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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『ボーンアルティメイタム』
三部作完結編。主役であるマッド・デイモンに興味のない私からすると、第一作目のクリス・クーパーがカッコよかったくらいの感想なんですが、今回もこの映画、おっさんにかけては外してきませんでした。
デヴィッド・ストラザーンですよ、デヴィッド・ストラザーン!
ボーンを執拗に追う、CIAの実行的悪い人(笑)なんですが、このおっさん眼鏡があまりに知的で、あまりにキュートで悶絶。
こんな知的な人の口から「ガッデム」とか「ジーザスクライスト」とか聞こえると、倒れそうになりますね。すっげえ萌える。
立場的には徹頭徹尾悪役で、自分探しの旅をし続けるボーンと、その意図をくんでボーンに協力しようとするCIAのパメラがいい者なんでしょうが、社会の枠組みというか、所詮CIAも会社組織であってその「企画」に振り回される人のほうが、感情移入しやすいです。
ただ、デヴィッド・ストラザーン演じるノア・ウォーゼン(名前までカッコイイと思ってしまうのは贔屓目でしょうか)は、ただの上から下から挟まれる中間管理職上司ではないので、切れ者な様子もちゃんと見られます。
向こうの国の役者さんですが、ガタイがあまりがっちりしておらず、なで肩でちょっと異国なハンサムな雰囲気がたまりませんでした。『LAコンフィデンシャル』にも出てたらしいんですが、覚えがないなあ。あの刑事の上司だろうか。『LAコンフィデンシャル』は私的にそんなに見るものがなかった映画だったので、役者の印象も残ってません。

実際の本編は、基本的にボーンさんが何をやりたいのかよくわからないし、感情移入して見るような映画ではないので、科学技術の粋を集めた盗聴技術や、鬼ごっこ的なスリルを楽しめばいいのではないかと。
アクションシーンもお楽しみに、と言いたいところなのですが、アクションになるとカメラのぶれが物凄い(演出として)ので、正直何をやっているのかよくわかりません。
派手な動的なアクションよりも、追われるものはひたすら足で逃げ、追うものはビルの一室から一歩も出ない、という静的なアクションの方が見ごたえがある映画でした。


『トランスフォーマー』
「自由は、全ての生物に平等の権利だ」
オプティマス・プライム様ァァ!
こんな色気のある司令官見たことない。強く、気高く、ちょっとおちゃめなところもありつつ、命を犠牲にしないという確固たる思いを胸に、それでも目的のためなら自らの命を犠牲にすることも厭わない、最高の司令官。その名は、オプティマス・プライム! プライム様! むしろプライム閣下!? プライム隊長!?(狂った)
話そのものは結構どうでもいい………というか、私見る前は宇宙からの侵略ロボットに、地球人が団結して戦うみたいな話かと思っていたんですが、そうでもなかったです。
いえ、わりとアメリカの軍人さんとかも普通にカッコイイんですが、むしろ、地球にキューブを探しに来た、オートボットたちのカッコ可愛さ(超造語)を楽しむ映画かと。
ああ、もう初っ端の人間ドラマとかそういうのどうでもいいから、オートボットたちの個性にもっと時間を割いて欲しかったよー。
プライム様が「眼鏡、眼鏡」と連呼したり、頭を抱える仕草とか、もう正視できない(萌えすぎて)。
敵役、メガトロンたちもすげえカッコよくて、あの連中がもう少し、いや、一言でも個性を発する発言をしてくれたらなあ、億倍萌えたのに。
オートボットたちが「出動!」とかいちいち行動の前に掛け声を発するのがかっこいいですね。様式美で。
メガトロンたちも、終結する際に「急行中」「向かう」「集結せよ」「参上」「メガトロンに栄光を!」と、それぞれに口にする台詞がいちいちカッコイイので参りました。狙うべくして狙ったものが、がっちりはまったとき、奴らは輝いた………(特にスタースクリームは最高だった)。
最後の方で「あれ? 戦闘機タイプのメガトロンの部下(この時点で個別認識できていない。わかったのは鑑賞後調べたから)はどうしたの?」と思っていたら、戦いの場に応援にも来ず、宇宙に捨て台詞つきで去っていって、その小ずるい姿に惚れ直しました。
こういう、カッコ悪い態度がカッコイイ悪役って最高ですね。
というか、スタースクリームってセクシーだよね(異論は認めない)。
がちゃがちゃとロボット達が変形するシーンは勿論カッコイイし、ここではあまり触れませんが(苦笑)人間の俳優陣たちも、いい演技をしていて笑えるので、普通の映画としても、それなりにお勧め。ただはっきり言って長い。二時間以上もあるからなあ。

小さな仕草でいえば、大きなロボットが人間を手のひらに乗せて運ぶとか、顔の横に持ってきて話すとか、そういうの最高ですね。
大きいものは大きいことをより強調してくれないと! でかい男と幼女の組み合わせが最高なように、大きなロボットと小さな生身って組み合わせも萌えます。ああ、これで主人公がへたれな少年とかじゃなく、それこそメカに全く詳しくない女の子とかだったら、カップリング普通にイケたのに………(生き物同士ですらないが、可能)。

最後、夕日を目の前にして「我々は人間の中にまぎれ、影ながら暮らしている。宇宙に散っていった同氏達よ、私はここで待ち続ける。人類を見守りながら」とたそがれるオプティマス・プライムが堂々人型に変形していて、ちっとも隠れるそぶりも見せないお茶目っぷりに惚れ直しました。
ちょ、可愛すぎるよこの司令官………!(この人生終わったら私オプティマスプライムと結婚するんだ………)(人生終わらないと無理なんですか)
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