それなりにネタバレ(明確に言及しているわけではありませんが)していると思いますので、ご注意ください。
『極限脱出 9時間9人9の扉』公式サイト
進法さえなければ…。
私の感想はこの一言に尽きる感じです。もうねえ、駄目なんだ数学は決して嫌いじゃなかったけれど決して覚えがいいほうではなかったのに、次から次へと数字とアルファベットの置き換えを迫られたときは泣きました。速攻攻略サイト様に走ってしまいましたが。
ですがそれを差し引くと、初回プレイのなんだかな感は薄れて非常に良作なゲームでした。
まあ投げっぱなしな部分も多くありましたが。
シナリオも「いい」というよりは「練られている」印象が強くて、実際全部のEDを見た後になってはなるほどねえ、と納得する事の方が多かったです。
ただし、実際のオチや根本的な「設定」は賛否両論というか…サスペンス物かと思いきやSFだったというか…。
私自身は嫌いじゃないと言うか、どうしてもこの手の設定にすると、物語上で齟齬があったり、理解や納得できない方がいても致し方ないとは思うので、設定そのものの評価は割れると思いますが、それを差し引いてもシナリオは大変上手でした。
・システム。
これはある理由があって繰り返しプレイを強要される(しなくたっていいけどベストEDは見られない)のですが、そのための機能が実装されていないというのは大きなマイナスです。
会話パートと、実際探索をして閉じ込められた場所からの脱出を求められるパートの二つに分かれるのですが、まず既読スキップが永遠に方向キーの右を押していなければならないというトンデモ仕様には目をむきました。今まで見たことねえぞそんな仕様。
押し続けなければいけない、っていうのはまだありましたが、よもや右とはねえ。
確かにこのゲーム限りなくタッチペン仕様なので、方向キー使わないったら使わないんですが………それにしても、全部でBADも含めれば6個EDがあって、そのどれも最初から遊ばないといけないというのに、この仕様はキツすぎます。
メッセージ速度も遅いですし、基本的な部分でイラっときました。
探索、推理パートも飛ばせませんが、これは一度クリアすればまあぶっ飛ばせるレベルなのでなんとか。
この探索パートも繰り返す理由が、物語上あるったらあるけどないったらない、程度のものなので(繰り返される事には意味があるが、探索パートだけを選り抜いて繰り返す意味はない)飛ばせても「物語上」の弊害もないような気がするんですけどね。
このゲーム、序盤で電卓の機能が渡されます。
物語の肝として、数字の書かれた扉があり、1から9までの数字が浮かび上がった腕輪を身につけた9人の人物がいて、それらの数字を「数字根」で足し算して扉の数字と合ったら先に進めるというものがあるのですが、当然そのために使うんだと思ったわけです。
例えば、「6」の扉があったとしたら、
1+2+3=6
の三人で入ろうかなとか、
4+6+7+8=15=1+5(一の位と十の位は足される)=6
の四人で入ろうかなとか、
その計算のために電卓っていう機能があるんだろうなと。自分で電卓を使ってどの扉に行くとか、誰を選ぶとか、そういう用途のためにあるんだと思ったんですよね。
ところがこれ、全然違いまして、このゲーム途中で扉を選ぶ選択肢は、どの扉を選らぶかだけこちらが選択できて、後は別に一本道なんですよね。
電卓使ってプレイヤーが道や人を選ぶ余地、一切ありません。
主人公以外の連中が、「これこれこうなるから、この三つの扉のどれかを選べ」とわざわざ言ってきてくれるので、こっちは「はいそうですか」とばかりに選ぶだけなので、この電卓の機能クリアした今となっても正直必要だったのかよくわかりません。
この数字根はゲーム中で「勘弁してください」とばかりに多様されますし、探索画面でもそれが暗号になっていたりすることもあるのですが、基本的に登場人物たちが解説してくれるためにあるので、こちらがその数字について頭を悩ませることもなく、「この組み合わせしかないから誰か一人死ぬしかない」とかそういうのも物語の進行上全部「自動」で行われます。
ただ、それが悪いというのではなく、その数字根そのものも犯人を特定するために役立ったりするので、物語の中における使い方としては「頭使ってるなあ!」と素直に思えます。
ただ、それ以上に私が頭を悩ませたのが、進法…です。
16だとか32だとか言われても完璧に理解できませんでした。
厨房で露出狂のババアが一回説明したくらいで理解できるかよ!
要するにアルファベットと数字の置き換えなんですが………むしろ、電卓なんぞいらねえからこの置き換え表欲しかったよ! と半泣きにならずにはいられませんでした。途中で考える事を放棄して全部攻略サイト様見ましたが…見た今となってもよくわからない…。
他にも元素記号知ってないとアウトとか、知らなきゃわからんみたいな物を謎解きで使われると結構キッツイものがあります。
まだ、行き当たりばったりぐるぐる物を回せばオッケーとか、室内をしらみつぶしに探せば脱出のカードが見つかる、とかそういうものなら良かったんですが………。
私クリアした今となっても、進法だけは本当に何も理解できてません。駄目だこりゃ。
・物語
腕に取り付けられたバングル。体内に飲み込まれさせれた爆弾。九人の人物は互いの素性も知らぬまま、沈みゆく船から脱出するすべを試みる。
純然たる脱出サスペンスなのかと思ったら、違った印象の強いゲームでした。
それが悪いとか、いいとかいうことではなく、序盤での登場人物たちの妙なウンチク合戦が始まったとき「そんなものはあるわけがない。すべては嘘だ」的なオチで使われるのかと思いきや、真逆だったというか。
その「ありえない」部分をオチに持ってくるところは斬新なのかもしれません。
どうしても脱出物って、究極の現実物だと思うのですが、そうでなかったのは意外でした。
ある意味、自分の頭脳を駆使して「非現実的」な世界から「現実世界」へ戻るのが主題なわけですが、このゲームは非現実から始まり非現実に帰るとか、そんな印象のゲームです。
設定抜きにすると、推理モノでよくある「怪しいけれど潔白」も「潔白そうだけど黒幕」もどちらも用意されていて、それが意表をつくことなく当然のように使われている部分は王道でした。これはとっかかりやすいので、設定からして受け入れづらいこのゲームの中では好印象です。
誰しもが一番に思う、「本当に死んだのか?」とか「黒幕はこの中にいるのか?」とか、そのあたりをちゃんとわかっててやっていて物語そのものはスムーズに理解できます。私自身、オチや数字根の組み合わせなんかはおいておいて、物語そのものは非常にわかりやすくて王道だと思いました。特別奇をてらったものではありません。九人の登場人物の役割や、正体も違うルートを選んで遊べばすぐに看破できるレベルです。
システム部分で「繰り返しプレイを強要される」と書きましたが、実際ベストEDを見るためには、二周遊べばいけます。
ただ、それ以外の「理由なく閉じ込められた面々の脱出」を味わうには、どうしてもBADや他のEDを見たほうが物語として楽しめるのは事実です。
最終的なベストEDに至ってはこれも前述した通り、設定が受け付けられない方もいらっしゃるでしょうから、物語の最後に近づけば近づくほど興ざめしてしまうのであれば、それ以外の密室の恐怖や、おかしくなっていく人々、八方塞の中で絶望しか見えない状態、のほうが面白いのは確かです。
私は攻略サイト様を見ていたので、当然ベストEDは他のEDを網羅してからいったのですが、ベストEDよりもBADの方が、このゲームの主題にしたかったであろう閉鎖空間や、恐怖体験は味わえました。
ベストEDはどうしても、恐怖体験を抜き(それ以前に恐怖は味わいつくしてしまっているわけで)を抜きにした「動機」や「犯人」が主題になってくるので、それはちょっともうサスペンス物とは違いますしね。
犯人の動機がわかっても、その犯人に感情移入できるかは甚だ怪しい(苦笑)ですが………。
かなりの人でなし加減です、犯人は。
まあ確かに大切なものを取り戻すために何でもやろうというのは別に嫌いじゃないですが、巻き込む人間に「それを隠す」必要が果たしてあったかどうか…。
隠さなきゃならない奴なんて、それこそ三人で充分なんじゃないのか、というか。
・絵、音楽
ちょっとレベルが低いかな~とは思います。
せっかくの西村キヌデザインなのでもう少し登場人物丁寧に描いてくれてもよかったなとは思うんですが、まあDSですから。
