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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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今の住まいは角部屋なので、壁に面した台所に窓があるんですが、網戸をひいて窓を開けると、どうしても目の前が冷蔵庫や、ポットという電化製品になってしまいます。
本来ならば窓を開けて外出したり、空気の入れ替えのために常時開けておきたいんですが、どうしたものかなあ、と考えていたところ、ふいに思い当たりました。

「………あ、網戸を反対側に動かして開けりゃいいんだ」

反対側は見事にシンクで、例え雨が吹き込んでこようが関係ありません。
引越しして一ヶ月あまり、全く気づくことのなかった己の脳みそをシバいてやりたいと思いました。


『バテンカイトス2』進めてます。
1はまだ「世界を救おう」というお題目があったからいいんですが、今回はどうもそれが希薄と言うか、主人公の立ち位置が望んでやっているものではないので、根底に漂う暗さがスカっとしない感じです。
暗い内容でスカっとされても、それはそれで困るんでしょうが。

今現在は物語そっちのけで闘技場でうつつを抜かし、解説者のアークさんに大人の助言をもらってときめいたりしているところです。

「いいか、お前はよくやっている。だが、あいつの飼っている奴らにだけは勝つなよ。釈然としないだろうが、お前のためを思って言ってるんだ。あいつに手を出してつぶされて来た奴を俺は何人も見てきたからな」

こんな、グラフィックもついてない話の筋にも関係ない、オッサンの会話が超萌える!

ここは一つ、アークさんの助言を聞いて、手を出さずにすり抜けたいんですが、そうもいくまい。
今から、
「だから俺は言ったのに………。お前の身を案じてのことだったが、無駄だったようだな」
と、苦虫を噛み潰しているアークさんを思うとドキドキが止まりません。(妄想)


さて、そんな楽しいアークさんとのひと時は別として、今回戦闘が簡単になった分、非常に暇をもてあましております。
正直戦闘が始まると、画面半分漫画半分といったところで、半分以上は画面を見ていない感じです。

以前のコマンド入力は、一秒たりとも待ってくれないシビアなものだったので、
「A」→「B」→「C」
と入力すれば、
「B」を入力→Aのコマンドが実行される→「C」を入力→Bのコマンドが実行される
というふうに、リアルタイムでキャラクターの動きがくっついてきたのですが、今回はそれがなく、仲間三人のコマンドを全部入力(途中敵が割り込めばその限りではない)してから行動が開始されるので、動き始めた途端にすることないんですよね。
それから先は、また自分のターンが回ってくるまで一切何もしないですみます。ボタンで送る必要もないし、仲間三人、敵四人とかの攻撃を延々エフェクトつきで流されているだけなんですよ。
まあ正直、そんなの見てられませんわな。
古き時代のRPGは勿論、自分がコマンド入力をする、敵が攻撃する、自分が~の繰り返しであったわけですが、その時と戦闘そのものにかかる速さが違いますし(エフェクトなどのせいで)、まだ、「ゆうしゃのこうげき!」などの後に自ら「ボタンを押さねば進まない」という操作してる感があったから苦にならなかったわけですが、これはただ勝手に流れるだけですからね。

雑魚敵でも5分かかる戦闘が、前作でもネックだったものですが、今回もそれは改善されていないようで、残念です。
マグナス(カードデッキのようなもの)を選ぶ過程そのものも、単純になったから楽になったかと思いきや、前作ではオッケーだった、ペアや、大きい数字からのストレート、もしくはそんなん気にしないでとにかく適当に並べる、という仕様ではなく、とにかく小さい数字からのストレートを作るしかないので、前作以上に使えないカードを捨てるという手間が明らかに増えました。
まだ、相手の防御でカードを処理しているほうが、戦っているという感覚的にはマシでしたね。
ただただ、自分の順番が回ってきても、大きい数字ばかりで使えないからとカードを五枚も六枚も捨てるのは、かなり空しい作業です。
前作の戦闘は時間がかかる割りに、常に緊張感が漂うものでしたが、今作に関しては時間は相変わらずかかるけど緊張感はかけらもないという、戦闘システムに関しては明らかに退化したデキになっていると思います。

