第十八話 冥王の島
いよいよ本拠地を攻めるので総力戦です。
使ってもいない奴らまで強制出場されたのには参りました。ダイテツ艦長少しは考えてください。一撃死だろそんな奴ら。
まあ即効ハガネに搭載してしまえばいいだけの話なんですが。
その後、男の武器であるドリルを引っさげてトロンベ兄さんまたもや登場。お前は耽美と男気の差が極端すぎるよ。
イルムで攻撃すると「ライの兄貴か。厄介な相手だねこりゃ」という台詞が聞けます。ちっとも思ってなさそうなところがたまりません。
第十九話 暁の決戦
大仰な題名ですが、マップクリアはそれほど苦ではありません。敵も弱いですし、何よりターン制限がないので、楽に進めます。
ただ、熟練度を取ろうと思うと、立ちふさがる天敵の壁。
シュウよ………お前はどこまで私の邪魔をすれば気がすむのだ。
ENの量だけでも半端がない(ENが残っているとフィールドが発生し、ダメージが軽減されてしまう)し、攻撃も一撃必殺が多いし。
その横から、「よっこいしょ」みたいな感じでビアンもちょっかい出してくるので、たまりません。おじいちゃんもうじっとしててくれ。
エナジーテイカー(ENを削る武器)を駆使してなんとかクリア。
バリアさえ消えれば、後は熱血グルンガスト二撃で倒せますし。
イルムの名台詞、「ビアン………急ぎすぎたのさ、あんたは!」もここで聞けます。
人類に試練だとか、ビアンは心底余計なお世話的な発言をしますが、それに対するイルムの返しもカッコいい。
「あんた達、もう少しスマートな方法があったんじゃないか?」
「………民衆の多くは、連邦から与えられた平和が永遠に続くと思っている………。そして、時として平和は多くの真実を覆い隠すものだ」
「なるほど。気づいたときにはもう遅いと………。だが、まだ時間はあるぜ! あんた達を倒すための時間はな!」
納得したようなそぶり見せてこれだよ!
イルムはあれですね、俗に言う俺は俺の味方です属性って奴ですね(どんな)。
第二十話 侵略者の影
こんだけ頑張ってやってるのに、まだ半分もいっていないのかと思うと泣けてきます。ああ、キョウスケルートはイルムの出番がなかったらもうやらなくていいかなあ(ゼンガーたちでは萌えの補充になりません)。
DCではなく、異星人「エアロゲイター」との戦いが本格的に始まりますが、基本雑魚しかいないのでさっくりクリア。
そしてマサキが離脱。ああ、サイバスター………(そっちか)。
現実問題として、サイバスターのアカシックバスターで削り、グルンガストで止めを刺す、というのがボス戦でのセオリーになっていたので、戦力半減はつらい。別にHP何%以下撤退、という条件がなければちまちま削れるんですが、大体撤退しちゃうからな。
第二十一話 リトル・プリンセス
ラトゥーニとならんで、ロリっ子の二大巨頭、シャイン王女の登場です。まあ私はロリも金髪もわがまま小娘も王女にもなんの興味もないので、使う気はさらさらないのですが(たとえ有能であったとしても(ゆがんでる))。
シャイン王女に命令されて、あっさり引き受けるリュウセイとか、それを見て「小市民の悲しき性だねえ」とか言ってるイルムは萌えます。実際イルムの生活レベルはよくわかりませんが。イルムそのものはただの伊豆基地所属のパイロットですし、親父は優秀な科学者ですが、生活能力まったくなさそうですし。ただ、社長さんであるリンと平然と付き合ってる以上、その手のことになれてないわけじゃないんでしょうが。
リオとリョウトの訓練に付き合った挙句「イングラム少佐から速くお前らを一人前にするように言われてる」とか、さらりと爆弾発言。
イングラムに乗っかってるというよりは、戦力は戦力として欲しい、という頭数発言に続き、冷静な軍人発言はいつも萌えます。
第二十二話 R-1対アルトアイゼン
イングラムがロブに、R-GUNの調整に専念してくれとの発言。
R-GUNといえば、ヴィレッタお姉さまです。
普通ならマイを乗せるところなのでしょうが、私は徹頭徹尾最初から最後までヴィレッタお姉さまを乗せてました。愛ゆえです。
「だから無茶を言うな。あれはRシリーズの中で一番不安定な機体なんだぞ!」