見るに耐えないとかそんなデザインではないです。
個人的にはせっかく密室船内なのですからもっとグロい絵でも良かった気がしますが、これは好みですし。まあ残虐シーンも普通に流せるレベルです。
音楽は全く印象に残っていないので割愛。
・登場人物
主人公(5)
語り部であり最後はスーパーマンになる。
言葉遣いも割りと乱暴でがさつな印象が強い。突然お笑いに走ったりするが、それは他の奴らにも言えるのでなんとも。
最初から最後まで理由はあるが完全に巻き込まれ役の主人公の面目躍如。気の毒ったら本当に気の毒だ。
一宮(1)
紳士的なおっさん。だが、閉じ込められた九人の中で年少者ではないという時点で身バレしてしまっている気がしてならない。
大病室での一連の行動を見た瞬間、私の中でこいつの立ち位置は一瞬で看破された。
ニルス(2)
盲目で線の細い青年。この物語のヒロイン。ヒロイン要素をすべて兼ね備えておりあまりの完璧さ加減に笑った。多分この人はわかりやすい(反転)ミスリードのためにいる(反転終了)んだと思う。妹とは相思相愛。互いがいなければ生きていけないレベル。
サンタ(3)
銀髪で粗野な少年というか青年なのかよくわからん。クリアする前と後では印象が百八十度くらい違う気がする。個人的にはもうちょっとなんとかなっただろうにという印象が強く、あまり頭がいい感じではない。
四葉(4)
ニルスの妹。やっぱりこの物語のヒロイン。今流行の妹でツンデレでヤンデレで兄がいないと生きていけないレベル。あまりにお約束で参った。この兄妹は完全に王道キャラクターで、物語の進行上一切のひねりもなにもないが、そのあたりの割り切り方がとても好きだ。それでも後半になってくると主人公にちょっとだけデレてきたりしてそれはそれでとても可愛い。ただ別に主人公が入り込む余地なんて物は何処にもない。
紫(6)
主人公の幼馴染。突然熱でぶっ倒れたりするのもある意味伏線。実際この人がどうのというよりは、この人の一連の行動を見てハラハラしていたであろう奴を想像するとニヤニヤできる感じ。こいつ自体には特別思い入れはない。
セブン(7)
いかつい大男。意外にインテリ。物語の中での良心といってもいいレベルで実際にその通り。最後の意味深な笑顔は何を指しているのかちょっと謎。どのようにでも解釈してください的な笑顔なんだとは思うが。
八代(8)
出だしからしてビッチな子持ちおばさん。性格に難アリのインテリ。頭の回転が非常に速いため、数字関連の会話や物語の根幹に関わるウンチク披露はこいつから生まれる。会話が長くて長くて仕方がないためスキップで飛ばされるのが最も多い人物。最後のほうで妙にいい人になっちゃったのでがっかり。この人は最初から最後まで利己的でよかったんだと思う。実行犯が利己的の極みなんだから、おばさんもそれでいいじゃないか。
(9)
初っ端でえらいことになってしまう男。しかし、断末魔の叫びはもう少しなんとかならなかったのか。あの叫び声だけはどう考えても不自然だろう。
一番最初にも書きましたが、進法(私が馬鹿だとして)さえなければ推理やパズル物としての難易度もそこそこで楽しめたんじゃないかと思います。
序盤の時折挟まれるウンチクとか、その辺非常にうっとうしいったらそうなんですが、このゲーム違うルートを選べば選んだだけ、唐突にそれぞれの会話が始まるので、始まったら「ああ、これフラグなんだな」と思えば間違いないレベルです。
さりげない会話の中に謎をちりばめるとかそういうことは一切ない、潔さと、それでも「行動」の中には謎があると言うのは、いい配分だったと思います。突然しゃべりだす「わかりやすい」謎に気をとられている背後で、行われている「行動」の表し方が見事でした。
繰り返しプレイも苦にならないデキですが、最後のオチらへんはご自身で判断ください、ということで。
私はその犯人を「特定」するまでの過程が見事だったので、あまり気になりませんでしたが。
数字を使ったギミックなどが好きな方にはお勧め。後で調べてみたらこれ『Ever17』とか書いた方だったんですね…。知ってたらもっと早くにこのオチわかってたかもな…。
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私の感想はこの一言に尽きる感じです。もうねえ、駄目なんだ数学は決して嫌いじゃなかったけれど決して覚えがいいほうではなかったのに、次から次へと数字とアルファベットの置き換えを迫られたときは泣きました。速攻攻略サイト様に走ってしまいましたが。
ですがそれを差し引くと、初回プレイのなんだかな感は薄れて非常に良作なゲームでした。
まあ投げっぱなしな部分も多くありましたが。
シナリオも「いい」というよりは「練られている」印象が強くて、実際全部のEDを見た後になってはなるほどねえ、と納得する事の方が多かったです。
ただし、実際のオチや根本的な「設定」は賛否両論というか…サスペンス物かと思いきやSFだったというか…。
私自身は嫌いじゃないと言うか、どうしてもこの手の設定にすると、物語上で齟齬があったり、理解や納得できない方がいても致し方ないとは思うので、設定そのものの評価は割れると思いますが、それを差し引いてもシナリオは大変上手でした。
・システム。
これはある理由があって繰り返しプレイを強要される(しなくたっていいけどベストEDは見られない)のですが、そのための機能が実装されていないというのは大きなマイナスです。
会話パートと、実際探索をして閉じ込められた場所からの脱出を求められるパートの二つに分かれるのですが、まず既読スキップが永遠に方向キーの右を押していなければならないというトンデモ仕様には目をむきました。今まで見たことねえぞそんな仕様。
押し続けなければいけない、っていうのはまだありましたが、よもや右とはねえ。
確かにこのゲーム限りなくタッチペン仕様なので、方向キー使わないったら使わないんですが………それにしても、全部でBADも含めれば6個EDがあって、そのどれも最初から遊ばないといけないというのに、この仕様はキツすぎます。
メッセージ速度も遅いですし、基本的な部分でイラっときました。
探索、推理パートも飛ばせませんが、これは一度クリアすればまあぶっ飛ばせるレベルなのでなんとか。
この探索パートも繰り返す理由が、物語上あるったらあるけどないったらない、程度のものなので(繰り返される事には意味があるが、探索パートだけを選り抜いて繰り返す意味はない)飛ばせても「物語上」の弊害もないような気がするんですけどね。
このゲーム、序盤で電卓の機能が渡されます。
物語の肝として、数字の書かれた扉があり、1から9までの数字が浮かび上がった腕輪を身につけた9人の人物がいて、それらの数字を「数字根」で足し算して扉の数字と合ったら先に進めるというものがあるのですが、当然そのために使うんだと思ったわけです。
例えば、「6」の扉があったとしたら、
1+2+3=6
の三人で入ろうかなとか、
4+6+7+8=15=1+5(一の位と十の位は足される)=6
の四人で入ろうかなとか、
その計算のために電卓っていう機能があるんだろうなと。自分で電卓を使ってどの扉に行くとか、誰を選ぶとか、そういう用途のためにあるんだと思ったんですよね。
ところがこれ、全然違いまして、このゲーム途中で扉を選ぶ選択肢は、どの扉を選らぶかだけこちらが選択できて、後は別に一本道なんですよね。
電卓使ってプレイヤーが道や人を選ぶ余地、一切ありません。
主人公以外の連中が、「これこれこうなるから、この三つの扉のどれかを選べ」とわざわざ言ってきてくれるので、こっちは「はいそうですか」とばかりに選ぶだけなので、この電卓の機能クリアした今となっても正直必要だったのかよくわかりません。
この数字根はゲーム中で「勘弁してください」とばかりに多様されますし、探索画面でもそれが暗号になっていたりすることもあるのですが、基本的に登場人物たちが解説してくれるためにあるので、こちらがその数字について頭を悩ませることもなく、「この組み合わせしかないから誰か一人死ぬしかない」とかそういうのも物語の進行上全部「自動」で行われます。
ただ、それが悪いというのではなく、その数字根そのものも犯人を特定するために役立ったりするので、物語の中における使い方としては「頭使ってるなあ!」と素直に思えます。
ただ、それ以上に私が頭を悩ませたのが、進法…です。
16だとか32だとか言われても完璧に理解できませんでした。
厨房で露出狂のババアが一回説明したくらいで理解できるかよ!
