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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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整体師「ちゃんとストレッチすれば、完全に良くなったりはしませんが、むくんでぶよぶよしている脚もよくなりますよ」
言いたいことは伝わりましたが先生。
普段は女性の先生なのですが、日が合わなかったりすると(こちらもシフトで働いている以上、先生のスケジュールに合わせるのは土台無理)他の男性の先生が施術してくれます。非常に優しい先生なのですが、今回は微笑みながらちょっと言葉の選択を間違えたようです。




『ラブφサミット』
遊んでみてます。
まだロシア人だとかいう金髪(短髪不器用から落とすんですね、わかります)の第五話くらいまでしか進んでいないのですが、それなりに面白いです。というか、設定だけ抜き出すと、「ああ、ネオロマ!」という妙な安心感があります。
やっぱりネオロマの定義って、野郎どもじゃなくヒロインにあると思うんですよ。
主人公は、普通の女の子? いや、とんでもない。ネオロマのヒロインは、中身は普通だけど外見と、己を取り巻く環境は普通じゃないっていうのが基本なわけです。
『アンジェリーク』にせよ、中身は明るく可愛いただの女の子。頭も決してよくはない。だけど女王候補っていう、自分の本質とは違うところで振り回されるっていう、鉄の掟があるわけです。
『遥か』シリーズも、神子っていうしばりがあって、『金色のコルダ』も、初期は妖精が見えるなんていうトンデモ天才設定で、かろうじてネオロマ縛りのヒロイン要素を満たしていたわけです(自分で書いていて気づきましたが、そういった点でも、主人公に外的非凡要素がない『金色のコルダ3』って異質なんだな)。

で、『ラブサミット』のヒロインって、平凡な生活をしていたんだけど、いきなり祖父が金持ちで、ハイソな学校に放り込まれてっていうお約束な設定なんですが、その時点で、ネオロマのヒロイン要素ほぼ満たしているにも関わらず、その学校の中にも、派閥があるっていう、凄く美味しい設定が生きてくるわけです。
彼女は、地位ある人間の孫娘。その孫娘陣営の奴らに、敵対する奴ら、少し格下の奴ら、と、主人公は全員からもろ手を挙げて歓迎される立場にはないっていうのが、凄く設定として「そそり」ます。
同じ派閥の人間はひいきしてくれるんだけど、そりゃいきなり出てきた主人公に突如いい感情を持ったりはしない。お嬢様としての振る舞いができない主人公にいらだったりする。
敵対する側は、あからさまに嫌がったり、主人公を利用しようとしたりする。
格下の人間は身分の違いを感じたりする。

それらの、外的要因が問答無用に主人公に「愛されない理由」を植えつけてくれる、っていうのが、初っ端からして物語の起伏をつけやすいから、凄く上手いと思ったのです。その上手さは別にお約束であっても構わない(要するに、ロミオとジュリエット的なノリであったり)
で、この主人公嫌われ要素っていうのが、ネオロマの特徴なんですなあ。
ただ、無関心とか今まで知らなかった他人から、っていうのじゃなく、「負の感情」から顕著に始まるのって、ネオロマの専売特許だと思うんですよね。
だから、その要素が極限まで薄い『金色のコルダ3』は確かに物足りなく思うのですが、その中で絶対的嫌いオーラ(ただのツンデレであったとしても。笑)から始まる冥加をやっていると、好きか嫌いか萌えるかは別として、ネオロマやってる感が強く味わえるわけです。

その嫌われ度がより顕著だったので、私は『遥か2』(とにかくほぼオールメンバーから嫌われているところから発進する。笑)が一番好き、っていうのは凄くあります。
アンジェリークだって、私がはまりにはまった2では、ほっとけば普通に周囲敵だらけですからね。しかもただ敵じゃなく、相手の女のものになって妨害してくる始末。
冷静に考えると凄いよな! 普通嫌いったらただ無視したり、相手にしないだけなのに、意識的に妨害工作を行うって、それかなりの嫌われ度合いだよ!

これをしっかり踏まえている時点で、たとえ媒体が携帯であっても、「ああーネオロマ」っていう安心感がやっていて凄くあったので、そういう意味ではこのゲーム面白いです。実際ゲームとして面白いかはまだわかりませんが。

しかし、こう振り返ってみるとネオロマの初期設定って、ゲームとしてかなり秀逸だったんだなあ。
美形の男たち。
平凡な主人公が非凡な世界に落とされる。
選ぶのは恋か、それとも。
ただ特定の人間を追いかけて仲良くするのではなく、敵対する人間とのやり取りも楽しめる。
このネオロマ世界から、私の乙女ゲーム遍歴が始まってしまっているので、昨今の物語主題とか、基本的に主人公は好かれているところから始まる乙女ゲーム(嫌われる要素がないゲーム)に違和感と言うか、物足りなさを感じるのかもしれませんね。
おや、私はドMなのでしょうか。
いや、でもドMとドSは紙一重というし…。あのアカギですら、ドSかドMか意見が分かれるところだというし…!(最終的に脱線)
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