ネタバレには配慮しません、という注意書きよりも、イルムについて吼えてばかりですという注意書きが必要だとわかりました。
第九話 海溝よりの刺客
「何言ってんだ。こんな所へPTで飛び出してみろ。あっという間に水圧でペシャンコだぞ」
困り顔のイルムに、カタカナ言葉を使われると、それだけでにやけてきます。
いやもう、本当にイルム可愛いカッコいいで私的に大忙しです。
こんなにできあがった28歳がいていいのか。いや、何も言うまい。
自分が好きなキャラクターが私よりも年下ということに気づくと(というか我に返ると)大体微妙な感じがするものですが、イルムに関しては別に年下でもまったくかまわないぜ。
むしろ、年下のイルムにくどかれたいぜ、とか思ってしまいます。
まあこんな我の返り方(苦笑)は、ティーンのお嬢さんには無縁のことなのでしょうが。思えば遠くに来たよ。
面としてはハガネさえまともに改造していれば、難なくクリアできるはずです。
その後、「ヒュッケバイン009」が手に入り、イルムが乗り換え。
自分と、あと二人しか生き残らなかった実験について淡々と語り、「ブラックホールエンジンっていうEOTは俺たちには荷が重かったのさ」と割り切っているイルムの大人っぷりにますます惚れ。
腕を失ったライや、死んでいった仲間たちに対する気持ちはあっても、「それはそれ」と割り切れる強さを持ったイルムが大好きです(どこかの誰かに向けての布教)。
第十話 16年目の復讐
このあたりから乗換えが始まります。早くイルムにグルンガストが欲しいですが、何気にイルムは遠距離攻撃が得意なメカに乗ってる姿も好きです(結局なんでもいい)。
イルムといえば必殺技の派手な、スパロボ系のグルンガストシリーズなのですが、やっぱりやつの本業は軍人かつ、テストパイロット(に起用されることが多い。その器用貧乏さがたまらない)なので、どんなマシンも一通り万能にこなせますよ、という感じが好きなのです。まあ私がわりと遠距離攻撃の得意なマシンが好きだ、ということもありますが。
今回の肝は眼鏡をとって可愛くゴスロリに変身したラトゥーニでしょうか。面自体の難易度は高くないので。
14歳を「くどいときゃよかった」というイルムもイルムですが、ゴスロリのファッションをどうだと聞かれて、「嫌いでは………ないな」と答えるイングラムのキモさはどうだ。
イルムお前も(こりゃまた意外なお答えで)と思ってる場合じゃない。お前の上官おかしいよ(しかもかなり)。
イルムは戦闘前にも、ラトゥーニを見てかなり驚いたりしてるんですが、敵が出てきたときの「ラトゥーニ、その敵はヤバい! 離れろ!」が彼の面目躍如だと思います。
敵でお目見えのテンペスト少佐は、妻と娘を連邦軍に殺された過去があるんですが、わりと自分の中でふっきってるので、ラトゥーニとの絡みもわずかで悲しい………。スパロボの敵って、わりと掘り下げられないまま終わることが多い中、そうなるとテンザンの扱いって破格だなといつも思います。何故だ。
第十一話 魔装機神
この題名を聞くだけで思わず興奮。
戦闘も、熟練度を取るために足の速いユニット、まあライなんですが、それが重要になってきて、奴ばかりレベルが上がります。大体あいつ精神コマンドも卑怯なんだよな。
その後、敵基地を奪取し、極東基地に上官クラスの内通者がいるとわかります。
イルム「………それと関係があるかどうかはわかりませんが、自分にも一つ気になることがあります」
出たよイルムの軍人口調!
