」なんて平然と言えるムッツリに脱帽。
このリナルドのくせが、コインを片手で投げ上げ、キャッチするという動作を繰り返すというもので、その無言のアクションに痺れました。こりゃ、真似するわな!
ギャング映画の大元となった作品として、お勧めです。
水瀬様から『ごはんバトン』をいただきました。
ありがとうございます。こういうの、凄く嬉しいですね(照れ)。
1:出身地、両親の出身地、自分の食のルーツが最もあると思われる地域を教えて下さい。
おっと一問目からよく知らない。(酷い)
両方とも関東住まいだったのは間違いないんですが、確か父方は名古屋、母方は新潟だったと思います。母方は新潟では結構名家だったと聞いたことがあるんですが、現実的に行ったことすらないので、地域的なつながりは皆無。
やっぱり食のルーツは関東なんだと思います。納豆もミソもだしもごっちゃってところが特に。
全く生まれと関係ありませんが、父は学生の頃川崎でお好み焼き屋のバイトをしていたそうで、もんじゃよりはお好み焼き派でした。父はホットプレート物だけはちゃんと仕切って作ってくれます。美味いですが、片付けろ。
2: おでんの具材は?また好きな物を3つ選んでください。
私おでん嫌いなんですよね。(酷い)
うち、私が鍋物が嫌いだったせいかなんなのか知りませんが、おでんは滅多に食卓に出ませんでした。
出た場合は、こんぶ、はんぺん、大根、こんにゃく(父が嫌い)、もち巾着、がんも、よくわからないけどなんかの練り物、厚揚げ、つみれといったところでした。
これも、母親の好みが如実に出ており、卵はもさもさするから入らない。じゃがいもももさもさするから入らない、という母親メニューでした。
私がおでんに対して思い入れがないのは、ご飯に合わないからだと思います。私は白飯を、白飯だけで食べるということができない人間でして。
梅干とか、漬物で食べるとか、絶対できません。なんか、おかずが欲しい派なので、おでんはご飯のお供にならない、という理由であまり好きではありません。
ちなみに太っている弟は、好きな食べ物は高野豆腐と白米としいたけという私とは正反対の人間です。あ、あいつは白米だけで生きていけるんだな。
3: 豚汁の中身を教えて下さい。
にんじん、豆腐、豚肉、ねぎ、ごぼう、じゃがいも、くらいでしょうか。オーソドックスなものだったと思います。
母親が結構よく作ってました。身体があったまるとか言って。
私は作ったことがありません。何故ならうちに味噌がない。
特に美味いのは、次の日のおじやですね。豚汁おじやは絶品でした。
どうでもいいですが、これ「とんじる」と読むのと「ぶたじる」と読む地域に分かれるって本当なんでしょうか。
職場で「ぶたじる」って本気で言ってる人がいたので。
4: お雑煮を詳しく教えて下さい。
これは実はばっきり、母方と父方で分かれます。
基本、実家では御節を一切作らなかったのです。要するに、双方の実家に食べに行っていたわけです。祖父母の家で飲み食いしていたわけですね、正月は。
父方は、鴨だしに、もち、という非常にシンプルなもの。
母方は、ミソ仕立てに具材たっぷり、という豚汁の中にもちが入ったような具沢山雑煮でした。
個人的には、父方の雑煮のほうが好みで、家でご馳走になる時は、母親がめんつゆで煮出してくれていた気がします。
まあ、なんだ、私もち好きじゃないんだ。
もちに関しては、父親の仕事柄、つきたてのもちが、切り分けられる前の状態で家にやってきていた(でかいピザ生地のような状態で)ために、自力で包丁で切ってました。大きさばらばら。
5: 麺類の一番好きな食べ方を教えてください。また、好きな順に並べて下さい。
麺は人類が生み出した文化のきわみですよ。
麺類大好き。なんでもいけます………と言いたいところですが、そうめんだけはあの感想臭さが駄目です。油臭いっつーか。
基本的には、あったかくして食べる方が好きです。かけうどんとか、かけそばとか。
冷たいのも勿論好きですが、冷たいのだったらそば、あったかいのだったらうどん、という感じでしょうか。
麺類の好きな順かあ。
一人暮らしなので、よく食べる順番で言えば、
パスタ・うどん・そば・ラーメン
になるかと。
以前は、ミートソースの素とかを、100均で購入して食べていたんですが、自炊を覚えた今となっては、とりあえずパスタに塩コショウ振ればなんでもいける派になっております。
普通に、肉じゃがとか、ミネストローネみたいなものをかけても美味しくいただけます。
実際カップ麺は食べますが、ラーメンとなるとあまり関心がなくなります。何故だろう。でも、付け麺っていうのは一度食べてみたいです。
6: 辛党か 甘党かと言われたら?
