IE8を導入してから、画面上の文字がぼんやりするので、非常にイライラします。
流行ったウィルス対策の一環として導入したんですが「■」とかの記号もえっらい小さく見えるし、ブラウザのタブだかなんだかは勝手に残るしで、いいことなにもありゃしません。やめたい。
お金が欲しい。
と思い、宝くじを購入しました。(どこまで即物的なんですか)
先日、生命保険の話をしたと思うんですが、今度は原付の保険の更新がきまして。
今まで無事故無違反で、かなりの割引が適応されているのですが、改めてプランを見たところ、人身傷害が補償されていなかったのです。
相手に対する対人賠償や、搭乗者傷害に対しては補償があったので、あまり気にしていなかったのですが、昨年あてられて、第三者と交渉するのがどんだけ不愉快かということが身にしみてわかったので、人身傷害にも入ることにしました。
人身傷害は基本保険屋が介入するものなので、自身が矢面に立たなくていいわけです。
実際、原付以外に乗らないので、自分が被害者になるほうが多いだろうし、なれば、車に当てられたら死ぬだろうくらいにしか思っていなかったのですが、あくまで自分や自分に非があった場合の義務として………と、入ったことにためらいはなかったのですが、年間一万五千円くらい値上がるので、口から魂が抜け出ました。
生命保険が年間36000円増で、原付が15000円増………。
合計、一年間に五万円分支払いが増えるわけです。
………………………。
誰かお金ください。
こうなると、やっぱり削れるのは食費くらいしかないんですよね。
元々余暇費はあまり使わないし。光熱費を節約するといっても限界があるし。携帯等は本当に基本料金しか払ってないし。
もう、毎月出て行く額っていうのは、ほぼ固定で、流動的なものは食費くらいしかないという。
あー漫画やゲームの発売日が重なって、というのはあるかもしれませんが………。
それまで気にしていたら、本当に何のために生きているのかわからなくなるので、本当に無駄遣いとか衝動買いでなければどうにもならないし。
さてその自炊ですが、地味に続けた結論として、凝ってないもののほうが美味しいし、楽だとわかりました。
もう、肉加工品は周囲は汚れるし、面倒だしでやりたくない! フードミキサーはハンバーグや肉団子のためだけに使う!
煮物なら煮物! 焼き物なら野菜炒め! とか、それで充分というかそれが一番美味しいです。
色々、凝った料理とか考えてはみたんですが、もういいですそれ面倒。
個人的には、「長ネギの甘酢炒め」、「ごぼうの甘辛炒め」は絶品でした。あと肉じゃがとか。ひじきの炊き込みご飯とか。
そのどれもが、作り方を見ないと未だに調味料の分量もわからないていたらくですが、そんな私が自信を持ってお勧めする料理があります。
「鶏むね肉の酒蒸し」
これは美味い。むね肉は肉の中でも多分一番安く手に入るのですが、ぱさぱさ感が強くて、どうしたもんかな、と思っていたのです。
これを削ぎ切りにして、塩としょうがをもみこんで、皿に並べてお酒をひたるくらいかけて、ラップをして電子レンジへ。
これ、凄く美味いです。簡単だし、台所汚れないし。長ネギとか、臭みを抜くものを入れなくても大丈夫でした。
そのまま食べてもいいし、煮汁と一緒に冷凍もできるので、非常にお手軽でお勧めです。
とまあ、そんなこんなで節約するしかないのかなあ、と。
一番いいのが、もっと家賃が安い場所に引っ越すこと、なんでしょうが、それも金がかかるし、今の職場に長居するかどうかもわからないので、それは最終手段にしておきたいところです。
ただ、今の住まいの家賃がそれほど安くないのは、ずいぶん前から気になってはいるんだよなあ………。
個人的には間取りやら、設備やらは満足しているんですが、一万円違えば年間12万円違うわけで。
とりあえずエイブルに行ってみて、二、三物件を今度見てみることにしました。どうなるかなあ。
別に駅前の不動産とか、他のチェーン店でもいいんですけど、公式サイトが死ぬほど重いので、物件がまるで見られません。役に立たない………!
私が話をしている時、予約していたご夫婦らしき人たちが隣にいたんですけど、私と変わらぬ予算で、二人暮らしで最低2K(そりゃそうだよね)でと、傍で聞いていても「結構無謀!」みたいな条件で探している人もいらして、中々家探しも大変なのだなあと思いました。
それに対しても、親身に対応している店員さんが偉かった。
六月半ば(夏休み入る前)くらいに引っ越せればいいんですが。
もう七年くらい同じところに住んでるし、いい潮時なのかもしれませんね。
皆様、何か節約の知恵や、節約レシピがありましたら、ぜひご教授ください。
流行ったウィルス対策の一環として導入したんですが「■」とかの記号もえっらい小さく見えるし、ブラウザのタブだかなんだかは勝手に残るしで、いいことなにもありゃしません。やめたい。
お金が欲しい。
と思い、宝くじを購入しました。(どこまで即物的なんですか)
先日、生命保険の話をしたと思うんですが、今度は原付の保険の更新がきまして。
今まで無事故無違反で、かなりの割引が適応されているのですが、改めてプランを見たところ、人身傷害が補償されていなかったのです。
相手に対する対人賠償や、搭乗者傷害に対しては補償があったので、あまり気にしていなかったのですが、昨年あてられて、第三者と交渉するのがどんだけ不愉快かということが身にしみてわかったので、人身傷害にも入ることにしました。
人身傷害は基本保険屋が介入するものなので、自身が矢面に立たなくていいわけです。
実際、原付以外に乗らないので、自分が被害者になるほうが多いだろうし、なれば、車に当てられたら死ぬだろうくらいにしか思っていなかったのですが、あくまで自分や自分に非があった場合の義務として………と、入ったことにためらいはなかったのですが、年間一万五千円くらい値上がるので、口から魂が抜け出ました。
生命保険が年間36000円増で、原付が15000円増………。
合計、一年間に五万円分支払いが増えるわけです。
………………………。
誰かお金ください。
こうなると、やっぱり削れるのは食費くらいしかないんですよね。
元々余暇費はあまり使わないし。光熱費を節約するといっても限界があるし。携帯等は本当に基本料金しか払ってないし。
もう、毎月出て行く額っていうのは、ほぼ固定で、流動的なものは食費くらいしかないという。
あー漫画やゲームの発売日が重なって、というのはあるかもしれませんが………。
それまで気にしていたら、本当に何のために生きているのかわからなくなるので、本当に無駄遣いとか衝動買いでなければどうにもならないし。
さてその自炊ですが、地味に続けた結論として、凝ってないもののほうが美味しいし、楽だとわかりました。
もう、肉加工品は周囲は汚れるし、面倒だしでやりたくない! フードミキサーはハンバーグや肉団子のためだけに使う!
