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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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いよいよ次巻決着が。
うーん最近どうも、この人の描く感動に感情移入できません。なんだか、何を見ても同じっていうか………。
子供が恐怖のあまり同じ言葉を繰り返していたけど、最後のロボットとなったイプシロンと触れあううちに言葉が話せるようになったとか、演出がベタすぎやしませんか。
別に、ネタが悪いとかそんなことは全然ないんですが、でも、しゃべられるようになったのはいい。だが、子供がつぶやいていたことになんの意味があるんだ。
友人とか、同士になると、感情のやり取りを見てしらける、ということはないんですが、どうもこの人、親子ものになると本当に、表現の幅が狭い感じがします。
ゆえに、物語のキモである、アトムと天馬博士の擬似親子も流せてしまうというか。
前作までのほぼ主役であるゲジヒトも、あれはちょっと親子モノというより、小さいもの対する愛着にしか見えないし。
後、何巻かで西原氏が言っておりましたが、この人、人型じゃない「ロボット」のデザインは正直イマイチだと思います。プルートゥとか、何だよあれ………。


『殿といっしょ!』
あまりに笑えなかったので、私の感性がおかしくなってしまったのかと思いました。
ごく普通の………どちらかといえば、人を選ばない時代4コマ漫画なんですが、何故か、全く笑えなかった。
笑いの感性っていうのは凄く個人差があるので、つまらないとは言えないんですけど、別に毒があるわけでもなく、エロがあるわけでもなく、シュールだというわけもない、本当に一般に受け入れやすいギャグ漫画のはずなんですけど………。


『魁! クロマティ高校』
アニメがわりと面白かったので、(最終的なお気に入りは、前田とマスク・ド・竹之内に決まりました)漫画を大人買いしてみたのですが、これも、まあ、普通かなあ。
アニメが漫画の前期からチョイスしました、というのではなく、わりとまんべんなく選んでいるのがちょっと意外でした。
こっちの漫画のほうが、明らかに人を選ぶシュールさがあると思うんですが、まだ笑えた。
でも、声の威力は偉大ですね。
メカ沢君とか、メカ沢弟とかは、明らかにアニメのほうが面白いし。
数ある何のつながりもない単発キャラクターが出てくる中で、渋い医者とサトウ電器を選んだアニメスタッフのチョイスに敬意を表したいと思います。


『帯をギュっとね!』
一世を風靡した、青春こぎれいな柔道漫画。
連載当時、読んだことがあるようなないような、くらいの知識でしたがこれもいい機会なので全巻購入して読んでみました。
まあ、これも思ったよりは………普通………。
絵がきれいなのは凄くとっつきやすいんですが、あまりにもきれいなので、逆に柔道のシーンの迫力にかけるというか。クロマティ高校みたいな、ペンタッチギザギザの荒々しい絵で描かれていた方が、ぱっと見の迫力はありますよね。(勿論本当に上手い方は、ペンタッチがどうのなんてレベルじゃないんですが)
実際に、漫画として動きの表現が上手いかどうかはちょっとよくわからないのですが、少なくとも、柔道の試合シーンを見てドキドキする、ということはなかったので。
練習風景とか、高校生の青春群像とか、個人的にはやっぱりその辺を楽しむ漫画なんだと思います。
正直、後半の柔道の試合とか、まともに読んでなかった。
始まりからして、段もち高校生が主人公たちなわけですから、挫折してどうのとか、地べたにはいつくばって泣き喚くとか、そういう泥臭さ一切ないんですよ。
いや、ないわけじゃないんですが、これも、情けない姿がかっこいいという感じではないので、非常にソフティケイトされているので、読んでいるこっちも、「そんなもんか」と流せてしまうんですね。画面から受ける印象がきれい過ぎるっていうか。
なんか、ゲロまで虹色みたいな。スラムダンクで、魚住が体育館裏でゲロ吐いているシーンは、感動したんだけどなあ。

まあ、そんなこんなで、ラブコメ要素や普通のコメディ語っている時のほうが楽しめました。
連載時は、ごく普通に線目の斉藤がいいとか思っていた気がするんですが、読み終わってみれば、ミッタン(三溝)可愛いよ、ミッタン。
可愛さではダントツでした。斉藤は見た目あんななだけで、結構普通の熱血野郎ですし(それの何がいけないんだ)。
杉や宮崎もいいんですけど、惜しむらくはこの二人本当に出番がない。
主人公の巧に出番が集中するのはいいとしても、杉と宮崎は酷すぎるだろうと、読んでいていつも不安になりました。日常パートのギャグ要因なのか………? 桜子とか、別所さんとかにお株を奪われてどうする。

そんな中、ミッタンは結構出番もあるし、実力もあるように描かれているので、個人的には満足でした。うーん、斉藤と別所さんみたいに、固定カップルができればよかったのにー。
気は優しくて力持ちで強面の大男、という設定は王道ですね。もっとも後半では、びびりという設定は何処かへ行ってしまったようでしたが。
私がミッタンで惚れ、一番お気に入りのシーンは、序盤での肝試しのシーンです。
クジをひいて男女ペアになって肝試しをすることになるのですが、主人公巧と、彼女近藤のカップルの番号が違っちゃうわけです。そこで、
「あ、俺四番だ。変わってやるよ」
と、さらっと自分の札を差し出して、主人公たちにカップル組ませようとする様に、惚れた。(こういうものはえてして具体的な日常描写であることが多い)
いやあ、もう本当に可愛いなあミッタン!

しかし、漫画の内容とは別に、扉絵とかにある、ウィンクとか、キョンキョンとか、チェッカーズとか、プリプリとかその手の時事ネタは、本当に恥ずかしいですね。
はっきり言って、今読むと痛い。
懐かしいなあとか、そんな生易しい気持ちにはなれませんでした。これ、きっと本編のドシリアスな場面とかよりも、何億倍も恥ずかしいよ。

ただでさえ床にダンボールに『はじめの一歩』が詰まったまま置いてあるのに、これ以上漫画が増えたらどうしよう、と思っていたのですが、そんなことにはならず、そういった意味では………まあ、一安心でした。
そろそろまた、ブックオフに取りに来てもらわにゃいかんな。
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