四十九日の日。
弟「姉ちゃん、いつもより顔色悪いみたいだけど大丈夫?」
私「化粧してるからだよ」
頬紅を忘れてました。井原です。
『ムダヅモ無き改革 4巻』
こんなカッコイイベタオリ始めてみました。
最初は小泉人気だけでもっているのかとも思いましたが、今回のローマ法王も誰もが(オタクなら)一度は聞いたことがある経典の一説がガンガン出てきて、非常に白熱しておりました。
「人はポンのみにて生きるにあらず」って、こんなカッコイイ…いや、カッコイイフレーズそうないよ!
『たいようのマキバオー 12巻』
久々に(苦笑)面白かった本編です。
文太だけでなく、謎の覆面馬が出てきて、誰もまとめる人がいなかった(解説役ともいう)福留厩舎にもしまりが出てきた感じ。
『みどりのマキバオー』では、性格はアレでしたが、飯富さんって基本大人で解説役に徹していてかつ熱かった(チュウ兵衛親分もいたしね)ので、わりと明後日の方向にバラバラ向いている福留ファミリーが、やっとまとまってきた感じでしょうか。
バットがその役割担うのかと思ってたら、そうでもなかったしなあ。
文太(ヒノデマキバオー)や、中央勢に地元をあらされて、憤懣やるかたない九州勢。
対に、打倒中央、マキバオーを掲げて特訓に入ります。
ギガモッコス、ハグマシャグマ、タイガーズアイ。そしてフラットビッキー。
選ばれた四頭の中で、実績のないフラットビッキーが何故選ばれたのか。それは、砂のカスケードと呼ばれる馬、トータルケイオスに狙いを定めた布陣だった。
「なるほど、モチベーションの差ってやつだな。そういうことならしょうがねえか。しっかりやれよ、日陰者」
「ああ…」
そして迎えた佐賀記念当日。
「いつもいつも中央勢に踏みつけられてよ。ロータスクラウン賞じゃ、高知にまでやられた。それでも見捨てなかった地元ファンに、胸張って九州競馬のファンでよかったと言ってもらおうぜ」
「ああ、そうだな。九州の意地見せたるか」
引き締まった空気の中で挑む九州勢。
それでも、ファンが選んだ人気では、中央勢が上位を独占し、地方のトップがマキバオーという現実だった。
「あの、漆黒の帝王の血を継ぐ馬、砂のカスケード・トータルケイオス!」
威風堂々と入場するトータルケイオスのに、フラットビッキーが九番人気で登場する。
トータルケイオスの声援残る中、「こちらも“一応”カスケード産駒です」と紹介されるビッキー。
地方競馬ファンの現実を目の当たりにし、腐る馬たち。
「はっはっは、傑作じゃねえか。誰も俺らに期待などしてないとよ。中央の有名な騎手と馬を見に来ただけだと。へっ、だったら期待に応えてやろうか。簡単だ、走らなきゃいいんだ」
「スネたってしょうがねえだろう。そうさせたのはオレたちだ。負け続けても応援してもらうなんてのは、ただの甘えだぜ。九州馬への声援も、期待も、元々「ここ」にあったものなんだ。今日はそいつを取り戻す………あいつらから…」
追う背中は、漆黒の帝王の血と、白い珍獣の血。
眼光鋭く四頭の九州勢は、静かに自らのレースに気迫をこめるのだった。
九州勢の、底からの意地の見せ所が超カッコいいです。
レースはまだ決着ついていませんが、トップを走るマキバオーに追いすがるモッコス。
中央から様子を伺う、ハグマシャグマとタイガーズアイ。
そして、最後尾に位置するトータルケイオスに、ぴったりとついたフラットビッキー。
「えらいハイペースだぜ。ついてるな、ジュニア。ここはもっと脚をためて、見せてくれるんだろ? 父親ゆずりの末脚ってのを。みんな期待してみてるぜ。スターのカッコイイところを…」
相変わらず、チクチク嫌味を言いながら走るビッキーの、捨て身さかげんが凄く好きです。
トータルケイオスも、外見といい仏頂面といい、カスケード的なのはこっちなんでしょうが、カスケードって残る印象はそうでなくても、実際はマキバオーの中で、ド級に熱い馬だったからなあ。(いえ、みどりのマキバオーに出てくる馬は全員マグマ級でしたが)
正直馬の数が多すぎて、誰が誰やら個性と顔と名前がまるで一致しないまま読んでいるんですが、ハグマシャグマってこんなにクールでカッコイイ馬だったっけ(一連のクール台詞は全部この馬が言っている)。
謎の覆面馬の今後(正体はバレバレだとしても)も気になりますし、続刊が楽しみです。
弟「姉ちゃん、いつもより顔色悪いみたいだけど大丈夫?」
私「化粧してるからだよ」
頬紅を忘れてました。井原です。
『ムダヅモ無き改革 4巻』
こんなカッコイイベタオリ始めてみました。
最初は小泉人気だけでもっているのかとも思いましたが、今回のローマ法王も誰もが(オタクなら)一度は聞いたことがある経典の一説がガンガン出てきて、非常に白熱しておりました。
「人はポンのみにて生きるにあらず」って、こんなカッコイイ…いや、カッコイイフレーズそうないよ!
