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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『浮雲』
古いモノクロ映画です。
しょーもないが、とにかく女にもてる中年と、それを追いかけ続ける女の話。戦時中に結婚の約束をしたものの、帰ってくればそこには当然男の家庭がある。
自分ひとりで女は生きていきながら、男はうだうだと女との関係を断ち切ることなく、女もそのままでいいと言い出し、二人は過ごしていく。
なんかまあ、絵に描いたような不倫………というか、男女関係のもつれってやつですね。
他の女に手を出しながら
「自分を待っていてくれた女房を捨てられない」
とその女の前で言い、
「女はいいなあ、お気楽でたくましくて」
と自分のグチをこぼし、
「過去の思い出なんて空しいだけだ。聞いたところで昔のように燃え上がるわけでもなし。女房にも思いを寄せているわけではなし。魂のない人間が出来上がっちゃったものだ」
と、自分の駄目男っぷりをアピール。
個人的には理解不能ですが、こういう男がもてるのもわかるような気がします。典型的な、私がいないとこの人駄目なのよって奴ですね。実際、顔がいいわけでもなく、金持ってるわけでもないんですが、なんなんでしょうね。どうしてもてるんだろう。
毎日が鬱屈している人とか、今の日常に微妙な不満がある、という人………もとい、女性を本能的に見分けられるんでしょうね。だから、くっついていくし、女性もくっつきやすい。
「僕は神経衰弱なんだ。どうにもならないんだよ。寂しいんだ」
よ、よくもお前ぬけぬけと………。
「貴方って怖い人だわ。自分が一番可愛いんでしょう」
「だから死ぬのも嫌になっちゃったんじゃないか」
もうねえ、人の奥さんにまで普通に手を出してさあ「人生はゴーイングマイウェイだ」とか、さらっと言っちゃうのが凄いよなあ。この男の辞書には悪びれるという文字がない。

しかも、女に何も言わずにいきなり田舎に越しちゃうんだぜ。お前絶対流されただけだろ! その場の雰囲気に!
しかも女が追いかけた先には、その旅行先に手を出した元人妻の居住地で、かつ男は本妻の具合が悪いからその場にいないんだぜ。もう、なんなのこの男は………。
なんか、憤る気力もないというか、「こういう人いるんだなあ」という感じでした。普通に浮気して「もうしない!」とか平謝りとか、「浮気は男の甲斐性だ!」と開き直るほうがまだマシっていうか。
罪悪感がこれっぽっちもないというか、罪悪感があることが当たり前で慣れてるっていうか。
「ご覧の通りの始末でね。君のことは気になってたんだ。君は僕の事を嫌な奴だって思ってるだろう」
こういうことを、さらっとぬけぬけと言っちゃう男って………。
なんか、男女のドロドロというよりは、別次元の生き物を見ている感じでした。しかも、この男、女にも男にも色々な人にもてるんです。他人が世話を焼きたがる感じなんだろうか。
騙そう、とかいう純粋な悪意がないからなんだろうか。
でも、悪意なしで、女をすて、元の奥さんの手紙を無視し、愛人は元の夫に殺されても、ケロっとしている男はもう………。
「足が水虫で痛いんだ」
とか、二人で並んで歩きながら言う様は、なんかもう逆に痛々しい。
「君はいい気味だと思ってるんだろ」
この男のずるさは、そう言って相手の良心が悪意を向けられないようにしてしまうところですな。「そんなことない」と誰だって自分が悪意を持っている、と気づきたくないものですし、相手がどんな悪い人であれ、自分は「人をののしるような人間じゃない」と思いたいものですし。
「悪いのはみんな僕なんだ。僕はもぬけの殻なんだから」
………お前それ………どういう言い訳………。
女はそれにしても強いというか。執着が強いのは男のほうだと思うんですが。女も堕胎の費用を無心に行く相手って、かつて自分を襲った男だったりするんだから、凄いよな。しかも、その相手と生活をもたせるために暮らしているという。
女のほうがずっと生臭く、男はかすみ食ってるみたいですね。
女房の葬式の金がないって、愛人(なのか、そもそもこの女は)に金借りに行くのもなあ………。返す気さらさらないし。

