仕事の速さを指摘されて「自分はゆっくり丁寧にやるタイプなんです」と言った新人の首を絞めるだけの簡単なお仕事です。
どなたか立候補をしていただける方はいませんか?
…というくらい、隣の部署の人が病んできました。休憩室で愚痴を聞いているだけなんですが、隣の部署の人たちの顔に悲壮感が漂っていて本気で怖い。
うちの新人さんはまだまだ勿論仕事はできませんが、一社会人として非常に真っ当に常識のある人なので平穏なのですが、隣の部署の新人がとにかく酷いらしく、話を聞くだけで恐ろしいです。
これ、自分の部署の事なら怒って怒られて(苦笑)も構わないんですけど、他部署の事に首突っ込むわけにもいかんし、実際にその人から被害をこうむったことがあるわけではないからなあ…。
今まで、まとめて出来る事は手伝いに行ったりしていたのですが、逆に新人さんのためにはやらない方がいいのだろうなあ。
「あいつがやるだろうから自分はやらなくていい」なんて思われたら誰のためにもならないものなあ。
ツタヤディスカスで、ペルソナ3ポータブル、ペルソナ4のドラマCDを聴いてみました。
そうですね、私が想像していた通りのドラマCDでした。
そうそう、私がまだ外に恐竜がいた時代に購入した(正確には中学生だったので父親に買わせるという荒業を使っていた)、サイバーフォーミュラというアニメのドラマCDもこんな感じだったよ。
結局、どうしても物語を作って、「その中」に感動や面白さを入れようと思うと大変なんだろうなあ。クサさが漂ってしまうというか、動きや絵的な表現が限られる分、どうしても「音声」で「説明」されてしまうので、話が過剰になってしまうようなのです。
この前にヘタリアのドラマCDを聞いたこともあるんですが、それをわりかしすんなりと受け入れられたのは、結局その物語性がすんげえ薄かったってところにあるのではないかと。
とりあえず、主役のキャラが出てる。
それらも出る。
キャラクターのわかりやすい個性を物語関係なくひたすらちりばめる(ツンデレとか、キーワードとしてわかりやすい個性として)。
その場合、クサイとか物語関係なく、ひたすらそのキャラを愛でていれば気がすむ(というか)ので大変気楽で、薄いかもしれないですが、その分こっちが好き勝手できるので繰り返し楽しめた感じでした。
ペルソナ4はアニメにもなりますし、5はPS3で発売決定のようですから、是非、女主人公でキャベツが落とせるPSP版を…! 頼む…! もしできたら小田桐のことは水に流してやってもいい…!
どなたか立候補をしていただける方はいませんか?
…というくらい、隣の部署の人が病んできました。休憩室で愚痴を聞いているだけなんですが、隣の部署の人たちの顔に悲壮感が漂っていて本気で怖い。
うちの新人さんはまだまだ勿論仕事はできませんが、一社会人として非常に真っ当に常識のある人なので平穏なのですが、隣の部署の新人がとにかく酷いらしく、話を聞くだけで恐ろしいです。
これ、自分の部署の事なら怒って怒られて(苦笑)も構わないんですけど、他部署の事に首突っ込むわけにもいかんし、実際にその人から被害をこうむったことがあるわけではないからなあ…。
今まで、まとめて出来る事は手伝いに行ったりしていたのですが、逆に新人さんのためにはやらない方がいいのだろうなあ。
「あいつがやるだろうから自分はやらなくていい」なんて思われたら誰のためにもならないものなあ。
ツタヤディスカスで、ペルソナ3ポータブル、ペルソナ4のドラマCDを聴いてみました。
そうですね、私が想像していた通りのドラマCDでした。
そうそう、私がまだ外に恐竜がいた時代に購入した(正確には中学生だったので父親に買わせるという荒業を使っていた)、サイバーフォーミュラというアニメのドラマCDもこんな感じだったよ。
結局、どうしても物語を作って、「その中」に感動や面白さを入れようと思うと大変なんだろうなあ。クサさが漂ってしまうというか、動きや絵的な表現が限られる分、どうしても「音声」で「説明」されてしまうので、話が過剰になってしまうようなのです。
この前にヘタリアのドラマCDを聞いたこともあるんですが、それをわりかしすんなりと受け入れられたのは、結局その物語性がすんげえ薄かったってところにあるのではないかと。
とりあえず、主役のキャラが出てる。
それらも出る。
キャラクターのわかりやすい個性を物語関係なくひたすらちりばめる(ツンデレとか、キーワードとしてわかりやすい個性として)。
その場合、クサイとか物語関係なく、ひたすらそのキャラを愛でていれば気がすむ(というか)ので大変気楽で、薄いかもしれないですが、その分こっちが好き勝手できるので繰り返し楽しめた感じでした。
ペルソナ4はアニメにもなりますし、5はPS3で発売決定のようですから、是非、女主人公でキャベツが落とせるPSP版を…! 頼む…! もしできたら小田桐のことは水に流してやってもいい…!
