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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『ペルソナ3ポータブル』公式サイト

最初のうちはレポート形式ですが、最終的にはそうじゃなくなります。
ネタバレには配慮しておりません。
かつ、この辺から感想が辛くなっていきます。




結局、五月の試練はクリアし、中間テストに向かいます。
結果? 勿論トップでした。
というか、パラメーターアップの加減がわからなくて。
基本的に今回、パラメーターアップは金で買うのが基本のようで、家で地道に勉強するよりは、ゲームセンターに入り浸るほうがマシなもんですから、結構何のコミュもない日とか、夜遊びしていたらそれなりに上がりました。

六月に入り、美鶴先輩が戦闘メンバーに入り、おとなしい風花ちゃんがナビゲーターになってくれたので、心底ほっとしました。
他には、真田先輩とのコミュが上がったり、テオと一緒に出かけたりして、楽しく過ごしておりますが、今のところ一番楽しいのが、欲の友、たかだ社長との夜遊びです。
このゲーム、戦闘とは全く関係ないサブキャラのコミュの方が、胸苦しいほどに重かったりするので、要注意です。
バレー部のイベントなんて、なんかこう、スラムダンクのゴリを彷彿とさせて、本当につらいんですが。
現在、大体横並びで上げております。

話の内容としては、満月にシャドウたちが襲ってくることがわかった、ただそれだけというだけなので、高揚感は全くありません。
というか、どうも正直やらされてる感が強いというか。
私の町を守ろうと思えるほど、私自身この町に思い入れなどないし、この人たちを守りたいと思えるほど、人間関係構築されてないので、自分がなんのために戦っているのか、戦いたいのかっていう意思が見えてこないんですよね。自分のことながら。
正直、シャドウ討伐の仲間たちは、それぞれ勝手気ままで、仲良くなど全くないと思わずにはいられません。
高圧的な美鶴先輩の態度もどうかと思うし、それに不信感を抱くゆかりちゃんも最もだと思うし。真田先輩のテンションには着いていけないし、順 平は思った以上に下世話というか、ノリは軽いけど男前っていう要素がなっかなか出てこないので、誰にも感情移入できない感じです。

7月。
真田先輩にラブホテルで迫られました。
「お前、次シャワー」
と素で言われたときには、思わず作品CEROを確認してしまいました。12歳以上か………なるほどな………(だがしかし、荒垣のイベントを見ると何故12歳と思わずにはいられない)。
これ勝手に真田先輩が来たんですが、後々を考えると伊織で見ないほうが無難ですね。
あまり奴とのコミュを上げていないからどういうオチが着くのかわからないですが、これで伊織が来ていたら、余計に奴のことを愛せなく なったような気がします。
ラブホテルも片付けて、そこに現れるのは神奈声の白い少年。
何がしたいのかさっぱりですが、こう自分たちのペルソナの力を楽しんでいるんだから、余計なことはするんじゃないよ、災厄なんて何処にでも転 がっているんだし、タルタロスのせいだけじゃないだろうとかなんとか。
俗に言う厨二病って奴ですね。
気持ち悪いというか、こういう奴らは凄く恥ずかしくなります。
しかも、今回の仲間連中ってそれに声高に異を唱えたりする感じじゃないのが、余計になんとも………。

八月に入り、部活の合宿やらで結構な日数が潰れたんですが、これもまあ、なんか別に大して面白いイベントじゃなかったな………。なんか、ひたすら夏休みっていう日にちを埋める作業っぽかったです。
映画祭りも、もうちょっとそれぞれ個性が欲しかったなあ。
コロマルを連れて追い出される日と、特撮について楽しく語る天田君のイベントが一番可愛かったです。

9月に入りました。そういえば夏休みの屋久島イベント(これがまあ特筆するようなことが全く何もなく)でアイギスという美少女ロボットが仲間になったのですが、どうせ女主人公が選べるのなら、これも男バージョンで見たかったよ。
戦闘メンバーも、伊織、ゆかり、真田先輩で固定にしているので使うことはないと思います。
P4は満遍なく全員のレベルをちゃんと上げていた んですが、今回に関して言えばもうわざわざ育てようって気が生まれるほど愛着があるメンバーが誰もいません。

時折はさまれる、作戦室の録画VTRイベントがどれも面白いです。
アイギスのストーカーイベントとか、荒垣が料理番組を見て寝たふりをしているイベントとかは、もうオカン反則イベントでした。おまけに、「コロちゃん」って何だよお前………。
今回、荒垣が全ての萌えを一人で担っているような気がしてなりません。
というか、なんでこのゲームこんなに潤いがないんだよ! わざわざ高校生活舞台にしてるのに! このギスギス感がジュブナイルってのかよ!(あまりに進展のない寮メンバーの人間関係に遂にこのあたりでキレる私)

さて、10月に入り、荒垣と特別な関係になりました。
なんてったって、奴は一ヶ月くらいしか猶予がないので、まさに必死。
毎晩荒垣の下に通いつめて、最終的には奴の部屋ー!
超萌えました。そこにいたるまでも、散々オカンっぷりをアピールした挙句、
「先輩の部屋に行きたい」
「………は? ダメだ! ダメだ、ダーメーだ!」
「お前は嫁入り前なのに、誤解されるだろーが」
と狼狽する様で転びました。完全に。
ああ、私がまだ初々しいサイト運営者だったら、超甘酸っぱいSS書いてたなあ、間違いなく。(汚れた大人になりましたね)
特に荒垣は、月、金の夜にイベントが起こるので、その昼間に真田ともイベントを起こすことが非常に多く、気分はいっぱしの悪女でした。
同じ釜の飯を食った孤児院仲間、昼は脳筋で、夜は料理上手とランデブーだぜ。たまんねえな!