金が欲しいとか、そういうんじゃないんだなあ。実際女が金を持って逃げてきたときも、その金を受け取るわけでもないし。

結局、任地に行く男についていきたいと女が言っても、男は連れて行かないっていうスタンスがよくわかりませんが。というか、一貫してこの男はこの女と結婚したいとか、一緒にいたいとかって風じゃないんだなあ。都合のいい女とも思ってなさそうだし。
男も定職に着かずぶらぶらしたい、というのではなく、職を探しちゃんと以前の職場に戻って屋久島行きですからね。一般的な社会生活を営む気持ちはちゃんとあるけれど、女のことになると意味不明なだけなんだろうか。

でも、自分ひとりで行くのではなく、結局病身になった女を連れて、最初の出発を延ばして過ごした日々は、女にとって幸せだったのかなあ。男はなんか、妙に幸せそう(別に女といるからじゃなく、ただ、生活が安定しているからのような気がするが)ですが。
追いかけられる日々から、自分が立ち止まって女を看病するという、立場の違いが逆に新鮮だったのだろうか。
屋久島で二人で暮らすようになり、女が全く身動きが取れなくなってからの二人は、傍で見ていても幸せそうな夫婦にしか見えず、男もそれを満足していたようでしたが………。
最後は、亡くなった女の前で号泣ですからね………。そんなだったら、何でもっと早くに優しくしてやらなかったのだ、と普通の感性なら思いますが、この男だとそれすらも当たり前に見えます。

結局男は何をどうしたかったのだろうか。普通に生活していたいだけなんだろうな、やっぱり。女はまだ目的がはっきりしているからいいんですが、男の不透明さが本当によくわかりませんでした。

すいません、なんだか作品解説というより、台詞の垂れ流しになってしまいましたが、これが一番凄さが伝わると思いまして。
ちょっと、どうしていいんだかわからないような映画でした。男女のもつれ………なのか? 恋愛ではないような気がしますが。
主演の高峰秀子ばかりがクローズアップされたらしいですが、男役の森雅之の演技も良かったけどなあ。枯れていてでも品があって。太宰治みたいな容貌でした。
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先日、私の原付にバックでぶち当ててくれた人と、ケリがつきました。
12月の給料明細が出て、そこに遅刻の減額が出ていたので、それを待っていたのですが、正直、会いたくない気持ちが強くて、請求やめようかと思っていたのです。
厳密な額はふれませんが、千円とかそこらの値段ですし。
ただ、このままケリをつけないのも嫌だし、向こうから連絡が来るのも嫌だし、精神的にこたえたのに金銭でこたえるのも嫌だし、ということで正直渋々連絡したのでした。
職場の人にも意見を聞いたところ、「一円でももらいにいく」「私の友達なんてクレーマーだから何倍も金銭要求すると思う」と、全員イケイケだったので、それに後押しされた、というのもあります。
もう私、プライベートで負の感情と付き合いたくないんですが。(いよいよ引きこもる)
しかも、向こうの都合に合わせてですよ。何でこっちがこんなに歩み寄らねばならんのだ、と思うんですが、もうつっぱねるのも嫌で。
そして、事故現場で出会い、給料明細を見せて(過剰請求していると思われるのが嫌で)向こうから封筒をもらったところ、請求金額プラス五千円が。
「これ、違うんですけど」と伝えたところ、要するにお見舞金ということらしいんですね。
当然「いらん」と突っぱねたものの、向こうが押してくるので、渋々受け取るはめに。というかもう早く帰りたかったんですよ。そのオバハンのことは思い出したくもないし。
しかし、服装といい「おじが弁護士で色々聞いたんですが、これでもお見舞金としては少なくてお恥ずかしい」とか言ってきたことを考えると、この人どうやら金持ちらしいです。
そうか、金持ちなのか。だったら運転手でも雇って二度と車に乗るんじゃねえ。
金銭に関しては、しばらく保管しておいて何かあったらそのまま突っ返そうと思ってますが、とにかく、精神的にものすっごく疲れたので、二度と事故には遭いたくないと思いました。