あー難しい質問ですね。
ちなみに、私の愛するブーツホルツは、超甘党で、超辛党です。(恐ろしいくらいに誰も聞いていません)
でもしょっぱい物は大好きです。居酒屋メニューは私も大好きです。長茄子の一本漬とか、なんこつのから揚げとか、アボガドのてんぷらとか。
疲れると甘いものもそうですが、しょっぱいものも食べたくなるので、梅干をそのまま食べたり、おしゃぶり昆布をがしがしかじったりしてます。
子供の頃は、おやつでにぼしをがりがりかじってました。
でも甘いものも大好きです。
ただ、甘いものは好みがうるさいので、あれは好きだけどあれは駄目、みたいな区分けが山ほどあります。
基本、もち系は全滅。あんこもできれば避けたい。果物はNGだし、ムース、ババロア、ゼリーみたいなものも食べません。
基本、アイスを抑えておけば間違いないと言いたいところなんですが、ミント系は駄目だし、ナッツ系も避けたいし………(もう食うなよ!)。
7: 調味料の中で一番需要が高いのは?
調味料なんてものがそろったのがつい最近の出来事でして。
それまではなんだろうな。味塩こしょうだけで生きてました。
あ、あとめんつゆ! これがないと始まらない。
料理をし始めた今では、料理酒の減り方が尋常じゃないのに驚き。
全てレシピを印刷してその通りにやっているのですが、焼き物煮物問わずほぼ全部に酒が出てくるので、「お前………やるな………」と酒瓶片手ににやり、としているところです。
そうでなかったら、マヨネーズでしょうか。特別好きな調味料というわけではないんですが、会社に持っていく弁当が、パンに卵マヨネーズなので、必然的に使うことになります。あれば便利ですね。
8: 炭水化物の中で最も愛しているのは?
パン。
お世話になっております。
私は専門店のパンも、コンビニのパンも、すべて美味しくいただけますよ! 世界の中心で頭脳パンに愛を叫ぶ! 最近見かけないので泣きそう!
9: 尊敬する食材があれば教えてください。
キャベツ。足立が好きだからというわけではなく、安くてかさばるので、腹持ちします。焼き物にも煮物にも使えますし。日持ちがしないのが難点かなーと思っていたんですが、きざんじゃって冷凍すると結構もちますので。
後は卵かな。これこそ何にでも使えますよね。
10: 食わず嫌いがあれば理由も含めて教えて下さい。
私は食わず嫌いというか、出されれば社交辞令的に食べられるけれど、自分からは率先的に食べないもの、というのが凄く多い、つまり好き嫌いが激しいので、食わず嫌いってものが逆にないような気がします。
ゲテモノ系を食べる機会もあまりありませんし。
強いて言えば、アボガドでしょうか。果物が嫌いな上に、何故おかず!? と思っていたのですが、実際食べてみたらむしろ、あったかいおかずとして美味しかったです。居酒屋でアボガドメニューがあったら必ず食べます。
11: この3つで一週間ローテーションで食べていけるという食べ物を教えてください。
………基本作り置きをなくなるまで食べ続けている食生活なので、なんとも。やろうと思えば一週間だってもうちょっとだっていけますよ。美味くはないが。(もうそれは食事とは言わない)
そうでないのなら、うーん、やっぱり麺類ですかね。
パスタを手を変え品を変え。
元々好きになればバリエーション変えずに、同じ食物を延々食べられる派なので、一品でも苦になりません。
12:最近の食生活について一言どうぞ。
やはりどうしてもやめられないコンビニ生活………。お弁当とか、お惣菜とか、美味しいですよ………。いけませんかそれじゃ………。
後は、とにかく野菜をはけさせるために、トマト煮込みは常備されてしまいます。もやしでもなんでもぶち込んで煮るだけ。
たんぱく質が取れてヘルシーで安い、ということで最近はおからをよく食べます。鶏肉とおからを混ぜてナゲットにしたりとか。でもそれも面倒なので、次は豆腐とおからを混ぜてサラダにチャレンジしてみたいな、と。
米は一度炊くと冷凍できてしまうので、逆にほったらかしです。冷凍できない冷蔵のおかずを先にはかせてしまいたいので。
ただご飯を炊くだけではつまらないので、自炊をし始めてからは、キノコ混ぜご飯にしたり、ひじきご飯にしたりしています。
後は、ごぼうの美味さに目覚めたので、ゴボウの胡麻和えサラダとか、甘辛いためとかよく作りますね。長ネギ焼きとか。
最近ヒットだったのが、キャベツの煮物。
だしを多めに使うと、しょうゆなどが薄くても美味しいです。キャベツが基本で、あとは大体使い切れずに余っている油揚げとかをぶち込み、玉ねぎを入れても、肉を入れてもいいですが、最後に卵とじてきにして出来上がり。どんぶり物のようにおかずにもできるし、パスタにかけても美味しいです。
引越し先がガスコンロ二個口がつかえるので、もう少し料理の手際がよくなるのではないかと。
レシピで「こっちを茹でている間に、こっちを炒めろ」とか言われても、コンロ一個しかないんだよ! とキレぎみになるので。
こんなところでしょうか。
貧乏臭い食生活が明らかになってしまったようで、木っ恥ずかしいものがあるのですが。
次に回す方はご自由にどうぞ、ということで。
水瀬様ありがとうございます! 楽しかったです!