煮物なら煮物! 焼き物なら野菜炒め! とか、それで充分というかそれが一番美味しいです。
色々、凝った料理とか考えてはみたんですが、もういいですそれ面倒。
個人的には、「長ネギの甘酢炒め」、「ごぼうの甘辛炒め」は絶品でした。あと肉じゃがとか。ひじきの炊き込みご飯とか。
そのどれもが、作り方を見ないと未だに調味料の分量もわからないていたらくですが、そんな私が自信を持ってお勧めする料理があります。
「鶏むね肉の酒蒸し」
これは美味い。むね肉は肉の中でも多分一番安く手に入るのですが、ぱさぱさ感が強くて、どうしたもんかな、と思っていたのです。
これを削ぎ切りにして、塩としょうがをもみこんで、皿に並べてお酒をひたるくらいかけて、ラップをして電子レンジへ。
これ、凄く美味いです。簡単だし、台所汚れないし。長ネギとか、臭みを抜くものを入れなくても大丈夫でした。
そのまま食べてもいいし、煮汁と一緒に冷凍もできるので、非常にお手軽でお勧めです。
とまあ、そんなこんなで節約するしかないのかなあ、と。
一番いいのが、もっと家賃が安い場所に引っ越すこと、なんでしょうが、それも金がかかるし、今の職場に長居するかどうかもわからないので、それは最終手段にしておきたいところです。
ただ、今の住まいの家賃がそれほど安くないのは、ずいぶん前から気になってはいるんだよなあ………。
個人的には間取りやら、設備やらは満足しているんですが、一万円違えば年間12万円違うわけで。
とりあえずエイブルに行ってみて、二、三物件を今度見てみることにしました。どうなるかなあ。
別に駅前の不動産とか、他のチェーン店でもいいんですけど、公式サイトが死ぬほど重いので、物件がまるで見られません。役に立たない………!
私が話をしている時、予約していたご夫婦らしき人たちが隣にいたんですけど、私と変わらぬ予算で、二人暮らしで最低2K(そりゃそうだよね)でと、傍で聞いていても「結構無謀!」みたいな条件で探している人もいらして、中々家探しも大変なのだなあと思いました。
それに対しても、親身に対応している店員さんが偉かった。
六月半ば(夏休み入る前)くらいに引っ越せればいいんですが。
もう七年くらい同じところに住んでるし、いい潮時なのかもしれませんね。
皆様、何か節約の知恵や、節約レシピがありましたら、ぜひご教授ください。
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■こんにちは。ミスドのポンデリングの美味さがわからない井原です。
ドーナツっていうものはさあ、こう、水分なしでは生きていけないみたいな喉詰まり感を味わうものであってさあ。
あ、でもフロッキーシューはまあまあでした。
どうもこのドーナツの嗜好に関しては、幼い頃の体験が元になっているような気がします。うちは普通に貧乏だったので、ミスドなんて年に一回食べるか食べないか、くらいだったのですが、親(特に母親)がフレンチクルーラー系が嫌いだったんですよね。だから購入時にも選ばれないという。
そう考えると、今の自分の嗜好が自分自身でイラっとくるんですが、今ではいくらでも自分で購入できるから、よしとします。
ただ、問題は加齢だな………。(歳を取れば取るほど腹具合が常に悪い)
■先日街中を歩いていると、長蛇の列を見ました。
なんだ? と思ったら、なんとマスク購入の列。
「はあー!?」と思ったんですが、新型インフルエンザの予防のためですか。ああー別にいいですけど、余ったって腐るもんじゃないし。
私は関東圏に住んでいるのですが、今のところまだ圧倒的にマスクをしていない人が多いです。
私は勤め先が病院ということで、365日インフルエンザ以上の病原菌と同居しているわけですから、今更慌てたりびびったりはしませんが、マスクは今現在しておけ、というお達しが職場からは出ています。まあ、マスクは支給されるので。買えとか言われたら冗談じゃねえよ。絶対買わない。
もう冬が終わったので、そろそろ外せるかなあと思ったんですけどねえ。もう暑くなると汗が酷いし、ゴムは痛いし、吹き出物はできるしで、あまりいいことありません。
基本的にマスクは、正しく装着しないと何の意味もないので、皆様ご注意ください。
まあ、ごくごく自然に手洗いなどの清潔保持を怠らなければ別に大丈夫でしょう。
そして、どんなに気をつけてたってひくときゃひきます。
あまり病的に神経質にならずに、どちらかといえば、適度な睡眠、栄養のある食事を取って生きる方向を心がけるほうがいいですよ。
■先日保険のおばさんから留守電がありました。
実家を出る前に入ったもので、月々引き落とされているのは知っていたのですが、正直気にしたことなかったのでほったらかしでした。内容そのものは年一回ちゃんと説明が送られてくるので、それを読めば事足りるというか。
留守電に二回も入って、来訪までしたらしく、至急連絡をとの文字を見て慌てて電話して、やってきたのが、凄い、おばさんだった。
こう、アニメで出てくる大阪のおばちゃん、っていうんですか。外見が。さすがに、虎や豹はいなかったですが、もう、もんの凄い化粧。チークとアイシャドウが同じ幅で赤いってどういうことだ!? ええ!?
