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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者- 』

■Chapter3[一つの終焉]
物語の展開としては鬱スタンス絶好調です。聖女と呼ばれた女性が、かつての同僚だった女と刺し違えるとかね。しかもこの聖女、仲間を羽を使って殺すと進めるルート(基本的に「戦乙女の女神の羽」を使った回数によって、ルートが強制分岐する)でないと、仲間にならないときたもんだ。DSのファイアーエムブレムでもこんなんありましたね。

まあ、とにかくこのルートの最終面が辛くて辛くて。ボスの攻撃は、とにかく一撃死なので、「どうやってクリアしろってんだ!」とキレたのも、一度や二度ではなく、しかも最終面が連戦なために、死ぬとその一個前の面からやり直し(戦闘直前でセーブが出来ないのは、酷いと思う)という、酷い仕打ちにあいながら、やっと悟りました。
シミュレーションだと、どうしても「人を戦闘で殺さないように」を念頭において戦うと思うんですが、このゲームに関してはその常識捨ててください。
このゲーム主人公ですら戦闘で死んでも生き返らせれます。別に、ゲームオーバーじゃありません。
つまり、誰かの犠牲前提で戦うのが、戦闘の基本スタンスなんですね。
例えば、敵を迎え撃つ準備をする間に、誰かに犠牲になって死んでもらうとか、おとりになってもらうとか、そういうスタンスじゃないと駄目なんですよ、クリアが。

アイテムを使うにしろ、術を使うにしろ、スキルを発動させるにせよ、とにかく固定の数値を必要とする(時間が経てば自動で回復する)ので、敵から距離を置いて万全に戦うためには、逃げ回る必要があるわけです。
ボスの攻撃範囲に入らないように、自分の数値がたまるまで、延々逃げる。まあ、やってる間は面白くもなんともないですが、仕方がありません。そういう待ちが基本の戦闘なのです。
それで時間をかけて倒す、というのが基本ですね。
ゆえに、何で戦闘前にセーブできないんかなあ、と思いますが。これだけリセット必須のゲームなのに、戦闘にたどり着くまで結構ロードがあるので、イライラします。

戦闘パートでも、自軍のターンが回ってくると、何故か特定のキャラクターの『移動』でカーソルが決定になっている仕様もわけがわかりません。普通、ターンが回ってきていきなり移動なんてしないだろ。マップ確認したり、移動したいキャラクターがそのカーソルが勝手に合う人物かもわからないんだから。
これ、とにかくいちいち、移動をキャンセルして次の行動、をしないといけないので凄く面倒です。
例えばキャンセルしないで、移動したとしても、次のキャラクターにまた強制的にカーソルが移って、『移動』で決定になっているのも、やりづらいったらありません。

敵がどれだけ移動できるのかも、マップ上でわからないし(移動力は数字でしか描かれない)魔法の攻撃範囲もわからないし。
ステータスも見えないし、極力そぎ落としたんでしょうけど、一番欲しいものがないという時点で、結構戦闘システム終わってると思います。
どうしても、エムブレムの快適さと比べるとなあ。
戦闘モードそのものは、ヴァルキリーシリーズの正統派という感じで、コンボを当てて必殺技、という流れはスムーズで楽しいです。
敵の攻撃がカットできない(時間がかかる)のは難点ですが。


■Chapter4[避けられぬ戦乱]
もう難しいわ! 基本的に一週目、二週目は羽を使ってスキルを持ち越してベストEDを見るという難易度スタンスなんですから、無理ないんでしょうけど、社会人はそんな何度もゲームをやろうっていう時間はない。自分が面白くて何度もやりたいていうなら話は別ですが、初めから何度もやらなきゃ駄目いうスタンスのゲームはどうも好きになれないなあ。

ただ、このあたりから戦い方に慣れてきて(要するに死んでも気にするな。最終的に生き残っていればいい)チャプター4、5はわりと楽にクリアできました。
ただ、時間はかかる。
チャプター5なんて、セーブなしで三連戦で死ぬかと思った。三時間かかったよ………。
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