ありがとうございます。こういうの、凄く嬉しいですね(照れ)。
1:出身地、両親の出身地、自分の食のルーツが最もあると思われる地域を教えて下さい。
おっと一問目からよく知らない。(酷い)
両方とも関東住まいだったのは間違いないんですが、確か父方は名古屋、母方は新潟だったと思います。母方は新潟では結構名家だったと聞いたことがあるんですが、現実的に行ったことすらないので、地域的なつながりは皆無。
やっぱり食のルーツは関東なんだと思います。納豆もミソもだしもごっちゃってところが特に。
全く生まれと関係ありませんが、父は学生の頃川崎でお好み焼き屋のバイトをしていたそうで、もんじゃよりはお好み焼き派でした。父はホットプレート物だけはちゃんと仕切って作ってくれます。美味いですが、片付けろ。
2: おでんの具材は?また好きな物を3つ選んでください。
私おでん嫌いなんですよね。(酷い)
うち、私が鍋物が嫌いだったせいかなんなのか知りませんが、おでんは滅多に食卓に出ませんでした。
出た場合は、こんぶ、はんぺん、大根、こんにゃく(父が嫌い)、もち巾着、がんも、よくわからないけどなんかの練り物、厚揚げ、つみれといったところでした。
これも、母親の好みが如実に出ており、卵はもさもさするから入らない。じゃがいもももさもさするから入らない、という母親メニューでした。
私がおでんに対して思い入れがないのは、ご飯に合わないからだと思います。私は白飯を、白飯だけで食べるということができない人間でして。
梅干とか、漬物で食べるとか、絶対できません。なんか、おかずが欲しい派なので、おでんはご飯のお供にならない、という理由であまり好きではありません。
ちなみに太っている弟は、好きな食べ物は高野豆腐と白米としいたけという私とは正反対の人間です。あ、あいつは白米だけで生きていけるんだな。
3: 豚汁の中身を教えて下さい。
にんじん、豆腐、豚肉、ねぎ、ごぼう、じゃがいも、くらいでしょうか。オーソドックスなものだったと思います。
母親が結構よく作ってました。身体があったまるとか言って。
私は作ったことがありません。何故ならうちに味噌がない。
特に美味いのは、次の日のおじやですね。豚汁おじやは絶品でした。
どうでもいいですが、これ「とんじる」と読むのと「ぶたじる」と読む地域に分かれるって本当なんでしょうか。
職場で「ぶたじる」って本気で言ってる人がいたので。
4: お雑煮を詳しく教えて下さい。
これは実はばっきり、母方と父方で分かれます。
基本、実家では御節を一切作らなかったのです。要するに、双方の実家に食べに行っていたわけです。祖父母の家で飲み食いしていたわけですね、正月は。
父方は、鴨だしに、もち、という非常にシンプルなもの。
母方は、ミソ仕立てに具材たっぷり、という豚汁の中にもちが入ったような具沢山雑煮でした。
個人的には、父方の雑煮のほうが好みで、家でご馳走になる時は、母親がめんつゆで煮出してくれていた気がします。
まあ、なんだ、私もち好きじゃないんだ。
もちに関しては、父親の仕事柄、つきたてのもちが、切り分けられる前の状態で家にやってきていた(でかいピザ生地のような状態で)ために、自力で包丁で切ってました。大きさばらばら。
5: 麺類の一番好きな食べ方を教えてください。また、好きな順に並べて下さい。
麺は人類が生み出した文化のきわみですよ。
麺類大好き。なんでもいけます………と言いたいところですが、そうめんだけはあの感想臭さが駄目です。油臭いっつーか。
基本的には、あったかくして食べる方が好きです。かけうどんとか、かけそばとか。
冷たいのも勿論好きですが、冷たいのだったらそば、あったかいのだったらうどん、という感じでしょうか。
麺類の好きな順かあ。
一人暮らしなので、よく食べる順番で言えば、
パスタ・うどん・そば・ラーメン
になるかと。
以前は、ミートソースの素とかを、100均で購入して食べていたんですが、自炊を覚えた今となっては、とりあえずパスタに塩コショウ振ればなんでもいける派になっております。
普通に、肉じゃがとか、ミネストローネみたいなものをかけても美味しくいただけます。
実際カップ麺は食べますが、ラーメンとなるとあまり関心がなくなります。何故だろう。でも、付け麺っていうのは一度食べてみたいです。
6: 辛党か 甘党かと言われたら?
あー難しい質問ですね。
ちなみに、私の愛するブーツホルツは、超甘党で、超辛党です。(恐ろしいくらいに誰も聞いていません)
でもしょっぱい物は大好きです。居酒屋メニューは私も大好きです。長茄子の一本漬とか、なんこつのから揚げとか、アボガドのてんぷらとか。
疲れると甘いものもそうですが、しょっぱいものも食べたくなるので、梅干をそのまま食べたり、おしゃぶり昆布をがしがしかじったりしてます。
子供の頃は、おやつでにぼしをがりがりかじってました。
でも甘いものも大好きです。
ただ、甘いものは好みがうるさいので、あれは好きだけどあれは駄目、みたいな区分けが山ほどあります。
基本、もち系は全滅。あんこもできれば避けたい。果物はNGだし、ムース、ババロア、ゼリーみたいなものも食べません。
基本、アイスを抑えておけば間違いないと言いたいところなんですが、ミント系は駄目だし、ナッツ系も避けたいし………(もう食うなよ!)。
7: 調味料の中で一番需要が高いのは?