『たいようのマキバオー 12巻』
久々に(苦笑)面白かった本編です。
文太だけでなく、謎の覆面馬が出てきて、誰もまとめる人がいなかった(解説役ともいう)福留厩舎にもしまりが出てきた感じ。
『みどりのマキバオー』では、性格はアレでしたが、飯富さんって基本大人で解説役に徹していてかつ熱かった(チュウ兵衛親分もいたしね)ので、わりと明後日の方向にバラバラ向いている福留ファミリーが、やっとまとまってきた感じでしょうか。
バットがその役割担うのかと思ってたら、そうでもなかったしなあ。
文太(ヒノデマキバオー)や、中央勢に地元をあらされて、憤懣やるかたない九州勢。
対に、打倒中央、マキバオーを掲げて特訓に入ります。
ギガモッコス、ハグマシャグマ、タイガーズアイ。そしてフラットビッキー。
選ばれた四頭の中で、実績のないフラットビッキーが何故選ばれたのか。それは、砂のカスケードと呼ばれる馬、トータルケイオスに狙いを定めた布陣だった。
「なるほど、モチベーションの差ってやつだな。そういうことならしょうがねえか。しっかりやれよ、日陰者」
「ああ…」
そして迎えた佐賀記念当日。
「いつもいつも中央勢に踏みつけられてよ。ロータスクラウン賞じゃ、高知にまでやられた。それでも見捨てなかった地元ファンに、胸張って九州競馬のファンでよかったと言ってもらおうぜ」
「ああ、そうだな。九州の意地見せたるか」
引き締まった空気の中で挑む九州勢。
それでも、ファンが選んだ人気では、中央勢が上位を独占し、地方のトップがマキバオーという現実だった。
「あの、漆黒の帝王の血を継ぐ馬、砂のカスケード・トータルケイオス!」
威風堂々と入場するトータルケイオスのに、フラットビッキーが九番人気で登場する。
トータルケイオスの声援残る中、「こちらも“一応”カスケード産駒です」と紹介されるビッキー。
地方競馬ファンの現実を目の当たりにし、腐る馬たち。
「はっはっは、傑作じゃねえか。誰も俺らに期待などしてないとよ。中央の有名な騎手と馬を見に来ただけだと。へっ、だったら期待に応えてやろうか。簡単だ、走らなきゃいいんだ」
「スネたってしょうがねえだろう。そうさせたのはオレたちだ。負け続けても応援してもらうなんてのは、ただの甘えだぜ。九州馬への声援も、期待も、元々「ここ」にあったものなんだ。今日はそいつを取り戻す………あいつらから…」
追う背中は、漆黒の帝王の血と、白い珍獣の血。
眼光鋭く四頭の九州勢は、静かに自らのレースに気迫をこめるのだった。
九州勢の、底からの意地の見せ所が超カッコいいです。
レースはまだ決着ついていませんが、トップを走るマキバオーに追いすがるモッコス。
中央から様子を伺う、ハグマシャグマとタイガーズアイ。
そして、最後尾に位置するトータルケイオスに、ぴったりとついたフラットビッキー。
「えらいハイペースだぜ。ついてるな、ジュニア。ここはもっと脚をためて、見せてくれるんだろ? 父親ゆずりの末脚ってのを。みんな期待してみてるぜ。スターのカッコイイところを…」
相変わらず、チクチク嫌味を言いながら走るビッキーの、捨て身さかげんが凄く好きです。
トータルケイオスも、外見といい仏頂面といい、カスケード的なのはこっちなんでしょうが、カスケードって残る印象はそうでなくても、実際はマキバオーの中で、ド級に熱い馬だったからなあ。(いえ、みどりのマキバオーに出てくる馬は全員マグマ級でしたが)
正直馬の数が多すぎて、誰が誰やら個性と顔と名前がまるで一致しないまま読んでいるんですが、ハグマシャグマってこんなにクールでカッコイイ馬だったっけ(一連のクール台詞は全部この馬が言っている)。
謎の覆面馬の今後(正体はバレバレだとしても)も気になりますし、続刊が楽しみです。
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