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『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』感想
『公式サイト』

基本的には密室ADVですが、精神的なドロドロと個性的なキャラクターの掛け合いを楽しむゲームです。
楽しめたかと言うと、悪趣味が過ぎるというか完全完璧に人を選ぶ内容でした。
私これを遊んでいた最中に、ちょうど地震がおきてしまってなんかもう、訳のわからない記憶の無いままに密室の学園に閉じ込められた生徒たちが、脱出のために殺人を犯して、仲間たちを貶めていくっていう設定が、ちゃんちゃらおかしいよ現実はこの億倍大変なのに! と精神的な面で楽しめなかった感があるので、正直まともな感想にはなっていないかもしれません。

基本的に、推理ゲームとしてはぬるいです。事件が起きる、調査する、聞き込みするは行う順番の差はあれど、調べなければいけない場所はマーキングされているし、聞くべきこを聞かなければその場所から出られない仕組みになっているので、難しくはありません。
殺人事件が起こり、調査が終わると、犯人を追及するための「学級裁判」が行われるのですが、そのパートそのものも推理の部分だけより抜けば決して難しくは無いのですが、操作性が難。
ぶっちゃけた言い方をすると、なんちゃってシューティングゲームをやらされているようで、私は推理はわかっているのに、上手く操作できなくてミス連発を繰り返しました。一番優しい難易度にしておいて良かったと心底思いました。
学級裁判の臨場感や、緊迫感は中々楽しく、相手の矛盾をロンパするのはいいのですが、その後確認作業的なものをやらされたり、パズル的なものをやらされたりするのは少しテンポが悪いかな、とは思います。

多分、このゲームの肝は推理とか人間関係を「主人公が」構築するのではなく、唯一の良心である主人公が十数名の仲間の奇行に振り回される様を楽しむってことなんだと思います。
主人公は基本的にその構築されていく人間関係や、崩壊していく様を見て決意を固める側にいるので、やっていて不愉快ではありません。
しかも最初は振り回していたメンバーたちは、最終的に生き残って、その主人公の姿を見て、あるものを得るわけですしね。

絵柄も非常に個性的で、「何でこうなった」という野郎キャラクター(女の子は滅多やたらに可愛い)が盛りだくさんです。というか、あの絵柄濃すぎるよね…。そのおかげで、漫画テイストな演出や、残虐シーンが多少弱まるっていうのもありますが。
誰しもが悪い人では絶対にないのに、追い詰められたり、ちょっとしたことで崩壊していく様が悲しくもあり、恐ろしくもあり。
ちなみにキャラクターではダントツで、さくらちゃん好きです。というか、このキャラが嫌いな人はまずいない。あまりに清廉潔白すぎる。

ちなみに、声優さん超豪華です。
チョイ役とか色物みたいなので、勝平さんが出ていたときは、P4の再来かと思いました。たまにすんげえいい声で台詞言われると悶絶。
櫻井さんや、中井さんや、石田さんや、松風さんやらもう、声優さんだけ抜き出すと目玉飛び出そうです。ちなみにフルボイスではないですが、一番白熱する学級裁判パートでは全部ボイスがつくので、全部楽しめると思います。声優さん買いは結構アリです。

物語が賛否両論というか…SF? と思えないこともないので、現実的に「何故閉じ込められているのか」とか、この「誰か殺せば出られる」というルールは何故なのかという現実的に推理で挑戦したい方にはお勧めできませんが、ひたすら後味悪い、胸糞悪い世界を味わいたい方にはお勧めです。「処刑」シーンで、バイクで高速回転させて死亡描写せずに、その人印のバターが転がり出てくるとか、悪趣味の極みですよ。私個人的にこういうものは、あまり金払って見たくもないですが…。
難易度そのものは高くありませんから、慣れれは短時間でクリアできると思います。 基本的に悪趣味なイベントしかないですが、そのイベントの演出の仕方は一軒の価値アリです。
ただまあ、個人的には一回でいいかなーとは思いました。

最後に、巷でうわさののぶ代声ですが、個人的にはイライラ程度で流せました。ただ、グロ注意報は出っ放しなので、それに突然出てくるのぶ代は世界観にマッチしていてかなり気持ち悪いです。
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