階級は中尉ですが、なんちゃって軍人たちの中で、この中尉という肩書きは重い。イルムわりと会議系の会話や、お偉いさんとの会話にも平気で混ざっていることが多いです。
イルムはキョウスケを実験台にした、ハンス中佐に初めからいい印象を持っていなかったでしょうし、それが上官クラスに裏切り者がいて、リュウセイやテンザンが民間のゲームから選抜されたパイロットである(それは機密事項だった)という、二重の情報も含めて、この時点で裏切り者が誰か、またはテンザンがDC(敵・ディバイン・クルセイダースの略)にいるとわかった時点で、それに気づいていたんでしょうな。
ただ確証がないから黙っていた、または、その時点で言っても仕方がないと思っていたんでしょう。
確証がないから、「それと関係あるかわからないが」とあえてつける。変なところでガードが固いぜ。
時には沈黙を守れる男はげにカッコいいか。
そして、突如現れた魔装機神のパイロットマサキに、協力を依頼する面々にも、「いいんですか、少佐? 奴の正体にゃ、不明な点が多いと思いますけどね」との発言まで。
そう、イルムってこういう役割なんだよなあ。
もろ手を挙げて賛成、または心情としてはオッケーを出したくなる時に、常識的なことが言えるっていうか。
ますます惚れ直しました。
第十二話 超闘士グルンガスト
イルムもカッコいいが、父もカッコいいんだぜというお話(違うよ)。
このように、序盤で仲間になる強力なマシンは後半使えないという鉄則が、シミュレーションではありますが、グルンガストに関しては後半までスタメンでいけます。
進行するハガネに、イルムをよこしてくれとのエマージェンシーコールが、追われている味方機から入ります。
「F-28を回してくれ! すぐに出撃する!」
「すぐにって………中尉だけじゃ危険だ!」
「こんな無茶なことを言ってくるのは、あいつしかいない!」
滅多に見られない、イルムの必死かつ慌ててる姿にもう悶絶。
こういう父子ものは、自分大好物です。
「おおイルム。待っていたぞ」
ちょ、父、露出多くなって………!?
確かにこんな感じのグラフィックでしたが、首から下の鎖骨あたりまで全開の白衣って、お前アンダー何着て………!?
イルムをもう少し年取らせて、オールバックにして、ちょっと脂っこい感じのジョナサン氏の、上半身サービスカットに意識喪失しそうになりました。ここまで己の見せにこだわるか、この一族………。
「うっ、やっぱり俺を呼びつけたのはあんたか」
「久しぶりだな。元気だったか?」
「のんびり挨拶してる場合か。あんた、何やってんだ?」
「お前にプレゼントを持ってきた」
「………あのな、今まであんたが俺にまともなプレゼントをしたことがあったか?」
「ん? 忘れたな」
「………俺は覚えてるぞ。ロケットブースター付の三輪車とか、変形機構つきの自転車とか………。仕事のついでに作ったわけのわからんものを押し付けやがって! 死に掛けたのは、二度や三度じゃねえんだぞ!」
やっぱり父相手になると、イルムの話し口調がなんとなく違いますねえ。どこがって言えないんですが、やっぱり砕けてるっていうか。
冷静に見ると、イルムが気心知れている相手って、実はあんまりいないんですよね。リンはちょっと関係が微妙だし、他の連中も基本上官か、部下なわけだし。イルムは部下というか、自分よりも年少な相手には、基本的にいい意味での上から目線でしか接しないからなあ。
兄貴はフレンドリーだけど、友人の垣根は越えないんだぜ、みたいな。
第十三話 ビアン・ゾルダーク
DC総帥ビアンがじきじきに攻めてくるんですが、MAX改造グルンガスト必殺技に適うものなどないわ!