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文章はともかくとして、画像はどうなったのだろうどうにかなるわけもなかったという紆余曲折を経て、画像をアップロードしていた記事のリンクを、全部自分のサーバーに繋ぎなおしてという作業を延々二時間やるはめになりました。
吐くかと思った、コピペの偉大さを思い知った。もう画像関係は自サーバーにアップしてリンクつなげないと意味ないなと思った。それとも画像もインポートできるのだろうかだができたとしてももう知らんわ。
職場の人に「アリプロって知ってる?」と聞かれました。
知ってますけど、詳しくは無いです。もっと詳しくてコンサートに今度行くって人がいますよという程度の会話をしたら、どうやらその人の娘さんがコミケ参加のオタクだったようで、それ以来たまーにオタク的な会話をふられます。
ちなみに娘さんのジャンルはネウロ。
その時既に連載は終了していたので「まだネウロなんだ」(悪いという意味ではなく、娘さんかなり若い子らしいので)とは思ったんですが、まあその程度の会話で終わりました。買い専で同人誌を作っているわけではないらしいんですが、面倒くさいのであまりつっこんで聞かなかったため、詳細は不明。
で、その後その同僚に「ヘタリアって知ってる?」と聞かれたときは、妙な顔をしてしまいました。
「知りません」と答えればよかったんでしょうが、そう答えてもわりとこっちの意思お構いなく話してくる人なので「知ってます」とだけ答えたら、現在娘さんがそれにはまっているらしく、「この前BSでやってた」(本当かは知らん)とか、その手の話を延々してこられました。
どうもよくわからないのですが、この人、私とオタクトークをしたいのでしょうか。
というか、オタクなのは娘さんなのではないのでしょうか。この人の娘さんとヘタリアトークするならいいですが、私は職場の人間とオタクトークする気はさらっさらない。
そんなことをしたらまず間違いなく人生が終わる。
吐くかと思った、コピペの偉大さを思い知った。もう画像関係は自サーバーにアップしてリンクつなげないと意味ないなと思った。それとも画像もインポートできるのだろうかだができたとしてももう知らんわ。
職場の人に「アリプロって知ってる?」と聞かれました。
知ってますけど、詳しくは無いです。もっと詳しくてコンサートに今度行くって人がいますよという程度の会話をしたら、どうやらその人の娘さんがコミケ参加のオタクだったようで、それ以来たまーにオタク的な会話をふられます。
ちなみに娘さんのジャンルはネウロ。
その時既に連載は終了していたので「まだネウロなんだ」(悪いという意味ではなく、娘さんかなり若い子らしいので)とは思ったんですが、まあその程度の会話で終わりました。買い専で同人誌を作っているわけではないらしいんですが、面倒くさいのであまりつっこんで聞かなかったため、詳細は不明。
で、その後その同僚に「ヘタリアって知ってる?」と聞かれたときは、妙な顔をしてしまいました。
「知りません」と答えればよかったんでしょうが、そう答えてもわりとこっちの意思お構いなく話してくる人なので「知ってます」とだけ答えたら、現在娘さんがそれにはまっているらしく、「この前BSでやってた」(本当かは知らん)とか、その手の話を延々してこられました。
どうもよくわからないのですが、この人、私とオタクトークをしたいのでしょうか。
というか、オタクなのは娘さんなのではないのでしょうか。この人の娘さんとヘタリアトークするならいいですが、私は職場の人間とオタクトークする気はさらっさらない。
そんなことをしたらまず間違いなく人生が終わる。
私の父は音楽に詳しいです。
一番詳しいのがクラッシック、その次にジャズですがポピュラーソングも聴きますし、あまりこだわりもないようです。演歌とか民謡だけは聴いているのを見たことが無いですが。
特にクラッシックはテレビから流れてくればすぐに曲名がわかるし、映画を見に行ってもすぐにわかります。
先日の『英国王のスピーチ』も一人で見に行って、「あのシーンで使われていたのがあれ、エンディングではこれ」と全部説明してくれました。私はまともに聞いていませんでしたが。