あ、実際いいおばさんでした。
結局、色々内容を説明しましたよ、というサインをせねばならなかったようで。あと、保険の内容の見直しですね。
もう七年前になるので、医療制度の見直しなどに伴い、今のプランだと色々不都合が出てくるので、それに関して、ということらしいです。
例えば、入院費なんかは20日越えなかったら、給付がなかったのだけれど、それを日帰りでもオッケーにするとか。乳がんとか、今では一週間とか十日とかで退院させられたりするので、20日じゃ意味がない、とおばさんははっきり申しておりましたが、確かにうちで乳がんで入院した人、すぐ退院してったなあ。
まあ、その他もろもろの見直しですね。月額3000円ほど高くなりましたが、個人的にこれから先頼れるものも確実にいなくなることを考えると、自己投資だと思って割り切ることにしました。
一応順番どおりにいけば、両親は先に死ぬわけで、そうなると結婚もしていない私にとって、頼りになるのは同じく独身者である弟だけ、になってしまいます。その時に、下手に迷惑をかけるのは嫌ですから、一人きりでも、ある程度対応できる準備をしておかねば。
特に婦人病関係は、今は本当に若い方の発症が多いので、人事ではありません。もうあと少しすれば、私も乳がん検診の仲間入りだし。
私の保険は死亡時の給付金よりも、入院に重きをおいたものなのですが、それでいいと思ってます。自分が死んだ後の金なんか誰が使うんだよ。葬式代か? いいよ葬式なんてしなくて。アホらしい。 どうせ葬式に訪れる弔問客もいない。(寂しい終末を迎える気満々)
しかしこうなると、両親も自分の身の回りのことはしっかりしておいて欲しいと思いますね。実家の何処に何があるのかもわからんわ。
外国では新年に遺言状を書く、という習慣がある国もあるらしいですが、今更ながらやっておいてもいいかな、と思いました。
私の場合は「積荷を燃やして」ですみそうな気がしますが………(受け継がれる遺産もなければ、借金もない)。
ドーナツっていうものはさあ、こう、水分なしでは生きていけないみたいな喉詰まり感を味わうものであってさあ。
あ、でもフロッキーシューはまあまあでした。
どうもこのドーナツの嗜好に関しては、幼い頃の体験が元になっているような気がします。うちは普通に貧乏だったので、ミスドなんて年に一回食べるか食べないか、くらいだったのですが、親(特に母親)がフレンチクルーラー系が嫌いだったんですよね。だから購入時にも選ばれないという。
そう考えると、今の自分の嗜好が自分自身でイラっとくるんですが、今ではいくらでも自分で購入できるから、よしとします。
ただ、問題は加齢だな………。(歳を取れば取るほど腹具合が常に悪い)
■先日街中を歩いていると、長蛇の列を見ました。
なんだ? と思ったら、なんとマスク購入の列。
「はあー!?」と思ったんですが、新型インフルエンザの予防のためですか。ああー別にいいですけど、余ったって腐るもんじゃないし。
私は関東圏に住んでいるのですが、今のところまだ圧倒的にマスクをしていない人が多いです。
私は勤め先が病院ということで、365日インフルエンザ以上の病原菌と同居しているわけですから、今更慌てたりびびったりはしませんが、マスクは今現在しておけ、というお達しが職場からは出ています。まあ、マスクは支給されるので。買えとか言われたら冗談じゃねえよ。絶対買わない。
もう冬が終わったので、そろそろ外せるかなあと思ったんですけどねえ。もう暑くなると汗が酷いし、ゴムは痛いし、吹き出物はできるしで、あまりいいことありません。
基本的にマスクは、正しく装着しないと何の意味もないので、皆様ご注意ください。
まあ、ごくごく自然に手洗いなどの清潔保持を怠らなければ別に大丈夫でしょう。
そして、どんなに気をつけてたってひくときゃひきます。
あまり病的に神経質にならずに、どちらかといえば、適度な睡眠、栄養のある食事を取って生きる方向を心がけるほうがいいですよ。
■先日保険のおばさんから留守電がありました。
実家を出る前に入ったもので、月々引き落とされているのは知っていたのですが、正直気にしたことなかったのでほったらかしでした。内容そのものは年一回ちゃんと説明が送られてくるので、それを読めば事足りるというか。
留守電に二回も入って、来訪までしたらしく、至急連絡をとの文字を見て慌てて電話して、やってきたのが、凄い、おばさんだった。
こう、アニメで出てくる大阪のおばちゃん、っていうんですか。外見が。さすがに、虎や豹はいなかったですが、もう、もんの凄い化粧。チークとアイシャドウが同じ幅で赤いってどういうことだ!? ええ!?