といっても、倒すのは面倒なので(いまだに協力攻撃や合流の意味がまったくわかっていない)さくっとお引取り願いました。
この頃になると、ユニットがそろってきて改造に惜しみなくお金を使えるために、「マサキお前MAP兵器で削ろうと思ったのに倒してどうする!」みたいな身勝手な憤りもよく出てきます。でも魔装機神フリークとしては、サイバスターを育てないわけには。
トロンベは貴族様なので、その手の会話も結構あるんですが、
「妻はわが胸の中に生き続けている。今までもこれからもな」
というトロンベ発言に、思わず舌打(大人気ない)。
この辺が、トロンベが子供っぽい所以だよな。
イルムなら絶対そんなこと言わない。
あいつは死んだ。俺が殺した。それだけだ。思い出すのは勝手だけど、くらいの割り切り方が好きだよ私は。
トロンベ一族(どんな一族だよ)は兄貴を筆頭に、わりと陶酔入っているので、特別好きになれないのです。ゼンガーと友達だからなあ。(私は完全にウォーダン・ユミル派です)
第十四話 オーバー・ザ・ライン
イルムの台詞があるのとないので、こうもテンションが違うか、という感じですが。
いや、前の回にもイルムの「世界征服っていうインチキくさい目的なんぞに協力するのはゴメンだね」という微妙な台詞はありましたが。これ、きめ台詞で「ヒーローってのは無敵なのさ」とかのたまっちゃう男が言ってるのかと思うと笑える………いえいえ、イルムの中では世界にヒーローはいるかもしれないけど、世界征服に結びつける必要はないってことなんでしょう(どうとでもとってみせる)。
マサキ「敵の親玉の面が拝めたおかげで、目標がはっきりしたからな。誰が黒幕だかわからない状態で戦うよりは、遥かにましだぜ」
イルム「ま、お前らみたいに単純に割り切ってみるのもいいか」
と、この艦内で誰よりも割り切ってる奴に言われると超萌える。
イルムは思案から実行までの時間が恐ろしく短いんでしょうな。
考え方を変えるにしても速いし、その結果目的が変わるのも速いし、それに順応するのもためらいなく行える、と。
いい気持ちがしなくても、それを行えるというのが大人イズムです。私にはない(感情の生き物)。
相変わらず撃墜数はライがトップのままです。まあ、機動力あるし、運動性高いし、切り込み隊長だからねえ。
ちなみにスパロボは、ネオロマ声優の宝庫なので、そういった面でも楽しめる方は楽しめるんじゃないかと。
今のところ、アクラムがトップで二位が頼久です。
ここまでくると、あからさまに使えるユニットと、そうでないのとの力量の差がはっきり出てきます。
特にアヤは使えん。
乗っているメカが悪いってのもあるんでしょうが、運動性もいまひとつだしなあ。この人本当にSRXがそろうまでレベルを上げるのがしんどいわ。
第十五話 トーマスの罠
笑える題名。
リオというオペレーターの訓練に、イルムが付き合ってます。
「そうだな………何とか作戦目的は果たせたものの、母艦へ帰還できずに二階級特進ってトコかな」
女の子相手でも、こと戦場にかかわるとなると、無駄に冷静なイルムに萌え。
「お前………何でPTに乗る気になったんだ? 第一艦橋でオペレーターをやってる方が、まだ死ぬ確立は少ないぜ」
やっぱりイルムって、女性であろうが年少者に対する態度って、こんなもんですよね。特にプライベートでなければ。
しかも自分も軍人でパイロットの癖に、パイロットになりたいって子に「何で」なんて聞くのが、すげえらしい。もともと才能があって、っていうリュウセイみたいなのにいちいち理由は聞かないけど、どっちつかずの実力の子に対しては、何でわざわざ死にたいかね、みたいな質問をするのが………上手く言えんが萌える!
奴は、理由は聞くけど別にそれでどうするってわけでもないというスタンスなんですな。純粋に他意のない興味本位というか。
「私、元々パイロット志望だったんです。父の仕事の影響で」
「なるほど………」
「リンさんに憧れてたんです。それに………」
「それに?」
「エアロゲイターの存在を知ったから。そして………DCを許せないから」
「許せない?」
「DCは悪だと思います。あの人たちの正義を認めるわけにはいきません」
「………ま、自分なりの答えが出てるんならいいか。じゃあ、俺は行くぜ」
なんじゃこのドライな受け答えの末の結論!
わりとリンの突っ込んだところまで聞いているにも関わらず、そっけない口調のイルムは、これ関心のなさというより、戦争に関する物事に対する、自分の感情が平坦って感じがしますな。
おまけに、リオが悪だの正義だの言い出したら、途端に「あっそ」みたいな感じで、「何を信じるかは勝手だ」みたいなリアクションしやがって。
萌えるじゃないか!
