以前、鍋を焦がして私が錯乱した話をしたと思いますが、結局気にしないことにしたので、今現在、第一線で麦茶を煮出したり、米を煮たりしているのはその鍋です。
職場の同僚に、新しい鍋をいただいたのですが、結局、湯たんぽに入れるお湯を沸かすくらいで、これといって目立った活躍の場を与えていなかったのが気がかりでした(何処の監督だ)。
だから、というわけではないのですが、先日、ミネストローネを作ってみました。元々、スープ系………というと聞こえがいいですが、要するに、水っぽい料理は好きなので、一度は作ってみたかったのです。
さて、勿論作り方など知るわけもないので、ネットでレシピを検索してみます。
基本、これから先二度と使わないであろう調味料は、脳から除外します。ローリエとかね。そういう、おしゃれ調味料は買っても次がない。
パセリとか、パルメザンチーズといった、仕上げにふりかけると一味違って美味しいよ的なモノも除外します。味噌を使い切らせずに腐らせた私にとって、そんなもんどうしようもありません。
次に料理するのが一年後とか、十分にありえますしね。
基本は、野菜をいためて、トマトの缶詰を加えて、コンソメで煮込む、というこれだけのようで、一安心。
ただ、ニンニクを使うというのが困ったんですが(どうやら必須らしい)、ニンニクそのものを買っても腐らせるだけなので、チューブニンニクで代用します。でも、全く平気だった。
結局選んだ野菜は、キャベツ、じゃがも、たまねぎ、しめじ、ナスです。にんじんは高かったから買わなかった。(なら、ナスを除外しろ)
後、大豆の水煮。
私、ミネストローネに豆が入っているのは知っていたのですが(私は、甘い豆シリーズは食べられませんが、しょっぱい豆シリーズは好きです(わからん))今までさすがに大豆は購入したことがなく、値段がよくわかりません。なので、職場の同僚に聞いてみることに。
私「………というわけなんだけど、大豆の水煮ってどれくらいの値段するもんなの? 高いの?」
同僚「100円で買えますよ」
本当に100円で売ってました。
へえーそんなもんなのか。まあ、豆だしな………。と思いつつ、結局、豆売り場がわからなくてスーパーでさまよったのは秘密だ。(結局、納豆やらと同じ棚にあった)(考えれば当たり前だ)
さて、材料抱えて帰宅し、とにかく野菜を刻みます。
ジャガイモをラップにくるんで、電子レンジで加熱している間に、鬼のように野菜を刻みます。うちは、独身者用の住まいなので、コンロも一つしかないし、シンクも普通の家庭で使っているまな板はまず置けないくらいの広さしかありません。
そこらじゅうに飛び散るキャベツ。
刻んだものをいれておくボールもないので、焦げた片手鍋や、どんぶりや、水切り籠に、うずたかく野菜を盛り上げます。
私「………多いんじゃないか?」
これは、鍋に最終的に入りきらないのではないだろうか。
不安になったのですが、今更刻んだものは元に戻らないので、黙々と作業を進めます。基本、調味料さえ大体あっていれば、中に入れるものの量なんて、多かろうが少なかろうが好みだと思っているので、私はこの手の材料の分量無視はよくやります。
いやー何人前とか書いてあっても、実際、どの程度の大きさの鍋で調理しているのかなんてわからないしー。
ともかく、野菜を刻み終わったので、フライパンで炒めよう………と思った時点で気づきました。
油がない。
そうだ、この前(結構前)ジャガイモとベーコンを炒めた時に使った油は、どうせ使わないだろうからって、職場の同僚にあげちゃったんだ。
目の前には、うずたかく積まれた野菜。
仕方がないので、みぞれ混じる中、原付でコンビニまで油を買いに行きましたよ。
私「そうまでして食べたくもないんだけど」
と思うと、心がくじけそうになるので、考えないことにします。
どれだけ安いスーパーで野菜買っても、コンビニで値引きされない調味料を買ったらそれで終わりだよな、と思いつつ棚を見てみると、大体同じ値段で、大きいサラダ油と、小さいオリーブオイルがありました。
普通なら、油にこだわりがなければ、大きいのを選ぶんでしょうけど、私は使い切れない(またしても)ので、オリーブオイルを選択。
いや、小さくたって野菜を炒めるだけだから、やっぱり使いきれるわけもないんですが。
