「応援はするけど協力はしない」っていう親父の台詞、超かっこいいなあ! 石橋貴明!
4割引で売っていたハーゲンダッツのアイスを抱えて帰宅し、袋から出そうとした途端、はじけて中身が出ているのを発見したとき悲鳴を上げるのはいけないことでしょうか。
悲鳴っつーか、変な息がもれた。
カプコンが人気ゲーム最新作「大神伝」の詳細を公開、主人公は「チビテラス」
主人公はチビテラス!? 『大神伝~小さき太陽~』ストーリーなど公開
泡坂「ああああああ超可愛い~!!」
澤田「………………」
「なんで黙るんですか! 可愛くないとでも言うつもりですか!?」
池波「いや、可愛さのあまり黙ってるんだろ」
「………………」
「あっ、鼻血………」
「出すものか!」
『ペルソナ3ポータブル』謎の敵“シャドウ”に挑む特別課外活動部
「巡査がかっこいい」
「それだけなのか、お前の感想………」
主人公が女性の場合は、最初にベルベットルームを訪れた際に案内人の性別を選択可能。男性を選ぶと新キャラクターのテオドアが、女性を選ぶとプレイステーション2版でおなじみのエリザベスが案内人になる。
「何で、選択肢があるのが女性だけなんでしょう。百合はよくてもあっちは駄目とか」
「あっちはもう、男主人公のときにいっぱいやったからいいんじゃねえの?」
「さらっとそういう会話で流すな!」
4割引で売っていたハーゲンダッツのアイスを抱えて帰宅し、袋から出そうとした途端、はじけて中身が出ているのを発見したとき悲鳴を上げるのはいけないことでしょうか。
悲鳴っつーか、変な息がもれた。
カプコンが人気ゲーム最新作「大神伝」の詳細を公開、主人公は「チビテラス」
主人公はチビテラス!? 『大神伝~小さき太陽~』ストーリーなど公開
泡坂「ああああああ超可愛い~!!」
澤田「………………」
「なんで黙るんですか! 可愛くないとでも言うつもりですか!?」
池波「いや、可愛さのあまり黙ってるんだろ」
「………………」
「あっ、鼻血………」
「出すものか!」
『ペルソナ3ポータブル』謎の敵“シャドウ”に挑む特別課外活動部
「巡査がかっこいい」
「それだけなのか、お前の感想………」
主人公が女性の場合は、最初にベルベットルームを訪れた際に案内人の性別を選択可能。男性を選ぶと新キャラクターのテオドアが、女性を選ぶとプレイステーション2版でおなじみのエリザベスが案内人になる。
「何で、選択肢があるのが女性だけなんでしょう。百合はよくてもあっちは駄目とか」
「あっちはもう、男主人公のときにいっぱいやったからいいんじゃねえの?」
「さらっとそういう会話で流すな!」
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『日の名残り』
様式美にやられた作品でした。
古きよき時代のヨーロッパ。
広大な土地を持つ貴族。
そこに使える初老の執事。
客は燕尾服をまとい、絵画を誉め、婦人は歌声を披露する。
最高でした。
本来ならば、アンソニー・ホプキンス演じる、初老の執事と、エマ・トンプソン演じる女中頭との、秘めたる恋愛が主軸なのかもしれませんが、それは別にどうでもいい。
この恋愛も、プラトニックを通り越して、常にお互いに期待しすぎの一方通行なのです。
映画を見ている側はそりゃわかります。なんとなく、この二人は好意を抱き合っているんだろうな、ということくらいは。
ですがそれは、実際の人たちにとっては「もしかして、この人は私のことを好きなのかしら」「もしかして、私はこの人のことが好きなのかしら」という期待にしか過ぎないのです。しかも、凄く淡い。
その期待が常にすれ違う。
あのとき優しい言葉をかけてもらえれば。
微笑んでもらえれば。
好きだと告げてくれれば。
結婚するなと言ってくれれば、私は貴方のそばにいたのに。
どちらも相手に同じような期待を抱き、そしてそれはどちらも叶わない。
ある意味、人の好意という一番わけのわからないものを、身勝手に期待してそれぞれは何も語らず別れるはめになるのです。
当然と言ったら当然ですね。
身分違いの恋というわけでもなく、大きな障害があるわけでもない。
それでも、互いに何も伝えずただ日々が過ぎてします。
それは、お互いの責任であり、もう少し素直になればというのは傍観者の発言にしか過ぎないわけです。
「この人は私のことが好きなんじゃないかしら」