要するにアルファベットと数字の置き換えなんですが………むしろ、電卓なんぞいらねえからこの置き換え表欲しかったよ! と半泣きにならずにはいられませんでした。途中で考える事を放棄して全部攻略サイト様見ましたが…見た今となってもよくわからない…。
他にも元素記号知ってないとアウトとか、知らなきゃわからんみたいな物を謎解きで使われると結構キッツイものがあります。
まだ、行き当たりばったりぐるぐる物を回せばオッケーとか、室内をしらみつぶしに探せば脱出のカードが見つかる、とかそういうものなら良かったんですが………。
私クリアした今となっても、進法だけは本当に何も理解できてません。駄目だこりゃ。
・物語
腕に取り付けられたバングル。体内に飲み込まれさせれた爆弾。九人の人物は互いの素性も知らぬまま、沈みゆく船から脱出するすべを試みる。
純然たる脱出サスペンスなのかと思ったら、違った印象の強いゲームでした。
それが悪いとか、いいとかいうことではなく、序盤での登場人物たちの妙なウンチク合戦が始まったとき「そんなものはあるわけがない。すべては嘘だ」的なオチで使われるのかと思いきや、真逆だったというか。
その「ありえない」部分をオチに持ってくるところは斬新なのかもしれません。
どうしても脱出物って、究極の現実物だと思うのですが、そうでなかったのは意外でした。
ある意味、自分の頭脳を駆使して「非現実的」な世界から「現実世界」へ戻るのが主題なわけですが、このゲームは非現実から始まり非現実に帰るとか、そんな印象のゲームです。
設定抜きにすると、推理モノでよくある「怪しいけれど潔白」も「潔白そうだけど黒幕」もどちらも用意されていて、それが意表をつくことなく当然のように使われている部分は王道でした。これはとっかかりやすいので、設定からして受け入れづらいこのゲームの中では好印象です。
誰しもが一番に思う、「本当に死んだのか?」とか「黒幕はこの中にいるのか?」とか、そのあたりをちゃんとわかっててやっていて物語そのものはスムーズに理解できます。私自身、オチや数字根の組み合わせなんかはおいておいて、物語そのものは非常にわかりやすくて王道だと思いました。特別奇をてらったものではありません。九人の登場人物の役割や、正体も違うルートを選んで遊べばすぐに看破できるレベルです。
システム部分で「繰り返しプレイを強要される」と書きましたが、実際ベストEDを見るためには、二周遊べばいけます。
ただ、それ以外の「理由なく閉じ込められた面々の脱出」を味わうには、どうしてもBADや他のEDを見たほうが物語として楽しめるのは事実です。
最終的なベストEDに至ってはこれも前述した通り、設定が受け付けられない方もいらっしゃるでしょうから、物語の最後に近づけば近づくほど興ざめしてしまうのであれば、それ以外の密室の恐怖や、おかしくなっていく人々、八方塞の中で絶望しか見えない状態、のほうが面白いのは確かです。
私は攻略サイト様を見ていたので、当然ベストEDは他のEDを網羅してからいったのですが、ベストEDよりもBADの方が、このゲームの主題にしたかったであろう閉鎖空間や、恐怖体験は味わえました。
ベストEDはどうしても、恐怖体験を抜き(それ以前に恐怖は味わいつくしてしまっているわけで)を抜きにした「動機」や「犯人」が主題になってくるので、それはちょっともうサスペンス物とは違いますしね。
犯人の動機がわかっても、その犯人に感情移入できるかは甚だ怪しい(苦笑)ですが………。
かなりの人でなし加減です、犯人は。
まあ確かに大切なものを取り戻すために何でもやろうというのは別に嫌いじゃないですが、巻き込む人間に「それを隠す」必要が果たしてあったかどうか…。
隠さなきゃならない奴なんて、それこそ三人で充分なんじゃないのか、というか。
・絵、音楽
ちょっとレベルが低いかな~とは思います。
せっかくの西村キヌデザインなのでもう少し登場人物丁寧に描いてくれてもよかったなとは思うんですが、まあDSですから。
見るに耐えないとかそんなデザインではないです。
個人的にはせっかく密室船内なのですからもっとグロい絵でも良かった気がしますが、これは好みですし。まあ残虐シーンも普通に流せるレベルです。
音楽は全く印象に残っていないので割愛。
・登場人物
主人公(5)
語り部であり最後はスーパーマンになる。
言葉遣いも割りと乱暴でがさつな印象が強い。突然お笑いに走ったりするが、それは他の奴らにも言えるのでなんとも。
最初から最後まで理由はあるが完全に巻き込まれ役の主人公の面目躍如。気の毒ったら本当に気の毒だ。
一宮(1)
紳士的なおっさん。だが、閉じ込められた九人の中で年少者ではないという時点で身バレしてしまっている気がしてならない。
大病室での一連の行動を見た瞬間、私の中でこいつの立ち位置は一瞬で看破された。
ニルス(2)
盲目で線の細い青年。この物語のヒロイン。ヒロイン要素をすべて兼ね備えておりあまりの完璧さ加減に笑った。多分この人はわかりやすい(反転)ミスリードのためにいる(反転終了)んだと思う。妹とは相思相愛。互いがいなければ生きていけないレベル。
サンタ(3)
銀髪で粗野な少年というか青年なのかよくわからん。クリアする前と後では印象が百八十度くらい違う気がする。個人的にはもうちょっとなんとかなっただろうにという印象が強く、あまり頭がいい感じではない。
四葉(4)
ニルスの妹。やっぱりこの物語のヒロイン。今流行の妹でツンデレでヤンデレで兄がいないと生きていけないレベル。あまりにお約束で参った。この兄妹は完全に王道キャラクターで、物語の進行上一切のひねりもなにもないが、そのあたりの割り切り方がとても好きだ。それでも後半になってくると主人公にちょっとだけデレてきたりしてそれはそれでとても可愛い。ただ別に主人公が入り込む余地なんて物は何処にもない。
紫(6)
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いかつい大男。意外にインテリ。物語の中での良心といってもいいレベルで実際にその通り。最後の意味深な笑顔は何を指しているのかちょっと謎。どのようにでも解釈してください的な笑顔なんだとは思うが。
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(9)
初っ端でえらいことになってしまう男。しかし、断末魔の叫びはもう少しなんとかならなかったのか。あの叫び声だけはどう考えても不自然だろう。
一番最初にも書きましたが、進法(私が馬鹿だとして)さえなければ推理やパズル物としての難易度もそこそこで楽しめたんじゃないかと思います。
序盤の時折挟まれるウンチクとか、その辺非常にうっとうしいったらそうなんですが、このゲーム違うルートを選べば選んだだけ、唐突にそれぞれの会話が始まるので、始まったら「ああ、これフラグなんだな」と思えば間違いないレベルです。
さりげない会話の中に謎をちりばめるとかそういうことは一切ない、潔さと、それでも「行動」の中には謎があると言うのは、いい配分だったと思います。突然しゃべりだす「わかりやすい」謎に気をとられている背後で、行われている「行動」の表し方が見事でした。
