朝一でバイク屋に赴いたところ、タイヤを二本とも交換するはめに。
まあ前輪は買ってから一回も交換してなかったから、仕方がないかと思ったところ、バイク屋のおじさんに近い兄さんに、
「買ってから七年も経つんですね。早いですねえ」
と言われて愕然。
そ、そうか………。七年経つのか………。
この七年、社会人であること以外何もなかったな。
七年たっても変わらぬ爽やかな笑顔の兄さんを尻目に出勤したところ、近いうちに雪が降るとかなんとか。
そうか、なら雪が降る前に新しいタイヤにしておいてよかったな、と自分と軽くなった財布を慰めて、その日一日勤務を無事に終え………たかった………んですが、最後がいけなかった。
違う部署の人と会って、その人の上司のグチを聞いていたんですが、その上司とほんの一瞬だけ私も一緒に働いていたことがあり、それはそれは最悪だったことを思い出して、ついつい調子にのってしまったのがいけなかった。
「あのハゲと一緒に働けるなんて、本当に偉いと思うよ。私はもう無理。絶対駄目。あのハゲを見るだけで膝蹴り叩き込みたくなる」
との暴言の後に、ハゲと近接遭遇。
ハハハ。なんかもう別にどうでもいいや。両思いだし、こいつと私は。
最近、口は災いの元という言葉をよく思い返します。
やっぱこういうことは、職場でやっちゃいかんよなあ。
こういうのもきっと、ある種の慣れなんでしょうね。決して我が城じゃないんだから、よさんとな。それこそ三十にもなって。
まだ例の上司とは決着がついてないので、それが片付いたら、というか、あの上司の性格からいうと片付かないような気もしますが、精神がささくれだって萌えだのなんだのからも遠ざかりそうなので、ご了承ください。
こういうこと雑記であんまり書きたくないんだけど。サイトが欲望のはけ口になるのはいいけど、世知辛い私生活の憂さ晴らしには使いたくないし。
さて、『鞍馬天狗』ですが(どういうさて?)、中々面白かったです。時代劇というよりは、時代活劇、もしくは正統派チャンバラですね。
侍の何が面白いって、あのおかしな覆面すらカッコよく見えてしまう時代の罠。あれ、贔屓目に見てもただの変態だよな! でもそのおかしさ加減が可愛いんだよ。
主役が狂言師の野村萬斎氏なので、普段の話し方とか芝居がかっててすげえ笑えるんですが、それも、チャンバラの世界で、「正義をこの世界に示す」とか真正直言っちゃう男がそういう話方をしていると、逆にマンガで言う劇画の吹き出しが常にギザギザなハイテンション男みたいな感じで、違和感がありません。
中々面白そうなので、次週も期待。
大河ドラマは、正直一年ぶっ通しで見るのは辛いという気力のなさと、始まりは若い連中という鉄板があるので、見てません。いやもう体力続かないよ一年も。
『あしたの喜多善男』は、何だか臓腑をえぐるように切ないので、面白いんですが見ていて辛いものがあります。
加藤治子さんの演技が、あまりに上手くて、本当にこの人は女優だと心底思いました。この人は、何を演じても加藤治子ではなく、こんなに上手な役者さんは誰だ、加藤治子さんだ、と役から名前が出てくる女優さんなので、大好きです。昔古畑任三郎に出ていたときも、本当に上手だった。
地上波でやってる『ER11』を地味に見てます。
そこに出てくる、顔は別に二枚目じゃないけど、個性的な外科部長、ドゥベンコ先生が、あまりにもカッコよくて倒れた先週。
「紫(色)だけどこれでいい?」と、看護師が検査キットを持ってくるんですね。
アメリカは医療器具もカラフルでわりとこの手の「ギブスをはめるけどどの色がいい?」みたいな会話が出てきます。
で、患者が「好きな色よ」と笑って答える。
看護師も「私もよ」と答える。
そのキットを受け取って、ドゥベンコが検査を行う。
その検査が終わった後、何気なく言った台詞がこれ。
ドゥベンコ「よし………終わった。紫か。私は空色(英語だとどうなんでしょうね?)が好きだな」
患者「空色って、どんな色?」
ドゥベンコ「君の瞳の色だよ」
おおおおお前ー!
お前それ、けっこういい年齢の外科部長が、ティーンの患者に対してさらっと言う台詞か! それがお国柄か!
