『コードギアスR2』
どうせ腹黒いなら私は高笑いより薄笑いが似合う男を選びたいと、シュナイゼルとルルーシュを見て思いました。
ところでオレンジさんが、ちゃんとジェレミア(どういうちゃんと?)で出てきたのは嬉しいんですが、奴はもう完全にルルーシュ=ゼロと認識できてるみたいですね。奴を再教育したのは誰だ。やっぱりシュナイゼルか? となると、にわかにカップリングが景気づくのでしょうか。たまにはまともな「やればできる子なんだけど」というジェレミア卿を見てみたいです。
そういえば、『スパロボOG』の廉価版は8月に出るようです。散々寝かせておいてクリアした身分とあっては、こういうズレはちょと悔しい。ちなみにベストが出る速度があまりに早くてやる気をなくすソフトの筆頭にワイルドアームズシリーズが上げられます。まあ私はあのシリーズをやらなくなったのは、それだけが理由じゃないんですが………(3はサモナイといい本当に鬼門だよ)。
『群青学舎』第三巻。
親ばかだけど不器用な父親と、父バカだけど不器用な娘さんの話が一番面白かったです。やっぱりこの人は恋愛未満くらいの話のほうが面白いなあ………と書こうとして、毎回似たような感想を書いている時点で、それは私の好みに過ぎないということを激しく理解しました。
私は恋愛よりも尊敬を望みます。
『Gemeinschaft』佐伯弥四郎作
なんだろう、この手のギャグには覚えがある………そうだ、「トライアルかおる!」だ。と思った私は万死に値すると思います。いえ、私はどちらのギャグセンスも大好きですが。
やたらに顔のいい連中が、やたらに肉体を駆使した格闘をやらかす漫画であり、作者さんは男の肉付きのいい体と(主人公の美形すらも優男みたいな顔してるくせに脱ぐとゴツイ)、ほうれい線を描くことに心血をそそいでいるのが如実にわかる漫画。
私は目が線の開発部二人と、顔のゴツイそう、聖戦の系譜で言うならちょっと知的なアーダンのような連絡役親子が大好きでした。所により突っ込み、所により非常識な主人公のキレも鋭いですし、それにいつも振り回される苦労性など、キャラクターの個性の配置というより、笑いのエッセンスの配置が上手い作品です。
全五巻なのでさっくり読めますのでぜひ。
絵としては嫌味な絵柄ではないですが、多少構図や処理の仕方で見づらい部分もあります。話も結構大事なところをスパっと飛ばして新しい人物が出てきたりするので、物語の展開としては「?」と思うことも多いんですが、別にこの漫画はそれを楽しむものじゃないと思うので。
そして結局、線目の男二人は一体なんだったのだろう………。奴らの正体とクビのキズは一体………。
『彩雲国物語』第三巻
主人公が出てなきゃもっと楽しめるだろうになー(コラ)。
内容としては政治を扱っていても、コッテコテのラブコメ………もとい、ネオロマ(おい)なので、さらっと流せますが、いやあ居並ぶ官吏の中にモブでいる(多分ちゃんと顔があるのであとで出てくるであろう)初老、中年たちまでもが逐一美形で非常に目の保養です。作者様は今、色っぽいじじいを書き分けたら右に出るものはいないんじゃなかろうか。
そしてやっぱり、派手な奴らよりも、景さんとかのほうが圧倒的に好みです。実際政治や集団の場で必要なのって、ああいう人たちだよなあ。天才はいなくても世界は回るけど、凡才がいなければ世界は決して回らんのよ。
そして、やはり特筆すべきはエンセイの男前さよ。
セイランが美形だとか幼馴染だとかいう付加価値を外さずとも、全くひけを取らないどころか、普通の人なら90%の割合でエンセイを普通に選ぶんじゃないかと素で思いました。友人にしてよし、護衛にしてよし、恋人にしてよし、父ちゃんにしてよし(笑)って、どれだけオールマイティなんだよエンセイ………。ただこういう人は、オールマイティが逆に個性とみなされず人気が出なかったりするんだろうなあとしみじみ。
逆に私はエンセイは主人公じゃなく、別の方と恋愛していただきたいと思います(笑)。原作ではもうそうも言ってられないみたいですが。
『阿佐ヶ谷Zippy』岩佐あきらこ作
アップになるといいのかもしれませんが、全身像になると下半身のバランスが悪いのが読んでいて気になりました。なんでわざわざ書くかというと、アクション漫画(その手のシーンが多い)で下半身が浮ついていると、それだけで非常に損をするからです。実際戦闘シーンはそれほど力を入れていないのかなとも思いますし、この漫画もわかりやすいギャグシーンを笑えればそれでいいとも思います。
読む人を選ぶようなシュールな笑いではなく、万人が同じところで同じようなツッコミを入れられるギャグマンガが、私は非常に大好きです。
笑いの要素はそれだけ重要だ。
キャラクターとしては、圧倒的に38歳犬神使いの武村さん(笑)が好きなんですが、後半をそれをぶち抜いていった奴らが。
「俺は………貴方と交尾がしたい」
時代は犬! 犬がきた!! 犬神!
