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ネタバレに過剰な配慮はしません。自己責任において閲覧ください。警告しました。
以下、空欄を空けた後記述します。今回柊と、大団円一部です。



























中途脱線して、大団円をとりあえず見てみます。
本当にどってことないので、とりあえず忍人見てみたんですが、これ、なんの解決にもなってねえ!
こういうのは救済EDって言わねえ!
もう一つのEDって、このEDはもしも、ですらないので、全く気持ちの上で救いになりませんでした。逆鱗つかって時空を飛び越えて未来を変えた、くらいのちゃんとした筋道がないと、こんなのただの、理由の必要ない二次創作じゃねえか!
へこみました。


柊です。
第四章から開始します。
予言の書を読みながら、軍師と姫という架空の話を持ち出して、主人公をごまかす柊。結局は宝玉を集めなければならないと深刻な顔をする柊に、主人公は未来はどうなるのかと聞きます。
「いや、その、軍師と姫はどうなるのかなあって」
それを聞き、柊は
「私が願うのは姫の未来でございます」
と微笑んで去っていくのでした。
初っ端から糖度高エ!
さすがそういうポジションだけあるよ。
主人公は(どこまでが冗談なのか本気なのかわからない)といいますが、どっちも本気なのが奴の恐ろしいところじゃないか。

熊野で柊は布都彦の兄と、一ノ姫の駆け落ちに協力したということがわかります。
結局柊は星の一族で、未来が読めるのに、兄と一ノ姫と三人で龍と戦い、とりあえず封印した、ということが重ねてわかります。なんかあれですね、別に色恋じゃなくて、自分は羽張彦と一ノ姫が好きだったというのが現れていて、このイベントいいですね。ずっと三人でいたかったけど、という奴です。

その後、なんだかよくわかりませんが、夢のお告げにしたがって川に壷を沈めたら霧が出てきて敵が眠った、という、わりと判断しがたい策士っぷりを見せつけ、ムドガラ将軍は出番すらありませんでした。
きっと奴が大切なのは主人公じゃなくて預言書に従ってる自分なんだぜ。

「命を捧げるのが貴方のためなら、思ったほど悪くない」
柊の今回の主題は、決まっている予言に抗うことなく進む男の悲哀、とかそんななんでしょうが、別に抗うことがないのであれば、それは魅力とつながらないんじゃね、と思ってしまいます。
思わせぶりな言い方をしているだけで、柊そのものはただの、今までの友雅ポジションのにぎやかしと判断していいんでしょうか。一ノ姫と羽張彦のあたりは個性が見られてよかったんだけどな。

結果、柊は預言書の通り、神子をかばって死亡します。
「この目に映る、最後の景色が貴方の涙とは、過分なまでに美しい」
言ってることはいいんですが、なんか乗り切れません。
そして主人公は、死亡する予言を変えるために、時空の狭間を越えて、初めて柊と出会った現実世界へ赴きます。
ここで初めて、主人公が異世界から来た設定が役立つんですが、だったら忍人も救えるようにしとけよ! とキレてしまうのは私だけでしょうか。預言書にも忍人の死亡載ってるんだろ!? それとも載ってるのは己だけか! 時空を越える前の自分にアドバイス残しとくとかしとけよ!
でもこれ柊ルートに入ったからまだしも、ノーマルEDだと、即位式の後になんだか知らないけど勝手に死んだって解釈でいいんですかね。そうなると結構柊ただのおかしい人になってしまいますが。

柊を助けるために、白い龍を呼ばない、と誓う主人公。おお男前。
「我が君………私と引き換えに、世界を滅ぼすおつもりですか?」
「いいえ、神の力ではなく私の力で黒い龍を倒す」
「困りましたね。姫は本当に黒き龍の力をご存知なのですか?」
「できるわ」
「私は………姫の最も忠実なしもべにございます。我が君が望むなら、どこまでもお供するのが忠義の証というもの。姫の元に生きた私も、きっとそう申し上げたことでしょう」
主人公、力技で男を落とす、の巻。
やっと面白くなってまいりました。
黄泉路で一ノ姫と出会い、はっぱをかけられる二人。
「中つ国の姫君方は姉妹そろって私に難題をお申し付けになる。未来を変えろなどと、二人ともおっしゃるなんて、従うのも一苦労です」
そして振り回されるがいい!
むしろお前は、振り回されでもしないと魅力が出ない!(苦笑)

そしてEDでは、主人公が調子に乗ってました。
うーん別に悪くはないのかもしれませんが、今回全てのルートに共通して、途中が退屈なのは否めないところか。

次はやっと出ましたサザキいきます。もういい加減、脳みそ使わなくていい萌えを補充したいところです。
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ネタバレに過剰な配慮はしません。自己責任において閲覧ください。警告しました。
以下、空欄を空けた後記述します。ノーマルEDと風早ノーマルEDです。



