繰り返しプレイも苦にならないデキですが、最後のオチらへんはご自身で判断ください、ということで。
私はその犯人を「特定」するまでの過程が見事だったので、あまり気になりませんでしたが。
数字を使ったギミックなどが好きな方にはお勧め。後で調べてみたらこれ『Ever17』とか書いた方だったんですね…。知ってたらもっと早くにこのオチわかってたかもな…。
PR
弟に「あれイルムだったと思う!?」と勢い込んで聞いたら「他にいないよ」と超クールな返事をもらいました。
そうかい、ありがとよ………。
カレンダーの話。
年々カレンダーや手帳の発売日が早くなってきているみたいですね。
用途も四月始まりのものとか、一月始まりのものや、キャラ物に特化したものまで様々ですが、何を隠そう私手帳を持っていません。
というか、生まれてこの方手帳を持ったのが一回か、二回くらいしかない…。
短大時代に持って、そのままフリーター時代に使っていたようないなかったような、というレベルですので、私にとっての手帳は「何それ? 食べられるの?」程度の物体です。
多分仕事柄、外回りをする人とか、常に何らかの用事が出入りしている人なら絶対的に必要なものなんだと思うんですが、何分私はシフトで動いてまして。
一ヶ月のシフトが出ますと、それを卓上カレンダーに記入して私の一ヶ月の用事はそこで完結するんですよねえ。
要するに、手帳を持ち歩く必要がないんですよ。
新しく何か用事が入ったとしても、絶対に仕事じゃないし、家に持ち帰る仕事もない(できるわけがない)ので、プライベートな用事に決まっているのですがそうすると、仕事以上に私の予定は空白でして。
一ヶ月に三つも予定が入っていれば、「今月はアクティブな月だな! 頑張ろう!」とそれだけでテンションが上がるような生活をしておりますと、まあ本気で持ち歩く必要がなくて。
スカスカのところに新しいスケジュールが加わったところで、さすがに覚えられるもんですから、そうなると手帳はいらないんですよね。
住所録なんてものは、PCや携帯の中に入っておりますし、現実的に住所を知っている方も殆どいないしなあ。年賀状の数で私の人脈のなさが知れるというか。
何か思いついたときのネタ帳的なものは特に携帯のメールでPCメールに送って忘れないようにするとか、そういう使い方をしているし、日記帳はここがあるのでいらないし。
そうなると、私の人生すべて一ヵ月後との卓上カレンダーに凝縮されているわけですから、それはそれは大事な部分なのですが、書き込めればそれでいい百均カレンダーで充分………なんですよねえ。
壁掛けはまずNGです。書き込みづらいし、見づらい。かつ、でかいので邪魔。
日めくりも一ヶ月の予定が見えないと、シフト上での予定が組めないのでNG。遅番だと銀行いけないとか、早番でも皮膚科が休みとか、そういうのが一覧できないと駄目。
そしてこれが一番大事なのですが、給与明細にその一月分をちぎってホッチキスで留めて管理しているので、簡単に千切れてくれないとNG。分厚かったり、おしゃれ要素が強いとこれができません。
給与は夜勤の回数、早番遅番の回数などで給与が違ってきますし、うちの会社は経理がいい加減なので、自分でチェックしておかないと危ないんですよ。最近はわりとまともですが………いつ何時またおかしなことになるかわからんしな。
となると、おしゃれなカレンダーとか一切使えないんですよねえ………。
そんなわけで、先日百均でカレンダーを見て思わず今と同じものを選びそうになったんですがそれだと、「今年も来年もわからんじゃないか。毎年同じような生活をしているのに」と一瞬で我に返ったので、一回り大きいサイズのコルクボード薄紙みたいなものを選んでみました。
もうねえ、多少大きくないと目にも厳しいしね!
ヘタリアカレンダーも、よつばとカレンダーも、ほぼ日もご縁がありませんが、中身だけは微妙に気になる昨今なのでした。あれはもう鑑賞物。
そうかい、ありがとよ………。
カレンダーの話。
年々カレンダーや手帳の発売日が早くなってきているみたいですね。
用途も四月始まりのものとか、一月始まりのものや、キャラ物に特化したものまで様々ですが、何を隠そう私手帳を持っていません。
というか、生まれてこの方手帳を持ったのが一回か、二回くらいしかない…。
短大時代に持って、そのままフリーター時代に使っていたようないなかったような、というレベルですので、私にとっての手帳は「何それ? 食べられるの?」程度の物体です。
多分仕事柄、外回りをする人とか、常に何らかの用事が出入りしている人なら絶対的に必要なものなんだと思うんですが、何分私はシフトで動いてまして。
一ヶ月のシフトが出ますと、それを卓上カレンダーに記入して私の一ヶ月の用事はそこで完結するんですよねえ。
要するに、手帳を持ち歩く必要がないんですよ。
新しく何か用事が入ったとしても、絶対に仕事じゃないし、家に持ち帰る仕事もない(できるわけがない)ので、プライベートな用事に決まっているのですがそうすると、仕事以上に私の予定は空白でして。
一ヶ月に三つも予定が入っていれば、「今月はアクティブな月だな! 頑張ろう!」とそれだけでテンションが上がるような生活をしておりますと、まあ本気で持ち歩く必要がなくて。
スカスカのところに新しいスケジュールが加わったところで、さすがに覚えられるもんですから、そうなると手帳はいらないんですよね。
住所録なんてものは、PCや携帯の中に入っておりますし、現実的に住所を知っている方も殆どいないしなあ。年賀状の数で私の人脈のなさが知れるというか。
何か思いついたときのネタ帳的なものは特に携帯のメールでPCメールに送って忘れないようにするとか、そういう使い方をしているし、日記帳はここがあるのでいらないし。
そうなると、私の人生すべて一ヵ月後との卓上カレンダーに凝縮されているわけですから、それはそれは大事な部分なのですが、書き込めればそれでいい百均カレンダーで充分………なんですよねえ。
壁掛けはまずNGです。書き込みづらいし、見づらい。かつ、でかいので邪魔。
日めくりも一ヶ月の予定が見えないと、シフト上での予定が組めないのでNG。遅番だと銀行いけないとか、早番でも皮膚科が休みとか、そういうのが一覧できないと駄目。
そしてこれが一番大事なのですが、給与明細にその一月分をちぎってホッチキスで留めて管理しているので、簡単に千切れてくれないとNG。分厚かったり、おしゃれ要素が強いとこれができません。
給与は夜勤の回数、早番遅番の回数などで給与が違ってきますし、うちの会社は経理がいい加減なので、自分でチェックしておかないと危ないんですよ。最近はわりとまともですが………いつ何時またおかしなことになるかわからんしな。
となると、おしゃれなカレンダーとか一切使えないんですよねえ………。
そんなわけで、先日百均でカレンダーを見て思わず今と同じものを選びそうになったんですがそれだと、「今年も来年もわからんじゃないか。毎年同じような生活をしているのに」と一瞬で我に返ったので、一回り大きいサイズのコルクボード薄紙みたいなものを選んでみました。
もうねえ、多少大きくないと目にも厳しいしね!