というのは、現実には往々にして勘違いです。
ですが、第三者でありただの物語の閲覧者である我々は、そうではないということを知っている。
だが、物語の中の人物は知りうることができない。
そんなすれ違いは、二十年の年月を経てもまだ、埋めることはできずに存在し、男女は、別れの挨拶をしてそれぞれの生活に戻る。
実際、二人の心の機微と執事が勤める屋敷や時代背景はほぼ、半々ぐらいの割合で語られます。
二人の関係は、多少の物語性があるかもしれませんが、他は殆ど、アンソニー・ホプキンス演じる執事長の仕事っぷりがメインになります。
私にとっては、むしろそちらが主題でした。
窓を開ける。
銀器を磨く。
食事の際の給仕は常に背後に控え、鳴らされるベルに対応する。
主が読む新聞紙にアイロンをかけ、ゲストが扱う食卓は物差しを使って、食器の位置を寸分の狂いもなく整えていく。
そのプロフェッショナルな仕事の動き。
そして、そのプロが使える広大な屋敷の情景がたまりません。
私はもう、開始直後の狐狩りの様子で魂を抜かれました。
何処までも緑色に広がる草原。
赤や、黒の燕尾服を身にまとった男女。
山高帽をかぶった、紳士と淑女が、颯爽と駆け抜けていくその風景は、まさに様式美の極地でした。
しかしねえ、執事ってのはこうじゃないといけない。
もう、変に主人に話しかけたりとか、構ったりするのは執事じゃないんだよ!
執事は、主のこと全般を受け持つのではなく、「家」全てを取り仕切るのが仕事なんだよ!
だから絶対無駄口たたかないし、自分から主人に話しかけるなんてもってのほか!
主人に口答えなんてありえないし、何か質問されたとしても、答えはただひとつ。「申し訳ありません。私にはわかりかねます」これだけ! これだけでいいんだよ!!
そんじょそこらの、変にベタベタ関わってくる執事どもに、聞かせてやりたいくらいでした。
こういう執事なら、大歓迎だなあ。
ただ、アンソニー・ホプキンスは、ちょっと執事のイメージから遠いような気がしますが………。エマ・トンプソンは凄くイメージぴったりだったんだけど、こう、アンソニー・ホプキンスは、執事にしては主人オーラありすぎるというか。
ふてぶてしい感じは別にいいんですけど、なんだろう、こう体からにじみ出るオーラが隠しきれていないというか。
燕尾服そのものは、あれくらい肉付きが良くても全く構わないんですけどね。
古きよき時代(実際戦争中の話なので、全てが明るいわけではないですが)の様式美を楽しみたい方はぜひ。
ポワロとか、ホームズよりも、遥かに核の違う身分の様式美は見ごたえありですよ! 金持ちが正しい贅沢をしているさまはこうもかっこいいか!
最後まで見て気づいたのですが、エンドロールも意味があるんですね。
普通、アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソンが一位、二位を占めると思うんですが、これが違うんですよ。
一位が、長年執事が仕えていた相手。
そして二位が、新しく執事が仕える相手なんですよ。
アンソニー・ホプキンスはその後、三番目なんですね。
あくまで主人に仕える執事としての世界観を守った、エンドロールまで凝っていた作品でした。
様式美にやられた作品でした。
古きよき時代のヨーロッパ。
広大な土地を持つ貴族。
そこに使える初老の執事。
客は燕尾服をまとい、絵画を誉め、婦人は歌声を披露する。
最高でした。
本来ならば、アンソニー・ホプキンス演じる、初老の執事と、エマ・トンプソン演じる女中頭との、秘めたる恋愛が主軸なのかもしれませんが、それは別にどうでもいい。
この恋愛も、プラトニックを通り越して、常にお互いに期待しすぎの一方通行なのです。
映画を見ている側はそりゃわかります。なんとなく、この二人は好意を抱き合っているんだろうな、ということくらいは。
ですがそれは、実際の人たちにとっては「もしかして、この人は私のことを好きなのかしら」「もしかして、私はこの人のことが好きなのかしら」という期待にしか過ぎないのです。しかも、凄く淡い。
その期待が常にすれ違う。
あのとき優しい言葉をかけてもらえれば。
微笑んでもらえれば。
好きだと告げてくれれば。
結婚するなと言ってくれれば、私は貴方のそばにいたのに。
どちらも相手に同じような期待を抱き、そしてそれはどちらも叶わない。