とりあえずノーマルEDを見て気を落ち着けようと思います。
やっぱり忍人の死亡EDはあっちゃならねえEDだよ………。3の譲はいい。あれはコンセプトが悲しい運命を変えるものなんだから、一旦はああいう結末を迎えても。でも、どれだけ救済EDがその後控えているとしてもだよ、普通に道を歩んで、普通に心を通わせて一番最初にたどり着くEDがあれってことは、それから何をやったって、やっぱり王道は忍人が死ぬんだって捕らえ方をこっちはどうしたってせざるを得ないじゃないか。
「舞一夜」の櫻井ボイスのキャラクターのEDとも違う、ただ史実のように死んだっていう事実を突きつけて、ネオロマユーザーをへこませてどうする。
これはあれかなあ、誰もが見て祝福したい馬鹿ップルをメーカーが作ることができなかった、っていうある種の実力不足を見せ付けられていると思っていいのかなあ。殺害するっていうのはいわば困ったときの何とやら、でそれに特化するくらいなら、勘弁してくださいとお願いしたくなるくらいの、吐くように甘いEDのほうが実際難しいのは事実だと思うけど。

と、真剣にへこみつつ話を進めます。ノーマルEDでワンクッション置くくらいじゃないとやってられん。

第八章 かぎろいの射す飛鳥
あ、シャニ生きてた。
結局サティも弟可愛さのようですね。シャニは騙されていたと知って複雑そうですが。
首都に近づく前に龍穴でみそぎをすべく、室生に向かいます。
「せっかくだ、景気よくお祈りしてきてくれよ!」
サザキの場の空気を呼んだ発言が男前です。
「で、姫さんがどんな結論出したって、どーんと笑って受け止めてやりゃいいんだ」
普通の会話が男前だ………! 新鮮………!(苦笑)
(私の本当の願いは、戦いに勝つことだったの………?)
うーん、やはりこの手の神子の個性を物語上で表す台詞は、すべて共通ルートに納めてもらいたいところです。共通ルートというか、このノーマルルートの上で全ての物語を成り立たせて欲しい、というか。そうじゃないと、やっぱり神子の個性相当不透明なまま、ラブラブEDとか迎えても困る。
ここで、神子は自分が戦う理由を、荒魂によって人々を傷つけさせないために、禍日神が荒魂を生むのであればそれを倒さなければいけない、と決意を確固たるものにします。荒魂って禍日神から生まれるんだったんですか。ありましたっけ、そんな説明。覚えてませんが。
というか、今まで我々が戦闘していた相手って、荒魂だったんですか。(それすらも日々の果て)
いや、なんかこう、全く意識してなかったというか………。それまでの怨霊のように存在感全くなかったというか………。

禁足地に足を踏み入れてしまった主人公。サティの呪いは主人公ではなく、その地の神にかけられたもののようで、ずっと後をついてきたシャニが慌てて追いかけます。
「もう………せっかくいいところだったのに。どうしてそうやって雰囲気壊すかな」
仲直りしたシャニの一番の台詞がこれ。末恐ろしい。


終章 決戦の日
決戦前夜、気が高ぶって眠れない主人公に、風早がお茶を飲んだらと言ってきます。しかも、メイド・イン・線目。
初めて風早がいい仕事をした瞬間でした。
ただ、持ってきたのは結局風早でした。お前は俺の期待を裏切った!
様々な人と話せるんですが、
「だが、なぜだろう………こんな夜………確かに俺は君に何かを………」
こいつはきたぜ忍人フラグ!
あからさまな選択肢だったので選んでみたんですが、特にこれといって変化はなく。ただ会話そのものはすごく怪しかったので、多分ノーマルじゃないEDルートのときにいけるんじゃないか?
嬉しさ反面、やはりまだ少し複雑です(どこまで過去の男を引きずる気だ)。

「花のように可憐で、風のように涼やかだ」
これをちょっとおどけたボイスで言うアシュヴィン。貴様狙ってやがるな。
その後は別に戦って終了。
常時スキップ機能をオンにしているので、物品が出てきたところとか問答無用でぶっ飛ばされるので、サティ絡みの話がよくわかりませんでした(一番最初くらいちゃんと見ておけ)。
だってスキップオンにしておかないと、だらだらポリゴンが動いて話が長くなるからさ。
しかし、何度見ても常世の国の廊下で、黒龍挟んでずらっと八葉が並んでいる姿は笑えます。

ノーマルEDとしてはごく普通じゃないかと。こっから分岐する奴も多そうですね。サティ、忍人、柊はほぼ決定か。
ただどうしても私はこの主人公が「これが私の治める国」とか「立派な王になる」とか言われると、すげえ違和感が。
別に私は王になりたいわけじゃない。ただ、男とイチャイチャできればそれでいいんだ………。

そんなわけでノーマルEDを見ましたので、このまま勢いで風早ノーマルEDを見たいと思います。


あ、大団円の書が出ちゃった。
え、これってノーマルEDを見れば出るんですか? どうも条件がよくわかりませんが。しかも、「忍人のイベントでます」とはっきり記されやがった。まあ忍人は事前にグッドED………そう、グッドEDを見たからなんでしょうが!(泣くくらいなら言うなよ)
まあこれは最後に見ます。多分グッドEDを見ていないと、他のキャラクターもイベント起きないんだろうし。
そういうわけで風早狙いで二章からです。物語など見ちゃいませんが。
これあれなんですよね、サブキャラのイベント起こしても、もらえる経験値が増えるので、それら一切無視となると、経験値の上がりが乏しいんだよな。ただ、サブキャラのイベントまで逐一起こしていくと時間がかかる、かつ、実際のルートで飽きるので、サブキャライベントは起こさない方向で進めます。まあ今のままでも別に戦闘に苦労するなんてことはありえないわけですが(主人公達の力は継続されるが、敵の力はどうやら据え置きのようですね)。