あ、実際いいおばさんでした。
結局、色々内容を説明しましたよ、というサインをせねばならなかったようで。あと、保険の内容の見直しですね。
もう七年前になるので、医療制度の見直しなどに伴い、今のプランだと色々不都合が出てくるので、それに関して、ということらしいです。
例えば、入院費なんかは20日越えなかったら、給付がなかったのだけれど、それを日帰りでもオッケーにするとか。乳がんとか、今では一週間とか十日とかで退院させられたりするので、20日じゃ意味がない、とおばさんははっきり申しておりましたが、確かにうちで乳がんで入院した人、すぐ退院してったなあ。
まあ、その他もろもろの見直しですね。月額3000円ほど高くなりましたが、個人的にこれから先頼れるものも確実にいなくなることを考えると、自己投資だと思って割り切ることにしました。
一応順番どおりにいけば、両親は先に死ぬわけで、そうなると結婚もしていない私にとって、頼りになるのは同じく独身者である弟だけ、になってしまいます。その時に、下手に迷惑をかけるのは嫌ですから、一人きりでも、ある程度対応できる準備をしておかねば。
特に婦人病関係は、今は本当に若い方の発症が多いので、人事ではありません。もうあと少しすれば、私も乳がん検診の仲間入りだし。
私の保険は死亡時の給付金よりも、入院に重きをおいたものなのですが、それでいいと思ってます。自分が死んだ後の金なんか誰が使うんだよ。葬式代か? いいよ葬式なんてしなくて。アホらしい。 どうせ葬式に訪れる弔問客もいない。(寂しい終末を迎える気満々)
しかしこうなると、両親も自分の身の回りのことはしっかりしておいて欲しいと思いますね。実家の何処に何があるのかもわからんわ。
外国では新年に遺言状を書く、という習慣がある国もあるらしいですが、今更ながらやっておいてもいいかな、と思いました。
私の場合は「積荷を燃やして」ですみそうな気がしますが………(受け継がれる遺産もなければ、借金もない)。
私には執事属性がまったくありません。まだ、笑いのタネとしてメイド属性ならあるかもしれませんが、執事のよさが何もわかりません。
秘書ならまだいいんです。仕事場でのパートナーですし、業務の上で必要なわけですから。お互いに。
ただ、己のプライベートな家という中において、完全に赤の他人が自分の生活をしたり顔で介入して管理してくるなんて、耐えられそうにありません。
私が執事に出す一番初めの命令は、「帰ってください」だと思います。
でも逆に、「一体どんな執事なら許せるだろうか」と考えてみたところ(何故そういうことをわざわざ考えるんですか)、それこそ、「フレッド・アステアならいけるんじゃないか!?」という結論に達しました。
物腰柔らかく、タキシードが似合うのは映画で証明済み。ほどほどにウィットに富んだ会話に、決して二枚目ではないが、洗練されている。
そして、年寄りである。(大体執事が若い兄ちゃん、というだけでなんかもう駄目だそれは)
で、せっかく考えたので(せっかく?)じゃあ、他にお気に入りの役者陣で己の好みのままに、欲望の館を考えてみました。
まず、執事は『フレッド・アステア』で決まり。
で、運転手は『マイケル・ケイン』。運転手は勿論基本年寄り、その屋敷に仕えて云十年。親の代から仕えて娘にも仕えますくらいの勤務暦があり、そして、半ボディーガードみたいな役割を背負っているので、ある程度恰幅がよくないと。
「お嬢様、今日は寄り道はいけませんよ」
「でも、今日は友人と約束してて………」
「お嬢様、そう言ってこの前アステアに、こっぴどく怒られたのを、お忘れですか」
そして、庭師に『クリス・クーパー』。頑固一徹職人だけに、他人に対して無愛想。いつも庭の片隅にある小屋で一人で住んでいるんだけど、親の時代とはまた違う、娘(私のことです)の時代になったらなったで、娘の好きな花を植えて楽しませてくれる。
「また、なんでこんな急に桔梗ばかり植える気になったんだい? みんな、あんたがついにおかしくなったって、噂してるぜ」
「………お嬢様がお好きな花だ」
とか、他人に対して無愛想なんだけど、それでもいい、みたいな。
で、お嬢様が(だから私です)いざ、花が咲いて大喜びでお礼を言いにくると、ただむすっとしながら
「もうじき、コスモスも咲く」
とだけ言って去る、とか。………………………ッ!(自分の妄想で萌える)
馬屋番は、じゃあ若手で『リチャード・ロクスバーグ』(この年齢で若手なんですか)。
ちょっと情けない感じで、他の老齢の使用人たちに押されがちなんだけど、フランクな態度でお嬢さんとは仲がいい。
本当は何処かの没落した貴族のボンボンか何かで、執事のフレッド・アステアが拾ってきた。だから、貴族的なしきたりとか、そういうのもわかっていて、お嬢様がちょっと落ち込むと、黙って慰めてくれるとか。
相手がいない場合、急遽タキシードを着て相手役に化けるとか、そういう小技も可能な器用貧乏な人間。
「チャック(リチャードの愛称)が、今度のダンスパーティーのパートナーだったらいいのに」
「俺がですか? ははあ、それはちょっと無理な相談なんじゃないかと。俺はただの御者ですしね」
「でも、他の人だと上手く踊れるかどうかわからないし………」
「困りましたねえ。じゃあ、ほら、俺で練習しておきますか」
たまに遊びに来る、放蕩な叔父に、『ロバート・ダウニー・Jr』(う、胡散臭い!)
米国で一山当てようと色々やっているんだけど、結局上手くいったり、いかなかったりで、人生の浮き沈みが激しい。
お嬢様の父親が存命中のときは、金をせびりにだけ現れたんだけど、娘の代になったら、用もないのにフラっと来てみたり。
お嬢様にとって、外の世界をのことを色々教えてくれる、スピード狂の叔父(当然、田舎貴族では珍しい自動車を乗り回している)は来てくれれば楽しい相手。
女好きだが、貴族ぜんとした女は好みでなく、お嬢様にちょっかいを出したり、ふらふらしている。
「大きくなったなあ。これだけ大きくなったら俺の嫁さんにもなれるかな」
