「金色のコルダ」10巻
アニメが誰とも結ばれず、モノローグで終わったので、漫画は誰かとくっついて終わるのかと思ったら、アニメとほぼ同じ流れだったので拍子抜けしました。
別にコレで終わりではなく、ヴィオラのあいつも出てきそうなので、どうせなら、ファーストコンサートで誰かとくっついた上でのドラマとか、そんな流れでも良かったんじゃないか。
どちらにせよ、結構絵柄も変わりましたし、もう続けて買うということはないかなと思います。
「ドージンワーク」5巻
アニメは黒歴史だとか色々言われてますが、個人的には絵さえもう少しまともであれば楽しめたのにという感想くらいです。
しかし最初から最後まで絵に成長が見られない人だ。
4コマ漫画としても、それほど笑えるものでもないので、やはりキャラクターの設定の勝利というところでしょうか。
個人的には1、2巻あたりの下品なジョークも出てくるあたりが一番好みでした。
「群青学舎」1・2巻
お勧めいただいてやっと読みました。
ページを開いてみて真っ先に浮かんだのは、「あれ、萩尾望都?」で、読んでみてやっぱり「ああ、萩尾望都」と思いました。絵柄が非常によく似てます。
ただ、線の流れややわらかさはこちらの方が上です。
萩尾作品は今はもう少し線が堅い感じですし。
様々なジャンルの短編集ですが、恋愛主体の漫画はあまりに王道で倒れそうになりました。
ちょ、どれだけ純然たる少女漫画………。
萌えました。
基本的に、破天荒で個性的で強くてちょっと無理しいの女の子と、どこか堅物で薄ぼんやりしていてでも頼りがいがある男、という組み合わせで進む物語ばかりなので、こんな甲斐性バリバリの男なんていねえと思いつつ、だが、それがいいとしみじみ納得。
女に振り回されつつ、どちらかと言えば男の方が惚れてるんだけど、それを表には出していないつもりで、でも、周囲には丸わかりというシチュエーションが非常ににやけてきます。
大体、外見が卑怯なんだよ。
ちょっとぼさぼさの短髪で目つきが悪くて、へたすりゃ目元下頬にシワって、お前どれだけ私の好みをわかって………。
恋愛主体の物語は、わりと読みやすいというか「うひゃあ、恋愛漫画」と素直に読めますが、印象に残るのは恋愛主体ではない物語が多かったりします。
「先生、僕は」と「花と騎士」が1巻では面白かったです。
先生のノーブラをどうにかして解明しようとする少年たちの作戦が笑える。子供ならそのままわしづかんじゃえよ、と思いつつ、それじゃ面白くないだろという真理をよくわかっていらっしゃる。
「花と騎士」も基本は破天荒な女の子に振り回される常識人の男たちなんですが、これがまた苦労性が前面ににじみ出ていておかしいです。ただカッコイイ顔ではなく、カッコイイ面をもおまけに見せてしまう崩れた顔が魅力的です。
2巻だと「ニノンの恋」と「彼の音楽」です。
前者はもうどこがブスなんだよこんだけ可愛い女の子に告白されてなんの文句があるんだよというくらい、ニノンの満面の笑みに思わずこっちが照れ。
「………どうもありがとう」
「こちらこそありがとうございます」
そう言って頭を下げるニノンを見て、笑うサミーもどれだけ男前か。
「彼の音楽」は音楽が好きなんだけどどうしても上手くいかない小さい男の子の話なんですが、私この手の頑張ってるんだけど上手くいかないではじかれる、っていう話、基本的に辛い(純粋に)のであまり好きじゃないんですが、コレは正直涙ぐんだ。
最終的にシンバルの係りになっても、上手くいかず、みんなのブラバンの演奏を廊下で聞く羽目になり、泣きながらそれでもシンバルを叩こうとする。
そうすると、教室から先生が出てきて、「………まだ遅い!」と困った顔をして一言。
その一言に思わず涙ぐむ私(年寄り)。
誰も男の子を仲間はずれにしたりせず、最終的に男の子は上手く打楽器を使いこなせるようになる、というのも非常に泣けてきました。
線の流れや太さがわりと昔風だな、と思ったのですが、今は一時期スクールペンなどで書いた抑揚のない細い線よりも、Gペンなどのペンタッチを生かした昔の線の流れがまた流行っているようで、絵柄としても受け入れやすく楽しめるのではないでしょうか。
お勧めいただいてありがとうございました。とても楽しめました。