荒垣とのイベントは面白いですし、真田もまあそれなりに面白いんですが、壊滅的に通常展開の物語が面白くありません。
これ、どういうことなんだろう。
正直、満月のイベントしかなく、そのイベントもシャドウを倒して終わりというただそれだけなので、次までの一ヶ月暇で暇で仕方がありません。
率先的に埋めたいと思えるコミュニティも正直あまりないし。
ただ、学生関係ではないコミュのほうが、割合面白かったりするので、夜は充実している感じです(夜に起きることが多い)。
コロマルとか、坊主とか話が面白いし。
通販なんて、一番最初にコミュMAXになったよ。
パラメーターもMAXなので、それ以外やることもありませんしね。今回、パラメーター結構さっくり上がるし、初期は特にコミュニティが少ないので、普通にそちらを優先していても、普通にパラメーター上げる時間があるのです。
それに、このパラメーターが必要じゃないと起きない、っていうイベントもありませんしね。コミュがちょっとありますが、それも少ないし。
なので、結構暇。

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『ペルソナ3ポータブル』公式サイト

最初のうちはレポート形式ですが、最終的にはそうじゃなくなります。
ネタバレには配慮しておりません。
普通に辛めです。




ちなみに、今回は女主人公クール視点で物語は進みます。
しかし、何故デフォルトネームがないのでしょう。別に名前にこだわりがない私としては、是非とも固有の名前で、ちゃんと声付きで呼んでもらい たかったのですが。文章で不自然に、キミとか「ほにゃららさん」とか間が空くの、実は地味に嫌いなんですよね。
あ、女主人公を選んだのは、テオドアと恋愛したいからです(剛速球)。


始まりは電車で。
どうやら、私は転入生としてどこぞの地へ向かっているようです。この、電車でっていうのP4でもありましたが、凄くいいですね。穏やかだけど何 か始まる感が満載というか。
電車で着いた駅に降り立った先には、棺おけが並ぶ町並みが。これをオブジェとか思える私の脳が信じられません。
奇奇怪怪な町並みを抜けて、たどり着いた先は学園の寮。
そこで、何故か怪しげな少年に署名を求められます。
足立ーッ!?
一瞬本気で勘違いしそうになりました。似ている。髪の質感が(それだけ?)。
その後、美鶴先輩と、ゆかりちゃんという拳銃を持ち歩いている少女たちと出会い、私の一日は終わりました。
でもゆかりちゃん。拳銃振り回している子に、「そういうのやめてよ」とホラー話を怖がられてもリアクションに困ります。

二日目。
学園に登校。これ、カーソル移動なんですね。P4では登場人物がだかだか動いて(他に表現はないのか)そのモーションが逐一最高なデキだったの で、それは少しさびしい気がします。まあ、延々マップを走り回る手間とどちらを取るか、という感じですね。
少なくとも、「コンコン」というドアをたたくオノマトペはいらない。
学校をぶらぶらしてみると、結構顔があるキャラたちがいるのですが、その中で神経質そうな教師が一番好みです顔の。
順平君という帽子をかぶったなれなれしい少年にも出会います。きっと近いうちに、彼に授業内容を聞かれる。そんな予感がします。
転向したてですぐに、ゆかりちゃんとツートップの美人で並んで歩いていた、と噂が立っているようです。現実との悲しい齟齬にプレイヤーが泣いていますが、それは私には関係ないことですね。
その日も何事もなく終了。
美鶴先輩が、赤いチョッキ、もといベストの少年となにやら話していたようですが、この場合、私は既にその手の関係にある二人の間に割り込む悪女ということになるのでしょうか。望むところだ。

次の日の夜、寮に学園の理事長が現れました。
謎の紳士という名称の時点で、黒幕臭がする気がしてなりません。
くだらないダジャレをぶちかまし、イラっとしたのですが、それにしてもこのネタがわかる層はP3ユーザーとかぶっていないのではないだ ろうかと老婆心ながら心配になりました。
理事長の態度に「ごめんね」と謝ってくれるゆかりちゃんはいい人………と思ったら、なんと私はどうやら監視されているようです。
変態という名の魔窟に迷い込んじゃったなあと思いつつ、久しぶり(時間軸は逆だが)にベルベットルームでイゴールと再会して、「また、お前か………」と苦虫を噛み潰した夜なのでした。

察するに、影時間とやらでは特別な人間以外は活動できない。それ以外は棺になっているという潔い仕様になっているらしく、それに該当しない私は特別な人間、ということらしいです。今のところ何の自覚もありませんが。