■乙女ゲーム話題。
泡坂「ちょっと前にも、『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love Plus』っていう長い名前の焼き直しソフトが出るっていう情報があったんですけど、なんか、またかって感じですね」
池波「ああ、『ウィル・オ・ウィスプ』のPSP版とDS版な。お前が買うとしたらDSか。PSP持ってないし。内容としてはどっちも同じみたいだな」
澤田「結局、PS2で出た二つのソフトが一緒になって、多少おまけがついてくるっていう感じだな」
「ここまでくるとあれですね、大御所に毒されたというよりは、こういう売り方が今流行りなんだとしか思えないですよね」
「まあなあ。どちらにせよ、どういう売り方しても採算が取れるって判断できるほど、こういう移植焼き直しソフトは売れるっていう実績があるんだろうけどな」
「数打ちゃあたる、というだけでは冒険できないだろうし。DSやPSPの携帯ゲーム機が女性にとって敷居が低いフォーマットだ、っていうのもあるんだろう」
「まあ、DSはいまや老若男女問わず持っているものですから、そこで乙女ゲームを出すのはいいんですよ。私は買いませんが。乙女ゲームがいまやDSで大手を振って出せるほど一般的になってきたとは到底思えませんし。あくまでもニッチな商品だと思うんですよね。売り上げはあるかもしれないけれど、ポケモンにはなれないわけですから」
「なってもらっても困るけどな。いわゆる、少女マンガが元で、DSで出すっていう若干年齢層が低いキャラゲー的乙女ゲームならまだしも、年齢のいった購買者が買うとなると、DSではな、って思うのもわかるし」
「DSがイコール水準が低い、というわけでもないけどな。現に、『幻想水滸伝ティアクライス』は凄く評判がいいみたいだし」
「プラットフォームの問題じゃなくて、ある程度の年齢層がいった人がやるんです基準みたいなものの中に、PS2って含まれると思うんですよね。子どもが街中で堂々とやれるゲーム機と、大人が室内でじっくり楽しむゲーム機みたいな区分けっていうんですか。その中で、乙女ゲームって言うのはやっぱり年齢層が高い人向けであってほしいですし。ほら、18禁シーンはないけどエロいみたいなのって、PS2だと臆面もなくやれるじゃないですか。でも、これDSでやられたら、ちょっといけない雰囲気が漂うというか」
「お前はDSで子どもたちに何をやらせたいんだ」
「まあ、実際最初からDSで出せば何の文句も出ねえだろうが、要するに、どんどん焼き直しを出すメーカーの姿勢にうんざり、っていうのが本音だろうなあ。逆にここまで乙女ゲームが発売される時代なら、購買者も賢くなって、買うゲーム選ぶだろうし」
「全部買うっていうのがセオリーっていう考え方も根強いと思いますけどね。私も以前はそうでしたし、それに何の疑いも持ってませんでしたから。でもねえ、ここまで移植作品を林立されると、もう飽食っていうか、「どーせそのうち特典ついて焼き直しされるんだからそん時買えばいいや」って思っちゃいますよねえ」
「ただ、男性向けもそうだが、乙女ゲームには声優ファンという超固定購買者がいるのも事実だからな。声だけ抜き出せば、移植だろうがなんだろうが購入するんじゃないだろうか。フルボイスが売りになって、新たな特典として銘打てるんだから」
「それもそうなんですけどね。でも個人的にはやっぱり、本編のゲームで凄く満足して、ファンディスクが出ると嬉しいっていう正常な流れであってほしいですけどねえ。焼き直しなんてーものは、本編を一回で全うに完結できなかったやつらの言い訳とも取れるわけですから。初めから完結できない作品を売るなよ、って思いますし。あ、物語の話ではなく商品としての完成ってことですよ」
「わかってるって。まあ、ほとんど大御所くらいしか選択肢がないよりは、それぞれ競争意識が出てきて、作品の質としてはいいのかもしれねえけどな」
「それはどうでしょうね。作品の質が上がったとはお世辞にもいえないような気がしますが………。まあ、私は最近の乙女ゲームをやっていないので、コメントは避けますが。大体、作品の質云々よりも、個人の嗜好でどうとでも判断が覆るジャンルですからね。いい、悪いも千差万別ですよ。ゲームとしてのシステムとか、物語が破綻してないとか、そういうのは一定水準として判断基準になるかもしれませんが、所詮は、己が萌えられるか、否かでこのジャンルの評価は違ってくるもんですから」
「質っていうのもよくわからないしな。絵とか、音楽とか、システムとか、どのゲームにもあって評価しやすいものってことだろうか」
「それだけ抜き出すなら、乙女ゲームの水準なんて低いもんですよ。絵も音楽もシステムも。それこそ大作RPGと名のつくものと比べれば雲泥の差なわけですし。とりあえず恋愛要素と萌えがあればいいっていうのが基本スタンスなわけですから。林立するのもいいですけど、そこに競争意識が生まれてよりよい作品を作ろうっていう意識があるかというと、甚だ疑問ですけどねえ。肝心の絵の水準なんて正直、似たりよったりっていうか………。商業に出すならもう少しなんとかできないものかって、思えるのも凄く多いですよ」
「女性が好む絵柄っていうのが、偏りがあるっていうのもあるかもしれないな。あからさまに下手なら別だけど、上手い下手っていうよりは、可愛い可愛くないっつーか」
「個人的には、もう少し自社製品を大切にしてもらいたいですね。本編できちっと完結して、ちゃんと根強いファンを味方にして、ちゃんと新作を作ってまた評価をされるっていう。中々この不景気の時代じゃ難しいでしょうし、ひとつの作品で搾り取れるだけ搾ろうっていう考え方も別に悪いわけじゃないんですが………商売としてはね」
「それと、ファンをないがしろにしたような製品作りはまた別ってところだろうか」
「そうですね。プレイしてみて凄く面白かった。次も買いたいっていう、普通の流れをたどれれば一番いいんでしょうけど、その感情に横槍を入れるように、次々と移植されると、初めに感じた感動も濁っていくものですから」
「これから発売される乙女ゲーム、ちょっと泡坂が興味があるの挙げてみようか」