「そうだな。データを見る限りじゃ、わがままで気まぐれな美女という感じだな。だが、それだけに御する楽しみがあるんじゃないのか? ん?」
突如沸いたジョナサン(イルム父)の下半身から出た物言いに悶絶。
確かにお前らは父子そろって、個性の強い美女が好きそうではありますが(でもイルムの乗るマシンはグルンガストを筆頭に凡庸性のあるマシンが多いけど)。
「そんなマニアックな………」
ロブはある意味、このゲームの中で一番わりをくってる人物だと思います。
その後、助っ人で月基地からカーク・ハミル博士到着。
釣り目で短髪で超サドっぽい尊大な態度の科学者ですが、こいつはこれでまた過去に気の強い奥さんがいたりしてしかも現在離婚しているという物凄いオプションで迎え撃ってくれます。ロブに勝ち目はない。
月基地で、ヴィレッタとラーダがR-GUNの調整は大体やってくれている、とのことで、R-2(ライが乗る予定)とR-1、そして巨乳カットインで有名なクスハがグルンガスト弐式に乗り、突如わいたキョウスケのアルトアイゼンと、エクセレンのヴァイスリッターと模擬戦に。
しかし、アルトとヴァイスがゲシュペンストの改良型とか、よく見ただけでわかるよなあ。元の面影どこにもない。
いよいよここで共通ルートに入るわけです。ATXチーム(キョウスケら)はマシンに恵まれているので、戦闘もしやすいため、大体二軍はリュウセイルートの面々になってしまうわけですが。
イングラムのパイロットを物としてしか扱わない態度に、ロブらはあからさまに不快感を表します。
「私としても、テストパイロットはもっと丁重に扱ってもらいたいね。特に女性は」
そんな中でも、俺節はかかさないジョナサンに乾杯。
そしてついに部隊は異星人との全面対決、物語は宇宙へと発展します。
第二十三話 ネビーイーム出現
相変わらず宇宙でも馬鹿まっしぐらのカチーナ。お前の相棒である気弱なラッセル(地味な男)は精神コマンドが優秀で使えるのに、お前は性格が好みでない上に、精神コマンドまで使えないときて、最悪だ。
そんな奴を守って進軍するのは甚だ不本意ですが、仕方がありません。大体、カチーナ、ラッセル、ラーダ、あと母艦だけで進行って、どれだけ普通に進軍していたら死ねると思ってるんだ。
しかもNPCで勝手にぶっ飛ぶカチーナを抑えつつ、これまた突如現れたシュウと共闘という、私的には地獄と同じ戦いが。
くそ、こんなやさぐれた気持ちは、マサキじゃ癒せない! ヤンロンをよこせ、ヤンロンを!(結局男)
まあここからマサキはもう抜けることがないので、嬉しいといったらそうなんですが………。
ジガンスクードに乗るタスクは、キャラクターとしてもわりと好きですし、ギャグ顔のバリエーションがやたらに豊富だったので、余裕があれば使いたいところです。遠距離回避率の高いマシンも好きですが、盾になれるマシンもやっぱり必要だし。
伊豆基地ではR-GUNの組み立てが完成したと展開が。
イルム「ところで………SRXの話はリュウセイ達にもしてあるのか?」
ロブ「アヤは知っているが、リュウセイとライはまだだ」
イルム「ホントか? 俺はてっきり………」
ロブ「これもイングラム少佐の指示でな………」
イルム「俺が知ってて、あいつらが知らねえってのはどうなのよ?」
ロブ「さあな………少佐が考えていることがたまにわからなくなるよ」
イルム「まあ、昔からそういう所はあったが………」
相変わらず、当然のようにマシン談義に加わってるイルム。萌えます。
現実的になんでイルムがSRXのことを知ってるか、っていうと、月基地でリンやヴィレッタたちと実験してたから、なんでしょうね。
そういう点では、関わっている人間達にとってトップシークレットじゃないわけですし、イングラム怪しさ大爆発です。
色々陰でやりたいことやりたいくせに、隠す気は微塵もないイングラム。スパイにしては個性強すぎるよお前。少しは薄める努力をしろ。
その後、リョウトの出してきた案を見て、
「頑張れよ、若人」
とか微笑むイルムを見て、お前はそういう屈託のない笑顔を無防備に見せるなよ、と心底思いました。大人の見せる笑い顔って萌える。
第二十四話 リューネ、そしてヴァルシオーネ