調味料なんてものがそろったのがつい最近の出来事でして。
それまではなんだろうな。味塩こしょうだけで生きてました。
あ、あとめんつゆ! これがないと始まらない。
料理をし始めた今では、料理酒の減り方が尋常じゃないのに驚き。
全てレシピを印刷してその通りにやっているのですが、焼き物煮物問わずほぼ全部に酒が出てくるので、「お前………やるな………」と酒瓶片手ににやり、としているところです。
そうでなかったら、マヨネーズでしょうか。特別好きな調味料というわけではないんですが、会社に持っていく弁当が、パンに卵マヨネーズなので、必然的に使うことになります。あれば便利ですね。
8: 炭水化物の中で最も愛しているのは?
パン。
お世話になっております。
私は専門店のパンも、コンビニのパンも、すべて美味しくいただけますよ! 世界の中心で頭脳パンに愛を叫ぶ! 最近見かけないので泣きそう!
9: 尊敬する食材があれば教えてください。
キャベツ。足立が好きだからというわけではなく、安くてかさばるので、腹持ちします。焼き物にも煮物にも使えますし。日持ちがしないのが難点かなーと思っていたんですが、きざんじゃって冷凍すると結構もちますので。
後は卵かな。これこそ何にでも使えますよね。
10: 食わず嫌いがあれば理由も含めて教えて下さい。
私は食わず嫌いというか、出されれば社交辞令的に食べられるけれど、自分からは率先的に食べないもの、というのが凄く多い、つまり好き嫌いが激しいので、食わず嫌いってものが逆にないような気がします。
ゲテモノ系を食べる機会もあまりありませんし。
強いて言えば、アボガドでしょうか。果物が嫌いな上に、何故おかず!? と思っていたのですが、実際食べてみたらむしろ、あったかいおかずとして美味しかったです。居酒屋でアボガドメニューがあったら必ず食べます。
11: この3つで一週間ローテーションで食べていけるという食べ物を教えてください。
………基本作り置きをなくなるまで食べ続けている食生活なので、なんとも。やろうと思えば一週間だってもうちょっとだっていけますよ。美味くはないが。(もうそれは食事とは言わない)
そうでないのなら、うーん、やっぱり麺類ですかね。
パスタを手を変え品を変え。
元々好きになればバリエーション変えずに、同じ食物を延々食べられる派なので、一品でも苦になりません。
12:最近の食生活について一言どうぞ。
やはりどうしてもやめられないコンビニ生活………。お弁当とか、お惣菜とか、美味しいですよ………。いけませんかそれじゃ………。
後は、とにかく野菜をはけさせるために、トマト煮込みは常備されてしまいます。もやしでもなんでもぶち込んで煮るだけ。
たんぱく質が取れてヘルシーで安い、ということで最近はおからをよく食べます。鶏肉とおからを混ぜてナゲットにしたりとか。でもそれも面倒なので、次は豆腐とおからを混ぜてサラダにチャレンジしてみたいな、と。
米は一度炊くと冷凍できてしまうので、逆にほったらかしです。冷凍できない冷蔵のおかずを先にはかせてしまいたいので。
ただご飯を炊くだけではつまらないので、自炊をし始めてからは、キノコ混ぜご飯にしたり、ひじきご飯にしたりしています。
後は、ごぼうの美味さに目覚めたので、ゴボウの胡麻和えサラダとか、甘辛いためとかよく作りますね。長ネギ焼きとか。
最近ヒットだったのが、キャベツの煮物。
だしを多めに使うと、しょうゆなどが薄くても美味しいです。キャベツが基本で、あとは大体使い切れずに余っている油揚げとかをぶち込み、玉ねぎを入れても、肉を入れてもいいですが、最後に卵とじてきにして出来上がり。どんぶり物のようにおかずにもできるし、パスタにかけても美味しいです。
引越し先がガスコンロ二個口がつかえるので、もう少し料理の手際がよくなるのではないかと。
レシピで「こっちを茹でている間に、こっちを炒めろ」とか言われても、コンロ一個しかないんだよ! とキレぎみになるので。
こんなところでしょうか。
貧乏臭い食生活が明らかになってしまったようで、木っ恥ずかしいものがあるのですが。
次に回す方はご自由にどうぞ、ということで。
水瀬様ありがとうございます! 楽しかったです!