ちなみに、若いジャコモもあれから何回か出てきたんですが、凄くやんちゃ少年で、ある意味このまんま大人になっちゃったんだな、奴はと、元気な姿が見られるたびに、妙にホロりときてしまいます。
ちょっと物言いが落ち着いただけで、結局こいつは永遠に渇望したまま、自分の欲しいものは何も得られずに終わるわけか………。
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法事だのなんだので、過去サイトの終了をすっかり忘れてました。
2009年8月2日づけで、全ての内容を消去いたしましたことを、ここにご報告いたします。
皆様、今までどうもありがとうございました。
閲覧くださった方々に心よりお礼申し上げます。


『『雨格子の館』がPSPで再登場!』
イージーモードもCGもどうでもいい。
ただ、那須さんの追加要素のために購入してしまいそうな私がいる………!
なんで那須さん!?
絶対椿君のほうが人気あるだろうに!
明石さんのほうがドラマティックだろうに!
双子のほうが可愛いだろうに!
何故! 何故敢えて奈須!?
相変わらずこのメーカーが考えることはわけがわかりませんね。色々な意味で。


深海魚様のサイトで見かけたバトンを拾わせていただきました。




Q1・小説・ショートショートなど、物語(オリジナル・二次創作含む)を書いている人に答えてほしいバトンです。
………へー………SSって、ショートショートの略だったのか………。(い、今更ーッ!?)

Q2・お名前と、サイト・ブログ名(なければスルーで)を教えて下さい。
井原・シド・更新雑記徒然
名前は以前から使っていたものの苗字。
サイト名は漫画の主人公から。
ブログタイトルは見たまま。


Q3・あなたが書いているのは、オリジナル?二次創作? よければジャンル・傾向なども教えて下さい
どちらも、でいいんでしょうかね。
ゲームのシナリオでよければオリジナルだし、三人組も一応オリジナルか。
元々は二次創作サイトから始まったものです。
元になった作品のキャラクターを、どれだけかっこよく(つまり俺好み)に見せられるかがキモ。


Q4・アイデアは、どんなきっかけで生まれますか?
特になし。
ひねろうとおもってひねることもありますが、それはオリジナルだけで、二次創作に関しては浮かばなければ書きません。
以前は、リクエストをもらったりということもありましたが。


Q5・プロットなど立てますか?それともいきなり書き出しますか?
うーん、これも作品によるかな。
二次創作であれば、書きたいシーンや台詞などが浮かぶので、それに肉付けしていく感じで。
長編だと、ごく簡単に流れをメモしたりまとめたりすることもありますが、やり過ぎないようにしています。
そうじゃないと、プロット書いただけで満足して飽きちゃうから。
逆に書いていて、書きたいものが変わったり、やっぱりいらねえや、となってもそれはそれで別にいいんじゃないかと。


Q6・文章はどこから書き始めますか?(一番最初からとか、書きたい部分からとか) また、一作書き上げるのにどのくらいかかりますか?
基本は最初から。
書いていて、自分が書きたいと思ったシーンがラストっぽかった(決定ではない)りすると、どの程度までそこに行き着くまでにダッシュするかは筆のノリ次第。
書きたい部分だけ最初に抜粋するのもたまにやりますが、書いていて途中がつまんなければ書きたい部分だけ面白くても意味がないので、「こういう場面が書きたかったんだ」という当人の物忘れ防止のメモ書きのようなものです。

時間はまちまち。以前は凄く速かったんですが、今ではおよそ一時間前後(サイトに載せる短編なら)です。


Q7・書いていくうちに、最初の予定から変わってしまうことはありますか? あるとしたら、それは何故?
あ、しょっちゅうです。
まあ、これもキャラクターをどうにかしたいと比重を置いている時と、物語を何とかしたい、と比重を置いているときとで違いがありますが。
キャラクターの個性を前面に出すようなものは、ごろごろ変わります。
物語重視だと、それほど変わらないですかね。
ノベルゲームのシナリオなんかだと、逆に長すぎてどれが先に決まっていたのかも忘れました。