イルムに関しては、どれだけうっとうしかろうが、萌えという単語を惜しみなく使うと誓いました。
イルムって本当に他人のことに深入りしないよね。お前はお前、俺は俺というスタンスが本当にFateのランサー………。(こっちが先)
ここで、素人同然のリオが、調子の悪いアヤの変わりに出撃します。イングラムもうあからさまに悪役臭漂いまくりです。
まあパイロットとしてもリオはどっちつかずなので、乗るユニットもありませんし、特に使う予定はないんですが。
ここで気弱なリョウトが仲間に。精神コマンドは使い勝手がいいんですが、結局共通ルートに入ると、スタメン落ちになるのは間違いないので、リオとカップルで使えません。
この頃になると、戦闘メンバーは事足りてるので、精神コマンド要因のほうが重要視されてきます。
第十六話 スターバク島波高し
またシュウが! 私の天敵が!
思うさま、イルムでぶっ飛ばしてやりたいのですが(HP何%以下撤退条件がないだけ、逆にどれだけHPがあろうとも楽)なにぶんイルムはレベルが高いので、しぶしぶアヤに任せることに。
この頃になると、集中をかけたリュウセイ、マサキ、ライが単独で突っ込み、敵のHPを削った後に、足の遅いキャラクターが止めをさす、という戦闘パターンが確立されてきました。
ラトゥーニも優秀なんだけど、如何せん乗ってるマシンがヒュッケバイン009だからなあ。足が弱い。
次回の面でいよいよリュウセイがR-1を手に入れるので、そうしたら乗ってたビルトラプターはラトゥーニに乗せ変える予定。
なんだかこのレポート始まって以来の、戦闘に関する真っ当な説明になってしまったようで、甚だ不本意です(不本意なのか)。
第十七話 ラストバタリオン
今のところ熟練度取り逃しはなく、撃墜数はライ、ダイテツ、マサキです。しかしダイテツは母艦の艦長のくせに、守備が異様に弱いので泣けてきます。くらいすぎだろ、ダメージ。
いよいよDCの本拠地を攻めるわけですが、PT部隊で突っ込んで、最後は戦艦ハガネの船首についている、トロニウム・バスターキャノンをぶちかます、というのが作戦のようです。トロニウムは隕石から発掘された未知の鉱物で、扱いが非常に危険なものなのですが。
ロバート「それに、トロニウム・バスターキャノンがハガネについている理由は他にもあってな………」
イルム「エネルギー制御装置が小型化できなくて、戦艦用のサイズの物しか作れなかったんだろ?」
知性! 知性の泉がここに!
元々イルムは父ちゃんが科学者ですし、ジュッケバインのブラックホール・エンジンのテストや、他のマシンのテストパイロットとして起用されることも多く、他のパイロットよりも技術面に関して強そうです。くそ、オールマイティな男は器用貧乏と紙一重であってもカッコいいぜ………!(器用貧乏は、それはそれで萌えますが)
「………こっちのPTだけで、ヴァルシオンやグランゾンの相手をしろってか。せめて、頭数だけでも増えれば少しはマシなんだが」
お前その、頭数だけでも、って発言、取り様によっては非情なので、もっと言ってください(おい)。
やっぱりイルムは軍人なんだなーという台詞。
すげえ能力を持ったマシンを頼るんではなく、やはり「数」というのは戦況に大きく関わってくるからこその発言ですな。イルムから見れば、寄せ集めの少ないPTしかいないハガネの作戦そのものが、「ありえない」ことは自覚しているんでしょうし。
この辺になると、HP高めの敵も出てくるので、倒すのが面倒になってきます。特に、必中と熱血と、が必要になってくるグルンガストの消耗はやはり激しい。マサキの乗るサイバスターも武器の使い勝手はいいものの、熱血を覚えるのが遅いのが痛い。