と、淡々と進めますが、なんか勝手にサティの話へ。あと狼少年の話も勝手に起きた。
これ自動なんですね多分。常世三兄弟優遇されてるなあ。
しかし狼少年は成長すればちゃんと、真っ当な狼顔になるのでしょうか。なってくれるのであれば青田買いがイケますが。逆に成長しないのであれば………ヘッ。大体この手のキャラクターはEDが成長した姿で好みが分かれたりするんですけどね。

黒龍ご乱心は風早の犠牲で助かりますが、その後、何事もなかったように現れる風早。お前なんなんだよ。
例によって熊野にたどり着いて、砂浜デート(これほど世界観にそぐわない説明はない)をするんですが、海がきらきら輝いてきれいだという主人公に、
「ええ、きらきら光って」
と言われたとき、髪の毛ネタだなとはすぐに察しがついたんですが、スチルで髪をめでる風早がでるとは思いませんでした。
「子供の頃、千尋の髪をすくのは俺の役目だったでしょう」
ギョッ。
ガチだガチだと思っていましたが、本気でガチでした。ネオロマもロリコンが平気でトップを飾る時代になったのか………。
ちなみに純粋な一個人としてたまたま好きになったのが幼女ならまだいいですが、幼女から育ててその頃から可愛いと思ってたけど今も可愛い、というスタンスは気持ち悪いです。
ここで、時空を超えて過ごした世界に帰れるならどうする、という選択が出るんですが、主人公の答えが、「私も思い出すことあるよ。大切な思いだだもの」って、思い出したの見たことねえぞ。
このへんですよねえ、今回決定的に弱いの。
現実からきた設定がまるで意味を成さないというか。

その後、ムドガラ将軍との戦闘。
もうさすがに何週もしてきたので、戦闘にも物語にも飽きて、画面をろくすっぽ見てません。あーこれ章選択はその前に得た天秤やらの情報踏まえて欲しいよ。お目当てのキャラクターのイベント起こすと、ただ章をクリアするだけで暇で仕方がない。
風早はその名前を借りただけの、どこの馬の骨ともわからない奴だと判明。
「そのお言葉は姫をも軽んじたものだ。取り消していただきたい」
「二ノ姫―葦原千尋を守り、姫が望む未来へと導く」
「それが、我が主の命にございますので」
おおお、カッコいいぞ! むしろ主の命令で私心なく仕えていたというほうが、萌える!

「………きっかけは、そうでした」
あああ、惜しい!
その後、おばさん2に難癖つけられて風早は勝ち目のない戦に出ることになります。あの、本気でこのババアイライラしてきたのは私だけなのでしょうか。なんかこう、生理的にいらいらするんだよ! 理由なきイライラ!(笑)
大体、私情私情って、テメーの行動理念こそ国に縛られたバリバリの私情じゃねーか!

「大丈夫、俺はたぶん、死なないよ。………すぐには戻れないかもしれない、頼んだよ」
こいつ、何者なんでしょうねえ。人間じゃなさそうなのは間違いなさそうなんですが(やたらとにおわす人外発言)、そうなると、もう正体一つしか思い当たらんのだけど。

その後、何とか無事に帰還した風早。
「いけませんね、こんなに髪をぬらしては」
お前いい加減髪から離れろよ!
ここで、二人がくっついている、ハグに近いスチルが入るんですが、いざそうなると、主人公がエロゲーのように目玉が見えなくなるのは、一体どういう仕様なのだろう………。
別にここまで主人公を主人公として出してるなら、ちゃんと顔描けばいいのに。

結果、風早の正体は予想通りで別に驚くこともなく、主人公は身を引く風早に王としての言葉を投げかけ、別れるとう結末を迎えました。
………そりゃ確かに切ない結末といえばそうなのかもしれませんがー乗り切れないー。

どうも今回のゲームのコンセプトがよくわからないんだけど、最終的に、我々に王になったぜやったぜという達成感を与えたいのか? そんなもん望んでなくて、むしろ、王位なんてどうでもいいんだよ俺ははるばる時空を超えて男とイチャイチャしに来たんだよ! と私的に声を大にして言いたい。
始まりの物語であろうが、なんだろうが、これはネオロマなんだから、壮大な物語を見せるのが目的じゃなくて、恋愛のついでに壮大な物語という、普通逆だろとツッコミが入るスタンスを、真っ直ぐに貫いて欲しかったところ。
主人公が王になる。それは、王に選ばれた、なる過程、実際なった、の中で萌えイベントが補完される一環にしかすぎないんだよ。むしろ王の結末をどうしても見せたいんであれば、王になったことによるキャラクターとの関わりや、王になったことによる萌えを山ほど用意してくれないと。
しかも、王、王とクローズアップしたところで、肝心の王の物語は、そりゃやっぱりネオロマ特有のご都合主義なわけで………(黒龍が滅んで常世が一瞬で美しい世界になったときは笑った)。

続いて柊行きたいと思います。
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以下、空欄を空けた後記述します。忍人ルートです。



























次は………もう自分の中では同じようなレベルなんですが、誰がいいでしょうか。そうですね、風早は一回ベストじゃないEDを見たいので、全員落とす前に一度見るとして、
忍人→柊→サザキ→風早→アシュヴィン→風早
の順番にしましょうか。サザキは今まで楽しませてくれたことに敬意を払い、三番目です(苦笑)。
ということで、忍人いきます。
決して嫌いではありませんし、亀を助けるイベント(こう書くととんでもない)で「何故悪いか 説明をしなければ わからないのか」とためたっぷりで子供を脅すシーンとか最高でした。