ヘタリアカレンダーも、よつばとカレンダーも、ほぼ日もご縁がありませんが、中身だけは微妙に気になる昨今なのでした。あれはもう鑑賞物。
拍手にて情報を頂きました。
>こんばんは。5話の予告にイルムいたような・・・青い髪の人、違いますかね?
はい、こんばんは!!(錯乱)
正直申し上げてですね、OGアニメぶっちゃけ録画だけして見てなかったんですよ。
だってもう、出ないんだろうと思ってましたし。
いえ、なんつうか、EDでキャストだけ見てそこにイルムの名前の有無確認してなかったらそのまま消してたんですよね(ひっでえ)。
弟なんかは「前作に比べてメカの動きがダントツにいい」と上機嫌なんですが、私はまあメカの動きはゲームに勝るものもないし、アニメはどうしてもキャラデザの崩れが気になるしなあ、とお気に入りの人間つまりイルムがいなきゃまあ、アニメどうでも良かったんですよね。
特に今回、レモンとかアクセルとかアルフィミィ中心になると物語的にノリきれないもんがあるもんですから尚更。
で、今回の四話もアヤのおっぱいと同期しているキャスト情報に、堀内さんの名前見つけても驚きなかったんですよね。
案の定、こちらも情報頂いてたイーグレット・フェフだったわけですしねえ。
まあ私フェフ博士がどんな出方したのかも、アニメ本編見てないからよくわかんないですけど。
でまあ、キャスト情報確認してHDDから消す前に、ふらっと拍手を確認したところ、青い髪の情報が。
私正直思いましたね。
神はいる、と。
仰天して消す気満々でたまたま残っていた録画を再生し、予告を見ましたところ、いましたよ微妙な顔した青い髪の男が!
はっきり申し上げて、あれ、イルムかどうかはわかりません!(苦笑)
だってあれ顔イルムじゃねえもん!
前髪の感じも違えもん!
イルムはもっと、眉毛が個性的な感じで、まつげが目立つ感じの顔立ちで、たれ目じゃねえし、何気に男くさい顔立ちの奴だもん!
まあ、今回のアニメのキャラデザは女濃い目、男あっさり目っぽいので、あれでイルムだとしてもおかしかないんですが…。
ツグミとか出てますし、テスラ研がらみでイルムでるのかなあ。(申し訳ないですがさすがにゲーム本編の物語展開忘れてます)
リシュウ先生もいますし、出るとしたら確かにここしかなかろうよとも思うんですけどね。
冷静に考えると、青い髪のOGキャラって実はイングラムとイルムくらいしかいないので、イルムの可能性大なんですが…期待して泣くのも悲しいしな。
OGはキャラクターの髪の色、わざとかぶらないようにデザインしているっぽいので、多分! あれは頂いた情報どおりイルムなんだと思いますが………思うんですが………あれは如何にもゲスト出演でお茶を濁すっぽいよ!
レギュラー出演じゃなさそうだよ! あの場でウンチクたれて協力だけしてそのままマオ社に行って帰ってこないとかそういう顔見せだけっぽいじゃないかイルムガルトォォォォォ!
実際、本気で毎週予約をやめようと思っていた矢先の情報でした。
本当にありがとうございました。
奴はどこまでも俺の気持ちをもてあそぶ…。
一週間震えて眠ろうと思います。
拍手を下さった方、一週間後にまたいい夢を見てお会いできるといいですね!(泣笑)
>こんばんは。5話の予告にイルムいたような・・・青い髪の人、違いますかね?
はい、こんばんは!!(錯乱)
正直申し上げてですね、OGアニメぶっちゃけ録画だけして見てなかったんですよ。
だってもう、出ないんだろうと思ってましたし。
いえ、なんつうか、EDでキャストだけ見てそこにイルムの名前の有無確認してなかったらそのまま消してたんですよね(ひっでえ)。
弟なんかは「前作に比べてメカの動きがダントツにいい」と上機嫌なんですが、私はまあメカの動きはゲームに勝るものもないし、アニメはどうしてもキャラデザの崩れが気になるしなあ、とお気に入りの人間つまりイルムがいなきゃまあ、アニメどうでも良かったんですよね。
特に今回、レモンとかアクセルとかアルフィミィ中心になると物語的にノリきれないもんがあるもんですから尚更。
で、今回の四話もアヤのおっぱいと同期しているキャスト情報に、堀内さんの名前見つけても驚きなかったんですよね。
案の定、こちらも情報頂いてたイーグレット・フェフだったわけですしねえ。
まあ私フェフ博士がどんな出方したのかも、アニメ本編見てないからよくわかんないですけど。
でまあ、キャスト情報確認してHDDから消す前に、ふらっと拍手を確認したところ、青い髪の情報が。
私正直思いましたね。
神はいる、と。
仰天して消す気満々でたまたま残っていた録画を再生し、予告を見ましたところ、いましたよ微妙な顔した青い髪の男が!
はっきり申し上げて、あれ、イルムかどうかはわかりません!(苦笑)
だってあれ顔イルムじゃねえもん!
前髪の感じも違えもん!
イルムはもっと、眉毛が個性的な感じで、まつげが目立つ感じの顔立ちで、たれ目じゃねえし、何気に男くさい顔立ちの奴だもん!
まあ、今回のアニメのキャラデザは女濃い目、男あっさり目っぽいので、あれでイルムだとしてもおかしかないんですが…。
ツグミとか出てますし、テスラ研がらみでイルムでるのかなあ。(申し訳ないですがさすがにゲーム本編の物語展開忘れてます)
リシュウ先生もいますし、出るとしたら確かにここしかなかろうよとも思うんですけどね。
冷静に考えると、青い髪のOGキャラって実はイングラムとイルムくらいしかいないので、イルムの可能性大なんですが…期待して泣くのも悲しいしな。
OGはキャラクターの髪の色、わざとかぶらないようにデザインしているっぽいので、多分! あれは頂いた情報どおりイルムなんだと思いますが………思うんですが………あれは如何にもゲスト出演でお茶を濁すっぽいよ!