現在すでに、ジャーダ、リョウト、リオを使っていないので、それだけの手数が少ない状態で頑張るとなると、やっぱりアヤが使えないんだよなあ。早くSRXが欲しい。
第九話 海溝よりの刺客
「何言ってんだ。こんな所へPTで飛び出してみろ。あっという間に水圧でペシャンコだぞ」
困り顔のイルムに、カタカナ言葉を使われると、それだけでにやけてきます。
いやもう、本当にイルム可愛いカッコいいで私的に大忙しです。
こんなにできあがった28歳がいていいのか。いや、何も言うまい。
自分が好きなキャラクターが私よりも年下ということに気づくと(というか我に返ると)大体微妙な感じがするものですが、イルムに関しては別に年下でもまったくかまわないぜ。
むしろ、年下のイルムにくどかれたいぜ、とか思ってしまいます。
まあこんな我の返り方(苦笑)は、ティーンのお嬢さんには無縁のことなのでしょうが。思えば遠くに来たよ。
面としてはハガネさえまともに改造していれば、難なくクリアできるはずです。
その後、「ヒュッケバイン009」が手に入り、イルムが乗り換え。
自分と、あと二人しか生き残らなかった実験について淡々と語り、「ブラックホールエンジンっていうEOTは俺たちには荷が重かったのさ」と割り切っているイルムの大人っぷりにますます惚れ。
腕を失ったライや、死んでいった仲間たちに対する気持ちはあっても、「それはそれ」と割り切れる強さを持ったイルムが大好きです(どこかの誰かに向けての布教)。
第十話 16年目の復讐
このあたりから乗換えが始まります。早くイルムにグルンガストが欲しいですが、何気にイルムは遠距離攻撃が得意なメカに乗ってる姿も好きです(結局なんでもいい)。
イルムといえば必殺技の派手な、スパロボ系のグルンガストシリーズなのですが、やっぱりやつの本業は軍人かつ、テストパイロット(に起用されることが多い。その器用貧乏さがたまらない)なので、どんなマシンも一通り万能にこなせますよ、という感じが好きなのです。まあ私がわりと遠距離攻撃の得意なマシンが好きだ、ということもありますが。
今回の肝は眼鏡をとって可愛くゴスロリに変身したラトゥーニでしょうか。面自体の難易度は高くないので。
14歳を「くどいときゃよかった」というイルムもイルムですが、ゴスロリのファッションをどうだと聞かれて、「嫌いでは………ないな」と答えるイングラムのキモさはどうだ。
イルムお前も(こりゃまた意外なお答えで)と思ってる場合じゃない。お前の上官おかしいよ(しかもかなり)。
イルムは戦闘前にも、ラトゥーニを見てかなり驚いたりしてるんですが、敵が出てきたときの「ラトゥーニ、その敵はヤバい! 離れろ!」が彼の面目躍如だと思います。
敵でお目見えのテンペスト少佐は、妻と娘を連邦軍に殺された過去があるんですが、わりと自分の中でふっきってるので、ラトゥーニとの絡みもわずかで悲しい………。スパロボの敵って、わりと掘り下げられないまま終わることが多い中、そうなるとテンザンの扱いって破格だなといつも思います。何故だ。
第十一話 魔装機神
この題名を聞くだけで思わず興奮。
戦闘も、熟練度を取るために足の速いユニット、まあライなんですが、それが重要になってきて、奴ばかりレベルが上がります。大体あいつ精神コマンドも卑怯なんだよな。
その後、敵基地を奪取し、極東基地に上官クラスの内通者がいるとわかります。
イルム「………それと関係があるかどうかはわかりませんが、自分にも一つ気になることがあります」
出たよイルムの軍人口調!