「叔父さん、そんなことばっかり言って」
「お? 信じてないな? 試してみるか?」
『ポール・ニューマン』は、新しく金で台頭してきた貴族領主で、古式ゆかしいお嬢様の家をちょっとバカにしているふしもある、現実的な紳士。土地を治めるだけでなく、自ら率先して事業に投資したりと、バイタリティあふれている。
お嬢様の父親と親友で、娘の保護者のような立場にいるけれど、あまり猫かわいがりせずに、大人の目線での付き合いをしている。
若い頃はかなり遊び人で、お嬢様を連れて盛り場や賭博場に行くことも。
鼻を人差し指で、ひょい、っと軽く撫でるのが夜遊びのサイン。
「………!」
「じゃあまたな」
「あ、あの、フレッド、私ちょっと出かけてくる!」
「………ニューマン氏、お嬢様を遊びに誘うのもほどほどに願います」
「さあ。何のことだ?」
『モーガン・フリーマン』は教会の神父。肌の色で差別されることもあったが、穏やかな人柄で土地の人々の信頼も厚い。何処か他人に対して一閃をひいているところもあり、急進的なポール・ニューマンとはあまり仲がよくなく、お嬢様が彼と一緒にいると、穏やかに遮ったりする。何処か達観した見方の人間であり、お嬢様は日曜日にかかさず教会へ出かけ、よく話を聞いている。
「神父様は、どうして神父になろうと思ったのですか?」
「それが一番、近道だと思ったからです」
「何処に至る?」
「天国ですよ」
『ウィリアム・H・メイシー』は、お嬢様の家庭教師。ちょっと情けなくて、いつもおたおたしているものの、知識に関しては膨大であり、少し変人のように見られている。お嬢様が望むままに知識を与え、時には、室内を飛び出し、お嬢様を連れまわして一泊してくる、などの行為も見られ、熟睡したお嬢様を、背負って真夜中に帰宅し、フレッド・アステアにこっぴどく怒られることもある。
「もう、私がお嬢様をおんぶできるのも、今年で最後かなあ」
マイケル・ケインとは幼馴染で、よく悪ふざけの片棒を担ぎあっている。
『ジェームズ・マースデン』は明るく楽しい主人公の婚約者。
ポール・ニューマンの甥であり、いつかは自分も外の世界に出て、一山当てたいと思っている。根っこは善良で、土地の娘たちに好意を寄せられているが、当人は鈍く、その事実にあまり気づいていない様子。
お嬢様とは幼馴染であり、互いのイロハも全てわかっているような関係だが、それ故にお嬢様は恋愛感情を全く彼に対して持っておらず、仲のいい兄妹のような関係。
当人としては、それが気に入らないわけではないが、いずれ自然にどうにかなるさ、と持ち前の天然さで今の関係を楽しんでいる。
「今日は何処行く? 遠乗りがいいか、それとも釣りがいいか」
「ジェイは、いつも楽しそうね。辛いこととか、何もないみたい」
「そんなことはないよ。俺だって辛いこともあるさ」
「例えば?」
「例えば、そうだなあ。………………………」
「ないのね………」
「いや、ちょっと待って! 今すぐ考えるから!」
『ダニエル・クライヴ』は土地の買収や開発をもくろむ余所者。穏やかな物腰でお嬢様に近づくも、腹の中は真っ黒で時折見せる表情は凄みがある。仕事の一環として主人公に近づくも、歳の離れた今はなき妹を思い出されて、甘くなりがち。だが、仕事人としての羽目は外さない大人の人間。
「いつか、絶対誰もが大人になる。それが早いか遅いかの話だ」
「クライヴさんは、早かったの? 遅かったの?」
「俺は、今でも子供だよ」
「嘘ばっかり」
『デンゼル・ワシントン』はもう当然ボディーガード。米国からやってきた歴戦の勇者。ダニエル・クライヴとは過去に因縁あり。この土地とお嬢様に決して騒ぎは起こさせまい、と普段から気を張って生きている。戦いで喉を焼かれているため、殆どしゃべらないが、身振り手振りでお嬢様と意思疎通は完璧。
「お前がああもこだわるとはな。あのお嬢さん、そんなに大切か?」
「お前には関係ない。ここで何か揉め事を起こす気なら、お前を殺す」
「そりゃ怖い」
『アーロン・エッカート』は気のいいコック。
他所から来た流れ者のコックだが、腕は確か。常ににこにこと新しい料理を創作しては、お嬢様に食べさせている。アルコール依存症だった過去があり、今でも酒瓶を見ると複雑な表情を浮かべることがある。明るい表情とは対照的に、根っこに暗いものがあり、手の震えを押さえるために酒や薬に依存しがちな自分を、必死で抑えている。
「やりたいならやればいい。私がいつでも都合しよう」
「ドクターは、本当に医者なのか?」
「私が医者だと、何か問題でもあるのかね?」
「俺にはないが、お嬢様には毒かもな」
「お嬢様は、君よりも何倍も強いよ。要らぬ世話だな」
『ハビエル・パルデム』は、土地にふらりと、現れる風来坊で。立場でいうと、トム・ソーヤーのインジャンジョーみたいな。
幼い頃、泉で溺れていたお嬢様を助けた経緯もあり、お嬢様は全くおびえないが、村の人間には忌み嫌われている。紆余曲折あり、生まれ故郷の土地に帰ってきたものの、すでに居場所はなく、土地のはずれに、猟犬とふたり、ぽつんと住んでいる。お嬢様が飼っている犬は、この犬の子供。
「子犬は元気か」
「とっても。毎日走り回ってて、追いつくのが大変」
「そうか」
「今度、連れてきます」
「いや。………ああ、そうだな」
『クリストファー・ウォーケン』は屋敷付きの弁護士。財産の管理を一手に引き受けているが、田舎の弁護士であり、あまりやる気はない。いつもちゃらんぽらんな態度だが、決めるべきところは決める、大人の男。「疲れた」が口癖だが、金がなければ何もできないということは自覚しており、仕事に手を抜くことはない。
「俺は若い頃からずっと金に苦労してきたけど、これからもずっと苦労しそうだなあ」
「どうして?」
「どうしてだろうな。浪費してるわけじゃないんだけど。大酒を飲むわけじゃないし………ああ、でも女は嫌いじゃない」
「最低」
そして、主治医は『アンソニー・ホプキンス』でお願いします。(危ない! 危ない!)