そして、ペルソナが覚醒し、シャドウと戦闘。
私のペルソナは『オルフェウス』らしいです。あれですよね、奥さんを追って冥府へっていう………星闘士星矢でいましたそういうの。
個人的には、暴走しちゃった後の形態の方が、段違いで好みだ………と思いながら、ゆかりちゃんを守った私は気を失ったのでした。

ゆかりちゃんも色々わけありのようです。
個人的には、十年前だかになんかあったけど私自身はちっとも知らない両親のこととか、色々気になる部分もあるのですが。
まだコミュニティが発生するであろう人物たちに、地味にのりきれないので、歴史の小野先生にハァハァしよ うと思いました。先生、兜取って、兜!(血眼)

その後、順平も適合者ということがわかり、いよいよ影時間の中でのみ生まれるという、タルタロスの塔へ潜入開始です。
しかし、ここにいるメンバーほぼ全員、妙に関係がギスギスしていてちっとも和めないのはどういうことなのでしょう。
P4から入った私としては、このメンバーの微妙な関係の悪さが結構居心地悪いのですが。
探索も美鶴先輩に普通に怒られたりして、「ほっといてくれ」とやさぐれた気持ちのまま、初探索は終わったのでした。
前途多難(コミュニティ的な意味のみにおいて)。

次の日。
「帽子かぶってたら、順平に見えないかな?」と真剣に言ってくる真田先輩だけが心の支えです。先輩、顔はいいのに脳筋って私に対する挑戦なんですか。
この日から自由行動が開始されます。今のところ、発生するコミュニティも少ないので、それほどやることも多くありません。
P4で学んだのは、基本的にダンジョンは一転集中してもぐれ。ということなので、決めた一日以外は自由に使える感じですね。おまけに、今回ははなからHPもSPも金で解決できるので、戦闘ともども非常に楽です。
勿論、ビギナーで始めていますが何か?
そのおかげもあってか、戦闘ほぼ一瞬で片付いてしまい、毎回戦闘曲の出だししか聞けていません。
せめて、肉声までもって行きたいものですが。

しかし、正直美鶴さんのナビはつらいんですが。
「気をつけろ!」とか怒鳴られると、もう、気分は軍隊です。イエスサー! ノーサー!
ちっとも気が休まりません。誰か私にクマを連れてきてください。
今回、アナライズにも妙に時間がかかり、その間に敵が倒せちゃったりするので、美鶴さんいらないんですけど。

テオドアの依頼をぼつぼつ引き受け、奴からもらったアンゴラユニットが私の通常装備になってしまいました。
いや、今のところあからさまに狙ったデートイベントもあったことですし、私の中でテオはそりゃ嫌いじゃありませんが………ナチュラルストーカーが、衣服まで侵食してきたのかと思うと、ちょっと怖いものがあります。
ちなみに、テオは超クールな顔して、総天然色でした。ギャップ萌えですね、わかります。

コミュニティに関しては、未だゆかりちゃんが起こせていません。順平先にやってたらこうなった。(素直な欲望)
順平も、お前は私と真田先輩をくっつけたいのかと思ってしまうようなイベントで、微妙っちゃあ微妙なんですが。
どうも私がリーダー風を吹かせているのが気に入らないようで、5月の試練イベントでも、勝手に突っ込んでヤキモキさせてくれました。
馬鹿な奴ほど可愛いものよ、と言いますが、既にバカは真田先輩筆頭に、テオもいるので、もう少し何とかしてもらいたいところですね。



『ペルソナ4』公式


今回EDまでレポートしているので、完全完璧にネタバレです。反転も伏字もしていませんので、要注意。
自己責任において閲覧ください。




………と、きれいに終わったものの、実は隠されたEDがあるという。
テンション的にはもういいという気がしないでもないが(最終決戦が近づくにつれ、下がるテンション)、一応「主人公の能力はなんだったのか」とか、何故俺だけ葛藤なしにペルソナを得られたのか、とか一応謎の部分があるので、それを追いかけてみる。

そんな時に届いた、足立からの手紙。

「僕もあの力を得る前に、誰かから噂を聞かされた気がする。僕がいえるのはそれだけだ。少しでも役に立てると嬉しい」

………お前、その手紙、可愛すぎるだろう!

なんだ、「少しでも役に立てれば」って! おまけに「嬉しい」って!(錯乱)
こういうことを平気でしてくる足立は、キャパシティがかなりでかいとしか思えない。
それまで特別萌えなかった足立の株が、天高くそびえた瞬間だった。
もう、あのアナウンサー(以下略)。

全く余談ですが、足立に萌える前にサイト様を回らせていただいて、そこかしこで萌えられる足立を堪能したんですが(私は本編で萌えなくても、それぞれの「二次創作の結果の上に成り立つ個性」に萌えるということが非常によくあります。「ああ、こんな解釈もありなんだ」とかね)そこでも、非常に見事にアナウンサー関係の動機はスルーされていることが多く、世間様もやはりあれは忘れたい、むしろなかったことにしたいのだな、としみじみ思いました。超同感。

