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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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『忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段』映画感想

ちょうど土曜日に見に行きました。地震後ずっと映画館が点検目的で閉館していて、やっと作品を選んでの上映になったようですが、やはり嬉しいですねこういうの。
私は当然のごとく一人で見に行った(苦笑)んですが、いざ映画館に着いてみればあたりはちびっ子だらけ。
そんなに乱太郎人気あるのか、と思ったらどうやらプリキュアの映画もやっていたようで、そのおまけのベルトらしきものを抱えた子供たちが大勢いました。そして、映画を見る前に「ああ、こうやって子供たちが見たい映画を見て、笑えなければ駄目だよなあ」と思わず涙ぐみそうになったのは秘密だ(年取って涙腺は崩壊しました)。

さて、映画の内容ですが、園田村ベースの話に若干それぞれの見せ場を作った丁寧な仕上がりで、ぶっちゃけ大変面白かったです。
まず、映画のポイントである絵はまあ元がああいう絵なので、さして凄さはありませんが、その変わりよく動きます。大変見ごたえありです。忍たま映画は第一作目も大変動きのいい眼福映画でしたが、今回もそれに外れなし!
ちびっ子たちはちびっ子らしくよく動くし、ある程度年齢いった先生たちとか六年生たちは頭身高めでこれまたよく動きます。

アニメや原作にもある笑えませんが的なギャグも健在ですが、映画になって動きの演出がよくなったせいか、このギャグの部分も中々及第点。少なくともちびっ子は声を出して笑ってましたし、大人もくすりとできるレベルです。

ベースが園田村なんですが、正直私細部あんまり覚えてないんですけど、目立ち具合でいうと主人公乱太郎が、伊作の変わりに保健委員長に任命されて頑張ってる、という感じ。きり丸、しんべえは他のは組たちと同じようなレベルでした。
他学年は、二、三は正直空気(まあ原作でもそうだしね)で、四年生はまあまあ。タカ丸は髪結い仕事があるので目立ってました。
五年生はかなり差があって、豆腐、タケメン、かんちゃんはほぼ出番なし。双子はそれなりに出番がありました。というか、三郎が頑張ってた。
六年はもう、園田村の話が結構現実的な戦闘シーンが多いので、かなり出番多し。とはいっても、原作仕様ですから、ひいきされてるっていう感じではないです。ただ、保健委員の話がメインなので、伊作は乱太郎の次に出番がある準主役みたいなものでした。雑渡さんとの戦闘シーンあり、首筋にクナイ突きつけられるシーンあり、年長者として乱太郎を諭すシーンあり。
次に出番が多かったのは、仙蔵ですね。単身敵地に飛び込んだり、知識を披露したりと、さすが六年生の優等生、という感じでしっかり忍者してました。そして、作画のサラストの気合の入れっぷりといったらなかった。あれは絶対に作画が意識してやってると思う。
いけどん小平太は手首折ったりしてましたが、基本的にはにぎやかし。そして、個性の割には文次郎もにぎやかしです(苦笑)。
アニメでは大変おかしな扱いになっている長次は、原作だと無口なだけで結構しゃべるんですが、今回もちゃんと先輩してました。まあ、相方が小平太じゃなくて、仙蔵だったっていうせいもあるんでしょうが…。
あ、ちなみに食満も完全ににぎやかしです(苦笑)。
こうして振り返ってみると、「あれ? 六年出番なかったっけ?」と錯覚してしまうんですが、これも今回はは組を取り巻く先輩や、先生たちの話なので、その少ない出番の中で、雑渡さんとこの忍者と戦闘シーンがあったりする六年生たちは、インパクトが強かったんだろうな、と思います。

雑渡さんを含めた大人組は、今回、大活躍でした。
雑渡さんは勿論、伊作関係で準主役みたいなものですし、プロ忍というだけでなにかこう全てがずるい、というか…(主に魅力の部分で…笑)。
先生たちも引率で、土井先生、山田先生両名のほかに、選抜上級生を引き入るのが野村先生であったり、厚着先生であったりするので、先生スキーな私から見ると、そういう意味でも大満足な映画でした。

基本は、宿題が間違えられて配られ、敵の城に行ったまま帰ってこない喜三太を助けに、は組が向かうっていう流れなので、は組はそれぞれちゃんと見せ場があります。やっぱりそれでこその乱太郎ですしね。
そして、見せ場で流れる「100%勇気」! いやー、テーマソングが上手いこと見せ場でかかる映画は面白いですね。

実際、一時間半(かもっと短いか)くらいなのですが、あっという間の時間でした。
演出の面でもレベルが高くて「うーん、NHKが本気出した」と大変満足です。
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