階級は中尉ですが、なんちゃって軍人たちの中で、この中尉という肩書きは重い。イルムわりと会議系の会話や、お偉いさんとの会話にも平気で混ざっていることが多いです。
イルムはキョウスケを実験台にした、ハンス中佐に初めからいい印象を持っていなかったでしょうし、それが上官クラスに裏切り者がいて、リュウセイやテンザンが民間のゲームから選抜されたパイロットである(それは機密事項だった)という、二重の情報も含めて、この時点で裏切り者が誰か、またはテンザンがDC(敵・ディバイン・クルセイダースの略)にいるとわかった時点で、それに気づいていたんでしょうな。
ただ確証がないから黙っていた、または、その時点で言っても仕方がないと思っていたんでしょう。
確証がないから、「それと関係あるかわからないが」とあえてつける。変なところでガードが固いぜ。
時には沈黙を守れる男はげにカッコいいか。
そして、突如現れた魔装機神のパイロットマサキに、協力を依頼する面々にも、「いいんですか、少佐? 奴の正体にゃ、不明な点が多いと思いますけどね」との発言まで。
そう、イルムってこういう役割なんだよなあ。
もろ手を挙げて賛成、または心情としてはオッケーを出したくなる時に、常識的なことが言えるっていうか。
ますます惚れ直しました。
第十二話 超闘士グルンガスト
イルムもカッコいいが、父もカッコいいんだぜというお話(違うよ)。
このように、序盤で仲間になる強力なマシンは後半使えないという鉄則が、シミュレーションではありますが、グルンガストに関しては後半までスタメンでいけます。
進行するハガネに、イルムをよこしてくれとのエマージェンシーコールが、追われている味方機から入ります。
「F-28を回してくれ! すぐに出撃する!」
「すぐにって………中尉だけじゃ危険だ!」
「こんな無茶なことを言ってくるのは、あいつしかいない!」
滅多に見られない、イルムの必死かつ慌ててる姿にもう悶絶。
こういう父子ものは、自分大好物です。
「おおイルム。待っていたぞ」
ちょ、父、露出多くなって………!?
確かにこんな感じのグラフィックでしたが、首から下の鎖骨あたりまで全開の白衣って、お前アンダー何着て………!?
イルムをもう少し年取らせて、オールバックにして、ちょっと脂っこい感じのジョナサン氏の、上半身サービスカットに意識喪失しそうになりました。ここまで己の見せにこだわるか、この一族………。
「うっ、やっぱり俺を呼びつけたのはあんたか」
「久しぶりだな。元気だったか?」
「のんびり挨拶してる場合か。あんた、何やってんだ?」
「お前にプレゼントを持ってきた」
「………あのな、今まであんたが俺にまともなプレゼントをしたことがあったか?」
「ん? 忘れたな」
「………俺は覚えてるぞ。ロケットブースター付の三輪車とか、変形機構つきの自転車とか………。仕事のついでに作ったわけのわからんものを押し付けやがって! 死に掛けたのは、二度や三度じゃねえんだぞ!」
やっぱり父相手になると、イルムの話し口調がなんとなく違いますねえ。どこがって言えないんですが、やっぱり砕けてるっていうか。
冷静に見ると、イルムが気心知れている相手って、実はあんまりいないんですよね。リンはちょっと関係が微妙だし、他の連中も基本上官か、部下なわけだし。イルムは部下というか、自分よりも年少な相手には、基本的にいい意味での上から目線でしか接しないからなあ。
兄貴はフレンドリーだけど、友人の垣根は越えないんだぜ、みたいな。
第十三話 ビアン・ゾルダーク
DC総帥ビアンがじきじきに攻めてくるんですが、MAX改造グルンガスト必殺技に適うものなどないわ!