戒狷(雑種・400歳)と琴琥(アフガンハウンド)のカップリングで脳天吹っ飛びました。ふざけてるのかと言われて、「素晴らしいメスを求めるのはオスとして当然だ!」逆切れする犬年齢5歳ってどういうことだ! どういう可愛さに対する挑戦だ!
まあ実際犬神の争いに関しても最後グダグダになった感がある(苦笑)ので、もう少し琴琥の飼い主である、犬丸の扱いはどうにかならんかったのか、とか思うことも色々あるんですが、この漫画もやっぱり話ではなく、一話完結の中にある笑いの要素を楽しむ漫画だと思います。
私全11巻一気読みしたんですが(いつだって極端に走る)、基本覚えているのは犬が絡んでくるところと武村が絡んでくるところと犬が絡んでいるところだけです(この漫画の萌え要素は犬でできています)。
どうせ腹黒いなら私は高笑いより薄笑いが似合う男を選びたいと、シュナイゼルとルルーシュを見て思いました。
ところでオレンジさんが、ちゃんとジェレミア(どういうちゃんと?)で出てきたのは嬉しいんですが、奴はもう完全にルルーシュ=ゼロと認識できてるみたいですね。奴を再教育したのは誰だ。やっぱりシュナイゼルか? となると、にわかにカップリングが景気づくのでしょうか。たまにはまともな「やればできる子なんだけど」というジェレミア卿を見てみたいです。
そういえば、『スパロボOG』の廉価版は8月に出るようです。散々寝かせておいてクリアした身分とあっては、こういうズレはちょと悔しい。ちなみにベストが出る速度があまりに早くてやる気をなくすソフトの筆頭にワイルドアームズシリーズが上げられます。まあ私はあのシリーズをやらなくなったのは、それだけが理由じゃないんですが………(3はサモナイといい本当に鬼門だよ)。
『群青学舎』第三巻。
親ばかだけど不器用な父親と、父バカだけど不器用な娘さんの話が一番面白かったです。やっぱりこの人は恋愛未満くらいの話のほうが面白いなあ………と書こうとして、毎回似たような感想を書いている時点で、それは私の好みに過ぎないということを激しく理解しました。
私は恋愛よりも尊敬を望みます。
『Gemeinschaft』佐伯弥四郎作
なんだろう、この手のギャグには覚えがある………そうだ、「トライアルかおる!」だ。と思った私は万死に値すると思います。いえ、私はどちらのギャグセンスも大好きですが。
やたらに顔のいい連中が、やたらに肉体を駆使した格闘をやらかす漫画であり、作者さんは男の肉付きのいい体と(主人公の美形すらも優男みたいな顔してるくせに脱ぐとゴツイ)、ほうれい線を描くことに心血をそそいでいるのが如実にわかる漫画。
私は目が線の開発部二人と、顔のゴツイそう、聖戦の系譜で言うならちょっと知的なアーダンのような連絡役親子が大好きでした。所により突っ込み、所により非常識な主人公のキレも鋭いですし、それにいつも振り回される苦労性など、キャラクターの個性の配置というより、笑いのエッセンスの配置が上手い作品です。
全五巻なのでさっくり読めますのでぜひ。
絵としては嫌味な絵柄ではないですが、多少構図や処理の仕方で見づらい部分もあります。話も結構大事なところをスパっと飛ばして新しい人物が出てきたりするので、物語の展開としては「?」と思うことも多いんですが、別にこの漫画はそれを楽しむものじゃないと思うので。
