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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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俺は約束は守る男だ。
女ですが、約束は守りました。
第一弾がトゥーカッターなのは、自分でも訳がわかりませんが………。
サトミアマゾンはもう私の中で別格なのでしょうか。それはそれで自分が怖いですが。

トゥーカッターといえば、物語も終盤で出てきて、わりと出番のないまま終わった不遇の馬ですが、物語内でも結構気の毒です。
菊花賞、宝塚記念、天皇賞と取りながらも、地味な印象がぬぐえない馬なのですが、マキバオーたちの一つ先輩に当たります。
そう、たった一つしか違わないのに、このおっさんくささ風格は一体。
元々は、アマゴワクチンの兄、ピーター?と同期の馬であり、雌雄を決するはずだったのですが、ピーター?はカスケードのマッチレースで怪我をし、競馬界から引退してしまいます。
そして、一人残されたトゥーカッター。

「冗談じゃねえ、そうやってあとさき考えず、強烈な印象だけ残してターフを去りゃ、そりゃあ英雄だろうよ。(中略) 勝ったところで、聞く言葉は”ピーター?がいたら獲れなかっただろう”」

そしてピーター?を負かしたカスケードを追いかけてみれば、宝塚を回避し海外へ、そして顔を合わせれば怪我をしていた。

「ふざけるな! こっちは卑怯者よばわりされても、万全に仕上げてきたんだ! 何が王者の誇りだ! なめるのもいい加減にしろ!」

私はこのトゥーカッターのがむしゃら加減に涙しました。

マキバオーには、スマートでカッコイイ馬というのは誰もおらず、わりとどの馬の泥臭い感じなのですが、その中で『西の将軍』と称され、目上の立場であるトゥーカッター。
そんな彼(笑)も、勝負になるとなりふりかまわない貪欲さがある。
特に、あの馬と勝負したい、という自由さはマキバオーにはあっても、トゥーカッターにはなく、あくまで、競馬という枠組みの中での勝負を求めた姿に、親近感を感じたのでした。負け惜しみにも聞こえる発言を、勝負の原動力としているところが、逆にリアルでカッコよかったのです。

天才肌のカスケードなどと違い、トゥーカッターはデビューも遅く、爆発的なスピードがあるわけでもありません。
大体、得意が中距離から長距離です。地味だ。地味すぎる。
ですがその中で、スタミナのある走りを見せるトゥーカッターがなんだか凄くカッコよかったのです。

外見からして、トゥーカッターはスマートな感じがしますし、同じ中距離を得意とするアマゴワクチンがパワー型なら、トゥーカッターはスタミナ型でしょうか。
傾斜角30度のコースも一番得意はトゥーカッターでしたし。

外見の話に戻りますが、トゥーカッターはまず三白眼白目ですよ。それだけでもうご馳走様ですよ。
あんな強面のくせして、結構話すことはおちゃめ。
レース以外では常に冷静ですし、ドバイ戦になると、年長者の役割にしっかりおさまって、
「まるで相手にされていないようだな………」
とか冷静な判断をしつつ、
「ベアは、そんなに嫌われてるのか?」
とか年少者の行動に困惑してみたり、
「トゥーカッターはカイ食いが悪いから、スタミナが心配されるのよね!」
というマキバオーの嘘に、
「ちゃんと食っとるがな!」
というおちゃめなツッコミまで。
この台詞を見たとき、私は「さすが西の将軍だぜ………」と惚れ直しました。

縁の下の力持ち的な印象が強く、まあ地味ったら地味な馬なんですが、個人的には大好きです。
たいようのマキバオーでも、トゥーカッターの子どもとか出てくるといいなあ!

以下私のつたない絵になりますので、苦手な方はご遠慮ください。
擬人化です。
開き直りました。
私は書きたいものを書きたいように書く!(他人の迷惑顧みず)

+ + + + + + + + + +


クリックで無駄にでかくなります。

アニメのインパクトが強いためか、どうしてもトゥーカッター色となると、オレンジや不健康な黄色が浮かんできてしまいます。
ちょっとあのアニメの色は凄かった………。
強面さは最高だったが………(苦笑)。
実際イラストのために単行本を見返してみたんですが、トゥーカッターって主要メンバーの中で、ぶっちぎりでたてがみが短いんですよね。
おかしい、私の中でもっとたてがみはずるずるしていたイメージがあったんだが………。
それはアポー(フランスの馬)でした。
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