震えながら帰宅し、にんにくチューブを投入し、とにかく野菜を炒めます。火が通りにくいものから炒める、ということくらいはわかりますが、どれが火が通りにくいのかはよくわかっていないので、とりあえず、生で食えと言われたらキツいだろうと思えるものから投入。
ナス、しめじ、たまねぎ、キャベツ、ベーコンを投入し、じゃかじゃか炒めていると、それなりに縮んできました(他に言いようはないのか)。
よし、これなら鍋に入りそうだ。
炒め終わった後、トマト缶とコンソメを加えます。
私が参考にさせていただいたレシピでは、水1200CCと書いてあるのですが、当然、うちに計量カップなどありません。
まず、空いたトマト缶に水を投入して、一杯加えます。くっついてたトマトも使えるし一石二鳥。
これで大体300だから、後は、空いている500のペットボトルに水を入れて二回加えればいいだろう。(私は麦茶を空いているペットボトルにつめて職場に持っていっている)
と、水を一回投入したところで、鍋が満水になりました。
私「しまった」
かき回せるのもギリくらいまでいっぱいっぱいになってしまったので、仕方がないので残り500は諦めます。
まあいいや、いずれ煮詰まってきてから水を加えても良いんだし。
後は、ジャガイモ、大豆を加えてひたすら煮込むだけです。
で、できたのがこれ。
結論から言うと、美味しかったですが、これはミネストローネなんておしゃれな料理じゃなく、野菜のトマト煮込みでした。
いいけど別に………味は良かったし。
ただ、鍋目一杯に作ってしまったので、当分これだけ食べる生活になりそうです。
あまりに一杯あるので、職場に弁当代わりに持っていったら、
「井原さんが料理を持ってきている!」ととんだ騒ぎになりました。悪かったな。
まあ、しょうゆだのダシだの昆布だのを使った和風煮込みより、とりあえずコンソメを入れておけば間違いない洋風煮込みは、失敗することもまずないと思うので、皆様もぜひ(お前にだけは料理を勧められたくない)。
ただ、鍋一杯のこれを食べ終わっても、まだ、材料の野菜はしっかり半分残っているので、腐らせる前にまた作ることになりそうです。
なんで、じゃがいも一個とか、ナス一個とか、たまねぎ一個から売ってくれないんだろう(売っていたとしても、結局「高い」とか言って、何本か袋詰めされたものを買うくせに)。
職場の同僚に、新しい鍋をいただいたのですが、結局、湯たんぽに入れるお湯を沸かすくらいで、これといって目立った活躍の場を与えていなかったのが気がかりでした(何処の監督だ)。
だから、というわけではないのですが、先日、ミネストローネを作ってみました。元々、スープ系………というと聞こえがいいですが、要するに、水っぽい料理は好きなので、一度は作ってみたかったのです。
さて、勿論作り方など知るわけもないので、ネットでレシピを検索してみます。
基本、これから先二度と使わないであろう調味料は、脳から除外します。ローリエとかね。そういう、おしゃれ調味料は買っても次がない。
パセリとか、パルメザンチーズといった、仕上げにふりかけると一味違って美味しいよ的なモノも除外します。味噌を使い切らせずに腐らせた私にとって、そんなもんどうしようもありません。
次に料理するのが一年後とか、十分にありえますしね。
基本は、野菜をいためて、トマトの缶詰を加えて、コンソメで煮込む、というこれだけのようで、一安心。
ただ、ニンニクを使うというのが困ったんですが(どうやら必須らしい)、ニンニクそのものを買っても腐らせるだけなので、チューブニンニクで代用します。でも、全く平気だった。
結局選んだ野菜は、キャベツ、じゃがも、たまねぎ、しめじ、ナスです。にんじんは高かったから買わなかった。(なら、ナスを除外しろ)
後、大豆の水煮。
私、ミネストローネに豆が入っているのは知っていたのですが(私は、甘い豆シリーズは食べられませんが、しょっぱい豆シリーズは好きです(わからん))今までさすがに大豆は購入したことがなく、値段がよくわかりません。なので、職場の同僚に聞いてみることに。
私「………というわけなんだけど、大豆の水煮ってどれくらいの値段するもんなの? 高いの?」
同僚「100円で買えますよ」
本当に100円で売ってました。
へえーそんなもんなのか。まあ、豆だしな………。と思いつつ、結局、豆売り場がわからなくてスーパーでさまよったのは秘密だ。(結局、納豆やらと同じ棚にあった)(考えれば当たり前だ)
さて、材料抱えて帰宅し、とにかく野菜を刻みます。