さかのぼりまして第四章から始まります。
しかし前から思っていたんですが、忍人のこの打たれ弱さはなんだ。
誰も均等に能力値を上げてるはずなんですけどね。
戦闘でも一人弱々しく体力減らすし。どれだけぼっちゃんなんだよ。
ここで気になったのでパラメーターを見てみると、耐久値が一番低いこと判明。やっぱりぼっちゃんだ。

祭りの夜に一人で出歩いている主人公は、案の定怒られます。
「泥酔しきって、羽目をはずした連中もいるだろう。少しは警戒心を持ったらどうだ」
注意矛先が微妙にずれているようで、なんだか笑えます。お前それ女の子に対しての心配じゃねえか。
しかも結果、
「仕方があるまい。俺がついていこう」
って、どれだけわかりやすいツンデレ!
しかも、口の端についた甘酒をぬぐってくれるんだぜこの人。
ツンデレのくせに、場をわきまえている男、忍人。
どうやら、怪しげな刀を得るために、おかしな取引をしたらしき忍人ですが、今のところ判然としません。

続いて第五章。
ここで神子は忍人の信頼を得るんですが、どうも自己完結してる奴らしく、主人公の態度を一方的に王道と決め付けてご満悦です。お前は王に夢を見すぎだ。
ここで例の大惨事、黒龍ご乱心になります。
そして怪しい刀に体力が吸い取られるかのように苦悩する忍人。
むしろ見るべきところは、奴のあえぎ声とかそんなところでしょうか。声優さんは偉大だ。

第六章です。
自分のことを名前で呼んでほしい、という主人公に、そっけなく「千尋」と呼び、機会があったらまた呼ぶ、と微笑む忍人。
怒涛のように上がる星。
お前、わかりやすすぎる。
外見が将軍と呼ばれるには若すぎて、ぱっと見、どこかのギアス持ちのシスコンみたいにも見えるのが惜しいといったら惜しいです。
ここで、絆を上げろといわれるので延々戦闘をしてたんですが、
「お前と俺の息が重なる。それで、全て終わりだ」
の、アシュの必殺技に身もだえしました。

忍人は黄泉路で力を手に入れたらしく、「お前の望む未来とともに、死は美しき乙女の姿でお前の元へ舞い降りる」と告げられます。
これはあれですか、譲ですか、ポジション的に! このキャラクターは声優つながりですか!?
ここで玄武解放の折も、エイカが「神子、お前は国を得るがその代わりに大切なものを一つ失い、喪失を得るだろう」と告げてきます。
やっぱりお前譲だろう!
私的に、超盛り上がってまいりました。
おまけに咳まで酷くなり、ますます病弱属性まっしぐらです(別に病じゃありませんが)。

さて第七章です。
「君の………声が聞こえる。将が人前で取り乱すなとあれほど言ったのに………本当に君は………わからない人だ………ちゃんと言わなければ………君は王となるのだから………俺がどうなるとしっかりせねばいけないと………そういわなければならないのに、遠い。君の声が遠ざかっていく………」
ゆず………じゃない、忍人ー!(酷い間違い)
別にかばったわけではないですが、忍人は刀に魂を限界まで吸い取られ倒れます。忍人は感情の表し方が淡白なので、吸い取られることによる恐怖とか、そういうの一切なくいきなり、です。このへん、時折弱いところを見せるセオリーから外れていて、奴がいかに天然かつニブチン(笑)であるかが面白いです。


第八章 剣を捧げるに足る王
忍人ルート入ります。
「千尋、俺は君のために生きてみたい」
勿論その前に、君の作る国が云々とあるんですが、聞いちゃいねえ。
ここで刀を使わないで戦う、という誓いを立てるんですが、主人公のモノローグが入り
(あの人の微笑が見られるならなんでもいい。私は忍人さんが思ったように、本当は普通の少女でしかなかったから。私はこの瞬間、彼の主である資格を失ったのだ)
となるのが、少女マンガで切ない。
「そうだ、春になったら桜一緒に見に行きませんか」
これは死亡フラグ!
戦が終わったら実家の農家を継いだり、やりたいことやろうみたいな宣言は死亡フラグじゃありませんか。
しかも、忍人快諾。
終わった………お前らの未来。
しかも忍人だけ別行動する始末。お前危機管理がなってない。
まあこの別行動、何の意味もなかったんですが(ずっこける)。

「そうか………君が俺の死なのか」
と、嬉しそうな忍人。萌えるなあ。


終章 誓い
都を取り戻し、何故か舞台は黄泉の世界を通って、常世の国へ。
ここで破魂刀は、生太刀であったことがわかります。
そして、黒龍を倒してEDへ。おや、死んでませんが。
主人公の即位式に、賊が押し入り、忍人はそれを食い止めるために戦います。
流れる詔。
「遠く………君の声がかすかに届く………よかった、本当に王になったんだな。二人で桜は見られそうにない。約束を破ることになってしまったな………」
「もう、戦で大切な人と失わないように。大切な人とずっと一緒にいられる平和な国を………」
「君の声が聞こえる………。ああ、これは夢なのか。ありがとう。短い間だとしても君と同じときを過ごせて幸せだった。君と出会い………君のために君のために生きたいと思った。本当は………ずっと君の側にいたかった。もう伝えることはできないとしても………俺は君を愛していた………」