しかもそれを吹き替えだと、堀内賢勇氏がしゃべってるわけですよ。
炎の守護聖が現実に現れた瞬間は、げに破壊力が強いものですね。参った。
まあ前輪は買ってから一回も交換してなかったから、仕方がないかと思ったところ、バイク屋のおじさんに近い兄さんに、
「買ってから七年も経つんですね。早いですねえ」
と言われて愕然。
そ、そうか………。七年経つのか………。
この七年、社会人であること以外何もなかったな。
七年たっても変わらぬ爽やかな笑顔の兄さんを尻目に出勤したところ、近いうちに雪が降るとかなんとか。
そうか、なら雪が降る前に新しいタイヤにしておいてよかったな、と自分と軽くなった財布を慰めて、その日一日勤務を無事に終え………たかった………んですが、最後がいけなかった。
違う部署の人と会って、その人の上司のグチを聞いていたんですが、その上司とほんの一瞬だけ私も一緒に働いていたことがあり、それはそれは最悪だったことを思い出して、ついつい調子にのってしまったのがいけなかった。
「あのハゲと一緒に働けるなんて、本当に偉いと思うよ。私はもう無理。絶対駄目。あのハゲを見るだけで膝蹴り叩き込みたくなる」
との暴言の後に、ハゲと近接遭遇。
ハハハ。なんかもう別にどうでもいいや。両思いだし、こいつと私は。
最近、口は災いの元という言葉をよく思い返します。
やっぱこういうことは、職場でやっちゃいかんよなあ。
こういうのもきっと、ある種の慣れなんでしょうね。決して我が城じゃないんだから、よさんとな。それこそ三十にもなって。
まだ例の上司とは決着がついてないので、それが片付いたら、というか、あの上司の性格からいうと片付かないような気もしますが、精神がささくれだって萌えだのなんだのからも遠ざかりそうなので、ご了承ください。
こういうこと雑記であんまり書きたくないんだけど。サイトが欲望のはけ口になるのはいいけど、世知辛い私生活の憂さ晴らしには使いたくないし。
さて、『鞍馬天狗』ですが(どういうさて?)、中々面白かったです。時代劇というよりは、時代活劇、もしくは正統派チャンバラですね。
侍の何が面白いって、あのおかしな覆面すらカッコよく見えてしまう時代の罠。あれ、贔屓目に見てもただの変態だよな! でもそのおかしさ加減が可愛いんだよ。
主役が狂言師の野村萬斎氏なので、普段の話し方とか芝居がかっててすげえ笑えるんですが、それも、チャンバラの世界で、「正義をこの世界に示す」とか真正直言っちゃう男がそういう話方をしていると、逆にマンガで言う劇画の吹き出しが常にギザギザなハイテンション男みたいな感じで、違和感がありません。
中々面白そうなので、次週も期待。
大河ドラマは、正直一年ぶっ通しで見るのは辛いという気力のなさと、始まりは若い連中という鉄板があるので、見てません。いやもう体力続かないよ一年も。
『あしたの喜多善男』は、何だか臓腑をえぐるように切ないので、面白いんですが見ていて辛いものがあります。
加藤治子さんの演技が、あまりに上手くて、本当にこの人は女優だと心底思いました。この人は、何を演じても加藤治子ではなく、こんなに上手な役者さんは誰だ、加藤治子さんだ、と役から名前が出てくる女優さんなので、大好きです。昔古畑任三郎に出ていたときも、本当に上手だった。
地上波でやってる『ER11』を地味に見てます。
そこに出てくる、顔は別に二枚目じゃないけど、個性的な外科部長、ドゥベンコ先生が、あまりにもカッコよくて倒れた先週。
「紫(色)だけどこれでいい?」と、看護師が検査キットを持ってくるんですね。
アメリカは医療器具もカラフルでわりとこの手の「ギブスをはめるけどどの色がいい?」みたいな会話が出てきます。
で、患者が「好きな色よ」と笑って答える。
看護師も「私もよ」と答える。
そのキットを受け取って、ドゥベンコが検査を行う。
その検査が終わった後、何気なく言った台詞がこれ。
ドゥベンコ「よし………終わった。紫か。私は空色(英語だとどうなんでしょうね?)が好きだな」
患者「空色って、どんな色?」
ドゥベンコ「君の瞳の色だよ」
おおおおお前ー!
お前それ、けっこういい年齢の外科部長が、ティーンの患者に対してさらっと言う台詞か! それがお国柄か!
しかもそれを吹き替えだと、堀内賢勇氏がしゃべってるわけですよ。
炎の守護聖が現実に現れた瞬間は、げに破壊力が強いものですね。参った。
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