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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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PSPが充電できなくなってしまいました。
うーむ、正直酷使しているので、バッテリーがおかしいのか、ACアダプターがおかしいのかもわからんなあ。

「というわけで、弟よ、調べたいので君の持っているPSPを貸したまえ」
「充電器も本体も職場です」
「使えないな」
「そんなこと言われても」

弟が持って帰ってきてくれるそうなので、それを持って試してみるしかなさそうです。ACアダプターのほうが安上がりだから、できればそっちが壊れていて欲しいが…。


そのPSPでずっと『タクティクスオウガ 運命の輪』を遊んでいたんですが、レビューではなく、文句だけになってしまいますので、以下その羅列です。

かなり厳しい書き方をしているので、要注意でお願いします。




これ、SFCの名作のリメイクってことは知ってたんですけど、なんつうかどうにもこうにもシステム周りが悪いのと、凄くなんだろう出てくる人物が詩的散文で話して、かつ、ヒロインであろう鬼姉カチュアが非常に不愉快な人物なのでやっていて気持ちが全く盛り上がりません。
要するに、ブラコンのわがまま女なんですが、こうわがままの限度越えてるだろという言動に、それに従う弟(主人公)も気持ち悪くて、どうしてこの女を最初から最後まで庇わなきゃならないんだとか、物語の中心にすえなきゃいけないんだ、とやっていて爽快感がそぎ落とされていくのがきつい。

それらを無視して、詰め将棋的な手ごわいシミュレーションとして遊べればまだ良かったのですが、これまた、本当に戦闘や装備品などのインターミッションのシステムが弱くて、ストレスしかたまりません。
基本的に画面一枚で、「装備」を選んだのなら、それに関わる全ての情報が閲覧、実行できなければ意味がないと思うんですが、武器を買いに行っても、誰が装備できるか、装備レベルは足りているか、何個買えばいいのか、そもそも個人個人で武器が買えないってどういうことなんだ、と、何度も段階を踏まねば武器一本手に入りません。
手間が三重苦どころの騒ぎではない。

これらが、全てのシステムに適応されるので、魔法を覚えるにせよ、スキルを覚えるにせよ、装備をするにせよ、ともかくひたすら手間がかかります。それによって、果たしてメーカー側が一体プレイヤーにどんな充実感を与えたかったのか、甚だ意味不明といったところです。

いざ戦闘が始まれば、速さの順番でユニットが動くので、こちらのフェイズが終わったらほったらかしとけばいい、という手も使えず、敵のやたらに長いモーションを見続けるはめになります。
ルーチンや、読み込みそのものは、瞬く間といっていいほど速いので、その点ではストレス皆無なのですが、実際にユニットが歩く速度、行動する動作エフェクトが遅い。
その上ランダムでいきなり呪文の詠唱が始まったりすると、どうしても「丸ボタン」で会話ウィンドウを進まなければその場で停滞するので、ひたすら画面の前で待つ時間が大変苦行です。

物語に馴染めずとも戦闘が面白い、戦闘は難しいけれど物語が面白い、とかせめてどちらかでも「スムーズ」であればよかったのでしょうが。
多分これが出来たときは、主人公が善や悪という立場ではないところからの視点とか、誰も彼もが正しくないとか、そういう視点が面白い物語だったと思うのですが、やはり今見ると台詞運びや設定なども若干の古臭さを感じるような気がします。劇画調というか。
まあ、その辺を見ると「いつの時代もスクウェアはスクウェア」という臭いなのかもしれませんが…。

もう少し、システムの面でスムーズであれば、面白いゲームといえたのですが、ちょっと残念です。

まあ、それにしたってカチュアの萌えないことといったらない!(唐突)
いや、萌えとか悪人とか通り越して普通に性格の悪い人ですよ。私現実世界で姉の立場ですが、こんっな気持ち悪い姉と同じ立場だと思うと辛いレベルで酷い人です。
ツイッターでも散々毒づいた(苦笑)んですが、それにしたって…。何でわざわざこんな愛せない設定にしたんだろう。
育ててもらった人に対して「血なんか繋がってないんだからどうでもいい」って、自分の素性がわかった途端に言うような人だからなあ。俗に言う女の腐ったような奴(差別的な発言だと承知の上で)ってこいつみたいな奴のこと言うんでしょうねえ。