話は戻るが、結局は主人公は、外から来ましたという至極単純な理由で、イザナミという神様らしきものに選ばれ、力を分け与えられていたらしい。
足立の時も「唐突な」と若干思わないでもなかったが、突如現れたガソリンスタンドのバイトに関する感情は、「お前誰だよ」以外形容できないものだった。

せっかく晴れた霧も再び街を多い、最終決戦へ。
初めは「お、やるじゃん」みたいなノリだったイザナミが、階が上がるにつれて「まだ来んのかよ!」みたいに逆ギレしてきて凄く笑えた。
最終的にはまたいつもの通り、人の望みだとか何もなくすのがいいんだとか、色々演説ぶってきたのだが、うん、それ、ちょっと前の足立も同じこと言ってた。
そんな二番煎じな説教(というか、ほぼ独り言)今更きくか!
神の目線から言われるよりも、あくまで人の目線で実行しようとしていた足立のほうが、まだまし、という感じだな。その気になれば、イザナミは前ふりなく人間をなくせるのに、それをせずに、色々やった挙句、「面倒!」みたいなノリで世界を滅ぼされてもなあ………。

個人的には、レベルを上げすぎたせいなのか、せっかくやってきた新しいダンジョンなのに、経験値がろくにもらえないことに驚愕していて、それどころではなかった。
こ、こんなんだったら足立のダンジョンのほうが億倍儲かるだろう!

しかし、イザナミは生田目、足立、主人公にそれぞれ能力を分け与えたらしいのだが、生田目に対する扱いが冷遇過ぎるだろう。
主人公はもとより、足立は「虚無」なんてカッコイイ名前をつけられ、ペルソナも目覚めたのに、生田目は名前は「絶望」でペルソナすら具現化できなかったって、お前それ、明らかに人選ミスとしか思えない。
本当に「外から来た」ってだけで、適当に選んでいる感が見え見えのイザナミは、なんだか根っこがいい加減なんだな。

イザナミの戦闘で倒れた主人公の前に、次々と人々が現れる。仲間や、絆を深めた相手が、それぞれの言葉で俺を励ましてくれる。
………「MOTHER2」………?
もう、叔父で始まり菜々子で終わるのが、凄くわかってる感じなのだが、それにしたって、クドいだろう、これ。
主人公は倒れたまま、次々に現れるコミュニティMAXの人々(身も蓋もない言い方)の順番待ちを想像し、奇妙なデジャヴに襲われていた。
………ああ、わかった、あれだ、『遥かなる時空の中で』でラスボス戦前の八葉の挨拶順番待ちの風景だ………。

正直、真EDといっても、主人公が何故特別だったか、というのの理由付けみたいなもので、物語としての流れやオチ的なものは、ノーマルEDで十分だと思う。
むしろ、あまりに絆、絆と同じテーマをくどくどしく解説されるので、イザナミ編に突入してからの文書は、あまりまともに読んでいなかった。
全編一貫して伝えたいテーマが明確にあるのはいいが、なんていうか、それを前面に押し出すのはいい。だが、何度も強調されるとノリきれないというのが素直なところ。
物語に大事なのは、何を語るかではなく何を語らないか、だとも言えるのだが、これも昨今の「作品」の特徴といえばそうなのかもしれない。語るべきことを、とことん、何度も語るのが、今のご時勢の流行なのだ。現在高校生が主役たちということで、逆に、世界観としてはあっているのかもしれないが。

このEDが、ストレートに進めば見られるものであれば、あまり違和感を感じなかったかもしれないが、立場としてはこのEDはあくまで「隠された真実ED」であって、普通に進むと見られるEDを、見てから見るものなのだ。
ゆえに、一応の(人によってはそれが至極当然の)EDを見た後に見ているEDなだけに、余計に重複しているように思えるのかもしれない。

総プレイ時間もう少しで99時間。
信じられないくらい長かった。人様から借りたソフトをここまでやりこむのも相当神経丸太だと自分でも思った。

最終的には、初めはどうだっていい、と思っていたペルソナ作りに没頭してしまい、菜々子救出からEDまでのテンションは概ね低空飛行、といった感じ。
もう、菜々子の危機、そして、疑われている俺らへんは、もう心の盛り上がりが半端じゃなかった。真剣にドキドキした。もっと常に叔父に疑われていたかった。(ドMを内包したドS)どうしても普段ちやほやされている感が強いので、主人公が敵意の目にさらされている、それも、身内である叔父が、「確信に近い疑い」を抱いている、っていう立ち位置が、すんごく萌えた。
後はやはり、初期の仲間内との会話や、友人になっていく過程、だろうか。お互いに手探りの家族。新しい仲間たちが増えていく、親密になっていく過程はやはり凄く楽しい。
ゆえに、ある程度人間関係構築できてしまってからの仲間(りせや直斗)に関しては、わりと同じことの繰り返しで、インパクトが薄くなってしまったのが残念。特にりせは、嫌いじゃないが、戦闘で延々同じことを解説されるので、正直途中で声を聞くのが嫌になった(これまた別に声が嫌いとかそんなんじゃないんだが)。
りせは「ああ、またトラウマ系」かと思い、直斗に至っては警察関係者とつながりを持って推理を進めるためだけにいるのかな、と、ちょっと思った。