『逆転検事』公式サイト
ネタバレに過剰な配慮はしておりませんが、それほどつっこんで書いているわけじゃないので、流せるレベルなんじゃないかと思います。ただこれも個人差がありますので、未プレイの方やネタバレ絶対回避したい方は、自己責任において閲覧ください。
どうせなら、何とかの台詞に萌えとか、何とかのキャラクターに萌えとか、言いたかったんですけどね。
私は『逆転裁判』シリーズを全部プレイしていますが、何を隠そう御剣に全く関心がありませんでした。
ああ、成歩堂の友人……もとい、「お互いに」一方的に固執していた相手ね、くらいの印象です。
友人っていうなら、矢張のほうがよっぽど二人の友人ですし。
第一話 逆転の来訪者
「私にクツジョクを与えたこと、必ずコウカイさせてやる」
自分の執務室で殺人が起こり、銃を突きつけられた御剣はご立腹ですが、その頭の悪いカタカナ変換は一体なんなのでしょう。外国暮らし長さのアピールでしょうか。
とりあえず殺人事件現場の調査に入ります。トノサマンについての知識をナチュラルに披露してしまう御剣の業の深さがここに。
「自分拳銃は好きじゃないっす。危ないっすから」
というイトノコギリ刑事が可愛くて仕方がありません。
捜査はわりとサクサクすすみますが、下画面の部屋の図面みたいなものの存在がよくわかりません。あれ見て御剣動かしたりしないだろうし。
あと、これ逆裁シリーズ全部のアンケートに書いたんですが、メッセージスピードが遅いのでストレスが溜まります。Aボタン連打で何故速くできないのだ。
イトノコ刑事、マコちゃんと立て続けに身内が疑われ、心中穏やかではない御剣。
こちらは、マコちゃんのカジュアルな服装にハァハァしていてそれどころじゃありませんでした。
「スズキさん。私やイトノコギリ刑事の心配をする必要はない。無論、君も。この事件は私が解決する」
御剣のくせにカッコイイじゃないか!(酷い)
私の萌えツボとして、苗字呼びというものがあるので、御剣が「スズキさん」とマコちゃんのことを呼ぶの、すっごく萌えますね。社会人同士はこうでないと。
事件は解決し、大泥棒ヤタガラスの存在も明らかに。
ヤタガラス………渋めのおっさんとかだったら萌えられる気がする………(それはコロシヤさんや、やあれ! の人でもう使ってるから………)。
第二話 逆転エアライン
いきなり好みの顔の男が死んでる!
しかし、御剣のエレベータートラウマとか、前シリーズやってない人にとっては唐突なだけなのでは。まあこの作品から入る人がいるとも思えませんが………いや、あのテレビCFだったらいるかもな。
ここで、殺人現場のつきつけるで、ヒモの位置がずれてNGになること数回。酷すぎるだろうこれ! わざわざ携帯の位置指定したのに!
そして、積荷のトリックあたりで、だからそれはわかってるんだってばこの証拠品先でもいいだろうがとNGになること数回。
これ、以前にもこういうことあったような。
二話は、色々事実が明らかになり、二転三転する物語がなかなか面白かったです。犯人の素性ばれした後、もう少しリアクション上手だったらもっと良かったのに。
それにしても御剣はあれですね。女運まっしぐらだったら友人と比べて、女運がとことんないですね。コノミチさんに「私の趣味を理解できない人など興味ありません」と言われたときは腹抱えて笑った。
冥ちゃんは個人的に好きなキャラクターなのですが、こう素直になれない女の子らしさが最大限にアピールできるのは、青い服の頭のとがった弁護士とのカップリング一押しなので、御剣とは兄妹どまりでいて欲しいと思います。
いやあ、純粋にカップリングとして考えるなら、イトメイも充分ありだけどね。
第二話の総括としては、被害者の男性のルックスがとにかくとことん好みだったにつきると思います。私も所詮人の子だったか………(意味不明)。
第三話 さらわれた逆転。
ヤタガラスは可愛い女の子ミクモちゃんでした。公式イラストでは可愛いのですが、ドットになると何故か顔が長くてかわいくありません。なんだこれ。
しかし御剣は短い間に事件に巻き込まれ、気絶すること二回。ある意味マコちゃん超えてるんじゃないかと思うんですが、どうなのでしょうか。
身代金の受け渡しに失敗し、同じく誘拐されてしまう御剣と、そこに居合わせたミクモちゃん。
なんとか脱出した先には、国際警察のロウ捜査官が。
「人には親からもらった名前があるんだ! 二番や三番じゃねえ! みんな一番なんだよ!」
世界に一つだけの花ですねわかります。
第二話の被害者と同期で、名刺交換をしてと、やたらに可愛いロウ捜査官。今回の萌えを一手に担う気がしてなりません。
第三話は、はっきりと事件の全貌を明らかにしていく、という点で中々純粋な推理モノとして面白かったです。二話は殺人犯を探しているんだか、密輸を操作してるんだかわからなかったし。
ただ、新たな証拠品が出てきたり、場面の状況が出てきた時点で、こっちはもうそれが「どんな」トリックに使われるか「わかる」のに、それを延々ひっぱられたりすると、気分が萎えます。そういうときに限って、突きつける証拠品がわりと曖昧だったりすると、気分的に盛り上がらないんですよね。
タイホクンの右手左手かぶりもの云々は、トリックとしてどういう使われ方をするのかわかるんですが、それにしたって、延々ひっぱりすぎというか。使っている場面が違っても、根本的なことは同じトリック(ロジック)を二度、三度と暴くのは爽快感がありません。
あとねえ、やっぱりここぞ、という時以外のキャラクターのリアクション待ちが鬱陶しいです。
何で成金親父の「まあまあ」みたいな萌えも何もないリアクションのために、新しいメッセージが停滞しなきゃならないんだ。
これ、御剣とかロウ捜査官みたいに、ビシ、っと台詞とアクションが同時に決まって出る、くらいの立場のキャラクター以外は正直あまり動かなくてもいいのでは、と思いました。
その動きは、こちらが暴いた時にとっておけ。
ロウ刑事に「女性はいくつになってもお姫様なのさ」と言われたときは、ニヤっとしました。(え? そりゃ嬉しいですよ。現実で言われないからね! 笑)
第四話 過ぎ去りし逆転。
若御剣には何の興味もありませんが、師匠登場ー!