ある意味、人の好意という一番わけのわからないものを、身勝手に期待してそれぞれは何も語らず別れるはめになるのです。
当然と言ったら当然ですね。
身分違いの恋というわけでもなく、大きな障害があるわけでもない。
それでも、互いに何も伝えずただ日々が過ぎてします。
それは、お互いの責任であり、もう少し素直になればというのは傍観者の発言にしか過ぎないわけです。
「この人は私のことが好きなんじゃないかしら」
というのは、現実には往々にして勘違いです。
ですが、第三者でありただの物語の閲覧者である我々は、そうではないということを知っている。
だが、物語の中の人物は知りうることができない。
そんなすれ違いは、二十年の年月を経てもまだ、埋めることはできずに存在し、男女は、別れの挨拶をしてそれぞれの生活に戻る。
実際、二人の心の機微と執事が勤める屋敷や時代背景はほぼ、半々ぐらいの割合で語られます。
二人の関係は、多少の物語性があるかもしれませんが、他は殆ど、アンソニー・ホプキンス演じる執事長の仕事っぷりがメインになります。
私にとっては、むしろそちらが主題でした。
窓を開ける。
銀器を磨く。
食事の際の給仕は常に背後に控え、鳴らされるベルに対応する。
主が読む新聞紙にアイロンをかけ、ゲストが扱う食卓は物差しを使って、食器の位置を寸分の狂いもなく整えていく。
そのプロフェッショナルな仕事の動き。
そして、そのプロが使える広大な屋敷の情景がたまりません。
私はもう、開始直後の狐狩りの様子で魂を抜かれました。
何処までも緑色に広がる草原。
赤や、黒の燕尾服を身にまとった男女。
山高帽をかぶった、紳士と淑女が、颯爽と駆け抜けていくその風景は、まさに様式美の極地でした。
しかしねえ、執事ってのはこうじゃないといけない。
もう、変に主人に話しかけたりとか、構ったりするのは執事じゃないんだよ!
執事は、主のこと全般を受け持つのではなく、「家」全てを取り仕切るのが仕事なんだよ!
だから絶対無駄口たたかないし、自分から主人に話しかけるなんてもってのほか!
主人に口答えなんてありえないし、何か質問されたとしても、答えはただひとつ。「申し訳ありません。私にはわかりかねます」これだけ! これだけでいいんだよ!!
そんじょそこらの、変にベタベタ関わってくる執事どもに、聞かせてやりたいくらいでした。
こういう執事なら、大歓迎だなあ。
ただ、アンソニー・ホプキンスは、ちょっと執事のイメージから遠いような気がしますが………。エマ・トンプソンは凄くイメージぴったりだったんだけど、こう、アンソニー・ホプキンスは、執事にしては主人オーラありすぎるというか。
ふてぶてしい感じは別にいいんですけど、なんだろう、こう体からにじみ出るオーラが隠しきれていないというか。
燕尾服そのものは、あれくらい肉付きが良くても全く構わないんですけどね。
古きよき時代(実際戦争中の話なので、全てが明るいわけではないですが)の様式美を楽しみたい方はぜひ。
ポワロとか、ホームズよりも、遥かに核の違う身分の様式美は見ごたえありですよ! 金持ちが正しい贅沢をしているさまはこうもかっこいいか!
最後まで見て気づいたのですが、エンドロールも意味があるんですね。
普通、アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソンが一位、二位を占めると思うんですが、これが違うんですよ。
一位が、長年執事が仕えていた相手。
そして二位が、新しく執事が仕える相手なんですよ。
アンソニー・ホプキンスはその後、三番目なんですね。
あくまで主人に仕える執事としての世界観を守った、エンドロールまで凝っていた作品でした。
『チーム・バチスタの栄光』
途中で眠りそうになりました。
つまらなくはないんだけど、物語が盛り上がるのが遅すぎるというか。
いくらなんでも、診療内科医だからといって田口は医者として物を知らなさすぎで、微妙な気持ちになりました。
癒し系とかぎすぎすした感じではない人物を出して、人の生き死にに直接関わる面々との対比にしたかったのかもしれませんが、血みどろの現場にいようがいまいが、医者は医者であって。
阿部演じる白鳥も、別にいなきゃいないで良かったんじゃないかなあ、とか色々登場人物に共感できない映画でした。
『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』