ただ、設定その他を引っこ抜いた先にある、何も考えずに楽しめるキャラクターとの絡みは、どれも絶品。そっちに重きを置いたほうが、何倍もこのゲーム楽しめる。
背後に抱えるものありき、ではなく、そんなん受け流してただただ林間学校が楽しい。文化祭が楽しい。テレビに首だけ突っ込んで大慌てする様が楽しい。王様ゲームが楽しい。クマは癒しから萌えまで全てを網羅し菜々子と二大巨頭だったとか、右脳直撃みたいな萌えのほうが、レベルとして凄く高いのだと思う。
謎云々、精神論云々を抜きにして、面白い会話や物語が描けるのだから(これ、非常に難しくレベルが高い)そっちを重点的に見たかったな、とも思うが、それはそれでRPGという話が成り立たなくなるし。
個人的に、シリアスよりも笑いの描写が秀逸なキャラクターに傾倒するので、そんな面もあって、りせや直斗にはあまり関心がもてなかったのかもしれない。
同学年と、クマ。完二とそれに足立の笑いのポテンシャルは、どれも半端なかった。このメンバーは誰も彼もが好きだ。

そして、物語とは関係ない、時折挟まれる細かなイベントが、超萌えた。菜々子に手品を見せたり、宿題をみてやったり。外出したり、料理を作ったり。むしろ、ダンジョンをクリアしてしまったら、今夜は何かが起こるのか!? とワクワクしながら日々を過ごしていた始末(病気だ)。
ジュネス絡みのイベントもいいし、学校関係もいいし。やっぱりこのゲームの売りは、人間が平等で好奇心が何とかで考えるのをやめてほにゃらら、とか、そんなんじゃなくて、こっちだと思う。


音楽もいいし、当然ビジュアルもいい。ペルソナのグラフィックなんか、それだけで全部集めようと言う気になるし(マーラは最高でした)、3Dのキャラクターの微妙な動きだけで、ご飯三倍いける。
しゃべらない主人公の機微を、「!」や「!?」や「汗」などの、いわば記号だけで、あれだけ上手く演出できるのは、そうない。あの記号だけで十分個性的な個性が出せている。
実際、あれが顔文字まで言ってしまったら、げんなりどころの騒ぎではなかっただろうが、上手い具合に記号でとめているところに、このゲームのセンスのよさが現れている。
黄色ベースの世界に、OPの演出。あの主人公(その他)が走っているシーンだけ、延々流していても十分鑑賞に耐えうるできだった。
アニメのレベルも別に低くはないんだけれど、3Dのキャラクターの動きがあまりに秀逸なものだから、見劣りしているのが正直なところ。3D以外のキャラ絵としてもレベルが高く、無理にアニメを入れなくても良かったんじゃないかなーとは思った。

戦闘は、初めは普通に泣けたものの、レベルが上がれば上がるほど簡単になる(様々なペルソナを作れるようになれば)ので、最終的には楽。即死系を吸収、反射しない敵に至っては後半は主人公のスキルだけで1ターンで概ね始末できるし、レベルが上がれば、SP回復やHP回復も自動でやってくれるし。さらばキツネよ。
戦闘時のモーションが、自軍はいいが、敵がちょっとかったるいなあ、と思わないでもなかったが、ラッシュ(オート戦闘)でしのげば、それほど気になるレベルではない。
ただ戦うのではなく、敵の弱点をついてナンボ、話はそれからだという戦闘のレベルは、緊張感があって中々よかったと思う。とにかく主人公が死んだら終わり、とか。

地味に楽しいのが、主人公が戦闘時ペルソナの名前を呼んでくれるところ。他のキャラクターも、目のアップになって「スズカコンゲン!」とか言ってくれる演出が物凄くカッコイイのだが、主人公も、時折装備しているペルソナの名前を呼んでくれるのだ。
ランダムなんだろうけど、滅多に呼ばない(大体、掛け声だけだったり、「ペルソナ!」だったりするので)ので、「イザナギ!」とか呼ばれると、凄く得した気分になった。

キャラクター順位
菜々子(別格)>クマ>陽介>主人公>完二>足立>千枝>叔父>雪子>長瀬>一条>直斗>海老原>りせ
こんな感じだろうか。わりと僅差というか、どれも担っている役割が違うので、押しなべて同じ感じ。まあ好みの問題というか。
叔父は萌えるかと思っていたんだけど、蓋を開けてみれば、ほんっとうにヘタレだったので、萌えなかった。駄目だあ、ありゃ。
クマは本当にオールラウンダーだった。萌えから感動から熱血から笑いから、奴にできないものはなかった。素晴らしい。
逆に、クマのコミュは任意にして欲しかったかも。己の意思でクマを開放する! という高揚感が欲しかったというか(ディープすぎるだろう)。
主人公は、無個性では決してないので、あの俺様スタイリッシュな立ち居振る舞いに惚れました。着こなしから、物腰まで、奴は永遠のシティーボーイなんだきっと………。
あと地味に、学校の教師陣たちは全部良かった。ジャージの体育教師も、英語教師もいいし。歴史もいいし。