ネオロマでついに悲劇EDを実装か。


しかし、これは酷い。
別に悲恋は嫌いじゃないが、悪いとは言わんが、ネオロマでなんでへこまにゃならんのだ!!
この場合、これがバッドEDもしくは、一週目ではこうなって次は助けられるみたいな、譲救済があって当然だろう!?
悲しみを通り越して憤りのまま終わりました。
もうこれ、物語云々として評価できん!
忍人のルートそのものは、それほどネオロマ色が強いわけじゃありませんが話としてはわりとすっきりまとまっていたと思います。主人公との約束を破り、刀を使って自滅するのではなく、次の約束を果たせないまま死ぬ。
これ、バハムートラグーンのパルパレオスより酷いEDだよ!
というかこのEDを迎えさせて、そして、ユーザーにどうさせたいんだ。

忍人の最後のスチル(イベント)は、さすが声優さんの妙といった感じで、凄くよかったです。
あーくそ、後味悪いなあ。
自分がうっかり涙ぐんだだけに悔しい………とばかり、おまけを見てみたんですが………ラストのスチルが埋まってねえ!!

ということは、あるのか!? あるんだな、救済ED!!

俄然やる気が出てきました。救って見せるぜ忍人!!
いや、でもその前に他のEDを見ておくべきか。風早からして、数多くのEDを見なくちゃいけないわけだからな。
いったんここで、忍人は終了して、次行きたいと思います。
ネタバレに過剰な配慮はしません。自己責任において閲覧ください。警告しました。
以下、空欄を空けた後記述します。遠夜ルートです。



























あと今回音楽が弱い。
遙かシリーズのBGMはどれレベルが高いと思っていたんですが、今回何にも印象に残らん。
はい、次遠夜いきます。
どうやら二章で違う場面が見られるそうなので行ってみると、確かに微妙にサザキの砦に行く際の展開が違います。ですが、違った先に何か特別なものでもないと意味ないぜ。
結局前の通常ルートでサザキがつかまっていた背景とか、柊が何を画策したのかとか、そのへんが明らかになります。面白いったら面白い趣向なのかもしれませんが、面倒ったら面倒だ。

高千穂で、遠夜が急に崖から飛び降ります。心配する主人公をよそに、
「まあ、なんで同行してくれてたのかもよくわかりませんしね」
と、血も涙もない風早。お前のポジション、理解した。
どうでもいいんですが、新たに出てきたムガドラ氏まで落とせると知ったときは愕然としました。やはりこのゲーム、作り手を選び、遊び手をもっと選んだということか。
結果二章をやり直し、アシュヴィンがレヴァンタを討伐するシーンなどが追加されてました。
「土雷様ともあろう方が、あっけないものですね」
さらっと言う線目も早く落としたい………。

続いては四章です。
ここで、メモの重複のせいか、ことが起こってから知らされる情報があるので要注意です。
具体的には、シャニに祭りができないことを聞きにいく前に、自室にて起こるイベントなのですが、これ、実際その行動ができる状態では、メモには記されません。「関係を深めたいなら物語を進めろ」しか出ず、その後ヒントが記されるので、気をつけてください。実際これは通常ルートで文字を教える焼き直しになるので、見なきゃ見ないでもいいのかもしれませんが。

今回、五章を誰との物語りも進めず入ると、遠夜ルートというか六章になるらしいですね。逆に誰かのイベントを一つでも見ると次のテンションが底辺になるので、誰も見ずに突っ切ろうと思います。
いつもどおり黒龍が攻めて、甚大な被害を受けるのですが、
「三分の二は………倒れたかと」
線目の目が開いたー!
覚醒! 奴が覚醒したよ!(一体誰のルートだと思ってるんですか)
この場面もちょっと追加されていて、それぞれ線目がアシュヴィンをかばったり、風早が主人公をかばったりと、ちょっとお互いの関係が見られて嬉しいです。
しかもこれ六章に進むルートとって、アシュ仲間になるんじゃん。というか、奴は青龍だったのか………。知らなかったよ。
ここで断髪式も入り、アシュも正式参戦。
髪を切る様を見て、優しそうな道臣が
「姫はまだ十七の子供なのです………」
と、ごく普通のことを言ってくれたのに超萌えました。
そう、別にドラマティックな会話である必要はない………。そこに個性があるならば(笑)。


第六章 太古の森の奥へ
またしてもやってまいりました熊野。おばさん2との腹の探りあいみたいなのもいい加減飽きました。
なんかこう、国のために非情になるとか、そういうのは別にいいんですが、貴方の顔が気に入らないのですという名言を叩きつけてやりたいような。
熊野で土蜘蛛の神殿を見つけるのですが、どうやら初代神子は土蜘蛛を相手に選んだっぽいですね。いい趣味してるぜ。
ここでワギモは「吾妹」と書いて、親愛の人という意味だということがわかります。我が妹背ですか! それは字面萌えです。
「世界は何故、貴方を犠牲にしなければならないんだ………」
これ、言ってる顔は遠夜ですが、言ってる相手は遠夜じゃないのが微妙なところです。
ここで過去を見知った遠夜は声が出るようになります。
運命とか、輪廻とか、転生とかあんまり得意分野じゃないんですが、別に遠夜はだから貴方が好きポジションではない、と信じたい。

