日本アニメ「カウボーイビバップ」実写版をFOXが製作開始!
………色々なことが起こる世の中です。
「スピードレーサー」
予想外に面白かったです。
私は元ネタの「マッハGOGOGO」を知らなかったのですが、それでも十分楽しめました。
映画と言うよりは、アメリカのアニメ映画みたいですね。
登場人物は実写ですが、背景描写とか、物語のキモになるレースシーンはCGバリバリですし、格闘シーンやその他の場面変更時の演出も、エフェクトが完全にアニメちっくです。
見ている最中で、「CASSHERNみたい」と思ったのは秘密だ(いや、演出の感じとかがね)。
二時間半くらいあるので、結構ダレるんですが、迫力あるレースシーン以外も、結構物語の内容としてまとまっており、ラストに「悪が栄えたため死なし!」とすっきりばっさり終わらされて、見ている側も爽快感があります。
レース命の若者とその家族。そして死んだ兄。
レースの裏に暗躍する企業家。
物語の内容としてはベッタベタなのですが、それだけにセンスのいい台詞とか、聞いていて楽しかったです。
過去の八百長について主人公が、老いて引退したレーサーに尋ねると、
「俺と奴は敵同士といわれていたが、実際は親友だったんだ」
と答えが返ってくるのですが、見ている側は、
「だ、だからなんだ!?」
と疑問しか浮かびません。だが、それでいい。
これは、ちょっとカッコいいこと言ってみたかった老いたレーサーの雰囲気を味わえばそれでいいのです。
そういう、様式美的な台詞が多く、それはそれで意味はなくてもカッコイイ。
言葉の裏を返して真実を読み取るとか、深読みするんじゃなく、言った人間とそのシチュエーションを楽しめば言い、といいましょうか。
やたらにコミカルさを出したいのか、役に立たない末の弟とチンパンジーの組み合わせが出てくるのが、うっとうしかったですが、あれ、非常にアメリカの笑いの色が強いからだろうな。
企業家の悪事を暴露するために、同じ企業家の息子(レーサー)と協力するんですが、明らかにチャイニーズなのに、その息子の妹の名前がユキコというわけのわからなさは、原作を知っていれば薄まるのでしょうか。逆に、このわけのわからなさがアメリカから見た東洋人イズムだなあと思いました。またこの妹が信じられないくらい顔が濃くて、東洋人というより南米か東南アジアかプエルトリカン系だよ。
ウィキを見ると最初日本人設定らしかったのを、韓国の役者さんが韓国人ビジネスマンに変えたらしいですね。それはそれで全く構わないのですが、なら、妹の名前もどうにかしてやれよ。
この企業家の息子は、非常に美味しい役どころで、最後裏切ったと思わせておいて実は、という典型的な感じなんですが、こっちは裏切るわけがないと思えるし、かつ、その「実は」の部分の演出が非常に弱いので、その辺もったいなかったです。
具体的に言えば、グランプリに出られる権利を辞退して、父親と高笑いをしてレースを見守る、みたいな様子を妹が憂いて、兄の権利を主人公に譲るんですが、これも「わざと辞退」したんだろうな、というのが最後に漠然とわかるのではなく、「主人公の参加が決まった!」という時点で「妹をちらっと見る」とか、その程度の一瞬の演出でも十分だったのになあと思います。
最後主人公の優勝のときにだけ、妹と喜び合うってちょっと演出としては唐突すぎる。
まあこの役者さん、物凄い肉体美で外見も凄い微妙な美形でした。いえ、カッコイイんですが。
そして、主人公を影で助けてくれる警察側のレーサーXの顔が、これも微妙な二枚目で、すっげえカッコよかったです。凄いマッチョだし。
誰なんだろうと思っていたら、海外ドラマの「LOST」の主演の方らしいです。
この映画、完全無欠の二枚目は誰一人としていないんですが、そのかわり、あくの強い二枚目が山ほどいるので、そういう意味で個人的に眼福でした。
一瞬で消えちゃうレーサーとかも、カッコイイの山ほどいるし、一人なんか思いっきり、「KOF」のK’まんまでした。
あれ、絶対狙ってやってるだろ!
EDロールもおしゃれで、音楽も「マッハGOGOGO~」とちゃんと歌ってくれます。
名前の順番で主人公の次が母親役のスーザン・サランドンだったときは笑えましたが。
特別意識せずに最寄り駅にレイトショーを見に行ったのですが、行った先が吹き替え版だったのには倒れました。凄いよお客さん四人しかいない。
別に吹き替えが嫌だとかそんなことはないんですが、映画館では字幕というイメージがあったので、どんなもんかと思いつつ干渉し、結果として、「素人のジャニタレとアイドルが葺き替えている時点で主役とヒロインを愛するなと言ってるようなもんだ」と結論付けました。ほんと、この、大根が!(キレ)
ジャニーズに恨みはないですが(興味もない)素人がしゃしゃり出てくるのなら、実力を見につけてからにしろ! 萎える!