特別な条件を満たすともらえるユニットで、撃墜数が関わってくるものがあるんですが、リュウセイはともかくとして、キョウスケなんてあと25機以上撃墜ってどう考えても無理だろ。
大体キョウスケはとどめ専門みたいなものだし、露払いとして雑魚敵を多く倒す位置にいるユニットじゃないわけだからして。
イングラムもあと5面で10はレベル上げるのか。それも厳しいなあ。でもヒュッケバイン008はイルム思い出の機体であるからして、それはそれでとりたいし。頑張ろう。
この面も、ほっとくとNPCのリューネがばかすか敵を倒してくれやがるので、レベル上げもろくにできませんでした。どうするかなあ、今回リューネ育てるの。
仲間になったライの従姉妹をめぐって、
タスク「あ、でも一番最初に彼女をお茶に誘う権利はもらいますよ。先に目をつけたのは俺ッスから」
イルム「ちぇっ、だったら俺が助けときゃよかったな」
という男前二人の会話が見られます。タスクって外見はわりと子供っぽい(バンダナ小僧ですよ)んですが、言ってることは世慣れしていてやはり好みです。
その後イルムがリンの話題が出てきて「あいつ、俺のこと何か言ってなかったか」といういいわけめいた発言があるので、実に弱々しい(苦笑)。
第二十五話 毒蛇の牙
熟練度獲得条件が6ターン以内に敵全滅なので、イングラムのレベルにかまけている暇がありません。次回は敵全部イングラムで倒すくらいの気概がなけりゃいかんな。
インターミッションでの政治家同士の会話も中々楽しめます。
異星人と交渉して自分たちだけ助かろうとする連邦。
交戦することによって地球の権利を確保しようとする軍部。
そのどちらも保留し、三十日という猶予を向こうが与えたのはわざとであり降伏勧告には裏があるとにらむコロニー連合の大統領。
キレ者のおっさんたちが話し合う場は、個人的には大盛り上がりですが、地味ったら地味です。
イルムとタスクは相変わらず女の子の話で盛り上がってます。
「あの手の女の子は落とすまで大変だからなあ。………でも落としてからはもっと大変だけど」
イルムは女好きという設定ですが、こと女になると結構へたれです。
上の立場から女の子を擁護する、というシチュエーションなら頼りになるんだけどなあ。
伊豆基地が実にわかりやすい裏切り者のおかげで、カイ少佐(やあ、久しぶり)一人で防衛しなければならない羽目に。初登場から一レベルも上がっていないのに無茶言わないでください。
ただ、カイ少佐は腐っても元教導隊。集中かければ他の敵なんて目じゃないぜ。若造はいらないので、こういう人がもっとユニットに欲しい。
「今となっちゃ後の祭りだが………今回の戦争じゃ、よくある話だ。最初、DCが勢いづいたのも、連邦側からの裏切り者がゾロゾロ出てきたせいだっていうからな」
「ゼンガー・ソンボルト少佐や、エルザム・V・ブランシュタイン少佐のようにか?」
「そういやゼンガー少佐は、ライの兄貴やカイ少佐と同じで、元教導隊のメンバーだったな。俺達のほうが身近な人間が裏切らなかっただけマシだったってことか」
「ま、これでハンスがビルトラプターをテスト飛行中に壊そうとした理由に見当がついたぜ。奴は連邦軍側に単体飛行が可能なPTを与えたくなかったのかもしれない」
一連のイルム軍人台詞があまりにかっこよかったので抜粋。
これだけ書くと、どれだけこのゲームでイルムは主役なんだと思われるかもしれませんが、私の中では主役でもゲームでは端役です(ハハハ上手いこと言った)。
特に、身近な人間が裏切った発言の後で、ブリットが「そうは思っていない」みたいな反論をするんですが、それに対してイルムがまったく答えないのがまた萌える。リアクションすらしません。「そうなの?」みたいな反応をするのが他の連中だってのがまた………! イルムにとっては、そういうのこそどうでもいいというか、現に被害が出ている以上、「倒すべき人間は倒すべき」という確固たる考えがあるからなんでしょうな。いちいちかっけえなあ、もう。
第二十六話 その男の真意
ショーン「プライドの問題でしょうな。技量が高くなければ、テスト機のパイロットには選ばれませんから」
じじい! いいこと言う!