それこそ、出産から知っているお嬢様の健康を一手に担い、逆にこんな屋敷にずっととどまるのではなく、外の世界に出て才能を試してみるのもいいんじゃないか、と、リベラルな考えも持っていて、怖さ半分魅力半分みたいな、ちょっと危険な感じが魅力です。
「君は外の世界が見たいかね?」
「外の世界って、どんなですか?」
「それは自分で確かめるんだな。きっと君にとって―刺激的だよ」
そして、最後に控えしは、お嬢様の後見人である、堅物貴族の『デヴィット・ストラザーン』ですよ。
古きものを守る強い意志があり、無口でめったに笑うこともない。お嬢様を任された手前、黙って彼女の成長を見守っている。
実はかつてお嬢様の母親を、父親と争った過去があり、その母親の面影を残しているお嬢様に対し、我が子のような、かつての恋心のような、複雑な感情を抱いているが、口にも態度にも表さない。
常にきっちりした衣装を身にまとい、休日であろうがベスト、タイ着用は外せない。懐に持っている銀色の懐中時計がトレードマーク。普段はつけないが、主人公と話すときは、老眼鏡をつけていることが多い。
お嬢様に対し、厳しい言動を取ることが多いが、それも全て将来を思ってのこと。お嬢様は自分が嫌われているのだろうか、と、落ち込むこともあるが、
「………ストラザーンさんに、情けない子だって、思われたくなくて」
「何?」
「でも、思えば思うほど、上手くいかなくて、私………」
「私がお前を情けないなどと、思うわけがない。お前は私の自慢の………娘だ」
と明確に言われてからは、緊張し通しの態度も軟化した。
はい、以上自分だけが楽しい妄想でした。
何この土地の年齢層の高さ。
若造は、橋の向こうの土地にいるんだよ。
こういう設定でネオロマゲームしたいですねえ。なんだかんだ言っても、やっぱり世間様の乙女ゲームは高年齢層に厳しい。
秘書ならまだいいんです。仕事場でのパートナーですし、業務の上で必要なわけですから。お互いに。
ただ、己のプライベートな家という中において、完全に赤の他人が自分の生活をしたり顔で介入して管理してくるなんて、耐えられそうにありません。
私が執事に出す一番初めの命令は、「帰ってください」だと思います。
でも逆に、「一体どんな執事なら許せるだろうか」と考えてみたところ(何故そういうことをわざわざ考えるんですか)、それこそ、「フレッド・アステアならいけるんじゃないか!?」という結論に達しました。
物腰柔らかく、タキシードが似合うのは映画で証明済み。ほどほどにウィットに富んだ会話に、決して二枚目ではないが、洗練されている。
そして、年寄りである。(大体執事が若い兄ちゃん、というだけでなんかもう駄目だそれは)
で、せっかく考えたので(せっかく?)じゃあ、他にお気に入りの役者陣で己の好みのままに、欲望の館を考えてみました。
まず、執事は『フレッド・アステア』で決まり。
で、運転手は『マイケル・ケイン』。運転手は勿論基本年寄り、その屋敷に仕えて云十年。親の代から仕えて娘にも仕えますくらいの勤務暦があり、そして、半ボディーガードみたいな役割を背負っているので、ある程度恰幅がよくないと。
「お嬢様、今日は寄り道はいけませんよ」
「でも、今日は友人と約束してて………」
「お嬢様、そう言ってこの前アステアに、こっぴどく怒られたのを、お忘れですか」
そして、庭師に『クリス・クーパー』。頑固一徹職人だけに、他人に対して無愛想。いつも庭の片隅にある小屋で一人で住んでいるんだけど、親の時代とはまた違う、娘(私のことです)の時代になったらなったで、娘の好きな花を植えて楽しませてくれる。
「また、なんでこんな急に桔梗ばかり植える気になったんだい? みんな、あんたがついにおかしくなったって、噂してるぜ」
「………お嬢様がお好きな花だ」
とか、他人に対して無愛想なんだけど、それでもいい、みたいな。
で、お嬢様が(だから私です)いざ、花が咲いて大喜びでお礼を言いにくると、ただむすっとしながら
「もうじき、コスモスも咲く」
とだけ言って去る、とか。………………………ッ!(自分の妄想で萌える)
馬屋番は、じゃあ若手で『リチャード・ロクスバーグ』(この年齢で若手なんですか)。
ちょっと情けない感じで、他の老齢の使用人たちに押されがちなんだけど、フランクな態度でお嬢さんとは仲がいい。
本当は何処かの没落した貴族のボンボンか何かで、執事のフレッド・アステアが拾ってきた。だから、貴族的なしきたりとか、そういうのもわかっていて、お嬢様がちょっと落ち込むと、黙って慰めてくれるとか。
相手がいない場合、急遽タキシードを着て相手役に化けるとか、そういう小技も可能な器用貧乏な人間。
「チャック(リチャードの愛称)が、今度のダンスパーティーのパートナーだったらいいのに」
「俺がですか? ははあ、それはちょっと無理な相談なんじゃないかと。俺はただの御者ですしね」
「でも、他の人だと上手く踊れるかどうかわからないし………」
「困りましたねえ。じゃあ、ほら、俺で練習しておきますか」
たまに遊びに来る、放蕩な叔父に、『ロバート・ダウニー・Jr』(う、胡散臭い!)