鬼姉の何が酷いって「私がこんなに必要としているのに必要としてくれないから必要としてくれる人を探しただけで悪いのは私を必要としなかった人のほう」を延々主張し続けるとこだと思うのです。
そのくせ、「姉弟だから一緒にいるのが当たり前」とばかりに、己で何か繋ぎとめるための努力もせずにあぐらをかいて、たまに口を開けば弟をなじる始末。
じゃお前は必要とされるために何かしたのかっつー話で。
騎士刺し殺す以外に。
いや、ニュートラルルートで騎士刺し殺していけしゃあしゃあとしてたときは本当にぶちのめすべきだと思いました。そうなんだよ、挙句の果てに人殺し(戦いで「殺しあった」のならともかく)ってのが…。

あと、久しぶりに女言葉でしゃべる女を見ました。
それ故に性格の悪さが際立つのも否めないのかもしれません。
「~だわ」とか「~わよ」とか「~できないの?」とか。
「んもう」とか、今時こんな話し方をする女はギャルゲーの中だけだし、少なくともその「んもう」は萌えのために使うものであって、苦虫を噛み潰す顔になるために使う言葉じゃないはずだ(苦笑)。

私、鬼姉カチュアを見ると、「FEのカチュアはあんんなに可愛かった(かつ強かった)のに…」と自分の中のカチュア像を破壊されたようで本当に悲しくなりました。


幼馴染ヴァイス君も、カオスルートとニュートラルルートでは結構酷い扱いで、いえ、立派な悪役として特にカオスルートだと最高の死に様(ニュートラルだとちょっとキレイ過ぎる上に、断末魔が鬼姉の名前だったので、萎えた)だったので、それなりに評価が上がったんですが、まあこれがロウルートに進んだ途端に酸いも甘いもかみ分けた、世慣れした男になってびびりました。
やめろ、好きになっちゃうだろ。
………と、言いたいところなのですが、それ以外の二つを見てしまっていただけに、どうにも正しいヴァイス君に違和感を感じて仕方がありません。


これ、一応、ロウ、ニュートラル、カオスって三つのルートがあるんですが、結局オチは一緒だし、オチだけが一緒ならともかく、最終章も結局同じなので逆に三つに分ける意味あったんかな、とも思いました。
多少の立場の違いはあれど、結局は主人公は一国の主にならざるをえないし、立場は違えども立ち位置は同じなので、別に驚きもないというか。

後、ゲームが始まった途端に、「聞いたことがない」人名、国名、所属、地方、町名、役職名が、ものの見事に乱立するので、私は最初から最後まで覚えられないまま終わりました。
ゲームに出てくる気配すらない国からやってきたとか言われたって…。
そして、同じ人を指すのに、てんでバラバラに皆呼ぶものだから、もう本当に誰が何で何処でどうしたのかわからない…。
例えば、ほにゃららがAを将軍と呼べば、Aは将軍として認識されますが、ゲームを進めていくと、うんたらもどこかの誰かを将軍と呼んだりすると、その将軍という呼称が混乱を招くだけなんですよね。え? こいつAのことについて言ってんの? とか。
あと、ゲームに出てきてない人の名前が出てきてその人のために戦うとか、そういうのいっぱいあります。
まあ、説明文としても親切じゃないですね。作ってる側はわかってるかもしれないけれど、わかってない人にわからせようという文章ではないです。そういう意味でも、物語が合わなかったってのはあるかもしれませんね。
私、文章を読んだり書いたりする上で、作り手の造語だけを乱立させてそれっぽくしてる、っていう文体が一番嫌いなので。
誰かに一回呼ばせただけで、プレイヤーがその名前を冠するものの全てを記憶できるわけなかろうに。
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