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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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先日、映画を見に銀座に行ってきました。
見渡せばブランドショップばかりで、用がない街だなあ、と思っていたのですが、時計店の店員が眼福でした。
私「ただのブランドショップじゃなくてさ、時計の専門店だと中にいる人たちが、割と年配で、技術職に元々ついてました、みたいな人も多くて、かつ白手袋で黒スーツだと、嬉しくなるよね」
知り合い「わかる」






『アイシテル 海容』
知り合いが、ドラマから入って原作を購入したので、読ませてもらいました。
私はドラマは見ていませんが、友人は漫画よりそちらのほうが面白かったとのこと。
この漫画は、少年が少年を殺してしまい、残された家族(特に母親)に焦点を合わせた話なのですが、読んでいて終始微妙な違和感を感じました。
自分の子供が殺される。
自分の息子が殺人犯になる。
苦しんで、悲しんで、憎しみ合う感情がそこにはあるのですが、どうも会話の内容が終始叙情的なんですよね。
こんな詩的な台詞、混乱のきわみにある人間が口にするかね、とか、それこそ小学生の子供が「愛している」なんて言うかね、とか。
世界観から、全てのものがフィクションならば、どんな台詞を言っていても、それはおかしくないのでしょうが、舞台が仮にも現代社会で、殺人事件を扱っているものにしては、出てくる人物がどれもこれも雄弁すぎるというか。
出てくる人間たちの一人が、妙にロマンティシズムに浸っている、というのならともかく、出てくる人間の全てが、舞台台詞のような嘆かれ方をしてしまうと、読み手との温度差を感じてしまいました。
その中で、殺人犯の母親は現実主義で、子育てに関してあまり乗り気ではない分、「なんでこんなことに」「私は一生懸命だったのに」「何もかも犠牲にしてきたのに」「子育てが楽しいなんて片手間にやっている人だ」と、ストレートに鬱屈が迫ってくるので、彼女だけが世界の中で生々しい印象を受けました。

この漫画で一番秀逸なのは、実は帯なんじゃないかと。
一巻めは表と裏表紙で向き合う親子。
二巻めは表と裏表紙でそっぽを向いている親子。
そして帯が『私の息子が殺された』『私の息子は人殺し』と書いてある。 装丁のデザインをされた方のセンスが非常にいいですね。




GIANT KILLING 11
私のサックがついに得点を!
さすがETUの9番を背負う男!
だが、得点入れた後に速攻下げられるのも彼らしい!
ベテラン勢が大活躍で非常に面白かったです。
ディフェンス陣も地味に頑張ってるし。
「オレがこの先も現役でいられるか、それとも引退を視野に入れた選手になるか、今が分かれ道なんじゃないのか」
こういう切羽詰ったプロ意識は、地面をはいずっていてもカッコイイですね。

そして、前シーズンチャンピオンだった東京ヴィクトリーにもかげりが。
シーズン中とか首になる、とか本当にあるもんなあ。
勝手に見ている分には「気の毒に」で済むけど、それこそ金がかかっているプロ連中なんだから、首脳陣の決断も無理なし、というか。
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