米国で一山当てようと色々やっているんだけど、結局上手くいったり、いかなかったりで、人生の浮き沈みが激しい。
お嬢様の父親が存命中のときは、金をせびりにだけ現れたんだけど、娘の代になったら、用もないのにフラっと来てみたり。
お嬢様にとって、外の世界をのことを色々教えてくれる、スピード狂の叔父(当然、田舎貴族では珍しい自動車を乗り回している)は来てくれれば楽しい相手。
女好きだが、貴族ぜんとした女は好みでなく、お嬢様にちょっかいを出したり、ふらふらしている。
「大きくなったなあ。これだけ大きくなったら俺の嫁さんにもなれるかな」
「叔父さん、そんなことばっかり言って」
「お? 信じてないな? 試してみるか?」
『ポール・ニューマン』は、新しく金で台頭してきた貴族領主で、古式ゆかしいお嬢様の家をちょっとバカにしているふしもある、現実的な紳士。土地を治めるだけでなく、自ら率先して事業に投資したりと、バイタリティあふれている。
お嬢様の父親と親友で、娘の保護者のような立場にいるけれど、あまり猫かわいがりせずに、大人の目線での付き合いをしている。
若い頃はかなり遊び人で、お嬢様を連れて盛り場や賭博場に行くことも。
鼻を人差し指で、ひょい、っと軽く撫でるのが夜遊びのサイン。
「………!」
「じゃあまたな」
「あ、あの、フレッド、私ちょっと出かけてくる!」
「………ニューマン氏、お嬢様を遊びに誘うのもほどほどに願います」
「さあ。何のことだ?」
『モーガン・フリーマン』は教会の神父。肌の色で差別されることもあったが、穏やかな人柄で土地の人々の信頼も厚い。何処か他人に対して一閃をひいているところもあり、急進的なポール・ニューマンとはあまり仲がよくなく、お嬢様が彼と一緒にいると、穏やかに遮ったりする。何処か達観した見方の人間であり、お嬢様は日曜日にかかさず教会へ出かけ、よく話を聞いている。
「神父様は、どうして神父になろうと思ったのですか?」
「それが一番、近道だと思ったからです」
「何処に至る?」
「天国ですよ」
『ウィリアム・H・メイシー』は、お嬢様の家庭教師。ちょっと情けなくて、いつもおたおたしているものの、知識に関しては膨大であり、少し変人のように見られている。お嬢様が望むままに知識を与え、時には、室内を飛び出し、お嬢様を連れまわして一泊してくる、などの行為も見られ、熟睡したお嬢様を、背負って真夜中に帰宅し、フレッド・アステアにこっぴどく怒られることもある。
「もう、私がお嬢様をおんぶできるのも、今年で最後かなあ」
マイケル・ケインとは幼馴染で、よく悪ふざけの片棒を担ぎあっている。
『ジェームズ・マースデン』は明るく楽しい主人公の婚約者。
ポール・ニューマンの甥であり、いつかは自分も外の世界に出て、一山当てたいと思っている。根っこは善良で、土地の娘たちに好意を寄せられているが、当人は鈍く、その事実にあまり気づいていない様子。
お嬢様とは幼馴染であり、互いのイロハも全てわかっているような関係だが、それ故にお嬢様は恋愛感情を全く彼に対して持っておらず、仲のいい兄妹のような関係。
当人としては、それが気に入らないわけではないが、いずれ自然にどうにかなるさ、と持ち前の天然さで今の関係を楽しんでいる。
「今日は何処行く? 遠乗りがいいか、それとも釣りがいいか」
「ジェイは、いつも楽しそうね。辛いこととか、何もないみたい」
「そんなことはないよ。俺だって辛いこともあるさ」
「例えば?」
「例えば、そうだなあ。………………………」
「ないのね………」
「いや、ちょっと待って! 今すぐ考えるから!」
『ダニエル・クライヴ』は土地の買収や開発をもくろむ余所者。穏やかな物腰でお嬢様に近づくも、腹の中は真っ黒で時折見せる表情は凄みがある。仕事の一環として主人公に近づくも、歳の離れた今はなき妹を思い出されて、甘くなりがち。だが、仕事人としての羽目は外さない大人の人間。
「いつか、絶対誰もが大人になる。それが早いか遅いかの話だ」
「クライヴさんは、早かったの? 遅かったの?」
「俺は、今でも子供だよ」
「嘘ばっかり」
『デンゼル・ワシントン』はもう当然ボディーガード。米国からやってきた歴戦の勇者。ダニエル・クライヴとは過去に因縁あり。この土地とお嬢様に決して騒ぎは起こさせまい、と普段から気を張って生きている。戦いで喉を焼かれているため、殆どしゃべらないが、身振り手振りでお嬢様と意思疎通は完璧。
「お前がああもこだわるとはな。あのお嬢さん、そんなに大切か?」
「お前には関係ない。ここで何か揉め事を起こす気なら、お前を殺す」
「そりゃ怖い」
『アーロン・エッカート』は気のいいコック。
他所から来た流れ者のコックだが、腕は確か。常ににこにこと新しい料理を創作しては、お嬢様に食べさせている。アルコール依存症だった過去があり、今でも酒瓶を見ると複雑な表情を浮かべることがある。明るい表情とは対照的に、根っこに暗いものがあり、手の震えを押さえるために酒や薬に依存しがちな自分を、必死で抑えている。
「やりたいならやればいい。私がいつでも都合しよう」
「ドクターは、本当に医者なのか?」
「私が医者だと、何か問題でもあるのかね?」
「俺にはないが、お嬢様には毒かもな」
「お嬢様は、君よりも何倍も強いよ。要らぬ世話だな」
『ハビエル・パルデム』は、土地にふらりと、現れる風来坊で。立場でいうと、トム・ソーヤーのインジャンジョーみたいな。
幼い頃、泉で溺れていたお嬢様を助けた経緯もあり、お嬢様は全くおびえないが、村の人間には忌み嫌われている。紆余曲折あり、生まれ故郷の土地に帰ってきたものの、すでに居場所はなく、土地のはずれに、猟犬とふたり、ぽつんと住んでいる。お嬢様が飼っている犬は、この犬の子供。
「子犬は元気か」
「とっても。毎日走り回ってて、追いつくのが大変」
「そうか」
「今度、連れてきます」
「いや。………ああ、そうだな」
『クリストファー・ウォーケン』は屋敷付きの弁護士。財産の管理を一手に引き受けているが、田舎の弁護士であり、あまりやる気はない。いつもちゃらんぽらんな態度だが、決めるべきところは決める、大人の男。「疲れた」が口癖だが、金がなければ何もできないということは自覚しており、仕事に手を抜くことはない。
「俺は若い頃からずっと金に苦労してきたけど、これからもずっと苦労しそうだなあ」
「どうして?」
「どうしてだろうな。浪費してるわけじゃないんだけど。大酒を飲むわけじゃないし………ああ、でも女は嫌いじゃない」
「最低」
そして、主治医は『アンソニー・ホプキンス』でお願いします。(危ない! 危ない!)