といっても、倒すのは面倒なので(いまだに協力攻撃や合流の意味がまったくわかっていない)さくっとお引取り願いました。
この頃になると、ユニットがそろってきて改造に惜しみなくお金を使えるために、「マサキお前MAP兵器で削ろうと思ったのに倒してどうする!」みたいな身勝手な憤りもよく出てきます。でも魔装機神フリークとしては、サイバスターを育てないわけには。
トロンベは貴族様なので、その手の会話も結構あるんですが、
「妻はわが胸の中に生き続けている。今までもこれからもな」
というトロンベ発言に、思わず舌打(大人気ない)。
この辺が、トロンベが子供っぽい所以だよな。
イルムなら絶対そんなこと言わない。
あいつは死んだ。俺が殺した。それだけだ。思い出すのは勝手だけど、くらいの割り切り方が好きだよ私は。
トロンベ一族(どんな一族だよ)は兄貴を筆頭に、わりと陶酔入っているので、特別好きになれないのです。ゼンガーと友達だからなあ。(私は完全にウォーダン・ユミル派です)
第十四話 オーバー・ザ・ライン
イルムの台詞があるのとないので、こうもテンションが違うか、という感じですが。
いや、前の回にもイルムの「世界征服っていうインチキくさい目的なんぞに協力するのはゴメンだね」という微妙な台詞はありましたが。これ、きめ台詞で「ヒーローってのは無敵なのさ」とかのたまっちゃう男が言ってるのかと思うと笑える………いえいえ、イルムの中では世界にヒーローはいるかもしれないけど、世界征服に結びつける必要はないってことなんでしょう(どうとでもとってみせる)。
マサキ「敵の親玉の面が拝めたおかげで、目標がはっきりしたからな。誰が黒幕だかわからない状態で戦うよりは、遥かにましだぜ」
イルム「ま、お前らみたいに単純に割り切ってみるのもいいか」
と、この艦内で誰よりも割り切ってる奴に言われると超萌える。
イルムは思案から実行までの時間が恐ろしく短いんでしょうな。
考え方を変えるにしても速いし、その結果目的が変わるのも速いし、それに順応するのもためらいなく行える、と。
いい気持ちがしなくても、それを行えるというのが大人イズムです。私にはない(感情の生き物)。
相変わらず撃墜数はライがトップのままです。まあ、機動力あるし、運動性高いし、切り込み隊長だからねえ。
ちなみにスパロボは、ネオロマ声優の宝庫なので、そういった面でも楽しめる方は楽しめるんじゃないかと。
今のところ、アクラムがトップで二位が頼久です。
ここまでくると、あからさまに使えるユニットと、そうでないのとの力量の差がはっきり出てきます。
特にアヤは使えん。
乗っているメカが悪いってのもあるんでしょうが、運動性もいまひとつだしなあ。この人本当にSRXがそろうまでレベルを上げるのがしんどいわ。
第十五話 トーマスの罠
笑える題名。
リオというオペレーターの訓練に、イルムが付き合ってます。
「そうだな………何とか作戦目的は果たせたものの、母艦へ帰還できずに二階級特進ってトコかな」
女の子相手でも、こと戦場にかかわるとなると、無駄に冷静なイルムに萌え。
「お前………何でPTに乗る気になったんだ? 第一艦橋でオペレーターをやってる方が、まだ死ぬ確立は少ないぜ」
やっぱりイルムって、女性であろうが年少者に対する態度って、こんなもんですよね。特にプライベートでなければ。
しかも自分も軍人でパイロットの癖に、パイロットになりたいって子に「何で」なんて聞くのが、すげえらしい。もともと才能があって、っていうリュウセイみたいなのにいちいち理由は聞かないけど、どっちつかずの実力の子に対しては、何でわざわざ死にたいかね、みたいな質問をするのが………上手く言えんが萌える!
奴は、理由は聞くけど別にそれでどうするってわけでもないというスタンスなんですな。純粋に他意のない興味本位というか。
「私、元々パイロット志望だったんです。父の仕事の影響で」
「なるほど………」
「リンさんに憧れてたんです。それに………」
「それに?」
「エアロゲイターの存在を知ったから。そして………DCを許せないから」
「許せない?」
「DCは悪だと思います。あの人たちの正義を認めるわけにはいきません」
「………ま、自分なりの答えが出てるんならいいか。じゃあ、俺は行くぜ」
なんじゃこのドライな受け答えの末の結論!
わりとリンの突っ込んだところまで聞いているにも関わらず、そっけない口調のイルムは、これ関心のなさというより、戦争に関する物事に対する、自分の感情が平坦って感じがしますな。
おまけに、リオが悪だの正義だの言い出したら、途端に「あっそ」みたいな感じで、「何を信じるかは勝手だ」みたいなリアクションしやがって。
萌えるじゃないか!