元ネタを全く知らないんですが、ミュージカル作品としては佳作かなあ。
実際高校生たちが舞台の上で作品として歌って踊っているシーンとか、荒唐無稽な妄想のダンスとかは見ていて凄く楽しいんですが、現実世界での心情吐露、まあつまりラブシーンになると、どうでもいいっていうか。
これ、天下の名作『ウェストサイド・ストーリー』でもそう感じたので、私の好みだと思います。
歌って踊るシーンは楽しいんですが、そこにはノリがあればよく、メッセージ性が強ければ強いほどしらけるというか、乗り切れないというか。
そういうシーンに限って、現実世界との延長で歌や踊りが始まるものだから、余計にそう感じるのかもしれません。
しかし、主役もそうですが出てくる登場人物たちの顔が全員微妙。
ハンサムとか、美女とかはともかくとして、なんかこう、日本人受けしない感じの顔だなあ、というか。
ザック・エフロンは『ヘアスプレー』のときも思ったのですが、ちょっと二枚目と呼ぶには青臭すぎるというか、なんというか。
双子弟の子が一番万人受けしそうだなあ。
高校生が、高校を舞台にして、ハイティーンらしいダンスを披露する『ヘアスプレー』と、高校生がちっとも高校生らしくないダンスを披露する今作では、前者のほうがより好みでした。
高校生「らしくない」のであれば、それこそプロフェッショナルな「大人」のダンスシーンのほうが楽しいし。
途中で眠りそうになりました。
つまらなくはないんだけど、物語が盛り上がるのが遅すぎるというか。
いくらなんでも、診療内科医だからといって田口は医者として物を知らなさすぎで、微妙な気持ちになりました。
癒し系とかぎすぎすした感じではない人物を出して、人の生き死にに直接関わる面々との対比にしたかったのかもしれませんが、血みどろの現場にいようがいまいが、医者は医者であって。
阿部演じる白鳥も、別にいなきゃいないで良かったんじゃないかなあ、とか色々登場人物に共感できない映画でした。
『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』
元ネタを全く知らないんですが、ミュージカル作品としては佳作かなあ。
実際高校生たちが舞台の上で作品として歌って踊っているシーンとか、荒唐無稽な妄想のダンスとかは見ていて凄く楽しいんですが、現実世界での心情吐露、まあつまりラブシーンになると、どうでもいいっていうか。
これ、天下の名作『ウェストサイド・ストーリー』でもそう感じたので、私の好みだと思います。
歌って踊るシーンは楽しいんですが、そこにはノリがあればよく、メッセージ性が強ければ強いほどしらけるというか、乗り切れないというか。
そういうシーンに限って、現実世界との延長で歌や踊りが始まるものだから、余計にそう感じるのかもしれません。
しかし、主役もそうですが出てくる登場人物たちの顔が全員微妙。
ハンサムとか、美女とかはともかくとして、なんかこう、日本人受けしない感じの顔だなあ、というか。
ザック・エフロンは『ヘアスプレー』のときも思ったのですが、ちょっと二枚目と呼ぶには青臭すぎるというか、なんというか。
双子弟の子が一番万人受けしそうだなあ。
高校生が、高校を舞台にして、ハイティーンらしいダンスを披露する『ヘアスプレー』と、高校生がちっとも高校生らしくないダンスを披露する今作では、前者のほうがより好みでした。
高校生「らしくない」のであれば、それこそプロフェッショナルな「大人」のダンスシーンのほうが楽しいし。
『アナタヲユルサナイ』公式サイト
ゲーム性に関していえば、皆無でした。
時折、何故私はこんなことを程度の備考ミニゲームとか、シャッターチャンスをやらせられるくらいで、あとは延々読み進めるだけ。
選択肢的なものもありますが、たぶん読む順番が違うだけで、話の進みは全部同じなんでしょう。
推理ゲームというよりは、ADV。
依頼人の浮気調査や、素行調査からなる前編と、父親と夫の失踪が絡んでくる後半。
物語の求心力としては、先が気になりますし、私も一気にクリアしてしまう魅力があるんですが、後味が悪い。
そして、重い。
かつ、暗い。
もうねえ、クリアしてここまで後味の悪いゲームは久しぶりですよ。
これがベストEDだってんだから、もうこのゲームのシナリオを書いた人は、読んだ後に実際何を残したかったのかと。
世の無常とか、そんなもんなんですかね?
