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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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そして第四章。
後半でへこむので、前半はすっ飛ばそうと思います(意味不明)。
しかし、何度見ても三成って他人の心の機微がわからない人ですねえ。一部の人には慕われているかもしれませんが、吉継や左近のほうが、明らかに趣味がマニアックだったとしか思えません。
力押しだった武将の気持ちとか、世情を重んじる武将の考えとか、一切わからないって、やっぱりちょっと天才とナントカは紙一重って感じがします。現実にいたら、さぞ嫌な奴でしょうな。
もう少し他人を慮れれば、それこそ関が原なんてなかったのかもしれんし。

さて、関が原へ戻り、胃が痛くなる思いをします。
初めてプレイした時も「貴方のために命をかけます」という豊久の台詞に悶絶したものですが、改めてみてみると「貴方だけは死なせはしません………」と、物凄い乙女っぷりでした。
「ふん、石田三成のためではない。ただ伯父上のために………」とかね。これは怖い。
ここまで妄信していると、なんかちょっと悲しいですね。大局を見て、島津を思う義久と違い、豊久には伯父以外何もないのか、という感じで。

豊久は、義弘とセットでのスチルが多いんですが、他の武将のスチルと違い、何故か殆どシルエットのみです。顔がぼやけているとか、全身像で顔がつぶれているとか。それでもその、ストイックさにたまらなく萌えます。
でっかい男が、兵士たちに指示する姿とか、かっけえなあ。
阿多盛淳に声をかけられ、それに気づかずびっくりして、「あ、ああ。そうでしょうね。阿多殿の言うとおりだと思います、伯父上」とか、狼狽する姿に、フラグを見た。
うわあ、もう、この時既にすてがまり腹づもり中か………。
いえ、多分三成が参戦を望む前から、豊久は生き残る気なんてなかったんでしょうけど。
しかし、阿多盛淳にはちゃんと丁寧語ですね。
まあ、一緒にすてがまる仲だからな………(そんな言葉)。
ははは、永遠に三成嫌われているといいよ。うちの豊久はそう簡単にはデレないからね!(笑)

「石田殿………貴方に任せるのは、甚だ不満だが………致し方ないでしょう。頼みました」
この簡潔な言葉で、これだけで去ってくな! 豊久!
全然関係ないですが、公式や世間様の評判を見るに、豊久が美形キャラと位置づけられていて愕然としました。
豊久………美形か!?(酷い)
いや、好きだけど! 個人的には超好みだけど、あれって美形!?
それが本当に大多数の意見ならば、昨今の乙女ゲームにだってもっと鬼のようなツラした奴らが増えてもいいはずだと真剣に思いました。

「報告します。追っ手を確認しました」
一人居残り、覚悟を決めた豊久が淡々と告げる言葉が泣けます。
そこに現れる井伊直政。私は正直、井伊のことは別段なんとも思ってないんですが、こうも島津と絡みがあると、カップリングにしたい人の気持ちがわからないでもありません。
「我ら島津に二度もやられているというのに………懲りない男だ………井伊直政!」
当然、豊久はなんとも思ってない方向で!(私はこういう一方的片思いシチュエーションが大好物です)

義久、阿多の前には「狩らせてもらうぜ!」と、まるでビジュアル系バンドの決め台詞かのような発言と共に、藤堂参戦。
「石田殿。私は貴方に叔父上のことを託したのです。無茶を承知で言いましょう。何とか、してください!」
これだよ! 大切なものためなら誰にだって頭を下げられるところが、ビバ・苦労性!
大切なもののために、絶対に頭を下げないのもそれはそれで魅力ですが、土下座も平然と行うくらいの気概も大好きです。
「忘れたのですか? 私は貴方を大将と認めていません。さあ、もう私のことはほっておいてください」
すてがまりを止めればこれで、取り付く暇もありません。
「石田殿。余計な同情などいりません。全ては私が選び………決めたことです。………貴方が気に病む必要など、かけらもないのです。戦場の一将にすぎない私のことなど、忘れてしまってけっこう。………まあ、この行動は決して貴方のためではなく………伯父上のためだということは、覚えておいてほしいですが。………さあ、そろそろ………この追いかけっこにけりをつけたいのです。早く、東へ進んでください!」

