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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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整形外科に通いだしたので、新たに鍼灸に使う用の診断書をまた取りにいきました。要するに、鍼灸医と提携している医者なので(大体内科だ)診察そのものは、ハイハイですんだのですが、
「以前は左で、今度は右なのねえ。一度良くなったのにぶり返したのねえ」
と言われたときには、「なんもわかってない」と思いました。
一度たりとも良くなったことなんてねえよ! 鍼にかかればそれで治るなら苦労しねえっての!


『魍魎の匣 4巻』
なんか紙質が変わったような。若干薄いからそう思うだけでしょうか。前三巻までのぎっしり詰まった(絵も内容も)印象が薄くなって、心理描写やお祓い(さっぱりわからない)が多かったので個人的には、次巻の真相編と合わせて一冊で出してもらいたかったなあと思いました。
私は原作の小説を読んでおらず、アニメしか見ていないので詳しい描写の比重はよくわからないのですが、あの箱に集まってからはもうそんなに語られることないですよね?
でも、その心理描写とか京極のウンチクとかが、延々続くっていうのがこの作品の醍醐味かもしれませんが。
個人的には、アニメではぼかされていた頼子の惨状がしっかりと見開きで描かれていたので、とても満足しました。
悪趣味かもしれませんが、それまで猟奇的殺人を扱っている中で、直接的な描写が一切なく、加奈子もあくまでおとぎ話の世界の中で生きているようなものなので、一気に頼子が現実的に、しかも残虐的に殺された、っていう図は、インパクトがありますし必要だと思うのです。
現実世界であり、どれだけこんがらがっていようが、現実的に犯人がいて、被害者がいる。
だからこそ、京極が憑き物落としをして、各々に現実を突きつけるわけですからね。


『彩雲国物語 5巻』
「私の方がずっと可愛いはずです!」
と実の弟と自分を比べて、臆面もなく兄に言い放ち、とてもバカでとてつもなくバカで、どれ一つとしてまともな顔をしていないレイシンがバカ可愛かったです。
レイシンが兄家族大好きっ子なのは見ていて微笑ましいのですが、この時はまだそれほど、シュウレイはチート能力者じゃなかったなあと今後の展開を思うと、今の愛情の向け方が清純にすら見えてきます。
結局、政治的な話には、静と動の部分が必要であるはずなのに、どうしても、動側ばかりの動きがクローズアップされたり、それが「良し」とされてしまう物語運びがあまり好みではないので、これから先は買うかどうかはわかりません。ずっと、バカ話ばかり続いていてくれればいいんですが。
主人公が己の魅力を自覚してそれが武器になるのはいいんですが、主人公が武器にしているものと別な意味で周囲が味方しだす、っていうのはどうしても厳しいものがあるので。
「ひたむきさ」とよく言いますが、この世の人間は大体において、皆ひたむきに生きてるわけですからねえ。
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