そんなこんなで、NHKでやっていた『展覧会の絵』という曲が好きらしく、「LP版のデザインがカッコよくてね」と言ってきたので検索をかけてみたところ、なるほど確かにカッコイイ。
上はCD版です。
「ロシアの絵みたい」と言ったら、「そりゃロシアの人の曲だから」と返事が。知らないことは恥だとは有吉先生もおっしゃってました。地味に恥ずかしい。
元々自分に縁がなくとも、文化人的な意味ではなく「知識」を持っている人は凄いなあ、と常々思っているので、父親のこういう姿だけは真剣にカッコイイなあと思いました。
ですがその後、その演奏の指揮者がカラヤンという人(という、ばかり)だったので、そちらも検索をかけてみたところ、眠気もぶっ飛ぶイケメンが出てきたので、父親のカッコよさなどお空の星になりました(酷い)。
しかも、敬称が「皇帝」。
こ、これは確かに皇帝だ………! というもんの凄い貫禄のあるイケメンのおっさんでした。凄いよね。この外見ならワンマンも許される。
結局曲の印象なんにも残ってません。これは酷い。
その後父親は、『toto』くじっていうんですが、サッカーの勝敗を当てる奴(よく知らん)を私の口座でやって、散々うんちくをたれたので、ますます印象が薄くなりました。最初の頃で終わっていれば印象が良かったのに…。
あ、ちなみにそのクジは見事に外れました。
絶対に勝つといっていたチームが惨敗したし、ありえないと言っていたチームが快勝したり…。
あいつは役に立ちませんね(酷い)。
その上、福島の日本酒を購入して渡したのですが、そのお酒は仲間内での集まりで飲まれて、感想としては「皆酔ってたから味はよくわからなかった」とのことでした。
おーのーれー。
一番詳しいのがクラッシック、その次にジャズですがポピュラーソングも聴きますし、あまりこだわりもないようです。演歌とか民謡だけは聴いているのを見たことが無いですが。
特にクラッシックはテレビから流れてくればすぐに曲名がわかるし、映画を見に行ってもすぐにわかります。
先日の『英国王のスピーチ』も一人で見に行って、「あのシーンで使われていたのがあれ、エンディングではこれ」と全部説明してくれました。私はまともに聞いていませんでしたが。
そんなこんなで、NHKでやっていた『展覧会の絵』という曲が好きらしく、「LP版のデザインがカッコよくてね」と言ってきたので検索をかけてみたところ、なるほど確かにカッコイイ。
上はCD版です。
「ロシアの絵みたい」と言ったら、「そりゃロシアの人の曲だから」と返事が。知らないことは恥だとは有吉先生もおっしゃってました。地味に恥ずかしい。
元々自分に縁がなくとも、文化人的な意味ではなく「知識」を持っている人は凄いなあ、と常々思っているので、父親のこういう姿だけは真剣にカッコイイなあと思いました。
ですがその後、その演奏の指揮者がカラヤンという人(という、ばかり)だったので、そちらも検索をかけてみたところ、眠気もぶっ飛ぶイケメンが出てきたので、父親のカッコよさなどお空の星になりました(酷い)。
しかも、敬称が「皇帝」。
こ、これは確かに皇帝だ………! というもんの凄い貫禄のあるイケメンのおっさんでした。凄いよね。この外見ならワンマンも許される。
結局曲の印象なんにも残ってません。これは酷い。
その後父親は、『toto』くじっていうんですが、サッカーの勝敗を当てる奴(よく知らん)を私の口座でやって、散々うんちくをたれたので、ますます印象が薄くなりました。最初の頃で終わっていれば印象が良かったのに…。
あ、ちなみにそのクジは見事に外れました。
絶対に勝つといっていたチームが惨敗したし、ありえないと言っていたチームが快勝したり…。
あいつは役に立ちませんね(酷い)。
その上、福島の日本酒を購入して渡したのですが、そのお酒は仲間内での集まりで飲まれて、感想としては「皆酔ってたから味はよくわからなかった」とのことでした。
おーのーれー。
ブログがトロイの木馬にやられました。
こちらのPCは無事ですが、閲覧された方(すぐに発見できた上に、アクセス解析上ではその時間殆ど閲覧された方はいらっしゃらなかったのですが)に多大なご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありません。