『風色サーフ』
「こういう絵柄は決して嫌いではないですし、むしろ塗りとか好きなんですが、これももう少しレベルの底上げが欲しいですねえ………。設定としては、戦時下の整備士が主人公って言う、職業軍人萌えにはたまらないシチュエーションではあるんで、動向を見守ろうかな、と」
「やけに浮いたじいさんがいるけど、攻略できるんかね」
「48歳が浮いて新鮮だな」
「48歳がじじいに入ると思ってるんですか? まだまだ甘いですよ。攻略できると思いますけどね。声優さん有名ですし」


『蒼天の彼方』
「最近、PCゲームで中華風が流行ってるんですかね?」
「中華風っていうより、十二国記風じゃねえ?」
「さもなくば彩雲国風だな」
「絵柄がきれいなんで、まあ様子見でしょうか。このメーカーひとつもプレイしたことないんで、わかんないですけども。基本的にPCゲームはやらないので、これこそ移植してもらいたいなあと思うんですが」


『ガーネット ・ クレイドル』
「なんか、アルバレアと似た匂いがすると思うんですよ! 期待!」
「するか?」
「いや、全然」
「ああーでもPCゲームなんですよねえ。ああー」


『ワンド オブ フォーチュン』
「………なんか………ここのメーカーは………頑張っていっぱい出してるなあという感想しか………。いえ、新撰組の吸血鬼モノは面白かったらしいんですが………」
「漂う生き急ぎ感がなんともいえねえ感じだな」
「ここのメーカーも移植が多いから、買え控える人も多いんじゃないだろうか」