Q8・ここだけの話、発表・未発表に関わらず、完結しなかった話はありますか? もしよければどんな物語か教えてください
んー? 未発表って言うのがよくわかりませんが、所詮素人の趣味活動なので、発表も何もないんじゃないかと。
基本は全部完結してます。というか、完結してから載せてます。
というか、文章を書き始めたのも社会人になってからくらいなんで、それまでの学生時代に考えたほにゃららとかそういうのないんですよね。
ネタとしてメモっているものはいくつかありますが、あくまで本気の覚書なので、作品と呼べるものでもないです。


Q9・文章を書く上で気をつけていることや、こだわり・ポリシーなどがあれば教えて下さい。
気をつけること 自分が以前に書いた似たようなフレーズがないかどうか。
こだわり かっこよさを描いてナンボ。
ポリシー 自分が面白くなければ意味がない。


Q10・では、他の人の文章を読む時に、気になるところとかありますか?
難しい漢字ばっかり使ってるのは辛いとか(低レベル)。
文字として読んでいて読みやすい、読みにくいっていうのは漠然としたものですが、一番個性が出るのでそういうことは気になります。 漢字を多様するとかも、それが当人の色だというのであればそれでいいですが、私は好かんとか、その程度ですね。
あと、あまりグダグダ台詞ばかりが延々続くと読む気が失せます。
というか、他人の作品の何某かを語れるほど、私正直小説読んでないので。



バトンチェンジ。



Q1・小説を書き出して何年ですか?
以前のサイトを始めたときだから、八・九年前くらい………かな?


Q2・BLですか?ドリームですか?その他ですか?
BLは興味がないので書いたことないです。
ドリームは以前、ときめもGSでドリームっぽいものをやりましたが、あれは厳密に言えばゲームの主人公が元々顔なしなので、ドリームというのではないのかも。


Q3・自分の小説に萌えたりします?
萌えはしませんが、面白いと思わなければ意味がないと思います。
自分が面白くないのなら、なんでそんなもんやらなきゃならんのか。


Q4・長編体質ですか?短編体質ですか?
短編体質だと思います。
長編を書いていたとしても、シーンのつぎはぎとか、メリハリとかが気になりますし、書き始めた瞬間にケリをつけたくて仕方がないので。


Q5・BGMはかけますか?かけるとしたらオススメのBGMなどは?
その時にいいな、と思っている曲が多いです。
歌つきのもあれば、テンション上げたい時はゲームの戦闘曲だけまとめたものを聞いたり。
切ないシーンや物語を書く時は、『月の繭』(∀ガンダムのED)を流していた時期もありました。
ただ、音楽は詳しくないのであまりこだわらないです。


Q6・小説の書き方を影響された作家さんなどはいますか?
全然思いつきません。
いわゆる、真っ当な小説というものを読んだことが殆どないので。
小学生の頃から図書館とかに入り浸っておりましたが、影響と言われるとよくわかりません。
私の中で小説は、面白いかそうでないかを感じるものなので。
実家にいるときは、アガサ・クリスティーとか、古典推理小説とか、時代小説とか、エッセイとか、旅行記ばかり読んでいたので、訳も含めて乾いた文章が好みなのかもしれません。

作家じゃないですが、萩尾望都の台詞回しなんかは、影響されたり印象に残っているものが多いです。
以前も何処かで書きましたが「何かの祈りの結晶のようだ」というフレーズが凄く好きで、隙あらば使ってやろうとほくそ笑んでます(苦笑。もう使ってます確か)


Q7・一人称と三人称どっちが書きやすいですか?
うーん、三人称かなあ。
二次創作の場合は、前の作品が一人称だから次は三人称にしようとか、そういうアホみたいな理由で書いている場合も多いです。
どちらしか書けない、というようにはならないようにしているというか。
一人称とか、三人称とかじゃないですが、「男はナントカだった」とか「女は男に呼び止められて振り向いた」みたいな、名前と言う個性を突き放した書き方をするのが個人的には好きです。


Q8・会話文と説明文と感情文、どれが一番書きやすいですか?
何それ。
書きたいと思って書いているものが、感情だか会話だかは思いついてみないとわからないので、なんともいえません。
まあ、私はあまりクドクド感情発露されている(ように感じられる)文章は書かないので、それは苦手かなということなのでしょうか。