アカウント消す前にどっか別のブログに引っ越してりゃ良かったんだ、と思いついたのは5MB以上のログをエクスポートした後で、おまけに忍者ブログは500KBずつインポートできないという意味不明仕様。
一瞬手作業でメモ帳に500KBずつ分けなきゃならないのかと意識を失いそうになったのですが、なんとか分割ツールを使ってクリア。
ですがまあ、二十個くらいのファイルを延々インポートするはめになったわけですが…。面倒だった…。
本気でブログもどうにかせんと、日記cgiにしようかなとか思ったんですがもう、cgi設置も正直面倒で。
ログを残しておくなら、以前みたいにサイト上にアップしておくのが一番いいんでしょうが、もうそれもねえ。めんどくさいめんどくさい息をするのもめんどくさい。
とまあ、そういうことですので(どういうこと)これからもよろしくお願いいたします。適度にアドレスが変わったり形態が変わったりするかもしれませんが、通常運営です。
こちらのPCは無事ですが、閲覧された方(すぐに発見できた上に、アクセス解析上ではその時間殆ど閲覧された方はいらっしゃらなかったのですが)に多大なご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありません。
アカウント消す前にどっか別のブログに引っ越してりゃ良かったんだ、と思いついたのは5MB以上のログをエクスポートした後で、おまけに忍者ブログは500KBずつインポートできないという意味不明仕様。
一瞬手作業でメモ帳に500KBずつ分けなきゃならないのかと意識を失いそうになったのですが、なんとか分割ツールを使ってクリア。
ですがまあ、二十個くらいのファイルを延々インポートするはめになったわけですが…。面倒だった…。
本気でブログもどうにかせんと、日記cgiにしようかなとか思ったんですがもう、cgi設置も正直面倒で。
ログを残しておくなら、以前みたいにサイト上にアップしておくのが一番いいんでしょうが、もうそれもねえ。めんどくさいめんどくさい息をするのもめんどくさい。
とまあ、そういうことですので(どういうこと)これからもよろしくお願いいたします。適度にアドレスが変わったり形態が変わったりするかもしれませんが、通常運営です。
『長谷川潔』展
横浜美術館で、4月29日から、6月26日まで開催されている版画展です。
有名なのは、「マニエール・ノワール」(メゾチント)と呼ばれる技法を編み出してからの作品、大体後期からだと思うのですが、日本で活動をされていたときは当然木版が多いので、皆さんなじみがある、「版画」もたくさん見られます。
個人的には、よりシャープになった銅版画よりも、木版画の方が好みなので、初期の同人誌の表紙など最高でした。
あまり作品が巨大すぎないのもいいですね。
本当に名刺サイズの作品も山ほどあって、それだけに、ただ単品での作品ではなく、依頼されて作った本の表紙であったり、挿絵だったりする「職業絵」であるところが非常に好感が持てます。
ただ作者の本能の赴くままの作品もいいですが、金銭を目的とした商業作品にも、その作者のセンスを出す上手さっていうのは絶対に存在していて、私はその商業作品のセンスを見るのがとても好きなので、初期作品も大変眼福でした。
後期になると収容所生活も含めて(第二次大戦中の画家さんです)精神世界に没入するようになっていくのですが、その上でも描かれた作品が「意味不明」ってことはないので、その態度も好感度高いです。
作品名も「柳」とか「鳥と花瓶」とか、あ、多分作品名どうでもいいんだな的な態度がまたたまりません。
私どうしても芸術家で、自分の作品に気取った名前とか付けているのをみると失笑を禁じえないので。
道具の展示もあって面白かったです。特別な道具を使っているわけではないのでしょうが、プロが使っていたのかと思うとなにやら凄そうな………(笑)。
原版(銅版)も展示してあるのですが、もう、はっきりと彫られているものはわかっても、メゾチントのような細かい技法になっちゃうと、もう肉眼でとらえるの不可能なんじゃ…と思わずにはいられません。あれ、手彫りでどうやってんの? 多分、見る角度によってははっきり判別できるんでしょうけど。
