『ウォーリー』
最近映画感想から遠ざかっていたのは、映画館で見ていないというせいもありますが、ディスカスで送られてきていたのがCDとか、以前に見たことがある作品ばかりだった、という理由でした。サンレッド送られてウハウハしていたりとかね。
さて、なかなか評判がいいピクサーアニメですが、今回もはずれなし。
私、最初から最後まで泣き通しでした。大体、ロボット(無機物)ものっていうだけでも涙腺がゆるむのに、出だしが人間が破壊した地球を、たった一人で、たった一人で、たった一人で!(この時点で既に泣いている)ゴキブリと一緒に黙々と清掃しているウォーリーの姿ですよ! これで泣かずしてなんで泣こうか!
この時点で、ゲーム『クロノトリガー』のロボを思い出して涙が止まらない私。
クロノトリガーっていうのはいわゆるタイムトリップものなんですが、その中で仲間のロボットが地球環境を整えるために、一人昔の世界に残る、って言い出すわけですね。で、プレイヤーはタイムマシーンでそのイベント後、十秒とかで未来の世界(元の時代)に戻れるわけですよ。
するとそこには、今まで荒廃していた大地が、緑の美しい大地に変わっていて、そこには長い長い年月頑張ってきたロボが安置されている、っていうオチなんですが、この五分に満たない程度のイベントで、もう私は最初から最後まで号泣しましてねえ。
我々にとってはほんの一瞬なんだけど、その間、ロボは気が遠くなるほどの時間をすごしてきたその過程を思うと…!
おまけに、このウォーリーの何がいいって、人型じゃないのがいい。
人型だとどうも人間にこびているキャラクターっていう印象が強くなるんですが、ウォーリーは小さいキャタピラみたいな本当にロボットタイプで、勿論喜怒哀楽を表現しなければならないので、多少目が動くとか、表情もあるのですが、あくまで彼はロボットなわけですよ。
そのただの道具であるウォーリーが、黙々と自分のお気に入りのガラクタなんぞを集めて働いている様で、もう号泣。
地球は荒廃し、砂漠が広がり、周囲にはウォーリーが積み上げたゴミの塔ばかりが広がる中で、ダンスのビデオとか見て嬉しそうなウォーリーっていう図に既に号泣(泣きっぱなし)。
現実として、地球から逃げ出した宇宙船からやってきたロボットイヴと、勿論ウォーリーは幸せになるんですが、その過程もすごくかわいいです。
大体ウォーリーは清掃ロボットなわけですから、戦闘機能とかは全くないので、常に主導権握っているのがイヴっていうところがいい。レーザービームぶっ放すのも、宇宙で活動するのもイヴで、ウォーリーは手をつなぎたいな~という目線で、おどおどしている図っていうのが、かわいらしくてたまりません。
でも、素直で実直なウォーリーに、気の強い娘さん(笑)であるイヴが、指令を無視してもそばにいようとする様に、もう萌え萌えですよ!
ロボットに好きとか嫌いとかあるわけねえだろ、とか色々あるかもしれませんが、細けえことはいいんだよ! そんなこといったらこの世のすべてのロボットに、寂しいとか嬉しいとか、欲求直結のコミュニケート機能いらねえんだから!!
宇宙船で怠惰に暮らしている人間が発起する様とかも、色々感動できるものもあったのですが、個人的には、ウォーリーやイヴをとりまく、ちょっと壊れたロボットとか、壊れてはいないけれどいちいち所作がかわいいロボットたちの動きや、表情描写を楽しむ映画だと思います。ウォーリーやイヴは基本的には名前以外しゃべりませんしね。
とにかく仕草がかわいい。日本のロボットアニメとは違ったかわいさがそこにあります。
凄くかわいくて、個人的には(凄く)泣けるいいアニメでした。
エンドロールがドット絵表現で凝っていて見ごたえアリだったのですが、これはDVDのみなんでしょうか? ラストのピクサーのロゴ表現も、ちゃんとオチがついていてかわいくて、最初(始まりはかなり退廃的でシュール)から終わりまで、隙のない映画でした。
世の男性よ、やはり押しの一手ですな、かわいい彼女を射止めるには! ウォーリーの根性を見習わなくてはなあ。
個人的にロボットものは、人型ではないほうが好みです。人型だとそれはもう、それだけで役割果たしちゃってる気がするし、顔だけ挿げ替えればいい、みたいになっちゃうので。どうせなら私は、人型ではないウォーリーみたいなロボットがそばにいてくれたほうがいいよ。無機物であっても人型はいらねえ。実際の人がいるのに、人型である必要がないし。(この辺が私がロボット物にそれほど食指が動かない原因でもあります)
PR
最近映画感想から遠ざかっていたのは、映画館で見ていないというせいもありますが、ディスカスで送られてきていたのがCDとか、以前に見たことがある作品ばかりだった、という理由でした。サンレッド送られてウハウハしていたりとかね。
さて、なかなか評判がいいピクサーアニメですが、今回もはずれなし。
私、最初から最後まで泣き通しでした。大体、ロボット(無機物)ものっていうだけでも涙腺がゆるむのに、出だしが人間が破壊した地球を、たった一人で、たった一人で、たった一人で!(この時点で既に泣いている)ゴキブリと一緒に黙々と清掃しているウォーリーの姿ですよ! これで泣かずしてなんで泣こうか!