実際これはカチーナの矜持に対して、キョウスケを指していった言葉なんですが、その言葉さっくりイルムにも当てはまるわけで。
でもわかってるテストパイロットって、ライとキョウスケらへんか。
技量が高い………? と思わないでもないですが、キャパシティが広いと思っておくことにします。まあライは万能型だしな。
第二十七話 ゲイム・システム
ついに妻と娘の復讐におぼれたテンペスト少佐が合掌。
まあこの部隊でえらそうなことを言える人間は誰もいないわけで。
この面で必死になってイングラムのレベル31まで上げましたよ!
あと少し! あと1レベル! よくやった私! コンプ魂も元々ない上に、好きなキャラクターでもないのに!
雑魚からボス戦にいたるまで、すべてのターンに「努力」(経験値が多くもらえる)かけてやった。
これであとはキョウスケの撃墜数55か………。めまいがしそうだ………。
「いつかはこの手であんたをブン殴ってやろうと思ってたんでな。この機会を利用させてもらうぜ」
「ならばこちらも目障りだった存在の貴様を始末するとしよう」
「そうかい。己の保身を第一に考えるなら、さっさとここから逃げ出した方がいいぜ。………逃げられるものならな!」
イルムかっけえええ!
戦場こそ奴の真骨頂! 思わずセーブしてとどめの台詞とか見てしまいました。ああこのまま終れたらよかったのに………結局経験値はイングラムの元へ………。
「ハンス………そろそろ年貢の納め時だぜ!」
イルムって結構発言がじじいくさいです。
いよいよ本拠地を攻めるので総力戦です。
使ってもいない奴らまで強制出場されたのには参りました。ダイテツ艦長少しは考えてください。一撃死だろそんな奴ら。
まあ即効ハガネに搭載してしまえばいいだけの話なんですが。
その後、男の武器であるドリルを引っさげてトロンベ兄さんまたもや登場。お前は耽美と男気の差が極端すぎるよ。
イルムで攻撃すると「ライの兄貴か。厄介な相手だねこりゃ」という台詞が聞けます。ちっとも思ってなさそうなところがたまりません。
第十九話 暁の決戦
大仰な題名ですが、マップクリアはそれほど苦ではありません。敵も弱いですし、何よりターン制限がないので、楽に進めます。
ただ、熟練度を取ろうと思うと、立ちふさがる天敵の壁。
シュウよ………お前はどこまで私の邪魔をすれば気がすむのだ。
ENの量だけでも半端がない(ENが残っているとフィールドが発生し、ダメージが軽減されてしまう)し、攻撃も一撃必殺が多いし。
その横から、「よっこいしょ」みたいな感じでビアンもちょっかい出してくるので、たまりません。おじいちゃんもうじっとしててくれ。
エナジーテイカー(ENを削る武器)を駆使してなんとかクリア。
バリアさえ消えれば、後は熱血グルンガスト二撃で倒せますし。
イルムの名台詞、「ビアン………急ぎすぎたのさ、あんたは!」もここで聞けます。
人類に試練だとか、ビアンは心底余計なお世話的な発言をしますが、それに対するイルムの返しもカッコいい。
「あんた達、もう少しスマートな方法があったんじゃないか?」
「………民衆の多くは、連邦から与えられた平和が永遠に続くと思っている………。そして、時として平和は多くの真実を覆い隠すものだ」
「なるほど。気づいたときにはもう遅いと………。だが、まだ時間はあるぜ! あんた達を倒すための時間はな!」
納得したようなそぶり見せてこれだよ!