結界をすり抜けるために、土蜘蛛の衣装を身にまとい、遠夜と忍人と去っていく後姿を見て、残された面々が「残りあと少ししか一緒にいられないかもしれない」と思うのがちょっといい感じ。しかしやってるのは土採掘というのは笑える。小さなことでも大きな深刻。それがネオロマです。
ここで、風早の趣味が土器作りだと判明。お前どれだけじじいなんだ。世間では枯れたオヤジがもてはやされていると聞きますが、じじいもそれに含まれるのでしょうか。

ここで玄武解放。エイカというサティ直属の土蜘蛛が命を狙いにきます。中身はわかりませんが、わからずとも、お前は落とせるのだろうかむしろお前を落としたいと思うのは罪でしょうか。 遠夜も十八と書いてとおや、と読むらしいですね。十八番目の強さだとかいいますが、兄弟なのか弟子の数なのか微妙です。
ここで第七章へ。遠夜のルートは最終章だけとかそんな感じですか。


第七章 黄泉に続く峰
「生まれるずっと前から………オレのすべてはお前のものだから………」
出ました怒涛のネオロマ発言!
しかしこれはあれか! 前世の記憶云々を引き継いでるのか!? だったら私的に微妙!(苦笑)
ここで常世の国が舞台になり、サティは皇の実の子供ではなく、シャニは既に殺されていること判明。惜しいことをしました。
私いまだに理解できないんですけど、この皇がいる地は、豊葦原の首都であると考えていいんですか? それともそれとはもっと別の常世の本国の都ってことなんでしょうか。じゃなくてもう中ツ国が既にイコール常世の国ってことなのか? 奪った地に皇はいるわけ? 時折現れる常世の国の背景って同考えても中ツ国の建築様式じゃないし、やっぱり別の場所なのか。でもそうじゃないと、皇帝進軍の時系列がよくわからなくなるしなあ。というか、常世の国ってどこにあんの。
イマイチ地理的情報が乏しいのでよくわかりません。

そこで出ましたムドガラ。止めをさす、ささないでシビアな選択を迫る柊ですが、どうもこの人はSなのかMなのかよくわかりません。
この時点で遠夜人間に。
ただ、今までだって外見アレだけ美少女で人間じゃないとか言われてもどこがどう人間じゃないんだ、と思っていただけに、人間になったとか言われても、気持ちの上で何を切り替えていいのかよくわかりません。
美女と野獣ばりに、外見が大きく変わったとかいうならわかりますが。
そして私は人間になった野獣に心底がっかりしたクチですので、そうならないことを祈ります。


遠夜の書 第八章 土蜘蛛は消滅する
結局妖の声が聞こえなくなったから人間になった、ということらしいんですが、劇的なイベントがあるわけでもないので、わりと人事です。なんていうか別に人間になったところで、不思議子である遠夜の性格が変わるわけでもないし。
「神子、どんなときでもお前とオレは一緒だ。だから、迷いも痛みもオレにわけて? 同じ時空を、同じ思いを抱いて歩めるように………」
ここにきてやっと、「あ、そういえばこのゲームの題名は遙かなる時空の中でだったな」と思い出しました。
那岐も布都彦もそういう話全然なかったからな。
しかし、遠夜に神子って呼ばれるたびに違和感が。
今回確かにカッコ仮姫くらいの立場の主人公ですが、どうも神子って感じじゃねえもんな。
「神子の輝きは誰も隠すことができない。この豊葦原を照らす太陽の前でも神子の光は消えない………」
本当にやればやるほど、これくらいじゃまだまだと思ってしまうネオロマユーザーは業が深すぎると自分でも思いました。だからといって、日常会話に萌えないかというとそんなことはないんですが、勿論。
遠夜もさすが玄武の血を引く男ですね。無意識の砂吐く台詞は健在です。
「………オレはいつもお前と一緒にいるよ。オレのすべては、もうお前のものだから。神子………オレのワギモ………大好きだよ」
やってくれるぜ天の玄武!
ああ、やっとネオロマやってるなあという実感が。ここにたどり着くまで限りなく長かったですが。
しかし、カタカナ表記、そして声に出すと「ワギモ」という響きは失敗だったと思います。


終章 喜びの歌
まあ実際、主人公は別に遠夜が人間であろうがなかろうが、初めから気にしちゃいませんでしたし、何より遠夜もあまり気にしていなかったので、盛り上がりも半分ってところでしょうか。逆にここに至るまで、「自分も神子と同じ存在になりたい」と思いつめた結果、人間になれたのに、苦しみを癒せなくて苦悩とか、神子のためになるからずっと土蜘蛛でいたかったのに人になってしまって、それから苦悩が始まって神子の言葉に助けられた、とかならいいんですが。
というか、土蜘蛛が不老不死?とかその辺の設定、忘れてた。
ここでやっと、常世の国は中つ国の洞窟を抜けた先にあると判明。どんな立地条件ですか。
そこに黒龍が現れたので、首都根宮へ。
圧倒されますが、そこは遠夜の仲間だった妖の力で戦局逆転。
結局、遠夜が過去の記憶を持っているのかどうかとか、細かいことはよくわかりませんが、一番わからないのは3人のEDを迎えた今となっても、なんでこれが始まりの物語なのかさっぱり理解できないというところでしょうか。