このゲームで顕著なのが、悪人は最初から最後まで悪人であり、善人は最後まで善人であるということです。
悪人が悪人を殺しても事件にはならない。
では、何が起きればそれな事件なのか。
それは、悪人が善人を殺せば事件なのです。
この不文律こそが、この物語を底辺まで重くしている要因なのです。
主人公を囲む人々は、どんどん悪人に関わることになって、えらいことになってしまいます。
しかも、至極あっさり。
下手をすると、実際に死んだ、怪我をした、なんていう「映像」はなく、文字だけですまされたりすることも、しばしばあります。
そういうことされるとねえ、もう、やりきれないんですよ。
進んでも、そりゃ結果として悪人は捕らえられるのかもしれないけれど、実際に大切な人はもういないわけですから。
このシナリオの特徴として、心理描写が徹底的に省かれている、という点も、そのやりきれない感に拍車をかけている気がします。
主人公は探偵で、父も夫も行方不明で、大切な人もどんどん事件に巻き込まれるのに、基本タフだから、なのかわかりませんが、感情のゆれ幅が小さいのです。
仕事に関して憤ることはあっても、自分を取り巻く状況で中々それが出てこない。
誤解をまねくとあれなのですが、私自身はこの手のドライ感は嫌いじゃありません。辺にグダグダやられるよりは、よほどマシです。
ただ、そういうつくりにされるともう、せめて主人公が落ち込んだり、立ち直ってくれればいいのに、その立ち直る描写すら少ないので、どん底まで沈んだ気持ちが最初から最後まで浮上できないのです。
最終的に、勿論関わっていた事件は解決するのですが、結局自分の身内のゴタゴタは、やたらに口下手な親父と夫のせいで、解決したのだかなんなのか、という不透明な気持ちのまま終わります。
もうねえ、それは正直つらい!
だって、善人が救われないのがわかってるわけですからね。
まあこれも、親父や夫の描写をいっぱいしていると、余計にラストがつらいだろうと考えた上での配慮ととらえるべきなんでしょうが………。
でも、描写があるって言うことは、その上で頑張ろう! という発奮材料にもなるわけで。
それがないと、ただひたすらもう、嫌な予感満載で進み、その通りに終わるという、それだけの話になってしまうんですよね。
これ、親父と夫が絡んでくると陰鬱な気持ちになりますが、それ以外の前半、普通に探偵として浮気調査などをしているときの物語は、中々楽しめました。
登場人物たちもこちらは個性的ですし、変態もいるし、変なしがらみもないし。
むしろ、前半のノリをずっと続けてくれて、変にスケールを大きくしなければ、『有罪×無罪』くらいな硬派なゲームになったかもしれませんね。
大体、ラスボスもスケールが大きいんだから小さいんだかわかんねえしなあ。
イラストは終始無表情で、一時期流行った都会派系の絵柄です。若干の古臭さを余計に感じるような気がしますが。
システムは特筆するようなものはなにもありませんが、中途セーブをしても、結局ロードされるのはそのチャプターの最初から、というわけのわからないクソ仕様はどうにかしてもらいたかったところです。
だったら別にセーブいらんだろう。
メッセージスピードも変えられませんし、他にこれといった機能がないのであれば、せめて読み進める機能くらい充実していても良かったですね。
物語としては中々面白い。読み進める力もある。かといって、いい話ではないので、万人にお勧めするにはためらわざるをえない、というようなゲームでした。
まあベスト版でやる分にはちょうどいい、くらいなんじゃないかと。
ゲーム性に関していえば、皆無でした。
時折、何故私はこんなことを程度の備考ミニゲームとか、シャッターチャンスをやらせられるくらいで、あとは延々読み進めるだけ。
選択肢的なものもありますが、たぶん読む順番が違うだけで、話の進みは全部同じなんでしょう。
推理ゲームというよりは、ADV。
依頼人の浮気調査や、素行調査からなる前編と、父親と夫の失踪が絡んでくる後半。
物語の求心力としては、先が気になりますし、私も一気にクリアしてしまう魅力があるんですが、後味が悪い。
そして、重い。
かつ、暗い。
もうねえ、クリアしてここまで後味の悪いゲームは久しぶりですよ。
これがベストEDだってんだから、もうこのゲームのシナリオを書いた人は、読んだ後に実際何を残したかったのかと。
世の無常とか、そんなもんなんですかね?
このゲームで顕著なのが、悪人は最初から最後まで悪人であり、善人は最後まで善人であるということです。
悪人が悪人を殺しても事件にはならない。
では、何が起きればそれな事件なのか。
それは、悪人が善人を殺せば事件なのです。
この不文律こそが、この物語を底辺まで重くしている要因なのです。
主人公を囲む人々は、どんどん悪人に関わることになって、えらいことになってしまいます。
しかも、至極あっさり。
下手をすると、実際に死んだ、怪我をした、なんていう「映像」はなく、文字だけですまされたりすることも、しばしばあります。
そういうことされるとねえ、もう、やりきれないんですよ。
進んでも、そりゃ結果として悪人は捕らえられるのかもしれないけれど、実際に大切な人はもういないわけですから。
このシナリオの特徴として、心理描写が徹底的に省かれている、という点も、そのやりきれない感に拍車をかけている気がします。
主人公は探偵で、父も夫も行方不明で、大切な人もどんどん事件に巻き込まれるのに、基本タフだから、なのかわかりませんが、感情のゆれ幅が小さいのです。
仕事に関して憤ることはあっても、自分を取り巻く状況で中々それが出てこない。
誤解をまねくとあれなのですが、私自身はこの手のドライ感は嫌いじゃありません。辺にグダグダやられるよりは、よほどマシです。
ただ、そういうつくりにされるともう、せめて主人公が落ち込んだり、立ち直ってくれればいいのに、その立ち直る描写すら少ないので、どん底まで沈んだ気持ちが最初から最後まで浮上できないのです。
最終的に、勿論関わっていた事件は解決するのですが、結局自分の身内のゴタゴタは、やたらに口下手な親父と夫のせいで、解決したのだかなんなのか、という不透明な気持ちのまま終わります。
もうねえ、それは正直つらい!