イルムはあれですね、俗に言う俺は俺の味方です属性って奴ですね(どんな)。
第二十話 侵略者の影
こんだけ頑張ってやってるのに、まだ半分もいっていないのかと思うと泣けてきます。ああ、キョウスケルートはイルムの出番がなかったらもうやらなくていいかなあ(ゼンガーたちでは萌えの補充になりません)。
DCではなく、異星人「エアロゲイター」との戦いが本格的に始まりますが、基本雑魚しかいないのでさっくりクリア。
そしてマサキが離脱。ああ、サイバスター………(そっちか)。
現実問題として、サイバスターのアカシックバスターで削り、グルンガストで止めを刺す、というのがボス戦でのセオリーになっていたので、戦力半減はつらい。別にHP何%以下撤退、という条件がなければちまちま削れるんですが、大体撤退しちゃうからな。
第二十一話 リトル・プリンセス
ラトゥーニとならんで、ロリっ子の二大巨頭、シャイン王女の登場です。まあ私はロリも金髪もわがまま小娘も王女にもなんの興味もないので、使う気はさらさらないのですが(たとえ有能であったとしても(ゆがんでる))。
シャイン王女に命令されて、あっさり引き受けるリュウセイとか、それを見て「小市民の悲しき性だねえ」とか言ってるイルムは萌えます。実際イルムの生活レベルはよくわかりませんが。イルムそのものはただの伊豆基地所属のパイロットですし、親父は優秀な科学者ですが、生活能力まったくなさそうですし。ただ、社長さんであるリンと平然と付き合ってる以上、その手のことになれてないわけじゃないんでしょうが。
リオとリョウトの訓練に付き合った挙句「イングラム少佐から速くお前らを一人前にするように言われてる」とか、さらりと爆弾発言。
イングラムに乗っかってるというよりは、戦力は戦力として欲しい、という頭数発言に続き、冷静な軍人発言はいつも萌えます。
第二十二話 R-1対アルトアイゼン
イングラムがロブに、R-GUNの調整に専念してくれとの発言。
R-GUNといえば、ヴィレッタお姉さまです。
普通ならマイを乗せるところなのでしょうが、私は徹頭徹尾最初から最後までヴィレッタお姉さまを乗せてました。愛ゆえです。
「だから無茶を言うな。あれはRシリーズの中で一番不安定な機体なんだぞ!」
「そうだな。データを見る限りじゃ、わがままで気まぐれな美女という感じだな。だが、それだけに御する楽しみがあるんじゃないのか? ん?」
突如沸いたジョナサン(イルム父)の下半身から出た物言いに悶絶。
確かにお前らは父子そろって、個性の強い美女が好きそうではありますが(でもイルムの乗るマシンはグルンガストを筆頭に凡庸性のあるマシンが多いけど)。
「そんなマニアックな………」
ロブはある意味、このゲームの中で一番わりをくってる人物だと思います。
その後、助っ人で月基地からカーク・ハミル博士到着。
釣り目で短髪で超サドっぽい尊大な態度の科学者ですが、こいつはこれでまた過去に気の強い奥さんがいたりしてしかも現在離婚しているという物凄いオプションで迎え撃ってくれます。ロブに勝ち目はない。
月基地で、ヴィレッタとラーダがR-GUNの調整は大体やってくれている、とのことで、R-2(ライが乗る予定)とR-1、そして巨乳カットインで有名なクスハがグルンガスト弐式に乗り、突如わいたキョウスケのアルトアイゼンと、エクセレンのヴァイスリッターと模擬戦に。
しかし、アルトとヴァイスがゲシュペンストの改良型とか、よく見ただけでわかるよなあ。元の面影どこにもない。
いよいよここで共通ルートに入るわけです。ATXチーム(キョウスケら)はマシンに恵まれているので、戦闘もしやすいため、大体二軍はリュウセイルートの面々になってしまうわけですが。
イングラムのパイロットを物としてしか扱わない態度に、ロブらはあからさまに不快感を表します。
「私としても、テストパイロットはもっと丁重に扱ってもらいたいね。特に女性は」
そんな中でも、俺節はかかさないジョナサンに乾杯。
そしてついに部隊は異星人との全面対決、物語は宇宙へと発展します。
