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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『暗闇の果てで君を待つ公式』

正確には桜葉君ですが。皆さん本当に上手いことを言う。

二回目なので推理部分はどうだろう、と思ったら完全に金太郎飴でしたご馳走様。
なんだ、と思いながら寄り道せずに真っ直ぐ進んだら、なんとノーマルEDになってしまいました。
こうなってくると、最初に太郎君がTRUEだったのは、無意識のうちになんかやってたからなんだな、こっちが。
話が基本一本道、捜査も同じと考えると、やはりあとは入手するアイテムの差かなにかなんだろうな、と思いつつひっそり攻略を見ることに。

その結果、(反転)目を守るものの意味がわかっても見つけられずに右往左往した(反転終了)挙句に、やっとTUREへ。

壮大なネタバレがそこに待っていたので、謎そのものを追いかけたいのならば、桜葉君は後回しにしたほうがいいのかもしれませんね。
もう一人壮大なネタバレを担う人物もこのルートでわかってしまいましたが、それはまあいい。

現実的に、各ルートの特色が出る、というかこいつではこれが語られますよというネタバレ部分は、全部最後に持ってくる仕様のようですね。
それまでも、ちょこちょこ小出しにはされますが。
好感度だけなら、股がけもできそうなんですけど、どうでしょうねえ。

クリアしてみると、太郎君は割りと本筋から外れたルートのようですね。あくまで個人の主張第一というか。
直接的な事件との関わりが薄いというかというか何故太郎が必要だったんですかね。
ありましたっけね、そんな説明。最初の原罪のだけか? 文章読み飛ばしたか。

桜葉はキャラとしてしごく真っ当な幼馴染でした。彼も男前だなあ。
過去に、主人公が桜葉と結婚するとか言ってた、という話題になり、あっさりと「そんなこともあったね」と言ってしまう主人公にマジヘコミとか、最初から好意を持っている幼馴染ポジションにしては、見せ方非常に上手かったと思います。
変にベタベタしないのもいいし、はっきりと言葉にして、「俺、お前がいてくれて嬉しい」と言葉にして言えるキャラクターは男前ですよやっぱり。

太郎も、桜葉も本当に嫌う要素がないくらい、なんていうか、キャラクターとしては非常に個性が立ってました。
クドい甘さは別にないけど、尖ってる部分も売りとしてないっつーか………。別に悪い意味じゃないんですが、こう、ユーザーの求めている乙女ゲームとしての要素はどうなんだというか………。

乙女ゲームのキャラクターって、基本、信じられない極端さが必ずどこかにあるからこそ、乙女ゲームの登場人物だというか。
普通とか、地味であることが売りになるのは、他の連中が異常だからだというか。
桜葉も太郎も、普通にいい人たちなんですよね。
いいんですけど。私は好きなんですけども。

二人を落とした時点で、今のところ私は凄く面白いし近年まれに見る良作だと思うのですが、乙女ゲームとしてこう、妄想を加速させる要素が乏しいというか………。

プレイするまで、極限状態まで追い詰められた男女の愛憎とか、修羅場とかがメインのゲームなのかと思ってましたが、基本的にそうじゃないんですね。
病んでいる人は誰もいないし(犯人は別として)それぞれの家庭の事情(笑)はあれど、誰かの足を引っ張ってどうこうしようとする奴らは誰もいないので、凄くやっていて気が楽でした。

サスペンス要素が薄いとか、そんなことは別にないです。
タイムリミットが設けられているミッションは、やはりドキドキしますよ。いくらセーブデータを残しておいたとしても。
桜葉ルートでのオチは、わりと想像できたものだったのですが、こうやってきれいにEDを迎えてしまうと、わざと殺戮EDとか、バッドEDを見る気にはなれないですねえ、どうしても。

一つ難を上げるのであれば、誰かをパートナーにしてゲームを開始すると、他のキャラクターとの接点がほぼ皆無、というところでしょうか。
クリアの要素は捜査でちゃんと埋まるので、いざ始まれば、強制的に全員合流する場所(共通ルート)以外では、誰とも別に話す必要がありませんし。
場合によっては、誰かと会話することによって何かが起こる、ってこともありますが、それも微々たる物ですし、大体パートナーとの会話で起こるからなあ。

二人クリアした時点では、未だ熱は冷めやらず次の獲物は誰にするかな最後は決まったがというテンションを無事保っております。

最後に、我らが主人公ですが、キスした感想が「しょっぱかった」とか、「秋山くんってやっぱり、でかいなあ」とか言うとても好感が持てる人物になっております。せめて「でっかい」とか言ってよハニー。
なにがいいって、基本ローテーションなのがいい。
騒ぐのは野郎どものほうで、彼女は常に冷静沈着で、男前です。個性ははっきりいってないったらないんですが、その、「ニュートラルさ」がいい塩梅なのではないかと。
感情の起伏にわりと乏しい、腹の中で思うことはあっても、そのツッコミはあえて口には出さないプレーヤーには見えてるけどねという、微妙な腹にイチモツさがたまりません。
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