「ざっとこんな感じですね」
「………泡坂はあれだな、買わないけれど、ちゃんと情報そのものは持ってるんだな」
「率先的に集めているわけじゃないですけど、今は乙女ゲームを専門に扱っている情報サイト様もありますし。発売リストだけなら、わりと簡単にチェックできますから」
「つまり、今回ピックアップされなかったゲームも一応は知ってるってことだな」
「そうですね。何らかの理由で買うつもりがないってだけの話です。あとはブログの横のメモに貼ってあるものをちょこちょこチェックする、という感じでしょうかねえ」
「なんにせよ、泡坂が買いたいと思えるものがあるといいな」
「まあな」
「ありがとうございます。澤田さんも買いたいと思えるエムブレムが出ることを祈ってます」
「………」
「あっ、泣いた」
「お前、酷すぎるだろうそれ」
『ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者- 』

■Chapter6[紫黒の境界]
話の内容としては、結局主人公が「復讐なんて良くない」と気づいて、自ら冥界に乗り込む、みたいな流れです。一応ベストEDですしね。
ただ、お前はそれに気づくの六話遅かったな。
ここで、どうやっても初っ端の変な魔法を使う珠が倒せず、リセットする羽目に。大体、五話から連戦でおまけに、街など一切利用できずラスボス突入ってどういうこと!? 事前に「あ、次はラスボスなんだな。アイテム揃えなきゃ」というネタフリも一切なし。
このあまりきった金と、枯渇したアイテムでどう使えと!? スキルの調整もしていないのに!
と、泣く泣くリセットし、チャプター5の三時間は泡のように消えていきました………。ああ、またあの面をやり直すのか………(しかもやり直したところでクリアできるという保証もない)。

特に、魔術「リフレクト・ソーサリー」がないとクリアできないと思います。そして、魔術師を育てていなかった人はどうすればいいのだという話で………。

何とか変な珠を倒した後、メイドの本性であるガルム(でっかい化け物)と戦闘です。序盤で犠牲にしたアンセルという幼馴染も参戦。
で、一人が攻撃する→死ぬ→生き返らせるのコンボを延々やった挙句、二万まで体力を減らして、よし全員攻撃だと身構えたら、知らないうちにガルムの体力全回復していたときは、本気で死んだと思いました。(長い)
ガルムの反撃が全体攻撃のために、単独でしか攻撃できず(基本このゲームのボスキャラの攻撃は当たったら一撃死)蘇生アイテムを四十個近く使って、本当に知らない間にガルムの体力が元通りになっていたときは、絶望が世界を支配しました。
当然、珠終了後はセーブできないので、やり直すとしたらまた珠からなわけです。もう泣きたい。
ですが、主人公が本当にギリッギリで生き残り、そこから次のターンで、仲間を三人生き返らせて、なんとか倒せました。
蘇生アイテム四十個使っていたあの時間は一体。
総攻撃で倒せるのかよ………。

物語としては、幼馴染はエインフェリアとなって主人公のオヤジと仲良くやってるから、お前はこの世界で生きろよじゃあな、みたいなEDでした。
冥界との契約どうなったの? とか色々思わないでもない………というほど思うような話でもなかったです。
多分、今回本当に話には力を入れていないんだと思います。

とにかくこれで、女神の羽を使っての犠牲者ゼロのベストEDを見ました。
いやあ、久しぶりにしんどかったです。
そして、EDロールでのイラストの別人っぷりに仰天。こ、これがオフィシャルなのか? ドット絵とあまりに違うがどういう演出なんだこれ。


基本的に、戦闘時のシステムが前述したように凄いダルイのはいかんともしがたく。
ただ、戦闘そのものはコツを掴んでしまえばいけます。二週目はそれこそ色々な特典が引き継げるので、楽にクリアできるんじゃないかと。一番大きいのは、仲間は基本戦闘で死んでも進めという認識をプレイヤーが持つことじゃないですかね。初めからこいつ死ぬな、という状態でわざと捨て置くとか、そういう戦術当たり前に必要になってきます。
それと、逃げるのは基本。
アイテム、術、スキル発動時に使用するポイントが全員100になるまで、敵から離れて身動きしないも必須。これを怠ると大体死にます。
故に、戦闘(具体的に戦ったり、反撃したり)以外での時間が延々かかるのを、戦術上仕方がないと見るか、やってられっかと見るかは、まあ個人差でしょう。
個人的には、チャプター3のラスボスが一番大変でした。
チャプター4、5は楽勝。
最終面もまあ、これがないと死ぬという魔法やら、スキルやらを覚えていればなんとかなるかと。あとアイテム。