レギュラー出演じゃなさそうだよ! あの場でウンチクたれて協力だけしてそのままマオ社に行って帰ってこないとかそういう顔見せだけっぽいじゃないかイルムガルトォォォォォ!
実際、本気で毎週予約をやめようと思っていた矢先の情報でした。
本当にありがとうございました。
奴はどこまでも俺の気持ちをもてあそぶ…。
一週間震えて眠ろうと思います。
拍手を下さった方、一週間後にまたいい夢を見てお会いできるといいですね!(泣笑)
『遥かなる時空の中で 夢浮橋』
PS2に移植されたのを遊んだんですが、なんかこれもう、ファンディスクですらないというゲームでした。
私の場合、2が一番好きでして、1と2の頃の物語性のない、回数さえこなせばご褒美がもらえますよという作りのゲームが好きだったのでまだ初回の2キャラ狙いの時は、とんでもなく楽しめたんですが、それが過ぎさってしまえばもうどうしたらいいのか。
まず、イベントは全部同じです。
ヒロインが選べるのは、それによって落とせる連中が違う(同じ時代のキャラしか落とせない)というポイントがあるのですが、それ以外の奴らは全部イベント使いまわしというとんでもないデキでした。
つまり、私のように2ヒロインで始めると、まあ落とせる連中のイベント八個見ますよね。
で、それ以外の1と3のキャラの友情イベント見ますよね。
それでもう出きっちゃうので、次に1を選ぼうが、3を選ぼうが、自分のキャライベント以外見るもん本当になくなっちゃうんですよ。強いて言えば時代の違う八葉同士の絡みがあるくらいで、あとはスキップで全部飛ばせるレベル。
で、肝心のキャライベントも、「あれ? これ本編ディスクで見たことがあるような気がする?」というものから、「これ恋愛イベントじゃねーよ!」と絶叫してしまうものまで、ちょっとレベルが低いんですよねえ。
好きなキャラならまだ台詞一つで許せるものから、好きだけにもうちょっと頑張ってもらいたいと思うのも乙女心であって。
通常の恋愛イベントならば、本編で完遂されているわけですから、個人的には友情イベントとかせっかく相容れない八葉同士が集まったのでそれらのイベントが充実していた方が嬉しかったですね。
このゲームのキモである、八葉同士の会話は本当に楽しかったです。
もう歴代百虎に囲まれて胃を痛くする景時とか、以外に女慣れしている眼鏡ズが譲にアドバイスとか。
どうしても私は2を一番にやって、故にその初回プレイは凄く楽しめたのでその記憶しか残っていないのですが、このゲームやはり、好きなヒロインを選択して落とす、というような工夫をこちらでしないと楽しめないような気がします。
好きな野郎を選ぶというよりは、ヒロインを選ばないと厳しいというか。
そういう意味では、本当に「初めて」選んだヒロインだけは楽しめると思います。
それ以外は正直微妙。
グラフィックはゲーム内で以前使われたものは流用、音楽も以下同文なのですが、これに関しては遥かシリーズのグラフィック、そして音楽は何気に高水準を保っているので問題なし。
個人的には2の音楽や映像が見られて嬉しかったくらいで。
塗りや造詣に関しても、舞台や設定が明確に変わった3以前のものが好きなので、思い出補正があるんでしょうねきっと。
ただ書き下ろしスチルに関しては、あからさまに水野スチルであるものとそうでないものの差や、「誰だお前」レベルのものもあり、せっかくグラフィックが売りのゲームなのですから、イベントの内容含めてもう少しこちらも底上げが欲しかったところです。
イベントが駄目でも、スチルや台詞だけで「元取った」と言わしめるのも、乙女ゲームの特徴なので。
以下、ツイッターから抜粋されたコメントになります。2しかないですが。
・「天から降りたった私の姫君にさぞかしお似合いだろうから」…やっぱり海賊の破壊力ハンパねえな!(悔しい)
・花梨との仲について歴代青龍にアドバイスを受ける勝真。天真は普通に「女のリアクションを期待してお化け屋敷」だったが九郎には聞くこと自体間違ってると思う。そして答えもやっぱりそんなだった。
・いい雰囲気だなと言われて「そうか?俺としてはかなり後れをとっているような気がする」と言った勝真に超萌えた。
・「菊花の香、あのゆかしい香りは僕の天女によく似合うかもしれません」本当に彰紋の破壊力もハンパないな! 何気に海賊よりも泉水とか彰紋とかのほうがさらっと凄いことを言ってる2。
・エロい声の白虎たちに囲まれて翡翠への気持ちを問いただされる花梨ちゃん。
ただひたすらに物凄い集団に圧倒されて萌えまでたどり着かなかった(笑)
こういう集うはずがない奴らの会話超楽しい。
・「キュートなお嬢さんどうかお手を」「恋愛と戦争ではすべてがフェアという諺もあるくらいですから」 「神子殿がそうやって頬を染めているところはまるで花のようですね。花と言えばこんなフレーズを思い出しました。薔薇は赤く、菫は青い、砂糖は甘くあなたは優しい…貴方にふさわしい言葉だと思いませんか?」 「こういう言葉をささやくのは貴方の耳にだけです」
………信じられるかこれおかっぱ眼鏡が言ってるんだぜ…。
超萌えた…。
そう言われればこいつ飛び級で留学してんだよな…。
2眼鏡はその他にも、譲に対してもキスだのハグだの言いたい放題言ってました。スキル高いな!
・しかもこれを見ていた他の眼鏡白虎たちが「人格障害」とか「天界は油断がならない」とか言ってるのも凄く笑えました。白虎眼鏡の連中って譲以外の二人は正直普通に女慣れしてるよなあ。
・「私は神子に甘い言葉を言うことを求められている そもそも言葉とは味覚で表せるものではないと思う」こういうボケボケしい奏継は萌える。そしてそれに対するリズの答えが「名前を呼べばいい。それが甘い言葉だ」ってお前は何か他の玄武の奴らと違いすぎる!(笑)
・奏継に向かって「甘い言葉を言ってください」と言っちゃう花梨ちゃんが俺は好きだ。花梨ちゃんは基本的にノリツッコミの人間で性格に何処となくずぼらさとか図太さがあるので大好きだ。
でも正直スチルのばらつき感は否めないところ。
八葉連中はともかく花梨ちゃんまで安定していない(髪形すらボブっぽかったりする)のはどういうこっちゃ。
花梨ちゃんはあのショートカットが可愛いのにい! 美しい長い髪っていう誉め言葉が「ない」のが彼女の真骨頂なのにい!