第二十三話 ネビーイーム出現
相変わらず宇宙でも馬鹿まっしぐらのカチーナ。お前の相棒である気弱なラッセル(地味な男)は精神コマンドが優秀で使えるのに、お前は性格が好みでない上に、精神コマンドまで使えないときて、最悪だ。
そんな奴を守って進軍するのは甚だ不本意ですが、仕方がありません。大体、カチーナ、ラッセル、ラーダ、あと母艦だけで進行って、どれだけ普通に進軍していたら死ねると思ってるんだ。
しかもNPCで勝手にぶっ飛ぶカチーナを抑えつつ、これまた突如現れたシュウと共闘という、私的には地獄と同じ戦いが。
くそ、こんなやさぐれた気持ちは、マサキじゃ癒せない! ヤンロンをよこせ、ヤンロンを!(結局男)
まあここからマサキはもう抜けることがないので、嬉しいといったらそうなんですが………。
ジガンスクードに乗るタスクは、キャラクターとしてもわりと好きですし、ギャグ顔のバリエーションがやたらに豊富だったので、余裕があれば使いたいところです。遠距離回避率の高いマシンも好きですが、盾になれるマシンもやっぱり必要だし。
伊豆基地ではR-GUNの組み立てが完成したと展開が。
イルム「ところで………SRXの話はリュウセイ達にもしてあるのか?」
ロブ「アヤは知っているが、リュウセイとライはまだだ」
イルム「ホントか? 俺はてっきり………」
ロブ「これもイングラム少佐の指示でな………」
イルム「俺が知ってて、あいつらが知らねえってのはどうなのよ?」
ロブ「さあな………少佐が考えていることがたまにわからなくなるよ」
イルム「まあ、昔からそういう所はあったが………」
相変わらず、当然のようにマシン談義に加わってるイルム。萌えます。
現実的になんでイルムがSRXのことを知ってるか、っていうと、月基地でリンやヴィレッタたちと実験してたから、なんでしょうね。
そういう点では、関わっている人間達にとってトップシークレットじゃないわけですし、イングラム怪しさ大爆発です。
色々陰でやりたいことやりたいくせに、隠す気は微塵もないイングラム。スパイにしては個性強すぎるよお前。少しは薄める努力をしろ。
その後、リョウトの出してきた案を見て、
「頑張れよ、若人」
とか微笑むイルムを見て、お前はそういう屈託のない笑顔を無防備に見せるなよ、と心底思いました。大人の見せる笑い顔って萌える。
第二十四話 リューネ、そしてヴァルシオーネ
特別な条件を満たすともらえるユニットで、撃墜数が関わってくるものがあるんですが、リュウセイはともかくとして、キョウスケなんてあと25機以上撃墜ってどう考えても無理だろ。
大体キョウスケはとどめ専門みたいなものだし、露払いとして雑魚敵を多く倒す位置にいるユニットじゃないわけだからして。
イングラムもあと5面で10はレベル上げるのか。それも厳しいなあ。でもヒュッケバイン008はイルム思い出の機体であるからして、それはそれでとりたいし。頑張ろう。
この面も、ほっとくとNPCのリューネがばかすか敵を倒してくれやがるので、レベル上げもろくにできませんでした。どうするかなあ、今回リューネ育てるの。
仲間になったライの従姉妹をめぐって、
タスク「あ、でも一番最初に彼女をお茶に誘う権利はもらいますよ。先に目をつけたのは俺ッスから」
イルム「ちぇっ、だったら俺が助けときゃよかったな」
という男前二人の会話が見られます。タスクって外見はわりと子供っぽい(バンダナ小僧ですよ)んですが、言ってることは世慣れしていてやはり好みです。
その後イルムがリンの話題が出てきて「あいつ、俺のこと何か言ってなかったか」といういいわけめいた発言があるので、実に弱々しい(苦笑)。
第二十五話 毒蛇の牙
熟練度獲得条件が6ターン以内に敵全滅なので、イングラムのレベルにかまけている暇がありません。次回は敵全部イングラムで倒すくらいの気概がなけりゃいかんな。
インターミッションでの政治家同士の会話も中々楽しめます。
異星人と交渉して自分たちだけ助かろうとする連邦。
交戦することによって地球の権利を確保しようとする軍部。
