井原さんの不器用クッキング。
以前、クラムチャウダーを作ってみようと思い立ち、材料をそろえたものの、肝心のあさりを買えなかったために、結局残ってしまった材料に、小麦粉があります。
日常生活で、そうそう小麦粉って使えないよ。
その前に、何故小麦粉だけを先に買ったとか、色々ツッコまれるところはあるかと思うのですが、料理を知らない応用のきかない創造者は、大体同じような末路をたどっていると思います(終わりなのか)。
さて、この小麦粉をどうするか。すいとんにでもするか、と思っていたのですが、フライパンでパン(というかスコーン)が焼けるとのレシピを見つけ、早速実践することに。
このために、計量スプーンも購入し、後には引けないぜと自分を追い込みます。
材料を混ぜ、焼くと、おかしいくらいに膨らみません。
何だ? 分厚く作りすぎたか? と思いつつ、これじゃ火が通っているのかどうかもわからんなあ………と、じっくり焼いてみましたが、やはり膨らみません。
いい加減に焼くのにも飽きてきたので、とりあえず食べてみると、うん、美味しくない。
ぼそぼそしているのは、混ぜ方が足りなかったせいだろうか。それにしたって膨らまないなあ。まるで畳のようだ。
膨らむといえば、ベーキングパウダーですが、他の材料はともかく(砂糖とかね)ベーキングパウダーはしっかり計ったはずなんだけど………小さじで。
そこで、井原に、電流走る………ッ!
あの時私は何をした?
そう、三つ計量スプーンがセットになっているスプーンで、ベーキングパウダーを計って入れた。
その時、お前はどのさじを使った?
それは勿論、一番小さいスプーンさ。だって当たり前だろう? 小さじ、なんだから………。
あれは、「茶さじ」だーッッ!
そんなオチでした。
そうか、あれは大さじ、小さじ、茶さじなのか………。何故中さじではないのだろう………。
悔しいのでもう一度やり直してみたところ、今度はちゃんと膨らみました。
ただ、やっぱり特別美味くもないので、今度は気を取り直して最初からお菓子であるクッキーやら、ケーキやらを作ってみることに。
こちらも、悪戦苦闘の上なんとかできましたが、正直美味しくなかったな。(何故正直に不味かったと言わない)(明らかに私が悪いのに、参考にさせていただいたレシピに申し訳ないような気がして)
まあ、なんだ。腹の足しになるわけでもなく、食事でもない、いわばお菓子をわざわざ手間隙かけて作ってまで食べたくもないという結論に達した私のベーキングパウダーは、冷蔵庫の中で永遠の眠りにつくことになりそうです。
おとなしく、すいとんかお好み焼きでも作ります。
最終的に、マーガリンの匂いに酔い、砂糖の多さに愕然とし、口直しに梅干を食べて終わりました。
凄いよねえ。世のカワイ子ちゃんたちは、バレンタインやクリスマスや誕生日やらに、手作りお菓子とか作るんだもんなあ。まだ普通の料理のほうが失敗しないと思う。小麦粉は奥が深い………。
以下、『采配のゆくえ』島津豊久絵。
以前、クラムチャウダーを作ってみようと思い立ち、材料をそろえたものの、肝心のあさりを買えなかったために、結局残ってしまった材料に、小麦粉があります。
日常生活で、そうそう小麦粉って使えないよ。
その前に、何故小麦粉だけを先に買ったとか、色々ツッコまれるところはあるかと思うのですが、料理を知らない応用のきかない創造者は、大体同じような末路をたどっていると思います(終わりなのか)。
さて、この小麦粉をどうするか。すいとんにでもするか、と思っていたのですが、フライパンでパン(というかスコーン)が焼けるとのレシピを見つけ、早速実践することに。
このために、計量スプーンも購入し、後には引けないぜと自分を追い込みます。
材料を混ぜ、焼くと、おかしいくらいに膨らみません。
何だ? 分厚く作りすぎたか? と思いつつ、これじゃ火が通っているのかどうかもわからんなあ………と、じっくり焼いてみましたが、やはり膨らみません。
いい加減に焼くのにも飽きてきたので、とりあえず食べてみると、うん、美味しくない。
ぼそぼそしているのは、混ぜ方が足りなかったせいだろうか。それにしたって膨らまないなあ。まるで畳のようだ。
膨らむといえば、ベーキングパウダーですが、他の材料はともかく(砂糖とかね)ベーキングパウダーはしっかり計ったはずなんだけど………小さじで。
そこで、井原に、電流走る………ッ!
あの時私は何をした?
そう、三つ計量スプーンがセットになっているスプーンで、ベーキングパウダーを計って入れた。
その時、お前はどのさじを使った?
それは勿論、一番小さいスプーンさ。だって当たり前だろう? 小さじ、なんだから………。
あれは、「茶さじ」だーッッ!
そんなオチでした。
そうか、あれは大さじ、小さじ、茶さじなのか………。何故中さじではないのだろう………。
悔しいのでもう一度やり直してみたところ、今度はちゃんと膨らみました。
ただ、やっぱり特別美味くもないので、今度は気を取り直して最初からお菓子であるクッキーやら、ケーキやらを作ってみることに。
こちらも、悪戦苦闘の上なんとかできましたが、正直美味しくなかったな。(何故正直に不味かったと言わない)(明らかに私が悪いのに、参考にさせていただいたレシピに申し訳ないような気がして)
まあ、なんだ。腹の足しになるわけでもなく、食事でもない、いわばお菓子をわざわざ手間隙かけて作ってまで食べたくもないという結論に達した私のベーキングパウダーは、冷蔵庫の中で永遠の眠りにつくことになりそうです。
おとなしく、すいとんかお好み焼きでも作ります。
最終的に、マーガリンの匂いに酔い、砂糖の多さに愕然とし、口直しに梅干を食べて終わりました。
凄いよねえ。世のカワイ子ちゃんたちは、バレンタインやクリスマスや誕生日やらに、手作りお菓子とか作るんだもんなあ。まだ普通の料理のほうが失敗しないと思う。小麦粉は奥が深い………。
以下、『采配のゆくえ』島津豊久絵。
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着流しは素敵だ。
それを主張したいだけです。
着物の何がいいって、足が短く見えるのがいいですよね。これ、本気で言ってるんですが、足が短く見える=重心が低く見える、ので、凄くどっしりとした構えがカッコいいんですよ。
足が長すぎると、どうしても下半身が落ち着かないから、踏ん張っている絵では見劣りがするので。
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