個人的には、戦闘終了後、連戦の場合とにかくセーブできないというのが死ぬほど辛かったです。あれはもうイジメだよ。
セーブさえ出来れば、時間下手すりゃ十時間くらい違うような気がします。
総クリア時間およそ17時間。
使っていたのは、主人公、弓兵のシェリファ、槍のアーネスト、魔術師のロクスウェルでした。
必殺技のエフェクトなんかはどれもカッコよく、とくに、ロクスウェルの大川透ボイスは最強でした。いいなあ、子持ち暗殺者!

ルートによって仲間になるキャラクターが違うので、せっかくだから全部のルートを見てみようと思います。

やっぱり面白いですね。
私は、家光とお万との恋愛話というよりは、大奥という機構やその当時の世界観を楽しみに呼んでいるので、だらだらと恋愛話を続けられるよりも、すっぱり次の世代に移ってもらって個人的にはよかったです。
パイオニアである家光の後、影の薄い四代目家綱も逆にリアルですし。別に悪い人じゃないんだけど、優しい人なんだけど、という部分が人間臭くて。逆に特別な悪癖が世界に影響を与えなかったことを考えると、それは「いい将軍」なのかもしれませんが。
そして、五代目将軍綱吉がまあ、これからの実際の時代の所業を暗示するかのように、じわじわととんでもない個性です。吉宗が懐かしいなあ。
何事においても悪びれない。悪いという概念がない。抱きたい男を抱き、それが自らの腹心の夫であってもまったくかまわない。
その息子でさえ大奥に召し上げ、一家を破滅に追いやった挙句「あの人のことは優しくて、お母さんみたいで好きだったのに、離れてしまって寂しい」と本気で言ってしまう愚かさがもう、とんでもないです。
そして、お万に続いての35歳実力派大奥総取締役が、またかっこいいんだ! 世慣れしてて。顔もお万と似てますしね(この人の「デキる男」の顔には共通点があるなあ)。
この人が、敏腕ではあるが後に悪法と呼ばれる改革をどう行っていくのか、非常に楽しみかつ怖いです。


「お父さんと、お母さんどっちが好きなのって聞いたことあるよ。お母さんって答えたけど、別にお母さんは俺の彼女だからいいかなって」
と、平然と答えた所ジョージさんは、やはりすこぶる男前だと思いました。会場もどよめいたぜ!

ちなみに、私は明石屋さんまさんも、かつて祖父がいわゆるボケてしまったときに、「高文、おじいちゃんの友達に挨拶しなさい」とポットに紹介されたときに、「あ、どうもこんにちは」と驚きつつもきちんと挨拶をした、というエピソードを聞いたとき、ああ、さんまさんはいい人なんだなあ(お祖父ちゃんが好きだったらしい)と思ってから、ファンです。


24日、25日と夜勤でした。
「みんなで食べよう」とコンビニでカットケーキを買ってきてくれた看護師さん。
「クリスマスに夜勤なんてお疲れ様」と、エクレアを買ってきてくれた早番の人。
そんな人たちに囲まれて、私が夜勤のおやつに持っていったのは、柿の種でした。
いや、でも差し入れって難しいんだって! 甘いものが駄目とか、コーヒーは飲めないとか、色々好みがあるので、結局無難な煎餅系に落ち着くことが多いのです。特にわさび柿の種は人気あるぜ。
基本的に、夜勤のおやつは月に一度の買い物でまとめて夜勤の回数分購入するので、日持ちのするもの、かつ、家に置いておいても私が食べたいと思えないもの(好物だと食べてしまうので)を用意することにしているので、月初めには家に柿の種が散乱しています。


結局私の24日は仕事、25日は新しい皮膚科(これが、受付から製剤薬局まで超ハイテクでびびった)の開拓で終わりました。
皆様、よいお年を(早い!)。
『ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者- 』

