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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『セックス・アンド・ザ・シティ』
ドラマは見たことがありません。映画のみ。
凄く長かったです。まあ最終的には誰もがハッピーエンドって感じなのでしょうか。
ただ、女四人いて全員が全員と仲がいいなんてことあるわけないと思ってしまうのは私がまだ悟りきれていないからなのでしょうか。
多分、私のタイプとしてはサマンサなんだろうなあ………。
シャーロットほど家庭大事じゃないし、ミランダほど仕事一筋でもないし。かといって、キャリーのようにキャリアウーマンとして対等に男性と付き合って愛情を与えられるほど修行を積んでないし。
そうなると、「貴方を愛しているわ。だけど、私は私を一番愛してるの」というサマンサなんですよねえ、ぴったりなのは。
サマンサの場合、性欲が一番の幸せであったわけですが、私の場合はセクシーさもあれほどの積極性もないけれど、己の幸せが一番という時点で、完全に立ち位置としてはサマンサでした。あー相手のウェイトが自分の中で割合を占めてくると、「なんか違う」と思ってしまうあたり、本当にもう、なんだかなあ………と。いえ、サマンサはキャラクターとして魅力的ですが、私はあそこまで対人に対しての魅力などないので。

DVDのチャプターで四人居並ぶ姿を見ると、一番美人なのは圧倒的にシャーロットである、というのも中々面白かったです。でも、彼女は別に外見の美しさを売りにしているわけではないですが、でも、普段のおしゃれ姿とかを見ている限り、自分がきれいだってことは自覚していないわけがないっていうのが、なんとも。シャーロットが一番なんだろう、こう、同性受けしない感じがしました。集団の中でああいうクッション材的な女性は必ずいるし、一番大人なんですが、日本だとついおとなしい感じの女性がそれを担いますが、さすが向こうの国だと、そういうスタンスだけど基本気が強いので、嫌な印象ではありませんけどね。
リアルに感情移入できるのは、圧倒的にミランダでしょうねえ。仕事もするし、友人関係も大切にするし、旦那が嫌いなわけじゃないけれど浮気が許せないのは当然で、でも一人は寂しい。友人に対して必死に謝って事情を説明して仲直りしよう、という根性は私にはもうありませんが………。いや、これすっごい難しいですよ。人間関係の基本は自然消滅ですからね。しかし自分にないもんばっかりだな。もうこの歳になっちゃうと、「駄目なものは駄目」って割り切っちゃうからなあ。人間関係も。
主人公のキャリーは、ちょっとおしゃれすぎますよねえ。結婚しないで十年間同年代かそれ以上の(ここ重要)恋人がいて、生活スタイルも如何にもNYスタイルに洗練されていて。御伽噺っぽいですしね。

でも、向こうの映画は歳の差萌えも確かにありますが(昼下がりの情事レベルで)、ちゃんと五十くらいの男性が選ぶ女性が四十台ギリギリっていうのが嬉しいですね。こっちだとどうしても、年上の男が選ぶのは結局若い女かよ、っていう腐れ方が三十過ぎの女としては見ていて思うので。
いいなあ、愛こそすべてとか、真実の愛を探してるのとか、言ってみたいなあ。


『ニック・オブ・タイム』
『素晴らしき哉、人生!』
この二本はイマイチでした。
どちらの映画も共通して、最後に主人公が幸せになる、勝利者になるのは勿論それはそれでいいんだけど、それとは別に、悪もそれなりの報いを受けて欲しいと思ってしまうというか。あまり最後まですっきりしない映画でした。
特に『ニック・オブ・タイム』はクリストファー・ウォーケン目当てで見たようなものだったのですが、彼もあまりパっとしないし、最後のオチはイマイチだしで、面白くなかったですね。
『素晴らしき哉、人生!』は昔の、ジェームズ・スチュワート主演の映画で、程よいウィット、程よい感動でつまらなくはなかったのですが、これも諸悪の根源である人間は別に報いを受けるわけではないし。
最後も『友人がいるものは人生の敗残者ではない』という言葉で終わるんですけど、そうなると、友人がいない私なんてどうなっちゃうのだと、向こうは幸せかもしれないけれど、見ているこっちは幸せになれねえ、というような身も蓋もない印象で終わりました。


『トランスフォーマー リベンジ』
萌えでいうなら、前作のほうが良かったです。
今作は正直、オートボットたちまるで活躍しないので。
ディセプティコンは、まあまあ活躍しますが、見ているこっちは、オプティマスプライムの可愛い個性とか、その仲間たちの戦いぶりをみたいわけで。
やっぱり向こうの映画だなあ、というか、ディセプティコンに相対するのは基本人間側であって、人間の色々な兵器でボコスカやられても、あまり気持ちの上で盛り上がりません。それならば別に、トランスフォーマーである必要はないわけで。

主人公とヒロインのいちゃいちゃなんてどうでもいいので、もっとオプティマスたちの個性が見たかったところです。
メガトロンと、スタースクリームはばっちり出番があり、ラストも続編がありますよ、という終わりだったのですが、次回作はもう、地球が舞台でなくてもいいかなというか遥か先の未来とかでもいいです。

あと、今回オプティマスがかなりぞんざいな言葉遣いをしているので、メカボイスでディセプティコンたちとやりあうと、正直どっちがしゃべっているのかよくわかりませんでした。
これ、固定の声優さんがついている(アニメなどで)吹き替えを見た方が面白いかもしれませんね。とにかく、ディセプティコンやオートボットたちのギミックだらけの身体が絡み合ってる(おい)と、どっちがどっちだかわからないんだよなあ。
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