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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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看護師「今日、朝の四時出発で小田原から出社してきたから眠くてさあ」
私「なんでまた小田原から!?」
看護師「実家が小田原なのよ」
私「あ、帰省されてたんですか」
看護師「ううん、旦那と喧嘩して頭来て家出たの」
私「ああ~」
看護師「男としては当たり前のことかもしれないけど、されたら腹立つじゃん!」
「浮気ですか」
看護師「違う、エロ画像見てたの」
私「ああ~」(び、微妙だ)
看護師「それがさあ、こう一枚の裸の姉ちゃんが分割されてて、金払うとその画像がめくれていく、みたいな仕組みなんだけど」
私「ああ~」(有料のエロサイトなんか見ちゃってるのか。今タダだっていくらでもエロ動画なんてあるだろうに)
看護師「私が気づいた時点で、あと顔だけって状態になってて、しかもだよ! 金額三万越えしてたんだよ!」
「三万!?」
看護師「私もう絶対許さない! でも子供連れて小田原は辛いし、ああ~誰か泊めてくれないかなあ」

実家に戻る前の住まいなら、二間あったんで泊まってもらっても良かったんですが、今は実家なので苦笑いするしかありませんでした。
私が職場の同僚から聞いた夫婦喧嘩で一番ツボだったのは、奥さんが喧嘩の果てに、振り下ろしたおたまが、旦那のスネに突き刺さったという話でした。凄すぎる。




『キャデラックレコード』
最近、『パイレーツロック』といい、音楽に詳しくなくとも楽しめる音楽映画に非常に当たりが多かったので、借りてみました。
結論から言うと、これは音楽映画じゃないですね。
阿呆な連中が、自分で身を持ち崩していく映画でした。それなのに脚本がイマイチで、変な恋愛模様とか出てきちゃったのでおかしくなっちゃった感じです。
音楽に詳しくない私は、トップチャートに上り詰めていても知らない音楽の方が多いわけです。
この映画に使われている曲は、舞台上での演出などがない、黒人音楽なのでそれを聞く分には劇的な演出がないわけです。
故に、それを奏でる人物の個性を掘り下げる必要があるのはわかるんですが、それにしても、出てくる人物全員破滅的すぎます。
稼いだ金は一切身につかないし、高い高級車にスーツを無法に乗り回し、片手に酒瓶、片手にドラッグ。
無理して家を買い、一度無理して上げた水準を下げることが出来ず、ローンの返済に追われて、子供の教育費も友人の葬式代も出せない。
これが、自分の努力でどうにもできない理由でどんどん追い詰められていくのなら、こちらもそこからのハングリー精神に敬意を表する(その結果生み出される音楽は素晴らしい)んですが、ただ自分がバカなだけなんだもん。
そりゃ、車の横側全部ない(本当にない)キャデラックで走っていれば、おまわりさんも見咎めるっちゅーねん。その結果、ボッコボコになって音楽を生み出せなくなっても、それは自業自得というか。
そんな、互いに墜ちていくばかりの連中に、オーナーの白人男性と、黒人と白人の間に生まれた女性とのラブロマンスまで挟んじゃって、こっちはもう、安っぽい昼ドラ見ている気分でした。
様々な環境から生み出された音楽は素晴らしい。この音楽をもっと聴いていたい。この音楽を生み出した人物をもっと見ていたい。
これが、音楽映画の醍醐味だと思うんですが(例えその過程が辛いものだとしても)、この作品にはそれがありませんでした。


『グッド・バッド・ウィアード』
何処を切り取ってもエロい男たちの競演。
なんああなんなななななななな!(錯乱)
「バッド」ポジションの、イ・ビョンホンの凄い腹筋。この人、あんな悪な演技できるんですね。私韓国の俳優さんとか、韓流ドラマとか本当に一切知らない(ひとつも見たことがない)んで、イメージとして柔らかな二枚目っていうものしか持っていなかったんですが、ブラックジャックみたいな髪形をして、平気で人を撃ち殺し、ナイフで指を切り落とそうとする、真っ黒なスーツに白シャツを着た都会派マフィアにゾッコンでした。なんだよあのウェスト! 細すぎんだろ!
冷静に考えると、あれだけ筋肉ついてて(割れに割れまくった腹筋)細いわけがないんですが、出るとこは出て、ひっこむべきところはひっこんでいる、均整の取れた体つきだと、細く見えるんですよね。超不思議。

これは、「グッド」ポジションの、チョン・ウソンもそうで、完全にカウボーイスタイルを身にまとい、ロングコートをひっさげ、編み上げブーツの紐もきつく、ショットガンを構えるイケメンガンマンの体つきの細さといったら! この細い体で宙を飛びながらガンアクションですよ! 足の長さに思わず悲鳴。いわゆる二枚目ポジションの二人が、きちんとロングコートを着ているところに、わかってるこだわりを見ました。

そして、その二人と対極をなす「ウィアード」のソン・ガンホもまた素晴らしい! デブチビオヤジで薄汚いヒゲを生やし、小さな二挺拳銃でこっけいに立ち居振舞うさまは、さすが吹き替え堀内賢勇と思わずにはいられません。人情家で争いごとに渋々巻き込まれる立場なのですが、それでも彼も真っ当ではないので、降りかかる火の粉は実力で払える力があるのがたまりません。
だからこそ誰もが、「ユン・テグ(ソン・ガンホ)には関わるな。彼が最強だ」と口を揃えて言うのです。

物語が始まると同時に、大陸を横断する蒸気機関車に、疾走する馬。荒野の荒くれ者どものが銃をぶっ放し、派手なアクションに血なまぐさい拷問に、どこか抜けた親分子分。
見せ場を詰め込むだけ詰め込んだ、実に痛快な娯楽作品でした。
二枚目成分の補充はこの一策だけで十分だ、と思えるほどに、イ・ビョンホンが男前で参ります。様式美のかたまりみたいな映画だった。
最後に、堀内賢勇吹き替えには意味があったことがわかるので、それだけでも満足でした。さすがケンユウさんだぜ!
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