だって、善人が救われないのがわかってるわけですからね。
まあこれも、親父や夫の描写をいっぱいしていると、余計にラストがつらいだろうと考えた上での配慮ととらえるべきなんでしょうが………。
でも、描写があるって言うことは、その上で頑張ろう! という発奮材料にもなるわけで。
それがないと、ただひたすらもう、嫌な予感満載で進み、その通りに終わるという、それだけの話になってしまうんですよね。
これ、親父と夫が絡んでくると陰鬱な気持ちになりますが、それ以外の前半、普通に探偵として浮気調査などをしているときの物語は、中々楽しめました。
登場人物たちもこちらは個性的ですし、変態もいるし、変なしがらみもないし。
むしろ、前半のノリをずっと続けてくれて、変にスケールを大きくしなければ、『有罪×無罪』くらいな硬派なゲームになったかもしれませんね。
大体、ラスボスもスケールが大きいんだから小さいんだかわかんねえしなあ。
イラストは終始無表情で、一時期流行った都会派系の絵柄です。若干の古臭さを余計に感じるような気がしますが。
システムは特筆するようなものはなにもありませんが、中途セーブをしても、結局ロードされるのはそのチャプターの最初から、というわけのわからないクソ仕様はどうにかしてもらいたかったところです。
だったら別にセーブいらんだろう。
メッセージスピードも変えられませんし、他にこれといった機能がないのであれば、せめて読み進める機能くらい充実していても良かったですね。
物語としては中々面白い。読み進める力もある。かといって、いい話ではないので、万人にお勧めするにはためらわざるをえない、というようなゲームでした。
まあベスト版でやる分にはちょうどいい、くらいなんじゃないかと。
『カプコン、根強い人気を誇る「大神」の最新作として「大神伝 ~小さき太陽~」を発売へ』
フォォー!
発売DS!
あああああああ!
いや、勿論嬉しいんですけんども!
なんでDS! 何故!
あの世界と音楽はそれこそ、次世代のキラータイトルで胸張って出して欲しかったよ!!
先日、短大時代の同級生で今でも互いに連絡先を知っていて年賀状のやり取りはするものの、今でも友人と呼べるのかどうか疑問な程度には疎遠な関係の友人が結婚するというメールを他の友人から聞きました。(聞くだに遠い関係)
でも、なんだか凄く嬉しかったんですよねえ。
その人は、昔の松田聖子みたいな、外見凄く可愛くて、おとなしくて、やさしくて、というような女の子らしい女の子なのですが、芯の強さは抜群で、社会人になってから職場の同僚とお付き合いするようになっていました。
その男性が、はたで聞いていると離婚していて子持ちで他にもむにゃむにゃで、というような(離婚されている方や、子持ちの方がいけないというのではなく)お世辞にも、前途多難そうだなあという道行の恋愛だったのですが、なんとそれを見事成就させたというのです。
短大卒業してそのまま彼女は就職していますから、少なくとも五年以上、へたすりゃ十年近くお付き合いしていたわけです。
その相手と、無事にゴールインした、とのことで、もうその彼女らしい恋愛とか、真摯な態度とかひっくるめて、凄く「おめでとう!」と思えたんですよね。
本当に良かった良かった。この結婚が幸せにならないはずがない。彼女は今までも勿論頑張って幸せになろうとしていたし、それも今後は間違いなく続くのだ! あの人が幸せにならないはずがない! 超嬉しい!
人事と言ったらそうですし、付き合いがあるかっていうと、正直ない相手なんですが、なんか自分の人生があまりに他人との付き合いがないものですから、第三者であろうとも、他人が他人と幸せになるニュースは嬉しいものだなあと思いました。
式はあげないそうなのですが、何かお祝いをと考えております。
あまり派手でも恐縮されるだろうし、何かいい案があれば是非に!