イルムに関しては、どれだけうっとうしかろうが、萌えという単語を惜しみなく使うと誓いました。
イルムって本当に他人のことに深入りしないよね。お前はお前、俺は俺というスタンスが本当にFateのランサー………。(こっちが先)
ここで、素人同然のリオが、調子の悪いアヤの変わりに出撃します。イングラムもうあからさまに悪役臭漂いまくりです。
まあパイロットとしてもリオはどっちつかずなので、乗るユニットもありませんし、特に使う予定はないんですが。
ここで気弱なリョウトが仲間に。精神コマンドは使い勝手がいいんですが、結局共通ルートに入ると、スタメン落ちになるのは間違いないので、リオとカップルで使えません。
この頃になると、戦闘メンバーは事足りてるので、精神コマンド要因のほうが重要視されてきます。
第十六話 スターバク島波高し
またシュウが! 私の天敵が!
思うさま、イルムでぶっ飛ばしてやりたいのですが(HP何%以下撤退条件がないだけ、逆にどれだけHPがあろうとも楽)なにぶんイルムはレベルが高いので、しぶしぶアヤに任せることに。
この頃になると、集中をかけたリュウセイ、マサキ、ライが単独で突っ込み、敵のHPを削った後に、足の遅いキャラクターが止めをさす、という戦闘パターンが確立されてきました。
ラトゥーニも優秀なんだけど、如何せん乗ってるマシンがヒュッケバイン009だからなあ。足が弱い。
次回の面でいよいよリュウセイがR-1を手に入れるので、そうしたら乗ってたビルトラプターはラトゥーニに乗せ変える予定。
なんだかこのレポート始まって以来の、戦闘に関する真っ当な説明になってしまったようで、甚だ不本意です(不本意なのか)。
第十七話 ラストバタリオン
今のところ熟練度取り逃しはなく、撃墜数はライ、ダイテツ、マサキです。しかしダイテツは母艦の艦長のくせに、守備が異様に弱いので泣けてきます。くらいすぎだろ、ダメージ。
いよいよDCの本拠地を攻めるわけですが、PT部隊で突っ込んで、最後は戦艦ハガネの船首についている、トロニウム・バスターキャノンをぶちかます、というのが作戦のようです。トロニウムは隕石から発掘された未知の鉱物で、扱いが非常に危険なものなのですが。
ロバート「それに、トロニウム・バスターキャノンがハガネについている理由は他にもあってな………」
イルム「エネルギー制御装置が小型化できなくて、戦艦用のサイズの物しか作れなかったんだろ?」
知性! 知性の泉がここに!
元々イルムは父ちゃんが科学者ですし、ジュッケバインのブラックホール・エンジンのテストや、他のマシンのテストパイロットとして起用されることも多く、他のパイロットよりも技術面に関して強そうです。くそ、オールマイティな男は器用貧乏と紙一重であってもカッコいいぜ………!(器用貧乏は、それはそれで萌えますが)
「………こっちのPTだけで、ヴァルシオンやグランゾンの相手をしろってか。せめて、頭数だけでも増えれば少しはマシなんだが」
お前その、頭数だけでも、って発言、取り様によっては非情なので、もっと言ってください(おい)。
やっぱりイルムは軍人なんだなーという台詞。
すげえ能力を持ったマシンを頼るんではなく、やはり「数」というのは戦況に大きく関わってくるからこその発言ですな。イルムから見れば、寄せ集めの少ないPTしかいないハガネの作戦そのものが、「ありえない」ことは自覚しているんでしょうし。
この辺になると、HP高めの敵も出てくるので、倒すのが面倒になってきます。特に、必中と熱血と、が必要になってくるグルンガストの消耗はやはり激しい。マサキの乗るサイバスターも武器の使い勝手はいいものの、熱血を覚えるのが遅いのが痛い。
現在すでに、ジャーダ、リョウト、リオを使っていないので、それだけの手数が少ない状態で頑張るとなると、やっぱりアヤが使えないんだよなあ。早くSRXが欲しい。
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