忍者ブログ
日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
[670] [669] [668] [667] [666] [665] [664] [663] [662] [661] [660]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




『ときめきメモリアルGirl's Side 3rd Story』公式サイト

ときめきメモリアルGirl's Side 3rd Story五回目感想。

今更ですが、ある意味ネタバレ満載です。自己責任において閲覧ください。









最近テレビCFでよく見る、ホワイトナイトがPS3でどうのっていうゲームソフトの、
「それは、やがて名作になる物語」
っていうキャッチコピーを考えた奴に、階段でカニバサミをかけてやりたいと思います。
いやあ、久々に聞いたこんな酷いコピー。
名作になるかどうかはまだわかんないしお前が判断してえばるところじゃねえというか初めから名作目指してないソフトに価値なんかないしそれをわざわざ吹聴している時点で痛い。
ちなみに他のゲームソフトコピーで笑ったのは、
「男たちは己の悲運より、友のために涙を流した」
でした。
意味不明な上に、とっても笑えますね! この何処にカッコイイ要素があるのかと! ゲーム内容関係ないところで、私はコンビニでこのコピーを見たときに、声を出してツッコミを入れた記憶があります。


さて、現実的に『ときめもGS3』の記事を書くのは最後になると思います。ゲームそのものはまだ遊ぶ気満々ですが。

結果から見ると、キャラ萌えはないが、ゲームとしての面白さは満点といったところでしょうか。
これ、他のジャンルなら手放しで喜べる良作なんですが、惜しむらくは乙女ゲーというジャンルは、システム、内容全部がクソ(おい)でも、キャラ萌えさえできればそれでいいという稀有なジャンルなので、手放しに自分の中で高評価できないのが辛いところです。
逆に、乙女ゲーム未経験者の方とか、誰か一人でも徹底的に萌えられれば、これ以上はないデキのいいソフトだと思うので、万人にお勧めです。

さて、能書きはいいとして、最終的に桜井弟落としました。ED全部見ました。スチルも夏服、冬服の差分のみなので、こいつはもう満足です。(結局やりこんでる…)これで後は、攻略本買ってから、三回目デートでの特別会話を網羅するだけだな!(これ、毎回凄く楽しみです。普段ならダメ評価な答えでも、ときめいてやがると相手の対応が違うって、俺もここまで来たか…! 感があふれるので)

色々EDを見てみた結果、一途EDも、三角関係後のEDも、正直EDそのものは変わらないので、途中経過を楽しめればそれでいいんじゃないかと思います。
特に、三角関係になってからモメるイベントを見て、その後すぐに普通に頬を染めて登下校したりデートに誘われたりするのは、やっぱり違和感ありますよ。
まあ、デートそのものをしてみれば、相手のことを気遣ったりする台詞も出てくるんですが、やっぱりこのシステムだと、バンビがとんでもなく悪女なので、やっていて微妙ないたたまれなさはありますね。鈍いという次元を超えて、ちょっとどうなのというか。
それを押しても「二人の男が一人の女を争う」っていうのは、確かにシチュエーションとして楽しいっちゃあ、楽しいんですが、その後、デートでの相手を気遣う選択肢でも、
「二人でも楽しいよ?」
とか、そりゃ選びますけど心情的には乗り切れないものがありますわな。だからといって、そのまま三角関係続けてたって、別に面白いED迎えませんしねえ。だったら初めから、諍い起こさない三角関係EDのほうが楽しいし。スチル出るし。
イベントとしては楽しいんですが、結局、どちらかが身を引くしかないわけで、そうなると、必然的にどっちかと仲良くするしかないわけでそうなると、微妙な罪悪感というか。これも結局、どんなことがあろうとバンビから絶対的にアクションが出来ないっていう、かねてからいっていたこのゲームの弊害でもありますね。どんだけデートしても、結局は男のリアクション待つしかないっていうか。告白しかり、イベントしかり。

まあ、その辺無視して、普通に争いにならない三角関係そのものは、兄弟のやりとりとかが見られて面白いです。桜井兄弟はやっぱりうちに抱えているものが他のカップル(…なんて言やいいんだ)より根深いので、三人デートとかそれぞれ個性が出て面白かったです。