遠夜は口から出る発言が、初っ端からネオロマだったせいもあり、純粋なネオロマやってる感は今までで一番強かったです。
もう少し物語の盛り上がりがあるといいんですが。
物語重視のRPGになって、物語が下降線をたどるというのはどうもよくわからない感じです。
しかし、スチルで過去のカップル二人までが遠夜に含まれるとは思わなかったなあ。
あのカップルはカップルで別に補完してほしいよ。


今のところの順位。
物語 遠夜>布都彦>>那岐 どれも似たり寄ったりですが。
キャラクター 那岐の師匠(ダントツ)>サザキ>アシュヴィン>遠夜>リブ>布都彦>道臣>那岐
落とせないだろうけど落としたい エイカ
いい加減お前の顔は見飽きた 狭井君
今のところ特別盛り上がった印象がありません。線目は覚醒しましたが。
ネタバレに過剰な配慮はしません。自己責任において閲覧ください。警告しました。
以下、空欄を空けた後記述します。布都彦ルートです。



























一日置いて冷静に見てみると、 これはあれですか、やっぱり那岐ルートはほぼ、サブキャラルートと考えたほうがいいんでしょうかね。結局都開放も出来てないし、主人公の記憶云々の問題は一切触れられないし、一ノ姫の行方もわからない、他のキャラクターの行動理念もさっぱりわからない(特に柊とかアシュヴィンとか)しで、今回はあからさまに、風早以外の主要攻略キャラは添え物と思ったほうがいいんでしょうか。
時間がたって冷静に見てみても、那岐ルートの物語に絡んでこなさと唐突なEDは異常だ。
普通なら、那岐王族ってわかって、それから常世の国との一戦あり、主人公の出自云々あり、結果黒龍を倒すという流れになるはずなのに、それが全くなく突如ラスボスと対決で勝利して終わりって、お前それ物語として何の完結もしてないだろ!

うーん、そしてやはり今回の主人公の希薄さには感情移入できないなあ。笑えるような言葉の使い方は、遙かシリーズの主人公は絶対に一つや二つはするはずなんですが、そんな様子もなく。
大体、記憶喪失設定に何の意味があるのか。
誰もそんなこと気にしないし、主人公ですらしない。
やっぱり突然異世界につれてこられてすぐ、自分は姫だ、って内包しちゃうのって、おかしいですよ。
しかも姫姫言われたって、主人公は何の役にも本当に立ってないんだぜ。前作のように怨霊を沈めるわけでもなく、それまでのように穢れを浄化するわけでもなく。荒魂を開放できるとかそういうのも一瞬ありますが、物語に全然絡んでこないし、だからって周囲の態度が違ってくるなんてこともないし。別に重要な能力じゃないならば、わざわざ見せるなよと思うし、逆に重要な能力なら、ほったらかすなよともっと思うし。
そんな力などなく、王としての重責などを主題にしたいのであればなおさら、主人公が自分をあっさり姫だと受け入れちゃ駄目だろ。
基本だれに対してもため口なのは、ちょっとひっかかります。
全員自分より年上だろうになあ。初対面でいきなりため口って、お前それ姫だからなのかもしれないけど、お前は姫らしきこと何にもしてない。

元の世界に帰らなくてもいいと思うのであれば(思わせないのであれば)なおのこと、この世界で自分はどうやって生きていくのかを明確にしないと。
今回の主人公本当に、自分で何かを切り開いているって感じじゃないんですよね。何か考えなしにただ流されてるっていうか。


とまあ乗り切れないままですが、次の男を狙います。
順番としては、メイン八人→サブキャラ→ノーマル、大団円という感じでいこうかと。
とりあえず今回は布都彦で。そして次はきっと遠夜になるかと(わかりやすい)。
とにかく共通ルートである四章をぶっ飛ばします。一回EDを見た感じだと、最終的に戦う奴らだけをレベル上げしていたほうが楽ですね。特に瘴気耐性はつけておいたほうがよさそうです。恵みをたくさんもらったとしても、あまったら意味ないわけですから、四章まで全部のイベントをこなし、ある程度星があるのであれば、興味のない奴は無視してもよさそうです。
四章で、まつげを取っているところをキスに間違えられるという、よくも堂々とこのネタを使ったな! 的なイベントを見つつ話は進みます。逆に物語を楽しみたいのなら、四章は初っ端からお目当ての奴だけ追いかけたほうがいいかもしれませんね。章別れするまで見たイベントをなぞるのはつまらんので。

追い詰められた神子は、布都彦と逃亡し、仲間と合流するために黒龍の力を求めてしまいます。このスチル見たことあるような。
その結果、天から降る火の矢で敵味方関係なく甚大な被害を受け、皇までも倒れたとか(今回退場早い)。
その惨状に顔色一つかえない主人公をいぶかしむ布都彦。

(みんなのことを守ろうと決めていたのに。私を信じた人も、私が戦った人もたくさん………この空の下からいなくなってしまった。もっと、強くならなきゃいけない。あんな誘いに惑わされないほど、強く。私の決断でたくさんの人が死んでいくんだ。彼らの死を、忘れてはいけない)

そう、こういうイベントも那岐には必要だったんだよ!
主人公が将たる決意を固め、犠牲をどう見るか、という布都彦というよりは主人公の大切なイベントですね。これはいい。そして断髪式も無事終わり
(兵のために嘆くことすら、あの方には許されないのか。誰かと悲しみを分かち合うことも許されないのだろうか。姫を守って差し上げることが私にできるのなら)
互いの独白と共に、布都彦のルートへ進みます。とてもいいつながりでした。