Q9・一番書きやすい雰囲気は?(ギャグ・シリアスなど)
圧倒的にシリアスが楽です。
ギャグは、オチをつけなきゃいけないわけですよ。そのオチが面白くなきゃいけないわけですよ。終始笑いがなきゃいけないわけですよ。こんな難しい作品この世にない。


Q10・小説のネタはいつ浮かびますか?
何かしら考えようと思って浮かぶ時が殆どですが、そうでないときは、自分以外の何らかの作品から影響を受けることが多いです。
ある映画を見た。
あの設定だとこうしたら面白いんじゃないか。
漫画を読んだ。
ああいう設定を踏まえて全く違う登場人物たちで話をまとめるとしたら、とかそういうのですね。
話の大筋をもらうじゃなく、例えば、読んだ小説の主人公が長髪だったから、同じく長髪の主人公を出そうとか、その程度のパーツからも発想は膨らみます。


Q11・これまででやった一番痛いネタはなんですか?
痛いネタってなんですか? パクりとか?
自分のやってきた行いで死にたくなるとかそういうのはありますが、作品に関してはもう書いて昇華しちゃっているので特に思いつきません。
過去のサイトも随分小説増えたり、減ったりしてますしね。
強いて言えば、魔人学園の漫画とかは絵の力量もないのに書いて、普通に頭を抱えた記憶があります。


Q12・小説を書く際に必要なものは?
忍耐力とタイミング。
力尽きては意味がないし、書こうかなと思い立った作品(特に二次創作なんかは)は、そのときにとっかかっておかないと、すぐ飽きるし忘れる。


Q13・一番書きやすい視点は誰視点?
第三者ですかね。
基本ものを書いているときは、キャラクター全部を客観視している感があるので(特定の人物に入り込まない)。


Q14・あなたの小説内でのキャラ像ってどんな感じですか?
………意味がわからない。
キャラ像なんてものは作品によって違うし、そいつによって違うものなので、どんな感じと問われてもそんな感じだとしか言いようが。
いちいち書きながら「こいつは怒りっぽいから」とか「こいつは優しいから」とか思いながら書いたりはしません。
そういうものは書き始めた瞬間から、自分の身の内にあるものなので。


Q15・小説を書く際に気を付けていることは?
だらだら書かないこと。
基本短く、短く、を念頭においてます。
ゲームのシナリオを書いていた時は、それぞれに均等に見せ場を作る、同じような長さにする、ということを気をつけていましたが、これはあくまで一つの物語というよりは、全体として符号が取れるようにとの配慮です。


Q16・エロは書きますか?
読みますけど書かないです。
自分が書いたエロを読んでも萎えるだけなので。
朝チュンくらいなら書いたことがありますが、それはあくまで話の流れで出てきただけで、エロさを極めようと思ったこともないです。


Q17・あなたの小説のイメージに合う単語はなんですか?(ピュア・青春・ダークなど)
………作品によって違うんじゃないでしょうか。よくわかんないけど。
ほんわかとダークであれば、後者よりだというのは自分でもわかりますが。


Q18・あなたの小説でのテーマは主になんですか?
考えたことがないです。
私は面白いか、面白くないか、でしか作品を書いたことがありません。
面白くないのであれば、面白くしなきゃいけないものだし。
何某かを感じて欲しいと思ったこともなければ、何かを自分で感じながら書いたこともありません。
逆に、「ホラー書いたことないから書いてみようかな」とか、そういうやったことないからチャレンジ、とかそんな意味でテーマがある場合もあります。


Q19・大切にするのはエロ?心の交流?
どっちも前面に出すと恥ずかしいだけです。
心の交流なんて、作品で「どうだ! 今心と心が繋がりあってるぜ!」みたいな書き方されたらドン引きですよ。
大切かどうかは、その要素が書いている作品の中で必要か、そうでないかだけだと思います。
大切ったら、物語を書く上で全てが大切に決まってるんじゃないかと。


Q20・今まで書いた小説で一番気に入っているものはなんですか?