■Chapter3[一つの終焉]
物語の展開としては鬱スタンス絶好調です。聖女と呼ばれた女性が、かつての同僚だった女と刺し違えるとかね。しかもこの聖女、仲間を羽を使って殺すと進めるルート(基本的に「戦乙女の女神の羽」を使った回数によって、ルートが強制分岐する)でないと、仲間にならないときたもんだ。DSのファイアーエムブレムでもこんなんありましたね。

まあ、とにかくこのルートの最終面が辛くて辛くて。ボスの攻撃は、とにかく一撃死なので、「どうやってクリアしろってんだ!」とキレたのも、一度や二度ではなく、しかも最終面が連戦なために、死ぬとその一個前の面からやり直し(戦闘直前でセーブが出来ないのは、酷いと思う)という、酷い仕打ちにあいながら、やっと悟りました。
シミュレーションだと、どうしても「人を戦闘で殺さないように」を念頭において戦うと思うんですが、このゲームに関してはその常識捨ててください。
このゲーム主人公ですら戦闘で死んでも生き返らせれます。別に、ゲームオーバーじゃありません。
つまり、誰かの犠牲前提で戦うのが、戦闘の基本スタンスなんですね。
例えば、敵を迎え撃つ準備をする間に、誰かに犠牲になって死んでもらうとか、おとりになってもらうとか、そういうスタンスじゃないと駄目なんですよ、クリアが。

アイテムを使うにしろ、術を使うにしろ、スキルを発動させるにせよ、とにかく固定の数値を必要とする(時間が経てば自動で回復する)ので、敵から距離を置いて万全に戦うためには、逃げ回る必要があるわけです。
ボスの攻撃範囲に入らないように、自分の数値がたまるまで、延々逃げる。まあ、やってる間は面白くもなんともないですが、仕方がありません。そういう待ちが基本の戦闘なのです。
それで時間をかけて倒す、というのが基本ですね。
ゆえに、何で戦闘前にセーブできないんかなあ、と思いますが。これだけリセット必須のゲームなのに、戦闘にたどり着くまで結構ロードがあるので、イライラします。

戦闘パートでも、自軍のターンが回ってくると、何故か特定のキャラクターの『移動』でカーソルが決定になっている仕様もわけがわかりません。普通、ターンが回ってきていきなり移動なんてしないだろ。マップ確認したり、移動したいキャラクターがそのカーソルが勝手に合う人物かもわからないんだから。
これ、とにかくいちいち、移動をキャンセルして次の行動、をしないといけないので凄く面倒です。
例えばキャンセルしないで、移動したとしても、次のキャラクターにまた強制的にカーソルが移って、『移動』で決定になっているのも、やりづらいったらありません。

敵がどれだけ移動できるのかも、マップ上でわからないし(移動力は数字でしか描かれない)魔法の攻撃範囲もわからないし。
ステータスも見えないし、極力そぎ落としたんでしょうけど、一番欲しいものがないという時点で、結構戦闘システム終わってると思います。
どうしても、エムブレムの快適さと比べるとなあ。
戦闘モードそのものは、ヴァルキリーシリーズの正統派という感じで、コンボを当てて必殺技、という流れはスムーズで楽しいです。
敵の攻撃がカットできない(時間がかかる)のは難点ですが。


■Chapter4[避けられぬ戦乱]
もう難しいわ! 基本的に一週目、二週目は羽を使ってスキルを持ち越してベストEDを見るという難易度スタンスなんですから、無理ないんでしょうけど、社会人はそんな何度もゲームをやろうっていう時間はない。自分が面白くて何度もやりたいていうなら話は別ですが、初めから何度もやらなきゃ駄目いうスタンスのゲームはどうも好きになれないなあ。

ただ、このあたりから戦い方に慣れてきて(要するに死んでも気にするな。最終的に生き残っていればいい)チャプター4、5はわりと楽にクリアできました。
ただ、時間はかかる。
チャプター5なんて、セーブなしで三連戦で死ぬかと思った。三時間かかったよ………。
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