それこそ、出産から知っているお嬢様の健康を一手に担い、逆にこんな屋敷にずっととどまるのではなく、外の世界に出て才能を試してみるのもいいんじゃないか、と、リベラルな考えも持っていて、怖さ半分魅力半分みたいな、ちょっと危険な感じが魅力です。
「君は外の世界が見たいかね?」
「外の世界って、どんなですか?」
「それは自分で確かめるんだな。きっと君にとって―刺激的だよ」
そして、最後に控えしは、お嬢様の後見人である、堅物貴族の『デヴィット・ストラザーン』ですよ。
古きものを守る強い意志があり、無口でめったに笑うこともない。お嬢様を任された手前、黙って彼女の成長を見守っている。
実はかつてお嬢様の母親を、父親と争った過去があり、その母親の面影を残しているお嬢様に対し、我が子のような、かつての恋心のような、複雑な感情を抱いているが、口にも態度にも表さない。
常にきっちりした衣装を身にまとい、休日であろうがベスト、タイ着用は外せない。懐に持っている銀色の懐中時計がトレードマーク。普段はつけないが、主人公と話すときは、老眼鏡をつけていることが多い。
お嬢様に対し、厳しい言動を取ることが多いが、それも全て将来を思ってのこと。お嬢様は自分が嫌われているのだろうか、と、落ち込むこともあるが、
「………ストラザーンさんに、情けない子だって、思われたくなくて」
「何?」
「でも、思えば思うほど、上手くいかなくて、私………」
「私がお前を情けないなどと、思うわけがない。お前は私の自慢の………娘だ」
と明確に言われてからは、緊張し通しの態度も軟化した。
はい、以上自分だけが楽しい妄想でした。
何この土地の年齢層の高さ。
若造は、橋の向こうの土地にいるんだよ。
こういう設定でネオロマゲームしたいですねえ。なんだかんだ言っても、やっぱり世間様の乙女ゲームは高年齢層に厳しい。
おばさんホイホイ。
やめ時がわからないので、永遠に睡眠が削られていく罠。
特に11回目はヤバイ。
シティーハンターに、ボーグマンに、おまけにワタルだぜ………!? TMN全盛期だぜ!?
言っておくが、俺はワタルのOVAをベータで持ってたぜ………!
「夢冒険」が流れた時は、「アラミスー!」と本気で画面の前で叫んだ。もう、アニメ三銃士の読者投稿はがきのイラストの高レベルなあめあられさは半端じゃなかった。
アラミスの復讐を遂げる回なんて、はがきだけで完全に話再現できてた。
実年齢として、アニメに「はまった」と思えるのはもう少し後の年齢なんですが、絶対的に覚えているのは、本当に自分が子供だった頃、ですね。
12回もいきなりらんまですよ。らんまはどのシリーズのどのOPもEDも全部よかったな。ちなみに、熱烈良牙ファンでした。
あと久能先輩ね。
どうやらこの時点で、お気に入りの声に傾くという図式は出来上がっていたようで………(鳥さん………)。
で、「夢を信じて」も超燃えた。デイジーが女性キャラとしてすげえかわいくて。そして、「何故魔法使いがバギとホイミを使えるのか納得いかねえ」と真剣に悩んだものでした。
確か、それこそアニメージュかなにかに、公式見解が載ったんじゃなかったっけか………(「魔法使い」だから、魔法を使えるんです、とかなんとか)。
マーニャとミネアも出たりして、世界観(武器防具宿屋アイテム)が面白かったなあ。
そして私は、サムライトルーパーが全くわかりません。
キャラも話も何もかも。今にして思えば、オタクだったはずなのに何故なのでしょうね。
あと、TMN全盛期(シティーハンター)なんですが、木根さんが作った曲だってことも忘れないでください。
ワタルも当然大好きで見てたんですが、コメントで「デフォルメされたロボットの新境地」とあって、凄く納得しました。
勿論ごついロボットも大好きなんですが、ああいう、かわいらしいけれど非常にカッコイイ(個人的にデザインとして一番好きなのは、戦神丸です)デザインって、今にしてみれば物凄く斬新だったんだなあ。
少ない色使いで、少ないパーツで、あれだけの個性を出せることこそが凄いというか。
そして、やはり私はオタクにあるまじき行為として、シュラトもパトレイバーもナディアもアニメ全くわかりません。
いや、パトレイバーは漫画全巻ちゃんと持ってたんだけど、アニメ全然知らないんだ………。シュラトにいたっては、もう知識皆無。この頃確か中学生だったはずなので、アニメについてちゃんと穿った見方(苦笑)ができていたはずなんですが。
あ、でもナディアを見なかった理由は覚えてる。ナディアがいい性格すぎてついていけなかったからです。
これ、ただ見ていた時間帯の問題かなあと思うんですが。シティーハンターもワタルも、午後五時代だったんですよね、うちでやってた時は。
そして、私だって小室の歌声は酷いと思った。
作画が最高だっただけに、あれはないと思った。香がのけぞって離れるところとか、どれだけいい動きなのかと。
私はTMN好きですが、シティーハンターはTMN以外のOPやEDも凄く大人の雰囲気満載で、幼心にあこがれました。将来ああやってお酒飲むんだーとか。
しかし、やはり私もアニソンにジブリは土俵が違うと思います。
ほらもう、ジブリはもうジブリっていうジャンルだからさ。
ちなみに14回くらいになると、もう半分はわからないですね。
アニメから離れていった、というよりは、自分で見るものと見ないものを厳選し始めたというところでしょうか。私は昔からアニメなら何でも見る、とかそういうタイプじゃなかったので。
しかし、第14回は、サイバーフォーミュラーが1・2フィニッシュだぜ!
私かつてのサイトで、ブーツホルツ以外何もないコンテンツを持っていたことすらありました。コミケで晴海に行ったのもこの頃です。友人が幽白の同人誌を作っていたのもこの頃です。
アニメに関しては、サイバーフォーミュラーで完全にアニメオタクになった転機でした。ある意味。
しかし、ワタルの曲がいっぱい入っているのは嬉しいけれど、グランゾートもかなり良曲だったと思うんだけどなあ。
そして、第15回から、まるで革命で指導者が変わったかのように一気にオタク臭が漂うのは何故だ。
何を持ってオタクとするかは曖昧ですが、個人的には、可愛い女の子が可愛いことやらかすのは皆オタクアニメだと思ってます。
まあ、つまりカッコイイ男がカッコイイことをやらかすのもオタクアニメなわけで、私は今現在それを嬉々として見ている………と言いたいわけですが、ここ数年で本当にアニメ見なくなったからなー………。
タグで、夫婦無双と閣下無双を考えた方は天才だと思います。