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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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先日、超級の暴風雨だったときに、メール便を玄関に置き去りにされた井原です。
ビニール袋に包んでくれていただけ、ありがたいと思えってことなのかなハハハハ! 外装びっしょびしょだったけどね! 中身本なのに!!(キレ)
メール便に関しては何の期待もしていないので、ある意味仕方がないといえばその通りなのですが、わけのわからないのがイーブックオフだよ。
三冊頼んでも、宅急便の場合もあれば、メール便の場合もあるってよくわかりません。今まで、確実に宅急便だったから使用してたってのに、メール便で持ってこられたら意味がないよ!

JPは絶対に配送先を実家にしよう、と決めていたのですが、これからブックオフに頼むときも実家送りにしないと駄目かなあ(密林は既にコンビニ受け取り以外で利用していない)。


中学、高校と一緒だったのですが、卒業と同時に一度も会っていないという友人が、『デザインフェスタ』に出展すると自分のサイトで告知していたので、いつも映画を見に行く知り合いと行ってみました。

なにせ、こういうイベントに参加したことが一度もなかったので、全く勝手がわからず、事前準備から右往左往。
とりあえず前売りを購入したまではいいものの、何時に会場入りすればいいのかがわからない。

知り合い「11時に開場らしいけど、ぴったりに着いていた方がいいのかなあ………」
私「さあ………。同じビッグサイトのコミケなら始発でも並ぶけど、どれくらいの規模のイベントなんだろう………」

とにかく行ってみないと始まらないので、ビッグサイトに。
すると、人の波ができているのでそれに沿って進みます。
コミケほど混んでいる、という様子では全くありませんでした。
私「………デザインフェスタの案内看板は見なかったけど、人間ドッグ専門医試験の看板はあったね。凄く気になる」
知り合い「なんでそんなところに気づくのよ」

開場に着いてみると、人もそれなりといったところでしょうか。当日券に並ぶ人もそんなに混んでいませんし、我々もチケットを提出してさっくり入場。
まず、知り合いに挨拶させてくれとブースを探します。
全体的に見回した感じとしては、なんだろう、学園祭っぽい感じでした。
少なくとも、モーターショーのように商業的なきらびやかさがあるとか、そんなことはありませんし、コミケのように意味不明な混み具合もありません。

探し当てた先の友人に挨拶し、
私「変わってないねえ」
友人「井原こそ全く変わってないよ!」
と、まあ一定年齢までいっちゃえば変わるも何もないよねという短い会話を交わしたあと、互いの近況などを報告しあって別れました。
展示ブースにあまり長居するのも悪いしね。

その後は、知り合いとまったり鑑賞。
確かに色々ある。
絵から焼き物から、小物から、被服から、イベント的なものから、色々ある………色々あるんだが………。
正直、レベルの方は、微妙………。
途中から嫌な予感はしていたんですが、レベル的には学園祭の延長、っぽかったです。
絵はもう好みがあるから判断しづらいですが、物品はまだこちらとしても、知り合いと顔つき合わせてあれこれ見られたので、それくらいでしょうか。
アート系の専門学校の出展なんかもありましたが、完璧完全に学際レベルだったので、愕然としました。

今流行りの絵の雰囲気がいくつか見られたんですが、根本的な上手さはともかくとして、オリジナリティのなさはいかんともしがたく。
これならば、既存のプロフェッショナルがいるわけですから、もっと自分色を出さないと、それこそアートでもなんでもないのになあ、と芸術の難しさを痛感したと申しましょうか。

なんていうか、インパクトに欠ける作品が多かったです。派手じゃないとかそんなことではなく、人目を惹かない、と申しましょうか。
ただ上手い絵、それこそ好きな絵、衝撃を受ける絵っていうのは、ネットの世界でそれこそゴマンと見られるわけで、せっかく三次元で展示しているのであれば、画面を通さない迫力を感じたかったのですが、若干肩透かしでした。

多分、本当にアマチュアの祭典なんでしょうねえ。
セミプロ的な人たちも混ざっているのかもしれませんが、アートで飯を食うっていうのも、どこまでがプロでそうじゃないのかの、区分けも難しいですし。

手前味噌じゃありませんが、その中で友人はきちんとプロの作品だったと思います。いくつか商業作品も手がけているだけあって、洗練されているというか。
ちゃんと、「金を取れる」レベルだと個人的には思いました。その部分でいえば、友人の作品はあの中で、レベルが違っておりました。

ただ、こういう芸術の祭典っていうのは難しいんでしょうね。
何処まで素人、何処から玄人っていうのもわからないし、本人が芸術家でるといえばそうなるわけで。
しかも、漫画ならコミケやそれこそネットの世界がある。
ただ、パフォーマンス的なアートだったり、手で触れてみてという作品だったりすると、「公開する場」がそもそも少ないのでしょうし。
イラストだけなら、賞の募集もあるでしょうが、そうでない作品は公開するということ自体が難しい。
そんな人たちに「場を提供する」という意味では、成功しているのかもしれませんね。
もう少し技術ではなく、(技術を売りにしているなら、それはそれでいいんだけど)他人とは絶対に違う何か、が欲しかったなあと思いました。
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