えー? 正直昔のものはよく覚えてないですが。
逆転裁判とか、書いている時は時流に乗っていたせいもあって、お言葉をいただくことが多かったです。
あと、聖闘士星矢とか。
基本的に恋愛絡みじゃないもののほうが、自分で読み返すのが楽だ、というのはあります。
あ、『俺の屍を越えてゆけ』シリーズの短編は好きですね。
短い連続物で、ホラーも恋愛もギャグも一通り書けたので満足感があります。


Q21・今後使ってみたいネタ・設定などありましたら
ネタはぽこぽこ考えておりますが、今のところ表に出すレベルではなし、形になるまであまり表に出すのも好きじゃありません。
ここで、自分のネタ的なものを披露しちゃうと、書いた気になって自分が満足してしまう危険をはらんでいるので。


Q22・ありがとうございました!よければ他の文字書きさんに三人に回して下さい。(アンカー可)
いつもどおりうち止めです。
深海魚様、ありがとうございました!
結論として、俺は何も考えていないことがわかりました。
永遠の右脳少女でいようと思います(少女って)。
先日、ボンボン近所から音が聞こえて下の兄ちゃんかと思ったら、花火大会だったというオチがありましたが、先日も、ボンボン二回続けて音が聞こえる日が続けてあり、最終的に、近所の盆踊りだったというオチがつきました。
そうか………花火の打ち上げじゃなく、祭囃子の太鼓の音ね………。
あまりといえばあまりに空しい夏ですね。


職場の休憩室に、バリに行った人からお土産が置いてありました。
「バリって何処だっけ?」
「えーこのお土産のパッケージからするとタイ?」
「東南アジアだよね、確か」
「インドネシアじゃなかったけ」
「島ですよね」
と、ひとしきりバリの所在について話していたところ、
「えー、で、バリって何県なの?」
と、物凄い発言が。

それって何ですか、秋田県バリ市とかそんなんですか。バリ区とか、字バリとかそんなんですか。
その場にいる全員が爆笑しました。
ただ、この発言をした人間は、春先の北海道にキャミソールで出かける強兵なので、超ド級に天然の方らしいです。
「あれほど寒いって言ったのに、なんでこんなに寒いのと言われたときは絞めそうになった」
そりゃそうですね。


『バテン・カイトス2』慣れてきました。
最初の戦闘時の妙なタイムラグは、一人戦闘だから気になったようです。
固定に三人の戦闘スタイルになったら、タイムラグもコマンド入力の後の戦闘エフェクトもスムーズに入り込めるようになりました。

キャラクターとしては、主要メンバーの八割がたはおっさんという凄い展開になってきました。もしくは人妻。
ヒロインくらいしか若い女の子がいないってどういうこと!?
………と冷静に思い出してみれば、1もそんな感じでした。
『アニーのアトリエ』
とりあえずベストEDは見ました。
アイテム図鑑も、敵からのドロップアイテム以外は全部うまりましたし、冒険者を極めたEDも見たので、イベントは網羅したと思います。
他の細かいEDは、まあ別に見なくてもいいや、という感じです。
ベストEDに満たない時に見ざるを得ないものなので。

総評としては、初っ端のプレイとあまり変わりませんでした。
細かなイベントは楽しいし、戦闘も楽。
ただし、防御コマンドがないため、仲間の一人に盗ませる行為をさせている間、残りは延々無駄な特技を使い続けなければならないので、それは不満。

そして、肝心のアイテム調合のシステム周りが超不親切で、何のために簡略化されたんだよー! とイラっとくることひとしお。
そして、実際イベントをこなして、あと三ヶ月寝て過ごせばいいや、という人のための「休む」コマンドが一切ない。
仕方がないので、一番日数がかかる調合をちまちま繰り返し、およそ90日を乗り切りました。
そりゃあ、最初の頃はこんなの使わないかもしれないけどさあ………。
色々なEDの中では、明らかにデータ引継ぎで見るものもあるので、そうなれば後半暇になるのは必然なので、休みコマンドも正直欲しかったです。
とにかくEDは制覇したい、という人にもちょっと辛いかな、と思いますし。