個人的には、しおりが売っていた「柳」と、「開かれた窓」(シリーズ)が良かったです。エコバッグに使われていた鳥も良かったなあ。ちなみに、柳と鳥は葉書大サイズです。可愛いですとても。
長谷川潔さんは生き様も中々カッコよくて、始まりは金持ちのボンボン(おい)なのですが、美術を本格的に始めたのも19歳の頃なので、ある意味遅咲きの人なのですね。油絵を習ったりしている最中に、どうして「自分には版画である」と思ったのかが、とても他人から見ると不思議なのですが…。
芸術家の人が、自らの表現方法を「一つ」に絞るのって、一体どんなきっかけか、インスピレーションがあったのだろうなあといつも思います。
その後、渡仏し生涯フランスで過ごします。フランスから勲章をもらっておりますし、亡くなられたのもフランスだし、奥様もフランス人。うーん、あの時代の人にしては爆裂的におしゃれさんで革新的。
インタビューに答えて、
「メゾチントは凄い技術なのに、作られた作品はつまらない」
とか言い切っちゃうのが凄いよ…。超かっこいいよ…。
その凄い技術を復活させ、芸術作品にまで昇華したものの自負っていうんでしょうかね。
この人も典型的な「海外で先に評価された」方なんだと思いますが、こうやって作品を見ることができて幸せです。
で、その後常設展示を見てウロウロしていたんですが、あまりの寒さに撃沈。
さーむーいー!
寒いったらないよ! 寒すぎる!
冷房のききすぎで、完全に体調を崩す始末でした。死にそうになった。
後はそうですねえ、ともかく、「真夜中の太陽」なんて名前がつけられたミミズみたいなオブジェには仰天しました。
知り合いはその作者が、イサムノグチであったことに仰天してました。
知り合い「ああいうのって、値段なんてあってないようなもんだから、250万円とか言われたら払うんだろうね」
私「私250円でもいらないけどね。玄関から入らないよ、大体」
知り合い「若い頃は、ルネ・マグリットとか、シュールな作品とかって眉間にしわを寄せてでも見なきゃ、って気になったんだけど、歳とってからだと逆にどーでもよくなるわー」
私「ずっとシリアスな作品作ってて、たまに笑える作品を作りたくなる気持ちは凄くよくわかるけど、ずーっとシュールな作品しか作らない人ってやっぱりなんか変なんだろうなあとは思うよ」
知り合い「シュールっていうだけで全てが許されちゃうというか、技術とかそれこそデッサン的に上手い下手もよくわかんないしね」
私「私全部おんなじように見えるよ」
結論からして、シュールはよくわからん、という域に達しました。
日本画のゾーンは面白かったです。
特に、中村岳陵の「砂浜」っていう作品が大変オシャレでした。
屏風なんですけど、砂浜に小鳥が三羽っていうそれだけなんですけど、色合いが絶妙。空の青さが美しいのです。
どうやら写真にも力を入れているらしく、写真のゾーンも充実してました。その頃にはもう頭痛と寒さで息も絶え絶えだったのであまりよく覚えてません。
その代わり、目の前をあるいていたおじいさんおじさん(微妙な年齢)が息を呑むほどのハンサムだったので、凍りつきました。
思わず遠くにいた知り合いを読んでしまったほどの二枚目でしたが、いかん、そんな感想で終わってしまう。
ともかく、横浜美術館はあの寒さをどうにかすべきだと思いました。落ち着いて見られるかい。
横浜美術館で、4月29日から、6月26日まで開催されている版画展です。
有名なのは、「マニエール・ノワール」(メゾチント)と呼ばれる技法を編み出してからの作品、大体後期からだと思うのですが、日本で活動をされていたときは当然木版が多いので、皆さんなじみがある、「版画」もたくさん見られます。
個人的には、よりシャープになった銅版画よりも、木版画の方が好みなので、初期の同人誌の表紙など最高でした。
あまり作品が巨大すぎないのもいいですね。
本当に名刺サイズの作品も山ほどあって、それだけに、ただ単品での作品ではなく、依頼されて作った本の表紙であったり、挿絵だったりする「職業絵」であるところが非常に好感が持てます。
ただ作者の本能の赴くままの作品もいいですが、金銭を目的とした商業作品にも、その作者のセンスを出す上手さっていうのは絶対に存在していて、私はその商業作品のセンスを見るのがとても好きなので、初期作品も大変眼福でした。