2は凄く楽しめました。これに関してだけは元取ったと胸を張っていえます。
しかし1は正直2とヒロインと八葉の「設定」そのものが似通っているのでなんとも…。ただ、落とせるキャラクターがオリキャラなので、まだおまけ要素としては満足です。
2はアクラムのイメチェンには大笑いして楽しめました。
おかしなホストみたいな格好で出てきておまけに「他の乗客の迷惑になるから電車の中では静かにしろ」と言われたときは倒れそうになった(笑いで)
アクラムってなんか私の中でやる事なす事全部暴投してくるから対処に困ります。アクラムに対している時の花梨ちゃんは、クールなツッコミ上手になるので好きなんだけど。
3では隠しキャラである平家兄弟が酷すぎました。
スチルもイベントもそうですが、正直声優さんが演技忘れすぎてて唖然とした。
演技忘れてるシリーズは、結構他のキャラクターにもあてはまるんですが…。まあ1とか2なんて何年も前の話だしな…。
少なくとも宮田さんは当ててたキャラ全員別人でした(苦笑)
ファンディスクとしてもあまり親切ではないですが、声優さんファンは音声のおまけが山ほど入っているので楽しめるのかもしれません。
あくまでゲームをクリアした後のものなので、個人的にはあまり高い評価にはならないのですが。大体おまけボイス充実させるなら本編フルボイスにするべきであって。
少なくとも、これを定価で買ったら暴動を起こしていたな程度のゲームですが、思い出に代金を払ったと思えば悔しくもないのかな、と。
PS2に移植されたのを遊んだんですが、なんかこれもう、ファンディスクですらないというゲームでした。
私の場合、2が一番好きでして、1と2の頃の物語性のない、回数さえこなせばご褒美がもらえますよという作りのゲームが好きだったのでまだ初回の2キャラ狙いの時は、とんでもなく楽しめたんですが、それが過ぎさってしまえばもうどうしたらいいのか。
まず、イベントは全部同じです。
ヒロインが選べるのは、それによって落とせる連中が違う(同じ時代のキャラしか落とせない)というポイントがあるのですが、それ以外の奴らは全部イベント使いまわしというとんでもないデキでした。
つまり、私のように2ヒロインで始めると、まあ落とせる連中のイベント八個見ますよね。
で、それ以外の1と3のキャラの友情イベント見ますよね。
それでもう出きっちゃうので、次に1を選ぼうが、3を選ぼうが、自分のキャライベント以外見るもん本当になくなっちゃうんですよ。強いて言えば時代の違う八葉同士の絡みがあるくらいで、あとはスキップで全部飛ばせるレベル。
で、肝心のキャライベントも、「あれ? これ本編ディスクで見たことがあるような気がする?」というものから、「これ恋愛イベントじゃねーよ!」と絶叫してしまうものまで、ちょっとレベルが低いんですよねえ。
好きなキャラならまだ台詞一つで許せるものから、好きだけにもうちょっと頑張ってもらいたいと思うのも乙女心であって。
通常の恋愛イベントならば、本編で完遂されているわけですから、個人的には友情イベントとかせっかく相容れない八葉同士が集まったのでそれらのイベントが充実していた方が嬉しかったですね。
このゲームのキモである、八葉同士の会話は本当に楽しかったです。
もう歴代百虎に囲まれて胃を痛くする景時とか、以外に女慣れしている眼鏡ズが譲にアドバイスとか。
どうしても私は2を一番にやって、故にその初回プレイは凄く楽しめたのでその記憶しか残っていないのですが、このゲームやはり、好きなヒロインを選択して落とす、というような工夫をこちらでしないと楽しめないような気がします。
好きな野郎を選ぶというよりは、ヒロインを選ばないと厳しいというか。
そういう意味では、本当に「初めて」選んだヒロインだけは楽しめると思います。
それ以外は正直微妙。
グラフィックはゲーム内で以前使われたものは流用、音楽も以下同文なのですが、これに関しては遥かシリーズのグラフィック、そして音楽は何気に高水準を保っているので問題なし。
個人的には2の音楽や映像が見られて嬉しかったくらいで。
塗りや造詣に関しても、舞台や設定が明確に変わった3以前のものが好きなので、思い出補正があるんでしょうねきっと。
ただ書き下ろしスチルに関しては、あからさまに水野スチルであるものとそうでないものの差や、「誰だお前」レベルのものもあり、せっかくグラフィックが売りのゲームなのですから、イベントの内容含めてもう少しこちらも底上げが欲しかったところです。
イベントが駄目でも、スチルや台詞だけで「元取った」と言わしめるのも、乙女ゲームの特徴なので。
以下、ツイッターから抜粋されたコメントになります。2しかないですが。
・「天から降りたった私の姫君にさぞかしお似合いだろうから」…やっぱり海賊の破壊力ハンパねえな!(悔しい)
・花梨との仲について歴代青龍にアドバイスを受ける勝真。天真は普通に「女のリアクションを期待してお化け屋敷」だったが九郎には聞くこと自体間違ってると思う。そして答えもやっぱりそんなだった。
・いい雰囲気だなと言われて「そうか?俺としてはかなり後れをとっているような気がする」と言った勝真に超萌えた。
・「菊花の香、あのゆかしい香りは僕の天女によく似合うかもしれません」本当に彰紋の破壊力もハンパないな! 何気に海賊よりも泉水とか彰紋とかのほうがさらっと凄いことを言ってる2。
・エロい声の白虎たちに囲まれて翡翠への気持ちを問いただされる花梨ちゃん。
ただひたすらに物凄い集団に圧倒されて萌えまでたどり着かなかった(笑)
こういう集うはずがない奴らの会話超楽しい。
・「キュートなお嬢さんどうかお手を」「恋愛と戦争ではすべてがフェアという諺もあるくらいですから」 「神子殿がそうやって頬を染めているところはまるで花のようですね。花と言えばこんなフレーズを思い出しました。薔薇は赤く、菫は青い、砂糖は甘くあなたは優しい…貴方にふさわしい言葉だと思いませんか?」 「こういう言葉をささやくのは貴方の耳にだけです」
………信じられるかこれおかっぱ眼鏡が言ってるんだぜ…。
超萌えた…。
そう言われればこいつ飛び級で留学してんだよな…。
2眼鏡はその他にも、譲に対してもキスだのハグだの言いたい放題言ってました。スキル高いな!
・しかもこれを見ていた他の眼鏡白虎たちが「人格障害」とか「天界は油断がならない」とか言ってるのも凄く笑えました。白虎眼鏡の連中って譲以外の二人は正直普通に女慣れしてるよなあ。
・「私は神子に甘い言葉を言うことを求められている そもそも言葉とは味覚で表せるものではないと思う」こういうボケボケしい奏継は萌える。そしてそれに対するリズの答えが「名前を呼べばいい。それが甘い言葉だ」ってお前は何か他の玄武の奴らと違いすぎる!(笑)
・奏継に向かって「甘い言葉を言ってください」と言っちゃう花梨ちゃんが俺は好きだ。花梨ちゃんは基本的にノリツッコミの人間で性格に何処となくずぼらさとか図太さがあるので大好きだ。
でも正直スチルのばらつき感は否めないところ。
八葉連中はともかく花梨ちゃんまで安定していない(髪形すらボブっぽかったりする)のはどういうこっちゃ。
花梨ちゃんはあのショートカットが可愛いのにい! 美しい長い髪っていう誉め言葉が「ない」のが彼女の真骨頂なのにい!