六章 惹かれるほど遠く
いい題名です(コアなユーザーともなれば題名だけで内容の把握、および萌えの補充が可能です)。
おばさん2に言われ、龍神を呼ぶための祈りをささげることに。おばさんから見れば祈って加護をもらった、という結果意外別に期待していないようですが。
川が枯れているという原因をつかむために村に赴き、そこで苦しい繰る渋りに心を砕く主人公は、官吏にそしられます。
「まだ国を取り戻していないから大きなことはできないけど、少しずつでもみんなが豊かになるように努力すべきではないの?」
どうした!? このルートの主人公は政治的判断抜群だぜ!?
那岐ルートと同じ人物とは思えません(笑)。
神子としてではなく、王たる姫としてを今回物語の主軸においているならば、逆にこういう個性の見せ方は共通ルートでお願いしたいところですが。惜しいなあ。
結果、布都彦は自分の気持ちは忠誠ではなく、一ノ姫を連れて逃亡した兄と同じものではないかと苦悩し始めます。別にいいじゃん同じだって。
距離を置く布都彦を追って主人公は浜辺へ。那岐と同じ場所ですか。嫌な予感満載です。せっかくここまでいい感じなんだから、尻つぼみにだけはなってくれるな。
「恋情とは、それほどに大切なものなのでしょうか」
泣くな!(さっきまで盛り上がってたくせに!)
結局保志ポジションのキャラクターは見せ場で一泣きしないといけない法律でもあるのか。
守護聖たちと同じで、相手を好きになる=即逃亡という考えは堅すぎると思います(苦笑)。


第七章 黒き龍神の目覚め
龍を召還したという話は常世の国まで及び、最強の将軍が攻めてきます。
ムガドラ「そうか、大儀であった」
だっ誰だお前!
突然わいた新キャラに仰天。私てっきりサティかアシュが来るものかと。ヒゲのおじさんですが、わりと切れ者っぽいですね。
しかし、自分で勝手にうわさをながして、「話はここまで。戦ってこい」というおばさん2は性格よすぎると思います。
そして、劣勢にまた勝手に黒龍が現れ、ムガドラあっさり死亡。は、早い! 色々な意味で!
黒龍の目的は神子の力に乗じて人間を滅ぼすことらしいです。
結果、射掛けた矢で一時動きを止めるものの、おばさん2に捕らえられ軟禁状態になってしまいます。おばさん別に黒であろうが白であろうがどうでもいいらしいです。


第八章 想いと忠義の狭間で
都陥落しました(どれだけ早えんだ!)
この辺のぶっ飛び加減は潔いというか、他のルートで補完してくれなのか、今回、何か早くシナリオを終わらせたい都合でもあるんですか。
まあ勝手に陥落したんで、モノローグで語られるだけなんですが。
おばさん2に上手く丸め込まれ、主人公の下に矢を抜くように言いに来る布都彦。
だがそれを跳ね除ける主人公。
「私は龍に刺さった矢を抜くことはしない。それが王族としてふさわしくない行いだとしても、それでも私は自分で選んだ道を進む。誰にも無理強いすることはできないわ」
カッコいいですな、布都彦ルートの主人公は!
それだけにもったいないですが。

その後、唐突におばさん2が話し始めたので仰天。ボイスのつけ方意味不明だよ。
結局布都彦は主人公を助けて共に逃げます。物語の進行としては筋が通っていて悪くないんですが、どうにも萌えが淡白なのが解せません。というか、すげえ駆け足なんだよなあ。


終章 王道をともに歩む
「私は今のように、姫をこの手でお守りしたいと願っていたのです」
布都彦の凄い笑顔。
布都彦はビジュアル恵まれてますね。どの立ち絵もきれいですし、可愛いです。髪の結わき方が若干猫耳くさいですが。
逃避行で疲れた二人は厩で一夜を明かすことに。これはあれですね18禁ゲームだったらここでなだれ込むわけですね。
まあよい子のゲームなのでそんな展開にはならないわけですが。

結局おばさん2も龍を呪詛して、国にあだなすものを滅ぼそうとかするんですが、なら最初から神子に協力しとけと思うのは私だけでしょうか。結局お前呪詛で他の人間も普通に苦しんでるって。
結果、神子は黒龍を撃破。毎回毒には苦しみます。あれさえなけりゃ。
布都彦は話の展開としては実に王道で、主人公も非常に好感度が高くてよかったのですが、恋愛となるとどうにも。
布都彦が主人公に惚れるのは勝手なんですが、主人公が布都彦に好意を持ってるとか、奴の行動に一喜一憂するとか、そういうの全然ありませんしね。1からネオロマやってる身分からすると、歴史より神話より政治よりも恋さえあればそれでいいといいたくなってしまうんですが。
二人がいろいろなことを積み重ねてきて、その結果信頼を得るとか、好意を抱くという過程もあまりありませんし。
まあ結局のところ、このルートをもう一度やり直してまでニヤニヤしたい部分があるかどうか、という話です。手軽な萌えこそがゲームの醍醐味ですから。

今のところの順位。
物語 布都彦>那岐
キャラクター 那岐の師匠(ダントツ)>サザキ>アシュヴィン
男前度 シャニ
なんだか混沌としてきました。
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