そして結局、線目の男二人は一体なんだったのだろう………。奴らの正体とクビのキズは一体………。
『彩雲国物語』第三巻
主人公が出てなきゃもっと楽しめるだろうになー(コラ)。
内容としては政治を扱っていても、コッテコテのラブコメ………もとい、ネオロマ(おい)なので、さらっと流せますが、いやあ居並ぶ官吏の中にモブでいる(多分ちゃんと顔があるのであとで出てくるであろう)初老、中年たちまでもが逐一美形で非常に目の保養です。作者様は今、色っぽいじじいを書き分けたら右に出るものはいないんじゃなかろうか。
そしてやっぱり、派手な奴らよりも、景さんとかのほうが圧倒的に好みです。実際政治や集団の場で必要なのって、ああいう人たちだよなあ。天才はいなくても世界は回るけど、凡才がいなければ世界は決して回らんのよ。
そして、やはり特筆すべきはエンセイの男前さよ。
セイランが美形だとか幼馴染だとかいう付加価値を外さずとも、全くひけを取らないどころか、普通の人なら90%の割合でエンセイを普通に選ぶんじゃないかと素で思いました。友人にしてよし、護衛にしてよし、恋人にしてよし、父ちゃんにしてよし(笑)って、どれだけオールマイティなんだよエンセイ………。ただこういう人は、オールマイティが逆に個性とみなされず人気が出なかったりするんだろうなあとしみじみ。
逆に私はエンセイは主人公じゃなく、別の方と恋愛していただきたいと思います(笑)。原作ではもうそうも言ってられないみたいですが。
『阿佐ヶ谷Zippy』岩佐あきらこ作
アップになるといいのかもしれませんが、全身像になると下半身のバランスが悪いのが読んでいて気になりました。なんでわざわざ書くかというと、アクション漫画(その手のシーンが多い)で下半身が浮ついていると、それだけで非常に損をするからです。実際戦闘シーンはそれほど力を入れていないのかなとも思いますし、この漫画もわかりやすいギャグシーンを笑えればそれでいいとも思います。
読む人を選ぶようなシュールな笑いではなく、万人が同じところで同じようなツッコミを入れられるギャグマンガが、私は非常に大好きです。
笑いの要素はそれだけ重要だ。
キャラクターとしては、圧倒的に38歳犬神使いの武村さん(笑)が好きなんですが、後半をそれをぶち抜いていった奴らが。
「俺は………貴方と交尾がしたい」
時代は犬! 犬がきた!! 犬神!
戒狷(雑種・400歳)と琴琥(アフガンハウンド)のカップリングで脳天吹っ飛びました。ふざけてるのかと言われて、「素晴らしいメスを求めるのはオスとして当然だ!」逆切れする犬年齢5歳ってどういうことだ! どういう可愛さに対する挑戦だ!
まあ実際犬神の争いに関しても最後グダグダになった感がある(苦笑)ので、もう少し琴琥の飼い主である、犬丸の扱いはどうにかならんかったのか、とか思うことも色々あるんですが、この漫画もやっぱり話ではなく、一話完結の中にある笑いの要素を楽しむ漫画だと思います。
私全11巻一気読みしたんですが(いつだって極端に走る)、基本覚えているのは犬が絡んでくるところと武村が絡んでくるところと犬が絡んでいるところだけです(この漫画の萌え要素は犬でできています)。
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