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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『薄桜鬼 随想録』
うちのパソコンだと、「録」の字が変換されません。どうなっとるのだ。
やってきましたファンディスクです。個人的にFDに求めるものは、甘さ楽しさ愉快さなので、せめて胸苦しさが勝たないように祈ります。正直、本編やり直すの精神的にきっつい。

共通ルートその1(猫事件)で、永倉のさわやか鬼畜さが突然出てきて、おののいてしまいました。
あ、あれっ? 確かに本編でもこういう位置づけだったけどこんなに、初っ端から魅力炸裂させていいわけ?(貴方はこれを魅力と称するのですか)
ここから色々個別ルートに分岐するんですが、山南さんに猫騒動から助け出されたときの、
「優しい彼に戻ってくれるといいな」
には、真剣にイラっときました(苦笑)。
彼! 時間軸では三ヶ月経過しているかもしれないけれど、お前のようなひよっ子が、山南さんを彼呼ばわりたあ百万年早えよ! 身分も年齢も全部向こうが上だろうが! 何所有物みたい台詞はいてんだこら!
失礼、錯乱しました。
近藤さんが本当に人のいいおっちゃん(笑)になっていたりして、共通ルートも楽しめますね。本編だと結構近藤さんただのヌケ作だったりするからなあ。

特に猫事件で、昼飯を作りに勝手場に行ったら、既にそこにいた源さんが掃除を始めてくれていたので、時間かからずに片付けられたとか、この一文だけで萌えに萌えました。
原田と永倉を「何処に行っていた!」と怒鳴りつけつつ、一人で掃除を始めてくれていたなんて…源さん…!(感涙)

山崎とか、島田さんのエピソードもちゃんとあって満足。アルデバラン好きな私が島田嫌いなわけがない。
猫がいなくなることを悲しむ子供がいるならば、その悲しみがなくなるくらい楽しく一緒に遊んでやればいい、なんて、なんて、なんて貴方出来た大人なの…!! 本気で感動しました。ある意味性格破綻者ばかりの集団の中で、島田と源さんは輝きがまぶしすぎて見えない。

山崎は土方さん大好きっ子というだけでなく、研究肌の坊ちゃん気質が垣間見えて、まず資料作りに走るあたり、ちょっと山南さんと同じような匂いを感じました。汚いことしているわりにピュアっ子という点では、沖田とも似ているのかもしれん。

共通ルート2の島原イベントは全員面白かったです。
本編でも惜しい扱いだった天霧さんも、
「二人の姫君に出会えて光栄でした」
とか微笑みながら去ってくし! 姫君! 姫君は俺!
このルートは主人公が芸者の格好して褒めちぎられる、っていうのが基本コンセプト(笑)なんですが、やっぱり誉められてお約束の反応されると嬉しいですね。
藤堂君が「凄いきれいだけど、芸者の真似とかさせたくないし、誰にも見せたくない」とか言って不機嫌になるとか超可愛いし。
斉藤が「いや、言う機会を逃してはしまいだ。だがこれは任務であって彼女が望んだことではない。一般的な…」とか主人公を誉めるのに四苦八苦する様とか、全員可愛かったです。
山崎も、忍者山崎ってなんだよそれ。チッ。(つまりは萌えた)意外にノリノリで忍者活劇をやらかす男山崎。
なんだよ…この微妙なお育ちのよさは…。

勿論屯所に残っても、山南さんとか源さんから「待っていてくれる人がいて、ただいまと言ってくれるだけで、男は嬉しいんだよ」とか超男前なことを言われて何故か涙目になったり。生き様これオカンみたいな源さんに言われると本当にたまりません。
個人的には、山南さんに芸者姿見てもらって感想聞きたかったなあ。
「よく似合いますよ、七五三のように」
って皮肉言われるか、
「よく似合いますよ。次に女物の格好をするときは、白無垢で私の隣にいてくださいね」
っていきなり過程ぶっ飛ばして迫ってくるか、二択だと思います。


それぞれの個別ルート感想。
・藤堂
一事が万事全部可愛いです。雪合戦一つにせよ、主人公守って立ちふさがり、自分も雪玉に当たっても大丈夫だという主張に、
「オレの心情的に駄目なんだよ!」
と怒鳴り返してみたり。すんげえ可愛いなお前!
雪合戦イベントも、原田と永倉が雪玉を岩のようにしてぶん投げてきたりとか、野郎どものじゃれあいが見ていて微笑ましかったです。


・原田
どれだけ一人でCERO上げれば気が済むのだ。
言っていることがいちいち男前なので、素直に見られました。


・斉藤
おまけシナリオは、ツンはおろか、デレすら通り越していた。
本編ではさほど萌えなかったのですが、名前呼び強調されたときは、「この生き物なんなのだ」と思いました。
島原イベントを見る限り、そんな前から主人公に関心を持っていたのか、と、ムッツリの名は伊達じゃないなとも思いました。


・沖田
コンプリートした後の手紙が卑怯すぎました。死後あんなの見つけた日には泣いて暮らすしかないだろう…!
たまたま沖田は音声OFFにしていたので、感動二倍。
個人的に手紙イベントは、声なしのほうが絶対に感情移入できると思うんだ。もう、あの人はいない。だからこその手紙だというか。


・土方
酔っ払いイベントが一番楽しかったです。悪酔いして絡んだあげく、個室に連れて行かれ、
「何でオレだけ個室なんだよ! 副長は嫌われてるのか!?」
と駄々をこねるとかどんだけお前中間管理職なんだよ(笑)


・風間
馬鹿炸裂。
ド派手な私服に仰天。お前はやることなすことはた迷惑すぎるだろう。


クリア後の、SSL、薄桜鬼学園は最高に面白かったです。
FDそのものには文句はないのですが、物語の合間を埋めるならともかく、なんだろう語られなかった何かを見ても、自分の中では本編だけである程度物語や心の動きは完結しちゃっているので、全く関係ないにぎやかしな話の方が、個人的には好みです。
もっとやればいい。
どの話もとても面白かったのですが、永倉体育教師に超萌えた。
いえ、緑ジャージに科学とか数学とかそれこそ、政治経済の教師でも全く構わないのですが。
首に巻いた「井上住建」の文字に涙目。きっと井上さんは教頭先生とか、教育委員の人とかなんだよ…。
山南さんの保健医にもうっとり。あああの人には白衣がよく似合う…。山崎との微妙な関係も大好きです。近藤さんに幸あれ。


内容はどれもとても面白かったのですが、システム面が面倒です。
いちいちエピソードクリアするたびにシステムデータのセーブが求められるわ、なんやで。
選択肢の結果で好感度が変化するのではなく、選択肢が=分岐である場合は、セーブロード場面(タイトルとか)に戻ってくれたほうがありがたいかな。
ファンディスクとしてはかなりのボリュームがありますし、十分楽しめるのではないでしょうか。
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