狩魔! 狩魔! その渋いご尊顔をもう一度見られて嬉しいです!
言ってることは極端ですが、やっぱり萌えますねえ。
この力技でねじ伏せる感がたまりません。
幼い頃のミクモちゃんに「………どうした、娘」とか一応声をかける様を見ると、この人、逆に検事じゃなかったらまともなんだろうな、と思ったり思わなかったり。
しかし、狩魔検事がうろたえる様とか見られるとは思わなかったなあ。御剣と結構ごく普通に話しているさまも、なんかこう、歪んだ師弟愛が根底にあるのかと思うと、すんごいゾクゾクしますね!(笑)
そして、多分ミクモちゃんの父親であろう、枯れた風貌の一条検事もすげえ顔好み! このゲーム被害者に好みの顔多すぎるよ!
そういえばこのゲーム、今回個性的な顔立ちとか個性的な人って、誰もいませんね。
格好は奇抜かもしれませんが、顔そのものが個性的な人って全然いない。
一条検事も、バドウ刑事も、ごくごく普通の二枚目です。初期の、真宵ちゃんの微妙な正面顔が懐かしいなあ。御剣だって正直、第一作目に出た時は三白眼で美形だとは言いがたかった。
どんどん根深くなっていく、密輸団とのかかわり。
ミクモちゃんの父親に、義賊であったはずのヤタガラス。そして、何故バストアップの絵が出ないのだと血涙を流しそうになった、ロウ捜査官の制服姿。………見たかった………。(どうでもいいですが、ロウ捜査官って、狼には全く見えないんですが、それ私だけでしょうか。どちらかといえば、国のモデルも考えて、ドラゴンって感じが………衣装のガラとかさ………)
第四話もわりといや、だからそれはもうわかってるってばみたいなノリが結構ありました。
ラスト近くの第二待合室でのやりとりとか、それもう、どこをさしてどれを指摘するのかって、わざわざ説明いる………? と思ったし。
第五話 燃え上がる逆転。
ヤハリー!?
何を隠そう私はヤハリが大好きです。一番は成歩堂ですが二番はヤハリです。今回はトノサマンの着ぐるみを身につけて犯人扱いされています。
「そういえば、あなたの友人だったわね………これ」
「ああ、恐ろしいことにそうだ」
輝くメイちゃんと御剣の会話。今回のゲームに関してだけ言えば、イトノコ刑事よりもメイちゃんが相棒の方がテンポが良くて好きです。一応今回も御剣に捜査権限がない(そんなのばっかりだ)ので、メイちゃんの部下扱いなのですが、ヤハリがトノサマンの格好でぶつかってきた時、「私の部下になにをする!」とか、ウルトラツンデレでした。くそ………メイちゃん可愛いぜ………!
事の発端は、殺された密輸団のボスが、八年前に若御剣たちが関わった事件の容疑者だったということがわかり、元は一つの国だったものが、二つに分かれてしまって、それぞれの大使館を捜査する、というようなノリです。ミクモちゃんが犯人扱いされたりしたんですが、相変わらず妙に女性に優しいメイちゃん。
逆転裁判の時もかなり思ったけど、メイちゃんにはあれか、百合スキルがあるのか………?
当然ロウ捜査官も登場。年齢もキャリアも下なメイちゃんを「アネさん」と呼ぶのは凄く違和感があるのですが。
ともかく、ババル国で死んでいた被害者の凶器がアレバスト国のものであることがわかり、捜査に向かった御剣とメイちゃんの下に、ヤハリが現れたわけです。顔、違うな………(生意気に書き下ろされるとこれだ)。
そして、ヤハリ絡みの会話はどれもとても面白いです。
トノサマンの槍が偽者だと知り、素直に嘆く御剣に、
「お前のそういうとこ、嫌いじゃないぜ!」
「ですって。良かったわね、持つべきものは友達ね」
(クツジョクだっ!)
とかさあ! 何言ってんだ御剣、お前、逆にこういうヤハリが友達なのすげえ感謝すべきだよ!
