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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『奈落の城』一応解決編クリアしました。
クリアした今も釈然としないのは私のせいですか。
なにはともあれ、もうやらないです。繰り返しプレイしたいと思えるほどキャラ萌えしなかったし。
このゲーム正直推理ゲームでもなんでもないと思うので、そうなるとキャラクターとの会話に楽しみを見出すしかないんですが、必死に会話を集めて話したいと思える奴もいなかったし。というか今回の奴らは、前回の奴らよりも親戚だったり、幼い頃から知っていたりという横のつながりがあるにも関わらず、会話のつながりに乏しいので話していても面白くありません。

前作は、殺人防止という目標があって、それを阻止できたときは達成感があったものでしたが、今回は達成感どころか、途中まで隣の愉快犯につきあっているだけなので、推理とか捜査とかいう面白さが全くありません。いざ殺人が「起こった」としても、突然動機もアリバイもへったくれもなく起こるので、こっちは面食らうだけです。大体、推理によって殺人を阻止できるんじゃなく、マッピングによって阻止するってそれどんな懐古主義ですか。
もうしかもその隠し通路が、本気で体調が悪くなります。私はてきめんに駄目でした。酔ったとかいうレベルではなく、一番最初に奥の部屋まで進んだときにはもう、息も絶え絶え。吐きそうになりながらやるゲームって一体なんだよ! しかもその結果得られるものがまた脳みそに圧力かけるよな暗号って、楽しくもなんともない。

実際、奥の部屋は暗くて私の室内環境ではまるで見えず、結局、テレビ画面の埃を拭いたうえで照明を消すという努力をした挙句、その上で見つけなきゃいけないものが見つけられず、結果、総当りで○ボタンを押し捲った始末。
私、視力は両目とも裸眼で1.5あるんで、別に私が悪いんじゃないと思いますが。通路も真っ暗だし、随時意味不明なところで読み込みが入って自分がどこにいるのかもわからんしで、システムだけ言わせてもらえばただのクソゲーです。
シナリオに関してはよくわかりません。推理モノでいう禁じ手なのかもしれませんが、目くじら立てるほどこのゲーム推理に力を入れているとも到底思えませんし。アイテム見つけて、そこから推理じゃなく、結局解説してくれるのって別の人間だしな。
そう、その重要なアイテムも、情報閲覧がアイテムを選んでも全くできない、っていうのはゲームとしてなめてると思います。たとえば時計に関する暗号だったら、情報→アイテムで選べたとしても「時計に関する暗号だ」としか出ないなんて、ありえないだろう。結局具体的な暗号内容が知りたいのであれば、時計そのものまで行かなきゃならんわけですよ。お前、主人公自身が手に持っている紙が閲覧できないって、それどんなイジメだよ。

まあ、そんなわけで、激しく体調を崩しながら、システムにいらいらしながらも、喜びが与えられるゲームかと問われると、私にはそんなことはなかったので、これにてプレイ終了ということで。

前作はキャラクター同士のかねあいとか、会話の妙で十分楽しめたのになあ。同じようにシステムがいただけなくとも。

オチに関しては特になにも………。別によかったねとも思いませんでしたし。ただ、一つに詰め込みすぎだとは思いました。あの中で二つくらいはいらねえんじゃないでしょうか。(反転)お母さんと、ティル(笑)。あくまさん(もう正直笑える)はあの儀式の後に出てきた人格ということで別にいいんですが、お母さんはいらんなあ。だって一連の殺人が全部お母さんのしわざだとしたら、それこそ推理もアリバイも、推理モノに楽しい全ての要因がなくなるわけだし。特にティルはいらん。あの儀式を知ってるのがあくまで、知らんのがティーロっていうその二つで十分だろうに。感動を担う二人にこそ私思わず苦笑でしたよ。逆に、アルに悪魔をつかせちゃいけないから悪魔を封じる儀式をあくまがやった、くらいでよかったんじゃないんですかね。
初回プレイの感想は一応こちらに。
ちゃんとクリアした今も、特に感想は変わっていない感じです。
いやもう、本当に疲弊したなあ。
私はもう少し、ちゃんとした推理ゲームのほうが好みです。このゲームは明らかにそうじゃない。だって、考えたところで喜びと、わかった感が推理にないんだもん。暗号解読は推理とはいわん。あれはパズル。話の本筋には全く関係ないわけだし。なんのために推理しているのか、何を推理しているのか、の主題が(反転)狂言がわかった後は、橋を本当に落としたのは誰だろう、じゃどうしようもないし、それを調べるにしたって「橋落下事件」しかコマンドとしてはないわけだから、それを全員に聞いても進展がなかったら、心情的にはそこで推理は終わる。大体、主人公が狂言でした、それに付き合おう、となった時点で、推理なんて存在しないわけだよ。脅迫者もさっくりわかるし、それこそそんなんあったっけ、くらいの薄さだし。

まあ色々シナリオのつじつまが合わないとか、バグが多いとか(いきなり場所移動されたときはびっくりした)そんなものは商品として論外なので割愛。わざわざ問題にすることですらない、金とってるのに。
まあ、暗号解読が好きな方にはいいんじゃないでしょうか。逆に暗号解読をメインにすると、それこそ、意味もなく屋敷内を徘徊して意味のない物品を集めるのが苦行だとは思いますが………。
本当にこのゲーム売る気あったのかなあ………。実質販売本数1万本いってなかったんだっけか。
そういえばドラマCDついてましたね。聞くべきなのだろうか………。
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