キャラクターに関しては、そうですねえ、自立しているわけじゃない主人公が、楽しく仲間たちと遊んでいる、という感じでした。
最後は錬金術に目覚めますが、基本は言われてやってることなので。
絵柄としては可愛らしくて、バリエーションもいっぱりあります。
フルボイスではないですが、要所要所で台詞もきちんとしゃべってくれます。これくらいの声で充分だなあ、私は。
DSで遊ぶ作品としてはまとまっている佳作でした。
なんだかんだで、ちゃんと繰り返し遊べますしね。


『バテン・カイトス2 始まりの翼と神々の嗣子』
あ、相変わらずとっかかりの敷居が高いゲームだぜ………!
1でも最初は正直「なんだこれ」と思ったものですが、今回続編だから下手な説明は無用! とでも思っているのか、このシリーズの要である戦闘についてなんのレクチャーもないまま、延々戦闘が始まった時は、「なんだこれ」とやっぱり思いました。
そりゃ確かにこのゲームから入る人はいないかもしれんが、1をやった人ならばなおさら、1とは全然違う戦闘システムにとまどうに決まってるだろ!

1だと、数字のペアや、ストレートも数字が少ないから多い、多いから少ない、のどっちでもよかったのですが、今回はとにかく数字の少ないから多いしかありえないので、序盤の戦闘では自分が何をやっているのかよくわかりませんでした。
自軍の防御ターンがなくなったのは楽でいいんですが、攻撃がまわってくる順番が固定ではない(相手や自分のすばやさに影響される?)ので、気がつくと番がまわっていたこともしばしば。

戦闘時のモーションが簡略化されて、ほぼ一つのカメラからの映像になったので、自分が今どういう攻撃をしているのかとか、そういう視覚的な楽しみは減りました。
大体、攻撃のターンになったって、見ているのはカードの数字だけなんだから、モーションいらないったらそうなんですけど、それゆえに、目をひきつける派手な演出も欲しかったなあ、と。

自分が攻撃のカードを出し揃えても、何故か攻撃に移る前にタイムラグがあるので、その間も慣れるまで辛いかな、と。

後これ、わざとなのかも知れませんが、映像が凄く退化しているのは何故なのでしょうか。
前作もOPのポリゴンは決して上等ではなかったのかもしれませんが、壮大な世界観が現れていて、凄く見ごたえがあったのに、今回のOPは変なつぎはぎだらけの絵で、ガクガク動いて、始めるのが不安になったほどです。
演出だといいんですが………。
舞台などは、前作の流用だったりしますから、問題はなし。
今のところまだ序盤ですが、あのジャコモが未来が想像できないくらいのさっぱりした顔の少年で現れたときは、自分の目がおかしくなったと思いました。
ゲルドブレイムも、この頃の策士的なままでいればよかったのに………。
『人生に乾杯!』
銀座で見てきました。
物語としては、老夫婦が金に困り銀行強盗を繰り返す、といういたってシンプルなもので、物語紹介にあるような、世相がどうのとか、民衆を巻き込んでというような社会派な作品ではありません。
可愛いじいさんと、可愛いばあさんの、二人の逃避行。
そこに関わる人間たちのおしゃれな会話を楽しむ、シンプルな映画でとてもよかったです。
なんと、ハンガリー映画。
私の中で、ハンガリーって何処ですかというくらいの知識しかないのですが、物語背景としては、わかならくても大丈夫かな、という印象です。

共産主義者の運転手をしているエミルは、情報によってある屋敷の捜査を行っていた。
突如屋根裏から落っこちてきた若い娘。
その娘が震えながら差し出したダイヤモンドのピアス。
彼はとっさに娘を庇い、軍の手から逃がしてやる。

それから五十余年。
家賃も払えず、借金取りから隠れるために、しゃがみこんだまま動けなくなるエミルがいた。
神経痛に悩まされるエミルに、糖尿病を患う妻のヘディ。
「お前が育てている観葉植物のライト代がかかるんだ」
「貴方だって夜遅くまで本を読んで灯りをつけているじゃないの」
「俺が十五年間、なんのために夜遅くまで起きていると思ってるんだ」
「貴方の車を売ればいいのよ」
「お前のダイヤのピアスを売ればいいんだ」
「私の最後の誇りを売れと?」