改めまして、拍手にて、『DSにて大神発売』のニュースをいただきました。ありがとうございます!
これ、実家で弟と会ってから知ったのですが、私弟に、
「なんでも、大神っていうソフトの続編が、wiiで出るかもしれないんだって。もし出たら私がwiiを買うから、そしたらお前はそれでスパロボの最新作やればいいよ。本体貸してあげるよ」
と言ったばかりでした。
あああ私は弟を満足に励ますこともできないのか。
弟、現在原因不明の体の痛みに襲われ、非常に沈んでおります。
体の痛みが何処からはじまったのかわかりませんが、私から見ると精神的にもちょっときているような気がするので、ペインクリニックのほかにも、精神科にも行ってみていいんじゃないかと。
仕事も頑張っていた矢先の出来事に、弟は凄くへこんで、色々家族に愚痴をこぼすんだそうです。愚痴をこぼしているうちはまだいい、とは言いますが、まだよくたって、いいわけじゃないんですから。
弟も自分自身で「愚痴っぽくなっちゃったなあ、僕」とか、「短気になっちゃったなあ。僕」とかどんどん沈んでいる風なんですな。
私とはたまにしか会わないので、会えば、
「キン肉マン二世の最新作読む?」
「FFX-2のムービーだけ見せるよ」
「相変わらず杉田さんは何をやってもブリットの頃から成長してない」
とか、だらだらとオタクトークを互いにのんびりと繰り広げている間柄なんですが、助けになれないのは姉としても悔しく。
私が「精神科」と言ったら凄く嫌微妙な顔をしたんですが、精神科がどうのではなく、何科であろうが痛みを取り除いてくれれば、それでいいだろうと主張してみます。
なんなら、私が月に一度通っている整体も紹介するし、と言ったところ、「とりあえず、今度お父さんが通っているペインクリニックに行ってみるから、それで駄目ならまた考える」とのことでした。
お互いの折衷案という感じですね。
このままじゃ仕事も辞めないと、休職しても復帰できるかなあ、とか言うので、「辞めればいい」と端的に述べます。
言い方は悪いけど、うちは両親が健在で、しかも食うに困っているわけではない。借金があるわけでもない。お前に扶養家族がいるわけでもない。家もある。そういう意味では恵まれているんだから、親が生きているのであればもらえる恩恵はもらっておけばいいと、厚顔な主張をしてみます。
誤解のないように言っておきますが、私はたとえ身内であろうが、怠けている奴とか、責任感のない奴は嫌いです。助けようとも思いません。私が弟にこの手の台詞が言えるのは、弟がそれに見合う生活を今までしてきたことを知っているからです。
弟はそうは言っても当然「うーん………」という感じでしたが、まあそれはそうでしょうね。
そこで「そうか!」と思えるならば、初めから悩んだりしないでしょうし。
しかし、人の体とか病気というものは理不尽ですね。
肉体的な疲労であれば、私のほうが弟よりも過酷でしょうが、それでも体に具体的な不調が出てきてしまったのは弟のほうであって。
代わってやりたいと思うことは自由ですが、痛みは絶対に他人にはわからないものであって、痛みを持つ側は、他人の慰めなんてどうでもいいから、とにかくこの痛みをとってくれ、と思ってしまうものです。
私としては、ちょっとでも気だけでも楽になればなあ、と思うので、せめて
「スパロボKは荒れに荒れたよ」
「無限のフロンティアにも前評判が悪かっただけに、発売後はそうでもないっていう評価になったから、スパロボ学園もそうなるかも」
とか、どうでもいい話だけは続けてやろうと思います。
フォォー!
発売DS!
あああああああ!
いや、勿論嬉しいんですけんども!
なんでDS! 何故!
あの世界と音楽はそれこそ、次世代のキラータイトルで胸張って出して欲しかったよ!!
先日、短大時代の同級生で今でも互いに連絡先を知っていて年賀状のやり取りはするものの、今でも友人と呼べるのかどうか疑問な程度には疎遠な関係の友人が結婚するというメールを他の友人から聞きました。(聞くだに遠い関係)
でも、なんだか凄く嬉しかったんですよねえ。
その人は、昔の松田聖子みたいな、外見凄く可愛くて、おとなしくて、やさしくて、というような女の子らしい女の子なのですが、芯の強さは抜群で、社会人になってから職場の同僚とお付き合いするようになっていました。
その男性が、はたで聞いていると離婚していて子持ちで他にもむにゃむにゃで、というような(離婚されている方や、子持ちの方がいけないというのではなく)お世辞にも、前途多難そうだなあという道行の恋愛だったのですが、なんとそれを見事成就させたというのです。
短大卒業してそのまま彼女は就職していますから、少なくとも五年以上、へたすりゃ十年近くお付き合いしていたわけです。
その相手と、無事にゴールインした、とのことで、もうその彼女らしい恋愛とか、真摯な態度とかひっくるめて、凄く「おめでとう!」と思えたんですよね。
本当に良かった良かった。この結婚が幸せにならないはずがない。彼女は今までも勿論頑張って幸せになろうとしていたし、それも今後は間違いなく続くのだ! あの人が幸せにならないはずがない! 超嬉しい!