ただ、大接近イベントは飽きました。
正直面倒です。ピンポイントで一人を狙うときも、三人で大接近するときも、面倒でやってられませんでした。これ見なくてもEDは迎えられるので、一通り大接近のパターン(5つかな?)を見てしまったら、後は用済みというか。うーん、これも、さっきの三角関係と同じで、バンビの行動が傍から見るとおかしすぎるために、ノリきれないというか。
まあ一番の理由は、手っ取り早く萌えられないってことでしょうね。何回画面タッチすりゃいいんだよ。台詞飛ばせないしさあ、という、時間経過が普通に面倒でした。あんな何段階も踏まなくていいよ。三回くらいタッチ成功したらオチ見せてくれりゃいいよ。


後は、致し方ないのかもしれませんが、どれだけデートしても必須パラメーターが低いとときめかないっていう仕様は、やっていてちょっとなんだかなあ、と思いました。
最終的に必要なのは別にいいんですけど、それこそ一年の頃とか必死になってデートするのバカみたいになるんですよね。そんなことしてる暇があるなら、日曜使ってパラメーター上げりゃそれでいいという。
粘り越しで数撃って当てるのが、ときめものような、ちくちくゲームの醍醐味だと思うんですが…。一年目は勉学に励んでいればそれでいい、っていうの、ちょっと味気ないと思うんですよね。


親友EDですが、初め中々見方がよくわからなかったんですけど、これ二人のキャラクターを押しなべて好感度上げるよりは、誰かドカンと好きな状態にして、その後当て馬(何て凄い表現。笑)と徹底的にデートすればいいんですね。そしたら勝手になりました。
桜井弟と、新名で見たんですが、いやあこれは中々面白かったです。今回のテーマは男が思い悩むところなんでしょうかね。桜井弟が、自分の気持ちを自覚してから、悶々とする様はたまりませんでした。
ただこれも、過程は面白いけど、EDそのものは大したことがないというか、ED迎える前に、このルートを成し遂げた達成感が味わえちゃうので、まあ途中だけ楽しめば他は別に、という感じでした。桜井弟に関してだけ言えばですが。
ただこれ、三角関係になれる相手だと、また親友の会話が変わってくるらしいので、それは…結構見たいかもしれない…。

こういう、システム的な要素とか、細かな会話とかは、凄く「面白い」んですが、それが「個々の萌え」には今回繋がらなかったのが、私的には残念でした。
これ、以前から何度も書いているんですが、多分に自分の問題(乙女ゲームに対する情熱不足)だと思うので、他の方には誰しも魅力的なソフトだと思いますよ。桜井弟をそれなりに極めた今となっては、新名以外はまた挑戦しようという気になりましたし。(あいつはどうやってもダメだ…)


ゲームとして、続編として、ときめもというブランドの縛りがある中で、ここまで完成度の高いソフトを作ってくれたメーカーは、最高の仕事をしたと思います。スチルの美麗さ、基本的なシステムは文句なしです。EDで飛ばせない仕様は、トイレにでも行って時間が過ぎるのを待ちましょう。
(2010年7月8日追記・拍手にて情報いただきました。歌が流れる場所のみLボタンでスキップ可能でした。個人的にはその前の告白から、回想まで全部飛ばして欲しいくらいなんですが…。情報ありがとうございました!)

個人的には、音楽と画像に重きを置く、PSPでも見たいところなんですが(タッチペン仕様におけるシステム上の演出に正直あまり興味がない)、それは蛇足というものでしょう。

最終的に一番面白かったイベントは、桜井兄弟との三人デートで、ボーリングに行って、主人公が兄貴に、ハートマークつきの台詞で応援したときの、
「頑張って(はぁと)」
「おう!? …ぐべえっ!」(失敗)
でした。
笑い要素も外さないソフトは、個人的に最高評価に位置づけられます。
キャラクターの順位としては、つけるほど萌えられなかったので省きます。
よし、今度は桜井兄に萌えるぞ! 一途ED見るぞ! 設楽のために吹奏楽部入るぞ! 手芸部に入って、ウェディングドレスイベントは全員見るぞ!(とてもわかりやすい私の好み)
PR
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ツイッター
ブログ内検索
メモ

公式サイト11月10日発売予定








ファンタスティックMr.FOX
アリス・クリードの失踪
4デイズ


美術系
・氷見晃堂(石川県立美術館)
・佐々木象堂(佐渡歴史伝説館)
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 雑記 All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]