そのどちらも保留し、三十日という猶予を向こうが与えたのはわざとであり降伏勧告には裏があるとにらむコロニー連合の大統領。
キレ者のおっさんたちが話し合う場は、個人的には大盛り上がりですが、地味ったら地味です。
イルムとタスクは相変わらず女の子の話で盛り上がってます。
「あの手の女の子は落とすまで大変だからなあ。………でも落としてからはもっと大変だけど」
イルムは女好きという設定ですが、こと女になると結構へたれです。
上の立場から女の子を擁護する、というシチュエーションなら頼りになるんだけどなあ。
伊豆基地が実にわかりやすい裏切り者のおかげで、カイ少佐(やあ、久しぶり)一人で防衛しなければならない羽目に。初登場から一レベルも上がっていないのに無茶言わないでください。
ただ、カイ少佐は腐っても元教導隊。集中かければ他の敵なんて目じゃないぜ。若造はいらないので、こういう人がもっとユニットに欲しい。
「今となっちゃ後の祭りだが………今回の戦争じゃ、よくある話だ。最初、DCが勢いづいたのも、連邦側からの裏切り者がゾロゾロ出てきたせいだっていうからな」
「ゼンガー・ソンボルト少佐や、エルザム・V・ブランシュタイン少佐のようにか?」
「そういやゼンガー少佐は、ライの兄貴やカイ少佐と同じで、元教導隊のメンバーだったな。俺達のほうが身近な人間が裏切らなかっただけマシだったってことか」
「ま、これでハンスがビルトラプターをテスト飛行中に壊そうとした理由に見当がついたぜ。奴は連邦軍側に単体飛行が可能なPTを与えたくなかったのかもしれない」
一連のイルム軍人台詞があまりにかっこよかったので抜粋。
これだけ書くと、どれだけこのゲームでイルムは主役なんだと思われるかもしれませんが、私の中では主役でもゲームでは端役です(ハハハ上手いこと言った)。
特に、身近な人間が裏切った発言の後で、ブリットが「そうは思っていない」みたいな反論をするんですが、それに対してイルムがまったく答えないのがまた萌える。リアクションすらしません。「そうなの?」みたいな反応をするのが他の連中だってのがまた………! イルムにとっては、そういうのこそどうでもいいというか、現に被害が出ている以上、「倒すべき人間は倒すべき」という確固たる考えがあるからなんでしょうな。いちいちかっけえなあ、もう。
第二十六話 その男の真意
ショーン「プライドの問題でしょうな。技量が高くなければ、テスト機のパイロットには選ばれませんから」
じじい! いいこと言う!
実際これはカチーナの矜持に対して、キョウスケを指していった言葉なんですが、その言葉さっくりイルムにも当てはまるわけで。
でもわかってるテストパイロットって、ライとキョウスケらへんか。
技量が高い………? と思わないでもないですが、キャパシティが広いと思っておくことにします。まあライは万能型だしな。
第二十七話 ゲイム・システム
ついに妻と娘の復讐におぼれたテンペスト少佐が合掌。
まあこの部隊でえらそうなことを言える人間は誰もいないわけで。
この面で必死になってイングラムのレベル31まで上げましたよ!
あと少し! あと1レベル! よくやった私! コンプ魂も元々ない上に、好きなキャラクターでもないのに!
雑魚からボス戦にいたるまで、すべてのターンに「努力」(経験値が多くもらえる)かけてやった。
これであとはキョウスケの撃墜数55か………。めまいがしそうだ………。
「いつかはこの手であんたをブン殴ってやろうと思ってたんでな。この機会を利用させてもらうぜ」
「ならばこちらも目障りだった存在の貴様を始末するとしよう」
「そうかい。己の保身を第一に考えるなら、さっさとここから逃げ出した方がいいぜ。………逃げられるものならな!」
イルムかっけえええ!
戦場こそ奴の真骨頂! 思わずセーブしてとどめの台詞とか見てしまいました。ああこのまま終れたらよかったのに………結局経験値はイングラムの元へ………。
「ハンス………そろそろ年貢の納め時だぜ!」
イルムって結構発言がじじいくさいです。
PR