………色々なことが起こる世の中です。
「スピードレーサー」
予想外に面白かったです。
私は元ネタの「マッハGOGOGO」を知らなかったのですが、それでも十分楽しめました。
映画と言うよりは、アメリカのアニメ映画みたいですね。
登場人物は実写ですが、背景描写とか、物語のキモになるレースシーンはCGバリバリですし、格闘シーンやその他の場面変更時の演出も、エフェクトが完全にアニメちっくです。
見ている最中で、「CASSHERNみたい」と思ったのは秘密だ(いや、演出の感じとかがね)。
二時間半くらいあるので、結構ダレるんですが、迫力あるレースシーン以外も、結構物語の内容としてまとまっており、ラストに「悪が栄えたため死なし!」とすっきりばっさり終わらされて、見ている側も爽快感があります。
レース命の若者とその家族。そして死んだ兄。
レースの裏に暗躍する企業家。
物語の内容としてはベッタベタなのですが、それだけにセンスのいい台詞とか、聞いていて楽しかったです。
過去の八百長について主人公が、老いて引退したレーサーに尋ねると、
「俺と奴は敵同士といわれていたが、実際は親友だったんだ」
と答えが返ってくるのですが、見ている側は、
「だ、だからなんだ!?」
と疑問しか浮かびません。だが、それでいい。
これは、ちょっとカッコいいこと言ってみたかった老いたレーサーの雰囲気を味わえばそれでいいのです。
そういう、様式美的な台詞が多く、それはそれで意味はなくてもカッコイイ。
言葉の裏を返して真実を読み取るとか、深読みするんじゃなく、言った人間とそのシチュエーションを楽しめば言い、といいましょうか。
やたらにコミカルさを出したいのか、役に立たない末の弟とチンパンジーの組み合わせが出てくるのが、うっとうしかったですが、あれ、非常にアメリカの笑いの色が強いからだろうな。
企業家の悪事を暴露するために、同じ企業家の息子(レーサー)と協力するんですが、明らかにチャイニーズなのに、その息子の妹の名前がユキコというわけのわからなさは、原作を知っていれば薄まるのでしょうか。逆に、このわけのわからなさがアメリカから見た東洋人イズムだなあと思いました。またこの妹が信じられないくらい顔が濃くて、東洋人というより南米か東南アジアかプエルトリカン系だよ。
ウィキを見ると最初日本人設定らしかったのを、韓国の役者さんが韓国人ビジネスマンに変えたらしいですね。それはそれで全く構わないのですが、なら、妹の名前もどうにかしてやれよ。
この企業家の息子は、非常に美味しい役どころで、最後裏切ったと思わせておいて実は、という典型的な感じなんですが、こっちは裏切るわけがないと思えるし、かつ、その「実は」の部分の演出が非常に弱いので、その辺もったいなかったです。
具体的に言えば、グランプリに出られる権利を辞退して、父親と高笑いをしてレースを見守る、みたいな様子を妹が憂いて、兄の権利を主人公に譲るんですが、これも「わざと辞退」したんだろうな、というのが最後に漠然とわかるのではなく、「主人公の参加が決まった!」という時点で「妹をちらっと見る」とか、その程度の一瞬の演出でも十分だったのになあと思います。
最後主人公の優勝のときにだけ、妹と喜び合うってちょっと演出としては唐突すぎる。
まあこの役者さん、物凄い肉体美で外見も凄い微妙な美形でした。いえ、カッコイイんですが。
そして、主人公を影で助けてくれる警察側のレーサーXの顔が、これも微妙な二枚目で、すっげえカッコよかったです。凄いマッチョだし。
誰なんだろうと思っていたら、海外ドラマの「LOST」の主演の方らしいです。
この映画、完全無欠の二枚目は誰一人としていないんですが、そのかわり、あくの強い二枚目が山ほどいるので、そういう意味で個人的に眼福でした。
一瞬で消えちゃうレーサーとかも、カッコイイの山ほどいるし、一人なんか思いっきり、「KOF」のK’まんまでした。
あれ、絶対狙ってやってるだろ!
EDロールもおしゃれで、音楽も「マッハGOGOGO~」とちゃんと歌ってくれます。
名前の順番で主人公の次が母親役のスーザン・サランドンだったときは笑えましたが。
特別意識せずに最寄り駅にレイトショーを見に行ったのですが、行った先が吹き替え版だったのには倒れました。凄いよお客さん四人しかいない。
別に吹き替えが嫌だとかそんなことはないんですが、映画館では字幕というイメージがあったので、どんなもんかと思いつつ干渉し、結果として、「素人のジャニタレとアイドルが葺き替えている時点で主役とヒロインを愛するなと言ってるようなもんだ」と結論付けました。ほんと、この、大根が!(キレ)
ジャニーズに恨みはないですが(興味もない)素人がしゃしゃり出てくるのなら、実力を見につけてからにしろ! 萎える!
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