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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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37度とか、38度とかいう文字を見ると、「もう前橋にはキングの称号を与えてもいいんじゃないかな」といつも思います。


『真・紋章の謎』公式サイト

結局一週目クリアして、現在男主人公で二週目です。ちょうどカダインで、私が許せない髪形の男を仲間にしたあたり。
約15時間ほど(放置含む)でクリアできましたが、実質ノーマルなら10時間切れるくらいの勢いじゃないでしょうか。
一週目では何故か一つ外伝が出なくて、カタリナのオチが見られませんでした。どうも今回、外伝の出現条件がよくわかっていないらしく、ターン数だか、レベルだか、アイテム奪取も謎なので、また出なかったらどうしようもないんですが。
ゲームとしては、やはり非常に面白いです。SFC時代で仲間に出来なかったキャラクターが、仲間になったり、DS版の登場人物がちゃんといたり。
詰め将棋のように、こつこつ自分のペースで進めるゲーム、根気と時間さえあれば「誰でもクリアできる」ゲームって言うのは、とても好感触です。

システム面も問題なし。今回、常々イライラしていた、敵側の待ち時間を一切ぶっ飛ばせる仕様になっているので、非常に時間の短縮になっております。こういうボタン配置じゃない、地味なシステム改変はとても嬉しい。
グラフィックに関しては、それこそ「ゴーストトリック」とかの、くねくね動く見事さを見てしまうと、絵的には正直微妙かな、とは思います。よく動くわけでもないし、絵そのものが魅力的というわけではないし。何をやってもマイキャラは可愛く造形できないし、既存のキャラクターのルックスも正直微妙だし。でもまあ、焼き直しされたFEシリーズはひたすら顔がいけてないので、許容範囲だと思いましょう。逆に、DSから出てきたキャラクターたちはそんなにおかしい顔してないのになあ。

新規システムである、マイユニットに関しては、いてもいなくても変わらないのはどこかの軍師システムと一緒というところでしょうか。
一つ前の記事では、マルス以外の人物の個性が描かれて楽しいと書きましたが、よく考えりゃ別にそんなの既存のユニット同士でも描けるわけであって。そこにマイユニットが関わってくる必要性もないし。
途中までは、マルスが主人公と言う印象が薄くなるので嫌だなあ、と思っていたのですが、最終的にはあまりにマイユニットが関わってこないので、逆に一つのコマとして何の感慨も抱かずにすみました。そういう点では、物語にしゃしゃり出てきてイラっとする、ということはなかったです。まあ、いてもいなくても同じようにお気に入りのキャラクターになれればラッキー。
そうでなければ、いつもどおり顔が気に入ったキャラクターを好き勝手に育てて楽しめばいいというスタンスで問題ないのではないかと。
二週目に関しては、がんがん兵種交換して、普段使わない奴もバンバンつかってます。シーザとか、サムトーとか、フレイも使ってるよ! うちの回復役カチュアだからね! 魔道士なんてルークだから!(脅威の転職率)
これも、一週目にして難易度を把握したからこそ(結果的に誰を使っていても間違いなくクリアできる)の荒業たらそうなんですが。最高難易度でクリアしたいのであれば、ユニットも厳選しなくちゃいけないだろうし。


さて、以前から難易度が選べるようになったり、全体的な難易度が下がっている、DS版FEです。
難易度が「選択できる」というのは、別に悪いことでもなんでもないし、万人のためにはありがたい仕様なのですが、ちょっとのりきれない部分もあります。
なんていうか、ゲームを作ってその世界を構築して、こちらがゲームにはまるのって、あくまで、作った側の世界観に飛び込む楽しさがあったように思うのです。
キャラクターしかり、音楽しかり、物語しかり。
そしてその「世界」の中に、確実に「難易度」というものは含まれていて、だからこそ、固定された難易度をクリアするっていうのは、自分が相手を打破した充実感が強く感じられたのですが、今回のように「自分で」難易度が設定できてしまうと、その充実感というか、「打破」した感が薄くなってしまうような気がしたのでした。
これは、例え自分で最高難易度を選べば、ゲームとしての充実感が選べるのではないか、という歯ごたえの部分ではなく、あくまで、こちら側から絶対に干渉できない、作り手側の「完璧な難易度」を初めに設定するのも、「プロ」の仕事の一つなんじゃないかな、と思ったのです。
確固たる自信を持って、据えられた「難易度」この難易度も、ゲームにとって必要なものであり、これを甘くしたり、辛くしたりする「必要はない」。
唯一無二の難易度、ゲームとして「楽しめる」難易度を、胸を張って設定しました、という姿勢も、逆にゲームとして必要なんじゃないかなあというか。
これは、私が歴代のFEシリーズ(Wii除く)を曲がりなりにもクリアしてきているから、そう考えるのであって、逆に「こんなゲーム難しくてクリアできないよ。クソゲーだ」という「遊ぶところまでたどり着けない」側にとっては、意味を成さないことなのかもしれませんが、FEは、基本的に絶対クリアできるゲームなのです。
その中で、「誰も殺さない」とか、「お気に入りの奴しか育てない」とか、「宝箱は絶対に取る」とか、「杖は絶対に使わない」とか、それこそ、自分の中で固定された難易度プラスアルファの部分で、敷居を高く出来るゲームです。
そんな、クリアして楽しむだけなら「誰でも可能」という難易度を、あらかじめゲームとして完遂できるのも、作り手側の力量がはかれるんじゃないかなあと思ったのでした。
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