皆様は羅針盤と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか。
私個人としては、大海原を渡るために唯一必要不可欠な道しるべ。目的地に向かって指し示すもの、みたいな、荘厳で雄大なイメージがあるのですが、この映画にそんなもんどこにもねえ。
というわけで「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を見てきました。しかし見づらい公式サイトだ………。
こうして漢字で羅針盤と書くとカッコイイですが、英語表記だと「THE GOLDEN COMPASS」ですよ。ゴールデンコンパスって結構笑えます。
羅針盤って、見た目ただのコンパクトなので、ライラがことあるごとに開いても、それはテクマクマヤコンにしか見えません。
大体羅針盤の使い方が笑える。
三つの針を文字盤の絵に合わせると、青い針が動いて、答えを導いてくれるという触れ込みなのですが、その導き方が、唐突にライラの脳内に浮かび上がるイメージ映像なので、傍で見ている人間は、ライラの妄想に付き合ってるのと一緒です。
そんなん信じられるか!
逆に目の当たりにしても、なんだろう具体的な結果と、具体的な現象が一致しない時点で、その羅針盤に凄みを感じないんですよね。
結構どうでもいい話題にも羅針盤は使えそうなので(それこそ明日のおかずを教えてとか)その使えそう、という時点で神秘性はかけらもないのがちょっと残念でした。
我々の想像する羅針盤ではないなあ、あれは。
元々ダニエル・クレイグ目当てで見に行ったのですが、ろくに出てきません。
本当に出てこないのでびっくりです。まあ続編では活躍するのだろう、というくらいは想像できますが、これから先完成するかどうかわからない作品を想像して楽しめと言われましても。
CGの使い方が結構あからさまにCGなので、背景と合致させようとか、そういう気はあまりないようです。
「あ、変わった」とか「あ、CG」とか画面の切り替えがわりと唐突で、一瞬興が冷める瞬間もあります。まあファンタジー作品でCGについて語りだすときりがありませんし、詳しくもないので、「デイモン」と呼ばれる自分の魂が動物の形をしたものの動きを楽しめればそれでいいんではないかと。
話の内容云々よりも、「うわあ、白熊萌え。白熊のくせに王子で決闘に敗れて今は落ちぶれているってどれだけ受け」とかそういうキャラクター造形や、外見(非常に重要)を素直に楽しめばいいのではないかと。
大体、女には男の動物、男には女の動物がつくっていう時点で、エロい以外の何者でもない。
役者陣では、ニコール・キッドマンの一人勝ちでした。エンドクレジットでも一番上ですし、二番目がダニエル・クレイグで、ライラなんてその次だ。
ニコール・キッドマンは振り返ったときの首のシワを見ると、「ああ年とったなあ」としみじみすることもありますが、はやり迫力のある美人で見ごたえがあります。髪形はサザエさんみたいでしたが。
とにかく白熊が可愛いのと、途中から出てくる魔女の衣装や演出が、非常に幻想的で良かったのが印象的でした。
唐突に「魔女」という種族が説明もなしに現れて、「戦いだ」と宙を縦横無尽に舞いながら、薄絹のびらびらのドレスを身にまとった妙齢の女性が、肉弾戦を繰り広げる様はやはり迫力があります。
知り合いが見に行った「ノーカントリー」と「バンテージ・ポイント」が予想外に面白かったそうなので、これも公開終了までに見に行く予定です。
「バンテージ・ポイント」なんて、B級の匂いがぷんぷんしてたんですが、そうか、面白いのか。意外だ(失礼な)。
私個人としては、大海原を渡るために唯一必要不可欠な道しるべ。目的地に向かって指し示すもの、みたいな、荘厳で雄大なイメージがあるのですが、この映画にそんなもんどこにもねえ。
というわけで「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を見てきました。しかし見づらい公式サイトだ………。
こうして漢字で羅針盤と書くとカッコイイですが、英語表記だと「THE GOLDEN COMPASS」ですよ。ゴールデンコンパスって結構笑えます。
羅針盤って、見た目ただのコンパクトなので、ライラがことあるごとに開いても、それはテクマクマヤコンにしか見えません。
大体羅針盤の使い方が笑える。
三つの針を文字盤の絵に合わせると、青い針が動いて、答えを導いてくれるという触れ込みなのですが、その導き方が、唐突にライラの脳内に浮かび上がるイメージ映像なので、傍で見ている人間は、ライラの妄想に付き合ってるのと一緒です。
そんなん信じられるか!
逆に目の当たりにしても、なんだろう具体的な結果と、具体的な現象が一致しない時点で、その羅針盤に凄みを感じないんですよね。
結構どうでもいい話題にも羅針盤は使えそうなので(それこそ明日のおかずを教えてとか)その使えそう、という時点で神秘性はかけらもないのがちょっと残念でした。
我々の想像する羅針盤ではないなあ、あれは。
元々ダニエル・クレイグ目当てで見に行ったのですが、ろくに出てきません。
本当に出てこないのでびっくりです。まあ続編では活躍するのだろう、というくらいは想像できますが、これから先完成するかどうかわからない作品を想像して楽しめと言われましても。
CGの使い方が結構あからさまにCGなので、背景と合致させようとか、そういう気はあまりないようです。
「あ、変わった」とか「あ、CG」とか画面の切り替えがわりと唐突で、一瞬興が冷める瞬間もあります。まあファンタジー作品でCGについて語りだすときりがありませんし、詳しくもないので、「デイモン」と呼ばれる自分の魂が動物の形をしたものの動きを楽しめればそれでいいんではないかと。
話の内容云々よりも、「うわあ、白熊萌え。白熊のくせに王子で決闘に敗れて今は落ちぶれているってどれだけ受け」とかそういうキャラクター造形や、外見(非常に重要)を素直に楽しめばいいのではないかと。
大体、女には男の動物、男には女の動物がつくっていう時点で、エロい以外の何者でもない。
役者陣では、ニコール・キッドマンの一人勝ちでした。エンドクレジットでも一番上ですし、二番目がダニエル・クレイグで、ライラなんてその次だ。
ニコール・キッドマンは振り返ったときの首のシワを見ると、「ああ年とったなあ」としみじみすることもありますが、はやり迫力のある美人で見ごたえがあります。髪形はサザエさんみたいでしたが。
とにかく白熊が可愛いのと、途中から出てくる魔女の衣装や演出が、非常に幻想的で良かったのが印象的でした。
唐突に「魔女」という種族が説明もなしに現れて、「戦いだ」と宙を縦横無尽に舞いながら、薄絹のびらびらのドレスを身にまとった妙齢の女性が、肉弾戦を繰り広げる様はやはり迫力があります。
知り合いが見に行った「ノーカントリー」と「バンテージ・ポイント」が予想外に面白かったそうなので、これも公開終了までに見に行く予定です。
「バンテージ・ポイント」なんて、B級の匂いがぷんぷんしてたんですが、そうか、面白いのか。意外だ(失礼な)。
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