ギャアアア!(錯乱のあまり可愛くない悲鳴)

ここにきてやっと、豊久が三成にデレたとか、それでも一番はやっぱり義弘だとか、お前「追いかけっこ」って言葉のチョイスが可愛すぎるだろうとか、ともかく色々物議をかもし出すには十分の台詞でした。

「ふん! 全くじれったい人だな、石田殿。あなた方がそこにとどまっていては………井伊直政らを倒すことができないのですよ。早く、東へ向かってください。………伯父上。伯父上なら、おわかりでしょう。さあ、お進みください!」
「ふん! 決断が遅いのですよ石田殿。大将を名乗るくせに、迷いすぎなのです。だから、私は、貴方が嫌いだ。………伯父上。………どうか、ご武運を」
「おぬしもな、豊久」
「豊久殿!」
「ふん」
そう言って、好漢のごとく笑う豊久。
この笑い方を見ても、奴を美形に位置づけるのはいかがなものかと思います(そこなの!? こだわり!)。
いや、こう、美形はもっとですね、口の端だけを使う笑いとかそういうのが似合う奴であってですね………。
「ふん! 正義正義とうるさい男だ。井伊直政、貴様は本当にそんな実のない題目に命をかけているのか?」
「なにい!? わが家康様こそ正義!」
「ふん。そうだろうな。空虚な題目や理想のために戦うなど、理解しがたい。みな、誰かのために戦っているのだ。だからこそ、命をかける価値がある」

………そして、この章で実質的な私の采配のゆくえは終わるのでした………(おい)。

いえ、別に第五章がつまらないとかそんなわけじゃないんですが、まあほら、豊久の代わりにしては毛利が好みじゃなさ過ぎた。
それはもう、ひっくり返せない現実なので(苦笑)。

しかし、いくら史実が上手いことアレンジされているといっても、完璧にキャラゲーなのに、何で後半になるにしたがって、乙女を裏切るようなルックスばかりそろえるかなあ………(酷い物言い)。
キャラ設定として、毛利が嫌いだとか、坊主が嫌だとか、義弘は豊久のものだからとか、言うつもりはないんですが、これから先、充実していくのが徳川方ばかりって、やっぱりそれノリきれませんよね。
前半であれほどキャラ立ってた、秀家もいないし、個人的に好きだった小西も結局出てこないし。
殆ど高みの見物だけ決め込んでいた毛利だけじゃ、潤いに欠けるってものですよ、そりゃ。
物語とか、システムとか、そういった部分ではなく、わかりやすく、ラスボス戦は今まで育ててきた、もしくは思い入れのある連中と挑むのは、ゲームとして当然って気がするんですが………。
せめてもう少し、三成と毛利との直のかかわりがあって、かつ、美形であったならと思わずにはいられません。
もしくは、ちゃんと、東西問わず、モブキャラにもちゃんと顔つけるとかね!
これ、地味だけど凄く重要だと思うんですよね。
私は詳しくありませんが、戦国好きなら、誰もが知っている武将たちがそろっているわけですから、ちゃんと、山内とか、浅井くらいは、一瞬しか出番がなくとも、顔欲しかったなあ。
逆にその、オリジナルのキャラクター絵があるだけで、妄想の幅も広がってくるんじゃないかと。
本多のじいさんだって、出番はろくすっぽなかったけれどあの外見は好みだったし(じじいですよ!)。
まあ、純粋に、東西入り乱れての戦いの時、同じ顔がマッチアップするのは、どこから見てもおかしいというだけの話なんですがね。
せめて………モブキャラ同士の戦いは、違う顔同士で戦わせてくださいよ………。
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