アニメが誰とも結ばれず、モノローグで終わったので、漫画は誰かとくっついて終わるのかと思ったら、アニメとほぼ同じ流れだったので拍子抜けしました。
別にコレで終わりではなく、ヴィオラのあいつも出てきそうなので、どうせなら、ファーストコンサートで誰かとくっついた上でのドラマとか、そんな流れでも良かったんじゃないか。
どちらにせよ、結構絵柄も変わりましたし、もう続けて買うということはないかなと思います。
「ドージンワーク」5巻
アニメは黒歴史だとか色々言われてますが、個人的には絵さえもう少しまともであれば楽しめたのにという感想くらいです。
しかし最初から最後まで絵に成長が見られない人だ。
4コマ漫画としても、それほど笑えるものでもないので、やはりキャラクターの設定の勝利というところでしょうか。
個人的には1、2巻あたりの下品なジョークも出てくるあたりが一番好みでした。
「群青学舎」1・2巻
お勧めいただいてやっと読みました。
ページを開いてみて真っ先に浮かんだのは、「あれ、萩尾望都?」で、読んでみてやっぱり「ああ、萩尾望都」と思いました。絵柄が非常によく似てます。
ただ、線の流れややわらかさはこちらの方が上です。
萩尾作品は今はもう少し線が堅い感じですし。
様々なジャンルの短編集ですが、恋愛主体の漫画はあまりに王道で倒れそうになりました。
ちょ、どれだけ純然たる少女漫画………。
萌えました。
基本的に、破天荒で個性的で強くてちょっと無理しいの女の子と、どこか堅物で薄ぼんやりしていてでも頼りがいがある男、という組み合わせで進む物語ばかりなので、こんな甲斐性バリバリの男なんていねえと思いつつ、だが、それがいいとしみじみ納得。
女に振り回されつつ、どちらかと言えば男の方が惚れてるんだけど、それを表には出していないつもりで、でも、周囲には丸わかりというシチュエーションが非常ににやけてきます。
大体、外見が卑怯なんだよ。
ちょっとぼさぼさの短髪で目つきが悪くて、へたすりゃ目元下頬にシワって、お前どれだけ私の好みをわかって………。
恋愛主体の物語は、わりと読みやすいというか「うひゃあ、恋愛漫画」と素直に読めますが、印象に残るのは恋愛主体ではない物語が多かったりします。
「先生、僕は」と「花と騎士」が1巻では面白かったです。
先生のノーブラをどうにかして解明しようとする少年たちの作戦が笑える。子供ならそのままわしづかんじゃえよ、と思いつつ、それじゃ面白くないだろという真理をよくわかっていらっしゃる。
「花と騎士」も基本は破天荒な女の子に振り回される常識人の男たちなんですが、これがまた苦労性が前面ににじみ出ていておかしいです。ただカッコイイ顔ではなく、カッコイイ面をもおまけに見せてしまう崩れた顔が魅力的です。
2巻だと「ニノンの恋」と「彼の音楽」です。
前者はもうどこがブスなんだよこんだけ可愛い女の子に告白されてなんの文句があるんだよというくらい、ニノンの満面の笑みに思わずこっちが照れ。
「………どうもありがとう」
「こちらこそありがとうございます」
そう言って頭を下げるニノンを見て、笑うサミーもどれだけ男前か。
「彼の音楽」は音楽が好きなんだけどどうしても上手くいかない小さい男の子の話なんですが、私この手の頑張ってるんだけど上手くいかないではじかれる、っていう話、基本的に辛い(純粋に)のであまり好きじゃないんですが、コレは正直涙ぐんだ。
最終的にシンバルの係りになっても、上手くいかず、みんなのブラバンの演奏を廊下で聞く羽目になり、泣きながらそれでもシンバルを叩こうとする。
そうすると、教室から先生が出てきて、「………まだ遅い!」と困った顔をして一言。
その一言に思わず涙ぐむ私(年寄り)。
誰も男の子を仲間はずれにしたりせず、最終的に男の子は上手く打楽器を使いこなせるようになる、というのも非常に泣けてきました。
線の流れや太さがわりと昔風だな、と思ったのですが、今は一時期スクールペンなどで書いた抑揚のない細い線よりも、Gペンなどのペンタッチを生かした昔の線の流れがまた流行っているようで、絵柄としても受け入れやすく楽しめるのではないでしょうか。
お勧めいただいてありがとうございました。とても楽しめました。
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