後期になると収容所生活も含めて(第二次大戦中の画家さんです)精神世界に没入するようになっていくのですが、その上でも描かれた作品が「意味不明」ってことはないので、その態度も好感度高いです。
作品名も「柳」とか「鳥と花瓶」とか、あ、多分作品名どうでもいいんだな的な態度がまたたまりません。
私どうしても芸術家で、自分の作品に気取った名前とか付けているのをみると失笑を禁じえないので。
道具の展示もあって面白かったです。特別な道具を使っているわけではないのでしょうが、プロが使っていたのかと思うとなにやら凄そうな………(笑)。
原版(銅版)も展示してあるのですが、もう、はっきりと彫られているものはわかっても、メゾチントのような細かい技法になっちゃうと、もう肉眼でとらえるの不可能なんじゃ…と思わずにはいられません。あれ、手彫りでどうやってんの? 多分、見る角度によってははっきり判別できるんでしょうけど。
個人的には、しおりが売っていた「柳」と、「開かれた窓」(シリーズ)が良かったです。エコバッグに使われていた鳥も良かったなあ。ちなみに、柳と鳥は葉書大サイズです。可愛いですとても。
長谷川潔さんは生き様も中々カッコよくて、始まりは金持ちのボンボン(おい)なのですが、美術を本格的に始めたのも19歳の頃なので、ある意味遅咲きの人なのですね。油絵を習ったりしている最中に、どうして「自分には版画である」と思ったのかが、とても他人から見ると不思議なのですが…。
芸術家の人が、自らの表現方法を「一つ」に絞るのって、一体どんなきっかけか、インスピレーションがあったのだろうなあといつも思います。
その後、渡仏し生涯フランスで過ごします。フランスから勲章をもらっておりますし、亡くなられたのもフランスだし、奥様もフランス人。うーん、あの時代の人にしては爆裂的におしゃれさんで革新的。
インタビューに答えて、
「メゾチントは凄い技術なのに、作られた作品はつまらない」
とか言い切っちゃうのが凄いよ…。超かっこいいよ…。
その凄い技術を復活させ、芸術作品にまで昇華したものの自負っていうんでしょうかね。
この人も典型的な「海外で先に評価された」方なんだと思いますが、こうやって作品を見ることができて幸せです。
で、その後常設展示を見てウロウロしていたんですが、あまりの寒さに撃沈。
さーむーいー!
寒いったらないよ! 寒すぎる!
冷房のききすぎで、完全に体調を崩す始末でした。死にそうになった。
後はそうですねえ、ともかく、「真夜中の太陽」なんて名前がつけられたミミズみたいなオブジェには仰天しました。
知り合いはその作者が、イサムノグチであったことに仰天してました。
知り合い「ああいうのって、値段なんてあってないようなもんだから、250万円とか言われたら払うんだろうね」
私「私250円でもいらないけどね。玄関から入らないよ、大体」
知り合い「若い頃は、ルネ・マグリットとか、シュールな作品とかって眉間にしわを寄せてでも見なきゃ、って気になったんだけど、歳とってからだと逆にどーでもよくなるわー」
私「ずっとシリアスな作品作ってて、たまに笑える作品を作りたくなる気持ちは凄くよくわかるけど、ずーっとシュールな作品しか作らない人ってやっぱりなんか変なんだろうなあとは思うよ」
知り合い「シュールっていうだけで全てが許されちゃうというか、技術とかそれこそデッサン的に上手い下手もよくわかんないしね」
私「私全部おんなじように見えるよ」
結論からして、シュールはよくわからん、という域に達しました。
日本画のゾーンは面白かったです。
特に、中村岳陵の「砂浜」っていう作品が大変オシャレでした。
屏風なんですけど、砂浜に小鳥が三羽っていうそれだけなんですけど、色合いが絶妙。空の青さが美しいのです。
どうやら写真にも力を入れているらしく、写真のゾーンも充実してました。その頃にはもう頭痛と寒さで息も絶え絶えだったのであまりよく覚えてません。
その代わり、目の前をあるいていたおじいさんおじさん(微妙な年齢)が息を呑むほどのハンサムだったので、凍りつきました。
思わず遠くにいた知り合いを読んでしまったほどの二枚目でしたが、いかん、そんな感想で終わってしまう。
ともかく、横浜美術館はあの寒さをどうにかすべきだと思いました。落ち着いて見られるかい。