人事と言ったらそうですし、付き合いがあるかっていうと、正直ない相手なんですが、なんか自分の人生があまりに他人との付き合いがないものですから、第三者であろうとも、他人が他人と幸せになるニュースは嬉しいものだなあと思いました。
式はあげないそうなのですが、何かお祝いをと考えております。
あまり派手でも恐縮されるだろうし、何かいい案があれば是非に!
改めまして、拍手にて、『DSにて大神発売』のニュースをいただきました。ありがとうございます!
これ、実家で弟と会ってから知ったのですが、私弟に、
「なんでも、大神っていうソフトの続編が、wiiで出るかもしれないんだって。もし出たら私がwiiを買うから、そしたらお前はそれでスパロボの最新作やればいいよ。本体貸してあげるよ」
と言ったばかりでした。
あああ私は弟を満足に励ますこともできないのか。
弟、現在原因不明の体の痛みに襲われ、非常に沈んでおります。
体の痛みが何処からはじまったのかわかりませんが、私から見ると精神的にもちょっときているような気がするので、ペインクリニックのほかにも、精神科にも行ってみていいんじゃないかと。
仕事も頑張っていた矢先の出来事に、弟は凄くへこんで、色々家族に愚痴をこぼすんだそうです。愚痴をこぼしているうちはまだいい、とは言いますが、まだよくたって、いいわけじゃないんですから。
弟も自分自身で「愚痴っぽくなっちゃったなあ、僕」とか、「短気になっちゃったなあ。僕」とかどんどん沈んでいる風なんですな。
私とはたまにしか会わないので、会えば、
「キン肉マン二世の最新作読む?」
「FFX-2のムービーだけ見せるよ」
「相変わらず杉田さんは何をやってもブリットの頃から成長してない」
とか、だらだらとオタクトークを互いにのんびりと繰り広げている間柄なんですが、助けになれないのは姉としても悔しく。
私が「精神科」と言ったら凄く嫌微妙な顔をしたんですが、精神科がどうのではなく、何科であろうが痛みを取り除いてくれれば、それでいいだろうと主張してみます。
なんなら、私が月に一度通っている整体も紹介するし、と言ったところ、「とりあえず、今度お父さんが通っているペインクリニックに行ってみるから、それで駄目ならまた考える」とのことでした。
お互いの折衷案という感じですね。
このままじゃ仕事も辞めないと、休職しても復帰できるかなあ、とか言うので、「辞めればいい」と端的に述べます。
言い方は悪いけど、うちは両親が健在で、しかも食うに困っているわけではない。借金があるわけでもない。お前に扶養家族がいるわけでもない。家もある。そういう意味では恵まれているんだから、親が生きているのであればもらえる恩恵はもらっておけばいいと、厚顔な主張をしてみます。
誤解のないように言っておきますが、私はたとえ身内であろうが、怠けている奴とか、責任感のない奴は嫌いです。助けようとも思いません。私が弟にこの手の台詞が言えるのは、弟がそれに見合う生活を今までしてきたことを知っているからです。
弟はそうは言っても当然「うーん………」という感じでしたが、まあそれはそうでしょうね。
そこで「そうか!」と思えるならば、初めから悩んだりしないでしょうし。
しかし、人の体とか病気というものは理不尽ですね。
肉体的な疲労であれば、私のほうが弟よりも過酷でしょうが、それでも体に具体的な不調が出てきてしまったのは弟のほうであって。
代わってやりたいと思うことは自由ですが、痛みは絶対に他人にはわからないものであって、痛みを持つ側は、他人の慰めなんてどうでもいいから、とにかくこの痛みをとってくれ、と思ってしまうものです。
私としては、ちょっとでも気だけでも楽になればなあ、と思うので、せめて
「スパロボKは荒れに荒れたよ」
「無限のフロンティアにも前評判が悪かっただけに、発売後はそうでもないっていう評価になったから、スパロボ学園もそうなるかも」
とか、どうでもいい話だけは続けてやろうと思います。