ジャガイモをラップにくるんで、電子レンジで加熱している間に、鬼のように野菜を刻みます。うちは、独身者用の住まいなので、コンロも一つしかないし、シンクも普通の家庭で使っているまな板はまず置けないくらいの広さしかありません。
そこらじゅうに飛び散るキャベツ。
刻んだものをいれておくボールもないので、焦げた片手鍋や、どんぶりや、水切り籠に、うずたかく野菜を盛り上げます。
私「………多いんじゃないか?」
これは、鍋に最終的に入りきらないのではないだろうか。
不安になったのですが、今更刻んだものは元に戻らないので、黙々と作業を進めます。基本、調味料さえ大体あっていれば、中に入れるものの量なんて、多かろうが少なかろうが好みだと思っているので、私はこの手の材料の分量無視はよくやります。
いやー何人前とか書いてあっても、実際、どの程度の大きさの鍋で調理しているのかなんてわからないしー。
ともかく、野菜を刻み終わったので、フライパンで炒めよう………と思った時点で気づきました。
油がない。
そうだ、この前(結構前)ジャガイモとベーコンを炒めた時に使った油は、どうせ使わないだろうからって、職場の同僚にあげちゃったんだ。
目の前には、うずたかく積まれた野菜。
仕方がないので、みぞれ混じる中、原付でコンビニまで油を買いに行きましたよ。
私「そうまでして食べたくもないんだけど」
と思うと、心がくじけそうになるので、考えないことにします。
どれだけ安いスーパーで野菜買っても、コンビニで値引きされない調味料を買ったらそれで終わりだよな、と思いつつ棚を見てみると、大体同じ値段で、大きいサラダ油と、小さいオリーブオイルがありました。
普通なら、油にこだわりがなければ、大きいのを選ぶんでしょうけど、私は使い切れない(またしても)ので、オリーブオイルを選択。
いや、小さくたって野菜を炒めるだけだから、やっぱり使いきれるわけもないんですが。
震えながら帰宅し、にんにくチューブを投入し、とにかく野菜を炒めます。火が通りにくいものから炒める、ということくらいはわかりますが、どれが火が通りにくいのかはよくわかっていないので、とりあえず、生で食えと言われたらキツいだろうと思えるものから投入。
ナス、しめじ、たまねぎ、キャベツ、ベーコンを投入し、じゃかじゃか炒めていると、それなりに縮んできました(他に言いようはないのか)。
よし、これなら鍋に入りそうだ。
炒め終わった後、トマト缶とコンソメを加えます。
私が参考にさせていただいたレシピでは、水1200CCと書いてあるのですが、当然、うちに計量カップなどありません。
まず、空いたトマト缶に水を投入して、一杯加えます。くっついてたトマトも使えるし一石二鳥。
これで大体300だから、後は、空いている500のペットボトルに水を入れて二回加えればいいだろう。(私は麦茶を空いているペットボトルにつめて職場に持っていっている)
と、水を一回投入したところで、鍋が満水になりました。
私「しまった」
かき回せるのもギリくらいまでいっぱいっぱいになってしまったので、仕方がないので残り500は諦めます。
まあいいや、いずれ煮詰まってきてから水を加えても良いんだし。
後は、ジャガイモ、大豆を加えてひたすら煮込むだけです。
で、できたのがこれ。
結論から言うと、美味しかったですが、これはミネストローネなんておしゃれな料理じゃなく、野菜のトマト煮込みでした。
いいけど別に………味は良かったし。
ただ、鍋目一杯に作ってしまったので、当分これだけ食べる生活になりそうです。
あまりに一杯あるので、職場に弁当代わりに持っていったら、
「井原さんが料理を持ってきている!」ととんだ騒ぎになりました。悪かったな。
まあ、しょうゆだのダシだの昆布だのを使った和風煮込みより、とりあえずコンソメを入れておけば間違いない洋風煮込みは、失敗することもまずないと思うので、皆様もぜひ(お前にだけは料理を勧められたくない)。
ただ、鍋一杯のこれを食べ終わっても、まだ、材料の野菜はしっかり半分残っているので、腐らせる前にまた作ることになりそうです。
なんで、じゃがいも一個とか、ナス一個とか、たまねぎ一個から売ってくれないんだろう(売っていたとしても、結局「高い」とか言って、何本か袋詰めされたものを買うくせに)。
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