長々書きましたが、これにてペルソナ4レポートは終了です。いやあ、久しぶりにPS2を起動させてやったゲームが、99時間プレイできるゲームで嬉しかったです。
借り物なので、すぐに返さなきゃならないですが、全部を踏まえて、これ二週目をやりたくなるゲームだよなあ。お弁当とか、コミュニティ制覇できなかったのとか、運動部と文化部も出してないキャラクターいるし、なにより、初々しい菜々子にもう一度会いたいし。


『ペルソナ4』公式


今回EDまでレポートしているので、完全完璧にネタバレです。反転も伏字もしていませんので、要注意。
自己責任において閲覧ください。




■12月3日 END1
まあ、生田目が法で裁けないだろう、というのはわかっていたことだ。というか、あれでどうやって裁くつもりなんだというか。
自白を取ったところで証拠は何もない。一生精神科に隔離しておくこともできない。そうなれば、誰かが復讐を遂げるのではなく、誰かがこの悲劇の連鎖を終わらせなければならない。
相手に更生する気がないのであれば、なおさらだ。

その誰かが、今回は俺だっただけで。

それだけだ。
俺は特別なことは何もしていない。
誰に強要されたわけでもない。
だから、叔父に礼を言われる筋合いもない。
見送られる仲間たちに、かける言葉が何もないのも、そのせいだ。
俺は、決められた一年間を、俺のやりたいように過ごし、そして去る。
都会から来た転校生が、元の住まいに戻るだけ。
それだけだ。

この街では、何もなかった。
何も起こらなかった。
不可思議な現象は、何も生み出さなかった。

ただ、加害者がいて、当然のように被害者がいて、それが、俺にとってかけがえのない者だったというだけだ。

だから、俺は何も言わず、何も思わず、何も見ない。
霧に包まれた街には、もう二度と戻らない。
戻る必要がないから。
あそこには、最も大切だったものも、俺が復讐する相手ももう、とうに、いないのだから。




■12月4日
生田目の供述から真犯人の可能性が見えてくる。
それについては、あまり驚くには当たらない。二通目の脅迫状、あれは明らかにおかしいからだ。
脅迫状を受け取った時点で、実際俺たちは何もしていない。というか、できないのだ。
俺たちが「何かできる」のは、あくまで、入れられた後だけなのだから、「コンドコソ ヤメナイト」という文章自体が、実行犯が出したとしたら非常につじつまが合わない。
テレビに映る菜々子の映像が、脅しであるならばとも思うが、それこそ、「今度」にかかるのは「菜々子」であって、それをやめないと、というのが意味不明。やめないと、どころではない。やめさせなきゃ菜々子死ぬだろう。
というか、本当に何をやめればいいのかよくわからんし。
これが例えば、他の誰かの救出作戦の実行中で、それにかけて、「今度こそ(手出しをしないのなら)」なら良かったのだが。
まあ、これは実行犯が出そうが、真犯人がだそうが、文章としておかしいので、ただの齟齬なのかもしれんが。
まだ、「余計なことに首を突っ込むのなら、次はお前の大切なものが選ばれる」とかだったら、立派な脅迫状だっただろうにな。
あと、「ソウサヲ ヤメナイト コンドコソ」なら文章通じたのに。
ここでの「ヤメナイト」が捜査ではなく、救済方面にかかっているように読み取れてしまうと、もう脅迫状の文面はおかしい。

■12月5日
消去法で真犯人がわかった、という感じだが………微妙に無理がある。
そんなこと言ったら、街の奴ら全員犯人だろう。
俺たちの行動を把握って、テレビ見てれば俺たちの救出劇は映ってるんだし、それ以上別に何を把握する必要もないわけだ。
テレビに映った奴らの年齢や、同じ学校であることを考えると、第三者でもたやすく俺の居所など割り出せるだろうし。商店街のじじいと同じく。
しかし、こうなるとやはり、返す返すも俺に脅迫状を出したのは失敗だったな。あえて、叔父のいる俺に、だからな。逆にこれで範囲が狭まった、という気がしてならない。普通なら、一番知名度のある雪子か、陽介ってところだろうし。
変な言い方だが、俺のリーダー風を知りえてしまった時点で、あいつが犯人だと絞られたという感じだろうか。
一般人には、俺の仲間内でのポジションなどわからないだろうからな!(ハハハ)

そしてやはり、語るに落ちた、という感じだ。
直斗が指摘した部分は全く気づかなかったが。さすが名探偵。
ちなみに、叔父みたいな患者は鬼のように看護師に嫌われるので要注意だ。(言うこときかない、勝手に出歩く、ガタイがデカい、イザコザを持ち込む………きりがない)

■12月6日
クマイベントはどれもこれも泣ける。
というか、クマイベントで泣き成分を補充している感じだ。
やはり、菜々子の婿にはクマが本命か………!?
クマの正体に関してはあれでいい。いや、むしろそんなクマだからこそいい。そんなクマごと愛したい。(わけがわからない)