この時点で、ゲーム『クロノトリガー』のロボを思い出して涙が止まらない私。
クロノトリガーっていうのはいわゆるタイムトリップものなんですが、その中で仲間のロボットが地球環境を整えるために、一人昔の世界に残る、って言い出すわけですね。で、プレイヤーはタイムマシーンでそのイベント後、十秒とかで未来の世界(元の時代)に戻れるわけですよ。
するとそこには、今まで荒廃していた大地が、緑の美しい大地に変わっていて、そこには長い長い年月頑張ってきたロボが安置されている、っていうオチなんですが、この五分に満たない程度のイベントで、もう私は最初から最後まで号泣しましてねえ。
我々にとってはほんの一瞬なんだけど、その間、ロボは気が遠くなるほどの時間をすごしてきたその過程を思うと…!
おまけに、このウォーリーの何がいいって、人型じゃないのがいい。
人型だとどうも人間にこびているキャラクターっていう印象が強くなるんですが、ウォーリーは小さいキャタピラみたいな本当にロボットタイプで、勿論喜怒哀楽を表現しなければならないので、多少目が動くとか、表情もあるのですが、あくまで彼はロボットなわけですよ。
そのただの道具であるウォーリーが、黙々と自分のお気に入りのガラクタなんぞを集めて働いている様で、もう号泣。
地球は荒廃し、砂漠が広がり、周囲にはウォーリーが積み上げたゴミの塔ばかりが広がる中で、ダンスのビデオとか見て嬉しそうなウォーリーっていう図に既に号泣(泣きっぱなし)。
現実として、地球から逃げ出した宇宙船からやってきたロボットイヴと、勿論ウォーリーは幸せになるんですが、その過程もすごくかわいいです。
大体ウォーリーは清掃ロボットなわけですから、戦闘機能とかは全くないので、常に主導権握っているのがイヴっていうところがいい。レーザービームぶっ放すのも、宇宙で活動するのもイヴで、ウォーリーは手をつなぎたいな~という目線で、おどおどしている図っていうのが、かわいらしくてたまりません。
でも、素直で実直なウォーリーに、気の強い娘さん(笑)であるイヴが、指令を無視してもそばにいようとする様に、もう萌え萌えですよ!
ロボットに好きとか嫌いとかあるわけねえだろ、とか色々あるかもしれませんが、細けえことはいいんだよ! そんなこといったらこの世のすべてのロボットに、寂しいとか嬉しいとか、欲求直結のコミュニケート機能いらねえんだから!!
宇宙船で怠惰に暮らしている人間が発起する様とかも、色々感動できるものもあったのですが、個人的には、ウォーリーやイヴをとりまく、ちょっと壊れたロボットとか、壊れてはいないけれどいちいち所作がかわいいロボットたちの動きや、表情描写を楽しむ映画だと思います。ウォーリーやイヴは基本的には名前以外しゃべりませんしね。
とにかく仕草がかわいい。日本のロボットアニメとは違ったかわいさがそこにあります。
凄くかわいくて、個人的には(凄く)泣けるいいアニメでした。
エンドロールがドット絵表現で凝っていて見ごたえアリだったのですが、これはDVDのみなんでしょうか? ラストのピクサーのロゴ表現も、ちゃんとオチがついていてかわいくて、最初(始まりはかなり退廃的でシュール)から終わりまで、隙のない映画でした。
世の男性よ、やはり押しの一手ですな、かわいい彼女を射止めるには! ウォーリーの根性を見習わなくてはなあ。
個人的にロボットものは、人型ではないほうが好みです。人型だとそれはもう、それだけで役割果たしちゃってる気がするし、顔だけ挿げ替えればいい、みたいになっちゃうので。どうせなら私は、人型ではないウォーリーみたいなロボットがそばにいてくれたほうがいいよ。無機物であっても人型はいらねえ。実際の人がいるのに、人型である必要がないし。(この辺が私がロボット物にそれほど食指が動かない原因でもあります)