実はこの前に、クイズ番組を見て楽しんでいるヘディに、エミルがやってきて、無言で時計を指す、というシーンがあるのです。
これは、ヘディの糖尿病のインシュリンの時間なのです。
きっかけを映像で、繋がるものは会話で、という見せ方が凄くおしゃれです。

借金のためについに電気は止められ、暗闇の中で生活する二人の下に、執政官が訪れる。
エミルの本を差し押さえようとする執政官に、ヘディはピアスを差し出す。
「ダイヤモンドよ」
本は残り、ピアスは持ち去られた。
その様子を見て、駐車場に止められている車を見るエミル。
隣の車からガソリンをこっそり抜き出し、エミルは古いトカレフを持って、郵便局へ出かけた。
「お嬢さん、この袋に有り金全部入れてもらいたい。大丈夫、緊張しないでもいい。わしだって初めてなんだ。心配しないでいい」
そう言いながら、背後の年配の婦人にも気を遣うエミル。
「お待たせしてすみません」
「年寄りに急ぐ理由なんてないわよ」
こうして、エミルは金を手に入れた。
そのまま家には帰らず、強盗を繰り返すエミル。
ヘディの元に警官が訪れ、捜査協力を依頼する。
「万が一、ご主人の手が震えて銃を」
「主人の手は震えてなんかいないわ」

エミルの指定した石切り場で、二人は出会った。

「お前に会いたくなるなんて思わなかった」

そう言って抱き合う二人。
まだやることがある、そう言いあって愛車、チャイカで逃げ出し、彼らは強盗を重ねた。

銀行を狙うも、たまたま誰もおらず、
「どなたかいませんか! 強盗ですが!」
「誰もいないわ。きっとお昼休みなのよ」
「仮にも人の金を預かっているものが、あんな無用心でいいのか」
腹を立てながら、エミルは思い出したように言った。
「あと一つ、取り戻さねばならないものがある」

かつて自分を密告した宝石商の元に、エミルは向かう。
ヘディの手に渡されたのは、借金のかたに取られたものと同じ型のピアスだった。

金を手にいれた二人は、ホテルで過ごし、ヘディは新しい服を買う。
「神に誓って世界で一番美しい」
「神なんて軽々しく言わないで。信じていないくせに」
微笑み会う二人。
だが、そこにも警察が現れ、咄嗟のことで二人はその場を逃げ出す。
逃避行の中で、女性警察を人質にとり、彼らは若くして亡くなった息子の墓参りをすませた。
「わしらがなんのために、こういうことをしていると思っているのかね?」

怪我の手当てをしながら、ヘディは警察官の腹を撫でた。
「大事にしなさい。世界で一番大切なものよ」
彼らは、警察官を解放する。
「何故?」
「わしらの未来に君は必要ないからだ」
手を握り合って、チャイカに乗り込む二人を見送る警察官。

彼らはそのまま、非常線をはった警察車両につっこみ、チャイカは爆発炎上した。


とにかく、出てくるキャラクターたちの会話が凄く魅力的でした。
詳しく書きませんでしたが、警察側にもドラマがあり、おしゃれな会話がいっぱいあります。
要所要所に出てくる、老夫婦の会話がとにかくおしゃれで。
ホテルで誕生祝をするときも、
「君の70歳-一日の誕生日だ」
と、エミルがヘディの片手を自分の両手で包み込むようにして、キスをしたときは、倒れました。
西洋人のスキンシップは、かくもこう色っぽいか………!

妻・ヘディ役の役者さんがとにかく美人で。
ああいう歳の取り方カッコイイなあ、としみじみ思いました。
わりと長めですが、気にならない秀作です。
ラストに関しては(記述しておりません)「そうね」と思うか「いやそれは違うんじゃないか」と思うかは人それぞれですし、大体は肯定されると思うんですが、個人的には操作的にそれは無理がある、と正直思いました。
楽しいんですが、根底にある歳経たものの切なさや、先の見えなさがどうしてもあって、それに愛情が絡まってくると、余計に物悲しくなるような映画でした。
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