サンタの話になれば、
「サンタさんが来るのは12月! 今は3月だ! このお調子ものめ!」
と、いつになく乱暴な御剣が見られます。ヤハリは周囲の人間の魅力を何倍にもしてくれる力を持つ………。
その後なんだかんだで、調査は進みます。
意外な人の正体がわかったり、意外な人物の関連がわかったり。実際、(反転)シーナがカズラだったというのは驚いたんですが、ヤタガラスが三人だったのは予想通りだったので、別段驚くこともなく。(反転終了)
ロウ捜査官がそれなりの見せ場があって、そして速攻退場していってしまいました。お前の見せ場がよくわからないなあ。密輸団を追うのであれば、別にもうメイちゃんだけでもいいんじゃ。
あと、ババル大使のダミアンさん、超好みです。
時折見せる、キリっとした表情がたまらない! 萌える! 今回笑いの要素なく萌える二枚目が多すぎる!
ロウ捜査官たちが退場し、事件はまだまだ続きます。
物語として、二点、三点はしませんが、黒幕を追い詰めてからが長すぎる。
そしてここでも、求められるものは強引な揚げ足取りではなく、確固たる証拠なので、そこに逆転要素はないわけです。
追い詰められる→新たな証拠が出てくる、証言が出てくる、という流れは逆転裁判でもおなじみですが、今回はそれが地に足が着いているのが特徴でしょうか。
でも、ヤハリとかオバチャン関連のラストは、あれもう、物語中盤で「どう使われるか」こっちは予想がついちゃっているわけで(思わせぶりに出てくる行動、品物が無関係であるわけがない)そうなると、使われるのがわかっているどんでん返しの、インパクトは薄いかな、と。
物語の流れとしては、大きな密輸団というものがあって、そして過去の事件があって、ミクモちゃんのことも片付いて、とすっきりまとまっていて良かったと思います。
ただ、新キャラとして出てくるミクモちゃん、ロウ捜査官、シーナはそれぞれ、影が薄かったです。
御剣がそんなに周囲の人間に固執するタイプじゃないし(勿論、身内は守るという意識はあるが、特定の人間の固執するという感じではない。こうなるといよいよ、こいつが青いギザギザに対して持っている感情が怪しくなるが)ミクモちゃんによって御剣が変わったとか、影響された、という感じでもない。どちらかといえば、親父さんの行動理念に考えるものがあるのでしょうが、それも別に物語のEDや流れを左右するものではありませんしね。
ロウ捜査官は結局、検事に対する憎しみとかなんだったんでしょうか。出てきましたっけそんな描写。格好とかやってることとかはそれなりにかっこよかったんですが、捜査官そのものが物語りに別に絡んでこないし、基本、御剣側の人間(弁護士でもなければ犯罪者でもない)なので、敵対しているといっても、張り合おうとか粉砕してやろうという立場の人間でもありませんし、わりと普通に頼もしい味方、という感じでした。
シーナは別にもう本当にいてもいなくても(以下略)。
既存のキャラクターたちは、ヤハリを筆頭にそれぞれ面白かったですが、そうなるといよいよファンサービス的なゲームになってしまいますし、どうせなら、それ以外のオリジナルキャラクターで頑張ってもらいたかったな、と思いました。
これ、4でも同じようなこと思ったな………。
このゲームをプレイする時、過去作品と比べてどうのという見方をしてしまう(至極当然として)と思っていたんですが、遊んでみたところ、そんな印象は全くありません。
元々御剣という主人公に関心がなかった、ということもありますが、世界観とシステムが同じであっても、やはり、話運びや絶妙な会話というものがこのゲームにはないのです。
なので、法廷劇というよりは、純粋な刑事モノの推理ゲームを遊んでいる、という感覚に近く、4みたいにへんなノスタルジーを感じて立ち直れないほどへこむという気分には全くなりませんでした。
そんな点では、逆に続編であって続編でない、というような作り方は上手だったと思います。
勿論話のつながりとして、何でイノトコ刑事が御剣になついているのかとか、そういう過去話的なものも出てきますが、これは別に知っていたからといって(知らないからといって)彼ら二人の魅力がそがれるものではないので、深く追求するべきことでありませんし。
探偵パート、法廷パートと、きっちり間延びしないで犯人を追い詰めるのが逆転裁判の面白さでしたが、今回は探偵パートのまま犯人を追い詰める、という図式ですので、これが困ったことに、初っ端で犯人のめぼしが突いてしまうということもありえました。これ、気分的にという凄く曖昧なものなのですが、実際に証拠がなくとも、ゲームをやっている側は、こんなふうに進むんじゃないか、こんな犯人なんじゃないかと考えてしまう(推理と言うほど大げさなものではなく)のが当然であって、その気持ちを延々ひきずったまま、遊ぶのは少し高揚感にかけます。
かといって、犯人が物語上すぐわかっては、法廷パートと言う、犯人がわかった上で嘘を突き通そうとする人間を外堀から生めて追い詰めるという手段が使えないため、探偵パートという、要所要所で新たになる事実を除外する作業的なゲームの進め方をする上で、犯人が一番にわかってしまうのは、やはり興ざめですし。