■12月7日
うわ、下品。
真犯人、そんな感じだな。
いや、正直こう、この世のわりいこと全てが大好きっ子なのさ! 苦しんでる人の顔大好き! 俺享楽犯! だったらまだ、真性悪萌えとか、色々応用が利きそうだったんだけど、初っ端からして女がらみって、お前それ悪役の動機としてはあまりにスケール小さすぎて萌えない………。
これはあれか、すこし ふしぎな悪役約してSFって感じなのだろうか。
まあ、大体最初の犯罪も、次の犯罪も、なまじ、普通のアナウンサーとか、女子高生とかに手を出そうとしている時点で、器の小ささ丸見え。
お前、美津雄を見習えよ………! あいつは旅館の若女将に手を出すだけの度胸があったぜ………!(そんな誉められたものではない)

以上、天の声の長い萌え語りでした。
俺はもう、最終決戦だというのに、それでもギリまでコミュニティを挙げなければいけない俺自身がなんだかなと思わずにはいられない状態だった。

■12月22日
足立との最終決戦。ダンジョンは中々えげつない感じでよかった。
ラスボスに入る前の、人型足立との戦いが個人的には一番盛り上がった感じだ。
奴から出るペルソナが、俺が始めの頃、本当に初期の頃、そういえばお世話になりましたねペルソナだったイザナギの反転バージョンだったのが、なにやら意味深だ。同じような生田目はペルソナ出なかったみたいだが………。この差はなんなのだろう。

結局、足立はもう人生投げやりただ面白いから日常はゲームだぜ愉快犯という、至極真っ当な悪役としての主張をしてくれたのだが、これなら本当に、アナウンサー、女子高生に対する不純な動機が余計だったな、としみじみ思う。
あれさえなければ………あれさえなければ、もっとストレートに萌えられただろうに。

ただ、操られた後つき物が落ちたのか、酷くさっぱりした感じではいたが、それはそれ、これはこれというところだろうか。
操られていたというより、足立の肉体を媒介して、目玉の化物が出てきたというような印象で、別に実は足立はいい人なんです、という感じでは全くなかったし。
まあ、足立はあれだ。ゲームも好きだけど別にウニやらキャベツやらも同じように愛せるっていう、「嗜好」の持ち主だった、ということだけなんだろう。

■12月24日
クリスマスイブ。
誰と過ごすかとか、誰と過ごしてイベントを見たとか、そんなことではなく、「出たよ! イベント前にセーブできない仕様!」(サモナイシリーズではよくあることです)と悶絶したため、あまりほかの事は覚えていない。
うへえ、どれだけコミュニティMAXにしたって、足立戦からやり直してまでクリスマスイベント見たくもないなあ。
直斗と過ごしては見たのだが、正直、女子制服は微妙だった。

■3月20日
いよいよ明日は俺が帰る日だ。
お礼参り………もとい、挨拶をして来いというので、それぞれ挨拶に。
個人的には、伏兵だった悪魔コミュの看護師が一番感動したかな、という感じだった。期待していた主要メンバーはそれほどでもなかった、という感じだ。
というか、主要メンバーはもう、わざわざコミュニティで新規のイベントを見ずとも、物語の上で必然的に個性が描かれているので、逆にコミュニティのイベントに、蛇足感が漂う気がする。
せっかくの個別イベントが堪能できるはずのコミュニティなのだが、結局は、今まで楽しませてもらった奴らの個性を復習しているような感じで、どうも驚きにかけるというか。
コミュニティをMAXにすることによって得られる、新しい魅力とか、そういうものがないのだ。そうなると、コミュニティは特定ジャンルのペルソナをMAXにするためだけの作業、になってしまう。
コミュニティそのものを進める喜び(いわゆるコレクション的な)ものは別としても、純粋にイベントとしての面白さは、全く普段関連性のないサブキャラのためにあるのかもしれない。
個人的には、ペルソナ4の最大の売りである笑いがもっと各々堪能できればよかったかな、と。
感動路線は結局、終着点が皆同じ、みたいなところがあるからなあ………。俺は別に慈善事業でイベントを起こしているわけではない、というか。救世主じゃないし。

とりあえず見てみたノーマルED。
街から霧がはれ、青空が広がる、凄くいいEDだった。
ああ、俺はこの街を救えたんだな、と思えたし。 菜々子は俺の嫁になると言うし。その前に叔父に刺されないようにしよう………。俺個人は、俺が叔父となって菜々子とクマの結婚を見届けたかったのだが。
しかし、半泣きで皆が駅のプラットフォームで見送ってくれるのに、くすりともしない俺の鉄面皮ぷりは大したものだと改めて思った。
今回あれだな。俺の属性は完璧ドSだな!(自らを省みる)


次回、真ED、その他について。
井原麻生語りはここで終了。


『ペルソナ4』公式


■11月4日
菜々子の風邪もよくなり、二人で留守番。そんな中、玄関のチャイムがなる。
「お父さん、鍵忘れたのかな?」
おおおい! それ危ないだろう!
何故そこで見送る俺!
悲鳴が出た俺だが、菜々子は無事にすぐ戻ってきた。お、驚かせやがって………!
俺は菜々子とコタツを買いに行くんだ! 誰にも邪魔はさせん!
しかしその夜、マヨナカテレビにはいつもよりも、はっきりしない人影が映ったのであった。