2は凄く楽しめました。これに関してだけは元取ったと胸を張っていえます。
しかし1は正直2とヒロインと八葉の「設定」そのものが似通っているのでなんとも…。ただ、落とせるキャラクターがオリキャラなので、まだおまけ要素としては満足です。
2はアクラムのイメチェンには大笑いして楽しめました。
おかしなホストみたいな格好で出てきておまけに「他の乗客の迷惑になるから電車の中では静かにしろ」と言われたときは倒れそうになった(笑いで)
アクラムってなんか私の中でやる事なす事全部暴投してくるから対処に困ります。アクラムに対している時の花梨ちゃんは、クールなツッコミ上手になるので好きなんだけど。
3では隠しキャラである平家兄弟が酷すぎました。
スチルもイベントもそうですが、正直声優さんが演技忘れすぎてて唖然とした。
演技忘れてるシリーズは、結構他のキャラクターにもあてはまるんですが…。まあ1とか2なんて何年も前の話だしな…。
少なくとも宮田さんは当ててたキャラ全員別人でした(苦笑)
ファンディスクとしてもあまり親切ではないですが、声優さんファンは音声のおまけが山ほど入っているので楽しめるのかもしれません。
あくまでゲームをクリアした後のものなので、個人的にはあまり高い評価にはならないのですが。大体おまけボイス充実させるなら本編フルボイスにするべきであって。
少なくとも、これを定価で買ったら暴動を起こしていたな程度のゲームですが、思い出に代金を払ったと思えば悔しくもないのかな、と。
今日からいよいよNHK杯ですね。
私はフィギュアを二回ほど見に行っただけで、にわかとも呼べないただのファンなので、こういった情報は自分で入手するということは殆どありません。
大体よそ様で話題になっているのを見るか、テレビのCFを見て知るかなのですが、最近友人が台頭してきまして。
再放送があるよ! とか本放送はいつからだよ! とか、トマシュが出るのは二十日の再放送だよ! とかいつのまにか友人がえっらい玄人になっていて非常に驚きました。
何でもミクシィを活用して情報を集めているとかなんとか。
一緒に行かない? くらいのレベルで福井に誘ったのが、我々の人生の転機になったといっても過言ではないようです。
ちなみに友人はジョニーファンで、トマシュよりも関連グッズや書籍、DVDがいっぱい発売されているので、財布の中身がとんでもないことになっていると、いい笑顔で伝えてくれました。
いいじゃないか、発売されてるだけ!
うちのトマシュなんか…トマシュなんかなあ!!
うううもう少し前にフィギュアの存在を知っていたらこんな枯渇の苦しみには…!
ですが、ある意味オタクはドMであるので、ただでさえ今までも二次元ですらごく少数派を愛してやまなかった私からしたら今の現状など…!(ウワアアン)
友人は一旦好きになるとそのために時間と金と労力を惜しまないので、いつか「米に行く」と言い出さないかとても不安です。
いっとくけど、私パスポート持ってないからね!
で、その友人に教えてもらった再放送を見たのですが、うーん、致し方ないとはいえ日本の選手だけクローズアップされていたのもちょっと残念でした。
オリンピックでもそうですが、やっぱり他の国の選手たちの演技もノーカットで見たいなあというのは贅沢なのか。
せめて、表彰台争いした選手くらいは見たかったな…。
いえ、二十日のトマシュの演技が削られていたから恨み節なのではなく、誰も彼もが海外に遠征(苦笑)できる視聴者ではないわけで、だったらテレビくらいは優しくてもいいんじゃないかな、というか。
しかもBSなわけですしねえ。
個人的にはインタビューとかわりとどうでもいいんで(キスクラの紆余曲折なんかは別として、試合にかける意気込みとかそういうのはどうでもいい)やっぱりちゃんと演技や試合の内容を見たいところです。
でもテレビはテレビでカメラワークの妙があって見ていて楽しいですね。
会場の熱気や迫力も勿論ですが、要所要所で引きだったり、寄りだったり、その演出が楽しいです。
女性陣の可憐な指先のアップとか、プルシェンコのどや顔とかは、やはりとことんまでアップになった細部の演出であって、それはそれで見ていて「うおおおおお!」となります。
会場ではどんだけアリーナでも、顔のアップまではわからないものなあ。
今回はとにかく、アボットだけはちゃんと見たいな、と(いえ録画ですが)。
あと、ジョニーのツイッターを訳してくださっている方がいるのですが、今現在何故かジョニーがユズル名指しで頑張ってといっているのは何故なのでしょうか。何のつながりがあるのか気になる。
ちなみに現実時間としては夜勤なので、リアルタイムでは絶対に見られません。
なんで銀盤の妖精たちが踊っている最中に俺は………!(血涙)
私はフィギュアを二回ほど見に行っただけで、にわかとも呼べないただのファンなので、こういった情報は自分で入手するということは殆どありません。
大体よそ様で話題になっているのを見るか、テレビのCFを見て知るかなのですが、最近友人が台頭してきまして。
再放送があるよ! とか本放送はいつからだよ! とか、トマシュが出るのは二十日の再放送だよ! とかいつのまにか友人がえっらい玄人になっていて非常に驚きました。
何でもミクシィを活用して情報を集めているとかなんとか。
一緒に行かない? くらいのレベルで福井に誘ったのが、我々の人生の転機になったといっても過言ではないようです。
ちなみに友人はジョニーファンで、トマシュよりも関連グッズや書籍、DVDがいっぱい発売されているので、財布の中身がとんでもないことになっていると、いい笑顔で伝えてくれました。
いいじゃないか、発売されてるだけ!
うちのトマシュなんか…トマシュなんかなあ!!
うううもう少し前にフィギュアの存在を知っていたらこんな枯渇の苦しみには…!
ですが、ある意味オタクはドMであるので、ただでさえ今までも二次元ですらごく少数派を愛してやまなかった私からしたら今の現状など…!(ウワアアン)
友人は一旦好きになるとそのために時間と金と労力を惜しまないので、いつか「米に行く」と言い出さないかとても不安です。
いっとくけど、私パスポート持ってないからね!
で、その友人に教えてもらった再放送を見たのですが、うーん、致し方ないとはいえ日本の選手だけクローズアップされていたのもちょっと残念でした。
オリンピックでもそうですが、やっぱり他の国の選手たちの演技もノーカットで見たいなあというのは贅沢なのか。
せめて、表彰台争いした選手くらいは見たかったな…。
いえ、二十日のトマシュの演技が削られていたから恨み節なのではなく、誰も彼もが海外に遠征(苦笑)できる視聴者ではないわけで、だったらテレビくらいは優しくてもいいんじゃないかな、というか。
しかもBSなわけですしねえ。
個人的にはインタビューとかわりとどうでもいいんで(キスクラの紆余曲折なんかは別として、試合にかける意気込みとかそういうのはどうでもいい)やっぱりちゃんと演技や試合の内容を見たいところです。
でもテレビはテレビでカメラワークの妙があって見ていて楽しいですね。
会場の熱気や迫力も勿論ですが、要所要所で引きだったり、寄りだったり、その演出が楽しいです。
女性陣の可憐な指先のアップとか、プルシェンコのどや顔とかは、やはりとことんまでアップになった細部の演出であって、それはそれで見ていて「うおおおおお!」となります。
会場ではどんだけアリーナでも、顔のアップまではわからないものなあ。
今回はとにかく、アボットだけはちゃんと見たいな、と(いえ録画ですが)。
あと、ジョニーのツイッターを訳してくださっている方がいるのですが、今現在何故かジョニーがユズル名指しで頑張ってといっているのは何故なのでしょうか。何のつながりがあるのか気になる。
ちなみに現実時間としては夜勤なので、リアルタイムでは絶対に見られません。
なんで銀盤の妖精たちが踊っている最中に俺は………!(血涙)