現実的に、犯人がほぼ初っ端の事情聴取で想像ができてしまう、出揃ってしまうというのは、推理ゲームにおけるある種のアキレス腱なので、それをどう盛り上げるのか、が探偵パートしかないゲームにおいての課題でしょうか。
これが、動かすのが刑事だったら、最後はアクションでも盛り上げるんでしょうけど、なにぶん、御剣だからね………。
ただ、一つの大きな謎を第一話から一貫して追う、というのは、逆転シリーズの共通点かと。これを、うまく隠していたのと違い、前面に「国際的な密輸団」をぶち上げて、裁判に関わっていた人物全てがその関係者だった、というのは、密輸団の規模の大きさ、御剣が立ち向かっているもののデカさをアピールできて、中々良かったのではないかと。
犯罪者と立ち向かう成歩堂ではなく、犯罪と立ち向かう御剣というスタンスの違いがはっきりしていて、その辺面白かったです。
操作性に関しては、前述したとおりメッセージ速度が遅すぎる。飛ばせない上に、例えば一度プレイしてゲームオーバーになり、セーブ地点からやり直すことになったとして、一度見たはずの文章にスキップがきかないとか、拷問かと思いました。答えも何もかも知ってるのに、またいちいちこの遅さに耐えろってか。
登場人物のオーバーリアクションで会話がとまるのももう、ちょっといい加減飽きました。リアクションが見たいかどうか、見たいと思えるかどうかは、こっちの判断に任せてもらいたいところです。
ミクモちゃんのぬすみちゃんも、別になんだろう、やってることは探偵パートと同じなので、サイコロックのように解けた後の開放感とか、そういうものは別にありませんでした。探偵パートしかないゆえに、ちょっとワンクッション入れたかった、程度の演出なのではないかと。現に、ミクモちゃんがいない第四話では、普通にぬすみちゃんないまま捜査して、その物語の印象が変わったわけでもありませんしね。
捜査の段階になるといちいち人物を動かして調べる、っていうのはやはり面倒です。最初は人物画面を見ていたんですが、そのうち、下画面の調べるコマンドが出た場所を調べるみたいになってしまいました。しかもその下画面って本当にただのなんだ、図面ですらない四角いスペースみたいなものなので、あまり物事を調べている、という印象ではありませんでしたね
そのほかは特筆するシステムではありませんし、割愛。ただなあ、やっぱりセーブが一つしかできないって言うのはどうもなあ………。セーブを分けるほど難しいものではない、ということなのかもしれませんが、セーブは別に難易度のためだけにあるものじゃありませんしね。むしろ、他の用途で使うために100個は欲しいと思って当然というか。なんの用途かって? そりゃ、ベストショットですよ。
ロジックシステムに関しては基本間違えようがない、のですが、別にこれとこれを結び付けなくてもよかろうみたいな印象のものも結構あり、私はそれなりに間違えました。
ですが、あくまでこれはパズル要素ですし、多くても6個くらいのものでペアを作るわけですから、総当りで何とかなってしまうレベルです。
まあ、4のみぬくシステムよりはまし、くらいでしょうか。あってもなくてもいいような感じです。
問題はその、ロジックシステムの材料は、探偵パートでの捜査でしか手に入らないわけですから、何処を捜査しなければならないか、という点でもう作業要素が強くなってしまうところでしょうか。
キャラデザについて、四話で述べましたが、今回おちゃらけ雰囲気が若干薄い、おちゃらけからシリアスに移行するということが殆どなかった(強いて言えば四話のタイホ君とか、あのあたりのシュールさになるのかな?)ので、その意味もあって、わざとキャラデザの印象もそれほど奇抜なものではなかったのかな、と。
被害者にしても、犯人にしてもわりとごく普通でした。
ロウ捜査官だって見た目別におかしくありませんしね。ポーズも、笑い方だけで世のオッサン好きを震え上がらせた狩魔検事と比べると普通ですし。
でも、手のひらを上に向けての指差しと、拝みポーズは超萌えた。(結局萌えている)
いや、こういう細かいキャラクターの仕草って凄く大事ですよ。中身が伴っていなくとも、その動きだけ萌えるって絶対ありますし。
あと、やはり「逆転」する醍醐味、っていうのはないですね。前述しましたが純粋な刑事モノですから、ラストに近づくにあたり、着実に犯人に近づき、追い詰められる要素があってこそ、なんですよ。法廷でとにかくヤケクソ気味にゆさぶって、そこから思いがけない証言が出てきて、なんて、それこそ、刑事の捜査ではありえないなわけですから。ちゃんとした論証ができてこそ、次にいけるわけで。
常に有罪の状態から無罪にひっくり返す逆転と、ニュートラルなものを有罪にする、では基本流れる緊迫感が違います。
コツコツそのたびに、問題点を論破して、進む。至極真っ当な流れを進んでいくだけに、やはり、「逆転」の冠は薄くなっているといえましょう。