■11月5日
結局なすすべない俺たち。クマが「からだつきが細っこかったような」なんて、超不吉なことを言ってきた。
やめろ………なんだこのフラグ………。
帰宅後、叔父が例の手紙を持ってやってきた。
「コンドコソ ヤメナイト ダイジナヒトガ イレラレテ コロサレルヨ」
やっぱりかー!?
や、やめるって何をだ!? 今現在俺たちは特に何もしてないぞ!? 俺か!? 俺が俺をやめればいいのか!?(錯乱)
「お前やっぱり………。答えろ。お前この事件に関わってるな」
そして、叔父もついに面と向かって俺を問いただしてきた。
正直に話しても、当然信じてはもらえず、俺は警察署で一晩世話になることになってしまった。
………菜々子が………一人になる………!
なす術ない俺が夜中に見たものは、テレビに映る菜々子の影だった。
開けろー! 今すぐここから出さないとムドオンぶちかますぞ!

その後、情報整理と叔父の捜査のおかげで、犯人がはっきりとわかった。生田目という演歌歌手の元夫、第一の被害者と不倫していた男だ。
叔父はそれを追いかけ、事故にあってしまう。
生田目は以前行方不明だが、菜々子はテレビの中へ。
何が救うだ、ふざけんなよ生田目………!

■11月6日
菜々子を追って来た先は、花や美しい景観が見られる、まるで天国のようなところだった。
………この風景、昔、『サガフロンティア』というゲームの地獄描写で見たことがある………。
しかもこのダンジョン、上の階層へ行くときが、蔓を自力で登るという仕様。菜々子! お兄ちゃんの体力の限界に挑戦しようってことか!?
天国の割には微妙になまめかしいBGMをバックに、菜々子救出を続ける俺たち。
何とか生田目から菜々子を救出するも、具合が良くない。しかし、生田目はシャドウって感じじゃなかったが、一体何なのだろう。
それぞれに自己嫌悪し意気消沈する俺たちに、「ここで傷をなめあってグジグジしてる場合かよ。やるべきことはやったんだ」と、一人吼える完二。お前のその虚勢が偉い。
なすべきことはやったのだ、と病院を後にする俺だったが、「404号室」なんて病室は絶対に病院にはないと思う。

■11月9日
勢い任せで直斗に告白してみる。
仕方がない。三日も連続で昼休みに誘いに来たのはあっちのほうなんだしな!(ヤケクソ)
結局、直斗の自分探しとかどうのとかはおいといて、「もう………恥ずかしくて死にそうだ」にはそれはこっちの台詞だよ! と心から思った。

■11月21日
菜々子が目を覚ましました。
菜々子が目を覚ましました。
菜々子が目を覚ましました。(大事なことなので三回言いました)
喜び勇んで面会へ。まだ辛そうではあるが、とりあえず一安心。
ただ、辺り一面を覆うこの霧はなんなのだろう。今まで事件=霧が出るという図式が曲がりなりにも成り立っていただけあって、事件の終わりがまたやってきていない、とも取れるが。
しかし、今更当事者である俺が言うのもなんだが、突如生田目と菜々子(しかも満身創痍の)を連れてやってきた高校生の集団って、どれだけ怪しかったことだろう。
正直、何故俺があれから普通の生活を営めているのか理解できない。俺たちはどんな言い訳をしたのだろう。あれか、直斗の実家力でも働いたのか。
叔父はもう入院していたんだし、あれか、足立が頑張ったのか。

■11月26日
この辺まで来ると、大体コミュニティはMAXになっている。
そうなると、残っているのは気持ち的にわりとどうでもいいわけであって、イベントが起きてもあまり自分の中で盛り上がらないなあ。(………と不届きなことを考えているその裏では、雪子とりせが主要メンバーなのにMAXにたどりつけていない)

でも、やっぱりゲーム中での細かい動きや演出は凄くいい。
地面のつぎはぎ(一部分だけ新しい)とか、秀(家庭教師の子供)が眼鏡を外して涙を拭くとか、俺がよっこいしょ、とばかりに石段から立ち上がるとか、そういうアクションは見ていて常に面白いな。
あ、あと、完二のコミュは無事にMAXになったのだが、進化したペルソナが可愛くなかったのが凄く予想外だった。
お前、あみぐるみ教室を開けるほどの腕前を持ち、おれに可愛いキーホルダーまで渡すんだから、第二形態は『忘れ物を届けに来ました』レベルの可愛い奴が来ると思っていたのに………!
ちょっと、裏切られた。

■11月30日
霧は相変わらず晴れない。
そして、菜々子も目覚めない。雪子とりせ(と小西弟)のコミュもまず無理だ。
そんな状態で、11月はあまりテンションが上がらないまま、期末試験を終えたのだった。

終末近し。70時間オーバーのまま次回へ続く。
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